更新日:2023/10/12

産後は生理不順になる?原因と対処方法、病院受診の目安を解説

出産後そろそろ生理が始まるかな?と思っていても、なかなか始まらないという方もいるでしょう。まわりの人と比べると生理再開が遅い、生理不順の場合、大丈夫かな?次の妊娠に影響がある?と気になることもあるでしょう。

この記事では、産後の生理不順になる原因と改善方法、受診の目安について解説します。


産後は生理不順になりやすい

出産後は生理不順になりやすく、生理が再開するまでに、かなり個人差があります。産後1-2ヶ月で再開する場合もあれば、1年以上経過してから再開することもあるでしょう。

産 後に生理不順になる原因

産後に生理不順になる原因は何が考えられるのでしょうか。

考えられる原因として2つあります。

ホルモンの影響により排卵が起こらない

まず1つ目はホルモンの影響によるものです。出産後はプロラクチンというホルモンが分泌されます。プロラクチンは母乳の分泌に関わるホルモンで、授乳をする上でとても大切なホルモンです。

プロラクチンには排卵を抑える働きがあるため、プロラクチンが分泌されている間は無排卵になります。排卵が起こらないと生理がきません。

プロラクチンは授乳中、赤ちゃんがおっぱいを吸う刺激(吸啜刺激)によって分泌が増えるため、授乳回数が多ければ多いほど、排卵が起こらず生理は再開しないでしょう。


ストレスによりホルモンバランスが変化している

2つ目はホルモンバランスの変化によるものです。プロラクチンの分泌以外にも排卵には多くのホルモン分泌が関わっています。育児で疲れていたり、睡眠不足になっていたりと、ストレスがたまると、ホルモンバランスが変化し、生理不順になることがあります。

女性の体は繊細なので、ストレスが強くなると、脳が危険な状態と判断し、女性ホルモンの分泌を抑え、生理がこなくなってしまうのです。

産後の生理はどう変化する?

では、産後の生理はどのように変化するのでしょうか。

しばらくは生理不順になる

出産後しばらくは生理不順になります。妊娠中はホルモンの変化により、生理が起こりません。また、産後はホルモンの分泌が抑えられるため、生理がなかなか起こらない場合もあります。

そのため、しばらくは生理不順になる方がほとんどです。

生理が再開しても、数ヶ月こなかったりと、周期が安定しないこともあるでしょう。

出血量が安定しない

出血量も変化し、安定しないことが多いでしょう。出血量が多めの月があれば、少ない月もあるなど、変化が大きく、安定しないこともあります。

出血量が生理2日目を超えるなど、大量の出血が続く場合や、おりものシートで足りるほどの少量の出血量の場合は、産婦人科に相談しましょう。

生理の期間がバラバラになる

産後の生理期間も変化します。妊娠前までは、生理周期が安定していた人でも、産後生理が再開してすぐは生理周期が乱れ、バラバラになります。

また、再開しても数ヶ月生理がこないといったこともあるでしょう。

産後の生理不順を改善する方法

産後の生理不順は、体の生理的な変化のため、仕方がないこともありますが、次の妊娠を考えている場合など、できるだけ生理不順を改善したいと考えている方もいるでしょう。

ここからは、産後の生理不順を改善する方法をご紹介します。

ストレス解消

まず大切なことは、ストレス解消です。産後は慣れない育児や環境の変化、睡眠不足などでストレスがたまりやすくなります。そうなると、ホルモンの変化で生理が乱れてしまうことがあります。そのため、できるだけストレス解消ができるようにしましょう。

ストレス解消法は人によって合う方法があるので、ゆっくりお風呂に入る、1人でカフェに行く、ゆっくり音楽を聞く、昼寝をしてゆっくり体を休めるなど、どのような方法でもいいでしょう。自分にあったストレス解消法を見つけ、なるべくストレスをためないようにしてくださいね。

また、生理不順について考えすぎたり、気にしすぎたりするほど、ストレスとなり生理不順につながります。なかなか生理が安定しないと不安になる気持ちもあるかもしれませんが、できるだけ気にしすぎないように過ごしましょう。

栄養バランスのとれた食事

栄養バランスのとれた食事をとることも大切です。特に授乳期には、母乳で栄養がとられるため、通常の成人女性の摂取カロリーよりも多く食事をとる必要があります。

厚生労働省では、妊産婦のための食事バランスガイドを提案しており、主食・副菜・主菜のバランスのとれた食事を推奨しています。

エストロゲンには、カルシウムを蓄えておく働きがあるため、分泌量が減ると骨が溶けてカルシウムを母乳に送るようになります。そのため、産後の授乳期には骨粗しょう症のリスクが高くなるのです。

特に授乳中はカルシウムや鉄などを失いやすいため、カルシウムや鉄分を多く含む食材を積極的にとりましょう。

女性ホルモンである「エストロゲン」は出産後、急激に分泌量が少なくなります。大豆製品に含まれる大豆イソフラボンが「エクオール」を作り出し、エストロゲンの代わりに働いてくれます。

そのため、骨粗しょう症の予防のためにも、授乳中は大豆製品を積極的にとりましょう。




産後の生理不順がある場合の受診目安


産後の生理不順がある場合、どの程度まで様子をみていていいものか、悩むこともあるでしょう。ここからは、産後の生理不順がある場合の受診目安について解説します。

産後1年半〜2年経過しても再開しない

出産後すぐはホルモンバランスの変化があるため、生理が再開しなくても問題ありません。特に母乳育児の場合は、プロラクチンの分泌が多い状態が続くため、生理の再開は遅れる傾向にあります。

しかし、産後1年半〜2年経過しても再開しない場合は、生理が再開しない原因が何かあるかもしれません。そのため、産婦人科を受診しましょう。

母乳育児をやめてから3ヶ月以上経過しても再開しない

母乳育児を続けている場合は、プロラクチンの分泌が多い状態が続きます。また、授乳を辞めると時間をかけながらホルモンの分泌は減少していくため、すぐに生理が再開しないこともあります。

母乳育児をやめてから3ヶ月以上経過しても生理が再開しない場合は、一度産婦人科を受診し、医師に相談しましょう。

まとめ

産後の生理不順は多くの方が経験する生理的な変化のため、気にしすぎる必要はありません。ホルモンバランスの変化によるため、できるだけストレスをためないようにしながら、食事バランスに気をつけて過ごしましょう。

産後1年半〜2年以上経過しているのに生理が再開しない、母乳育児をやめて3ヶ月以上経過するのに生理が再開しない場合は、一度産婦人科を受診し医師に相談することをおすすめします。


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