更新日:2025/4/23

混合から完母までのスケジュールは?ミルクの減らし方や完母を目指すためのコツも解説!

母乳の出具合や、赤ちゃんの吸い方の上手さなども関係してくるため、ママと赤ちゃんのペースで焦らず無理なく移行する
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赤ちゃんを育てているママの中には「今は混合だけど、将来的に完母で育てたい」と思っている人もいるのではないでしょうか。

移行を考えると、「どれくらいのタイミングで、どのようにミルクを減らしていけばいいの?」と悩むこともあるかもしれません。

ここでは、混合から完母を目指したいママに役立つ、移行のペースやミルクの減らし方、完母を目指すためのコツについて解説します!

先輩ママの移行タイミングを参考にして、ぜひ今からスケジュールを立ててみてくださいね。

この記事に登場する専門家

【葉酸サプリmamaco監修・産婦人科医】薬膳漢方検定所有 加藤智子先生

産婦人科医専門医、健康スポーツ医、抗加齢専門医、更年期カウンセラー

"産後も栄養補給できていますか?”
栄養補給は産後も重要。しっかり栄養を接種しないと母乳が栄養不足になり赤ちゃんに影響を与える恐れも。食事から十分な栄養を摂るのはなかなか難しいので、サプリメントの併用をおすすめしています。

"産後のママのケアは後回しにしがちですよね”産後は、これまで経験のない身体の使い方が増えます。
しかし、なかなか自分の体調ケアまで手が回らないママも多いよう。mamacoの和漢成分は全身に向けられた効果があり、体調維持が期待できます。

先輩ママたちはいつから混合→完母になった?

「混合から完母に切り替えたいけど、具体的にいつから移行したママが多いの?」という疑問は、一児の母である筆者も、新生児を育てるうえで気になることの一つでした。

厚生労働省が行った調査では、産後1カ月頃までに完母に切り替えたママが半数というデータが出ています。

一方で、産後2〜3カ月で完母になったママも一定数いるように、個人差も見られます。

母乳の出具合や、赤ちゃんの吸い方の上手さなども関係してくるため、ママと赤ちゃんのペースで焦らず無理なく移行していきましょう。

参考:厚生労働省|平成27年度 乳幼児栄養調査結果の概要

完母の割合や、メリット・デメリットについては、こちらの記事もチェックしてみてくださいね。

完母の割合はどれくらい?メリット・デメリットから完母を目指すためにできることまで徹底解説!

母乳だけで育児をする「完全母乳(完母)」の割合が気になるママもいるのではないでしょうか?完母は赤ちゃんにもママにもたくさんのメリットをもたらします。この記事では、完母のメリットやデメリット、完母を目指すためにできることについて解説します。

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混合から完母へ移行するペースとミルクの減らし方

ミルクをやめるタイミングや減らし方は、赤ちゃんの発育に大きく関わるため、慎重に進めたいですよね。

ここでは、完母へ移行するペースやミルクの減らし方について解説します。赤ちゃんとママのペースを軸にしながら、進め方の参考にしてみてください。

ミルクの量を少しずつ減らし、欲しがるだけ母乳を与える

混合から完母に移行するときは、10〜50mlずつを目安に、少しずつミルクを減らしていきましょう。急に多くの量を減らしてしまうと、赤ちゃんの成長に影響が出る可能性があるため慎重に、がコツです。

「赤ちゃんの体重が順調に増えているか」「おしっこがちゃんと出ているか」を確認しながら、問題なければさらに少しずつミルクの量を減らします。

ミルクを減らした分、母乳は欲しがるだけ与えるようにしましょう。

母乳は赤ちゃんに吸ってもらえば吸ってもらうほど分泌アップが目指せるもの。頻回授乳を意識することで、母乳の分泌アップを目指すのにも効果的です。

ミルクの回数を減らす

ミルクの回数(頻度)を減らすときは、急に時間を空けすぎると赤ちゃんに負担がかかってしまいます。

例えば、

9時、12時、15時、18時

9時、13時、17時

のようなイメージで、徐々に減らせると理想的です。

赤ちゃんの様子を確認しながら徐々にミルクの回数を減らして、母乳の回数を増やしていきましょう。

完全母乳を目指し、母乳を軌道に乗せるポイントについては、こちらでも詳しく解説しています。

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混合から完母を目指すためのコツ

混合から完母を目指すには、ペースやスケジュールを把握することも大切ですが、完母に移行するためのコツを知り実践することも重要です。

ここでは、完母を目指すためのコツを6つ解説します。

  • とにかくたくさんおっぱいを吸わせる
  • しっかりと水分を摂る
  • バランスの良い食事を心がける
  • サプリメントに頼る
  • 役立つアイテムに頼る
  • ストレスをためない

とにかくたくさんおっぱいを吸わせる

完母を目指したい人に最も意識してほしいのが、赤ちゃんにたくさんおっぱいを吸ってもらうことです。

赤ちゃんがおっぱいを吸うことで、母乳を作るホルモン「プロラクチン」の分泌が活発になります。つまり、頻回授乳により、母乳の分泌が増えるのです。

ママは赤ちゃんの様子をチェックして、欲しがるだけ与えるように意識しましょう。

しっかりと水分を摂る

母乳不足を防ぐためにも、しっかりと水分を摂りましょう。

母乳は血液から作られており、その約80%以上は水分。そのため、授乳期は1日2Lを目安に水分補給をすることが望ましいといわれています。

ただし、冷たすぎる飲み物は、体を冷やすため逆効果。ハーブティーなど、リラックス効果を高める飲み物を飲むのがおすすめですよ。

母乳と血液の関係については、こちらで詳しく説明しています。

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バランスの良い食事を心がける

十分な量と質の母乳分泌のためには、バランスの良い食事を心がけましょう。

1日3食のバランスの良い食事に加え、授乳中は妊娠前よりも多くの栄養摂取が求められます。

母乳をつくるためのエネルギーを考えると、授乳期はなんと350kcal分もの食事の付加が必要ともいわれます。

普段の食事からだけではなく、間食やサプリメントなどで補いながら、タンパク質や食物繊維、ミネラルなどの栄養素を無理なく取り入れましょう。

参考:リーフレット 妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針(令和3年3月)

母乳にいい食べ物について知りたい人は、こちらもチェックしてみてくださいね。

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サプリメントに頼る

バランスの良い食事を心がけたくても、産後のママは四六時中育児に追われ、食事もおろそかになりがち…。そんな時は、手軽に摂取できるサプリメントに頼ることがおすすめです。

産後のママにおすすめしたいのが、授乳期専用サプリの「mamaco(ママコ)」です。

授乳中に必要な栄養は、なんとこんなに!

mamacoには、母乳の原料となる葉酸340μg/日と鉄8.5〜9mg/日、その他授乳期に必要な20種類以上もの栄養素がオールインワンで含まれています。

産後のプロフェッショナルである産婦人科医監修のもと、母乳栄養に必要なこれらの成分がぎっしり!

  • 母乳に不足しがちなビタミンD
  • 赤ちゃんの目の健康を守るビタミンA
  • 赤ちゃんの骨や歯をつくるカルシウム
  • 赤ちゃんの脳や神経の発達に重要なDHA/EPA

必要な栄養素を毎日の食事だけで摂らないといけないと考えるとストレスですが、サプリで手軽に補充できれば便利ですよね。

さらにmamacoには、薬膳漢方検定を持つ産婦人科医が厳選した和漢成分も配合。

高麗人参やナツメなどの自然素材がママの育児疲れにもアプローチします。摂りたい栄養素を補給しながら、蓄積した疲労のケアに役立ちますよ。

そんなmamacoは、多くのママに選ばれて「ママリ口コミ大賞」も受賞!実際に使用した先輩ママたちからも支持されているサプリだからこそ、信頼して利用できますよね。

mamacoは全国のドラッグストアのほか、赤ちゃん用品の買い出しついでに手に取りやすいアカチャンホンポでも購入が可能。

ただし、実は産後のママには、公式サイトからの購入がとってもおすすめです。

公式サイト限定の毎月お届けコースなら、外出不要で自宅に届き、しかも毎回お得に購入OK!

産後のバタバタで飲み忘れが心配なママは、ぜひこちらから詳細と特別価格をチェックしてみてくださいね。

役立つアイテムに頼る

実は授乳中のママのなかには、混合から完母を目指す段階でトラブルに直面し、挫折してしまうケースも。そうならないためにも、役立つアイテムには積極的に頼ることをおすすめします。

例えば、赤ちゃんがおっぱいを上手く吸ってくれない時に乳頭保護器を使用したり、どうしても授乳が難しい時には搾乳機を活用したり。

頻回授乳で乳首が切れて痛い時にはクリームを活用したりするなど、ママを支える役立つアイテムはたくさん存在します。

「もう無理…」とストレスを感じ挫折してしまう前に、頼れるものには頼りましょう。先輩ママや助産師さんにお助けアイテムを聞いてみるのもおすすめですよ。

よくあるおっぱいトラブルについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

よくあるおっぱいトラブルの種類と対処法は?症状や原因、予防法まで助産師が徹底解説

この記事では、母乳育児でよくあるおっぱいトラブルの種類や対処法、そして母乳育児を長く続けるためのコツについて助産師が解説します。母乳育児をしているお母さんのおっぱいの悩みはさまざま。つらい症状があるお母さんは、ぜひ参考にしてくださいね。

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ストレスをためない

母乳の分泌にはストレスも大敵!

ストレスが加わることで、母乳の生成に関わるホルモン「オキシトシン」の分泌が低下してしまうといわれています。その結果、母乳の出が悪くなってしまうのです。

慣れない育児でストレスを溜めないように…ということは難しいかもしれませんが、ストレスを適度に発散しながら、母乳分泌への影響を減らしましょう。

混合から完母を目指すときの注意点

慣れない育児で、赤ちゃんにおっぱいを吸わせることで精一杯のママもいるかもしれません。

混合から完母を目指すときに、どのようなことに気をつけるべきか注意点をまとめてみました。

授乳のやり方や姿勢を再確認する

授乳のやり方や姿勢が悪いと、母乳分泌量の低下につながったり、おっぱいよりも吸いやすいミルクを好む「乳頭混乱」の原因になってしまったりすることがあります。

赤ちゃんがおっぱいをくわえるときには、乳頭全体をくわえられているかを確認しましょう。

母乳より哺乳瓶の方が吸いやすいと感じてしまわないように、授乳時の抱き方を再確認することもおすすめです。

今の授乳のやり方や姿勢があっているか不安な場合は、母乳外来でチェックしてもらうとよいでしょう。

授乳の正しい姿勢や抱き方については、こちらの記事も参考にしてくださいね。

授乳の姿勢と抱き方を助産師が完全ガイド!上手にあげるコツから乳首の痛みの対処法まで詳しく解説

授乳の姿勢と抱き方は実はバリエーション豊富。授乳がうまくいかなくて悩む産後のママも多いですが、抱き方を少し変えるだけでやりやすさが変わることも多いです。この記事では、おっぱいを上手にあげるコツから授乳時の乳首の痛みの対処法まで、助産師が詳しく解説しています。

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赤ちゃんの体重を定期的に確認する

混合から完母に移行する過程でミルクを減らすことで、赤ちゃんの体重が思ったように増えないことがあります。

赤ちゃんの体重を定期的に確認し、必要に応じてミルクを足すようにしましょう。

<乳児の1日あたりの体重増加目安>

  • 0~3ヶ月…30~25g
  • 3~6ヶ月…15~20g
  • 6~9ヶ月…10~15g

母乳がどれだけ出ているかは目視できないからこそ、ママも母乳不足への不安を抱きがち。順調に体重が増えていれば、ママの不安の解消にも役立ちます。

赤ちゃんの体重を確認するためには、体重計のある施設に測りに行ったり、ベビースケールをレンタルしたりするとよいでしょう。

完母を目指してがんばりすぎない

完母を目指すことにこだわり追われすぎると、かえってストレスになることがあります。母乳育児に意識を向けすぎることが、逆効果になってしまうともったいないですよね。

授乳はママと赤ちゃんのペースで進めるもの。栄養たっぷりに考えられたミルクを足すのは、悪いことではありません。

完母にこだわりすぎず、ママのストレスにならない程度に取り組みましょう。

混合から完母までのスケジュールを知り無理なく完母を目指そう!

混合から完母に移行するときには、この2点を意識しながら進めていきましょう。

  • ミルクの量を少しずつ減らし、欲しがるだけ母乳を与える
  • ミルクの回数を減らす

赤ちゃんの機嫌や状態を確認し、完母を目指すコツや注意点も意識して、ママと赤ちゃんのペースで無理なく完母を目指せるとよいですね。

mamacoは、「ママ」と「こども」両方の健康のことを考えてつくられたオールインワンの産後サプリです。ママと赤ちゃんの健康に寄り添うことで、健やかな成長をサポートします。

愛情たっぷりの母乳育児のサポートに、ぜひmamacoを始めてみてくださいね!

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