更新日:2024/9/3

赤ちゃんにシャンプーはいつから必要?選び方からベビーソープとの違いまで解説

赤ちゃんのシャンプーはいつから使えばいいか迷うアイテム。赤ちゃんにシャンプーを使う時期と、選び方、シャンプーとベビーソープとの違いを解説します。
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赤ちゃんのお世話グッズにはさまざまなものがあり、赤ちゃんの成長に合わせて必要なものはなにか?と迷うことも多いと思います。

赤ちゃんのシャンプーもいつから使えばいいのか迷うアイテムの1つでしょう。

この記事では「赤ちゃんにシャンプーはいつから必要?」というママの疑問を中心に、シャンプーとベビーソープとの違い、シャンプーを使うのがおすすめな赤ちゃんについても解説していきます。

この記事に登場する専門家

看護師ママライター むねゆか

看護師ママライター

産婦人科勤務経験と2児のママ。

2つの実体験を活かして、妊活・妊娠についての情報を発信します!

ベビーシャンプーはいつから使う?

実は、ベビーシャンプーを使う時期に明確な決まりはありません。

髪の量や生まれた季節などに個人差があるため、赤ちゃんによってベビーシャンプーが必要となる時期が違うからです。

「頭皮の匂いが気になってきた」
「ベビーソープで髪の毛がきしんでしまう」

このような悩みが出てきた時が、ベビーシャンプーを取り入れる目安になります。

は、ベビーシャンプーはいつまで使えるのでしょうか?

ベビーシャンプーは赤ちゃんの頭皮と髪に優しい成分で作られているため、洗浄力が弱いのがデメリット。

運動量が増えてくる2~3歳頃になるとよく汗をかくため、ベビーシャンプーでは物足りなさを感じてしまいます。

ベビーシャンプーよりも洗浄力があるものがいいと感じたら、子ども用のシャンプーに切り替えましょう。

知っておきたい赤ちゃんのお肌の特徴

乾燥しやすいと思われがちな赤ちゃんのお肌ですが、実は生後3か月頃までは皮脂の分泌が活発なんです。

これは、胎盤から届けられたママ由来のホルモンが影響しています。

皮脂の分泌が活発なこの時期は、「乳児脂漏性湿疹」を起こすこともあるので注意が必要。

ベビーソープを使ってやさしくしっかりと洗浄することで、赤ちゃんのお肌を守りましょう。

★髪にも使えるお肌にやさしいベビーソープを先に知りたい人はこちらから!

かし、ママ由来のホルモンは徐々に減少してしまい、生後3か月を過ぎると皮脂の分泌量は急激に少なくなります。

元々、赤ちゃんの皮膚は大人の半分ほどの厚さしかなく、水分を保っておく機能がしっかりとしていないため乾燥しやすい特徴があります。

お肌のバリア機能も十分ではないため、外部からの刺激にも注意が必要。

乾燥しやすいデリケートな赤ちゃんのお肌を守るためには、保湿をしっかりすることが大切です!

入浴後に保湿剤を塗布することも大切ですが、ベビーシャンプー・ベビーソープにも保湿成分が含まれているとより赤ちゃんのお肌を守ることができますよ。

乳児湿疹などの赤ちゃんがなりやすい肌トラブルについてもっと知りたいと思ったら、こちらの記事を参考にしてください。

乳児湿疹の原因から治し方、ケア方法まで完全ガイド!赤ちゃんのもちもち肌のためにできること

乳児湿疹は新生児期から乳児期に85%以上の赤ちゃんが経験します。だからこそ、予防とケアには正しいスキンケアを継続することが大切です。乳児湿疹ができたときのケア方法や受診の目安、アトピーやあせもとの違いについて解説します。

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そもそもベビーシャンプーって?

ベビーシャンプーとは、赤ちゃんのために作られた髪専用のシャンプーです。

デリケートな赤ちゃんのために頭皮と髪に優しい成分で作られているものが多く、その分洗浄力は弱めです。

ベビーシャンプーにはコンディショナー成分が入っているものも多くあり、追加でリンスやコンディショナーを使う必要がありません。

成長とともに長くなっていく赤ちゃんの髪がきしまないのはうれしいポイントですね。

は、どのようなポイントをおさえてベビーシャンプーを選べばよいのかを次で解説していきます。

ベビーシャンプーの選び方

ベビーシャンプーを選ぶときに注目したいポイントは「配合されている成分」です。

ベビーシャンプーの成分は主に「洗浄成分」と「保湿成分」に分かれます。

洗浄成分がお肌に優しいもの

洗浄成分はお肌に優しいノニオン系、ベタイン系、アミノ酸系のものを選びましょう。

洗浄成分の種類表示名
ノニオン系コカミドDEA、ラウリン酸ポリグリセリル-10など
ベタイン系アルキルプロピルベタイン系、スルホベタイン系など
アミノ酸系N-アシルタウリン塩、アシル化グルタミン酸塩など

シャンプーには石けん系やオレフィン系のものもありますが、これらは洗浄力が高いのでデリケートなお肌の赤ちゃんには向きません。

保湿成分がたっぷり入ったもの

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洗いあがりの赤ちゃんのお肌を守るために、保湿成分がたっぷりと入ったものを選びましょう。

保湿成分の種類は、「スクワラン」や「ヒアルロン酸」「グリセリン」「コラーゲン」「ラウリン酸」などです。

シャンプーのパッケージに表示されている成分表示は、配合量が多いものから順番に記載されています。
なるべく最初の方に保湿成分が記載されている商品を選ぶのがおすすめです。

不要な成分が入っていないもの

不要な成分が入っていないかチェックするのも大切です。

香料や着色料などは、赤ちゃんの敏感なお肌には必要のない成分。
しかし、成分表示を見ただけで「不要な成分が入っていないか」を判断するのはむずかしいと感じるママもいるでしょう。

そんなときは「無添加」「無香料」「無着色料」などと書かれている商品を選びましょう。

髪専用のもの

infant-eczema.2.JPG
ベビーシャンプーの中には、髪専用ではなく全身に使えるタイプのものもあります。

全身に使えるベビーシャンプーはまだ自分で立つことのできない赤ちゃんを洗うのに便利ですが、髪を洗うための成分だけで作られていないため髪がきしんでしまうことも。

購入する時には髪専用か全身に使えるものかを確認し、赤ちゃんの成長に合ったものを選びましょう。

また、ベビーシャンプーの検討を始める頃には、ベビーバスを卒業してお風呂デビューをする赤ちゃんも多いと思います。

赤ちゃんのお風呂の入れ方や用意しておくと便利なグッズが知りたい方は、こちらの記事を参考にしてくださいね。

赤ちゃんの沐浴はいつまで?ベビーバス卒業後のお風呂の入れ方もチェック!

赤ちゃんの沐浴はいつまでおこなうのか、悩むママも多いはず。沐浴卒業後は小さいベビーバスから大きい浴槽に変わるので、赤ちゃんもママも不安になりますよね。沐浴とお風呂では、使用アイテムや手順が異なります。今のうちに正しい方法を知っておきましょう。今回は、沐浴卒業のタイミングやお風呂デビュー時のポイントを紹介します。

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シャンプーハットって必要?

ドラッグストアや百均などのお風呂コーナーによく置かれているシャンプーハット。

赤ちゃんの目にシャンプーが入らないために必要?と悩むママもいるでしょう。

基本的にはシャンプーハットは必要ありません。

お腹の中の赤ちゃんは羊水の中で過ごしていたので、実は顔に水がかかっても平気なんです。

そして、ベビーシャンプーの多くが赤ちゃんの目に入っても痛みが少ない成分で作られているので「シャンプーハットを使わなくてはいけない」ということはありません。

しかし、赤ちゃんの中には顔に水がかかるのを嫌がる子もいるので、どうしてもシャンプーがむずかしい時には試してみてもいいかもしれませんね。

ベビーシャンプーとベビーソープどっちを使うのが正解?

ベビーシャンプーが気になっているママは、ベビーシャンプーとベビーソープのどちらを使うのが正解か迷うのではないでしょうか?

こからはベビーシャンプーとベビーソープの違い、ベビーシャンプー・ベビーソープがおすすめの赤ちゃんについて解説していきます。

ベビーシャンプーとベビーソープの違い

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ベビーシャンプーは髪のみに、ベビーソープは全身に使えます。
どちらもデリケートな赤ちゃんのお肌に負担の少ない成分で作られていますが、より成分がシンプルなのはベビーソープです。

ベビーシャンプーは髪専用のため、体はベビーソープもしくは赤ちゃんのお肌にも使えるボディソープを使いましょう。

ベビーシャンプーがおすすめの赤ちゃん

「頭皮のにおいが気になる」
「髪が長くなって、ベビーソープだときしむようになった」

こんな悩みが出てきたら、ベビーシャンプーを使うのがおすすめ。

返りやずりばい、ハイハイなど、赤ちゃんは活動量が増えると汗をかきます。

季節が夏であれば、赤ちゃんが寝ているだけでも頭にぐっしょりと汗をかいてしまうこともあるでしょう。

汗をたくさんかいても、髪と頭皮に特化したベビーシャンプーなら汚れとにおいをしっかり落とせますよ。

またベビーシャンプーにはコンディショニング成分も配合されているので、髪が長くなった赤ちゃんも指通りが滑らかな髪に仕上がります。

ベビーソープがおすすめの赤ちゃん

ベビーソープは成分がシンプルなので、赤ちゃんの肌トラブルが起きにくいといわれています。

そのため、敏感肌や肌トラブルが多い赤ちゃんは、頭もベビーソープで洗うのがおすすめ。

ほかにも、髪が長くなくてきしみも気にならないという赤ちゃんや、1本で全身を洗いたいママにもおすすめです。

ベビーソープについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事で解説しています。

記事の中でベビーソープを使う時期についても解説しているので、参考にしてくださいね。

ベビーソープはいつまで使うもの?卒業タイミングは赤ちゃんの成長にあった!【助産師監修】

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乾燥が気になる赤ちゃんには「mitera baby soap」がおすすめ

生後2~3か月頃から急速に始まる赤ちゃんのお肌の乾燥。敏感肌や乾燥、肌トラブルが気になる赤ちゃんには何を使えばいいの?と悩むママも多いですよね。

赤ちゃんのお肌を守るために保湿力の高いベビーソープを使いたい!と思ったら、mitera baby soap(ミテラベビーソープ)がおすすめです。

おすすめの理由は、mitera baby soapにはうるおい成分がたっぷり入っているから。

母乳にも含まれるラクトフェリンや希少ミネラルを含むシリカ水、パームオイル、ヤシオイルなどのうるおい成分が、赤ちゃんのお肌を刺激から守り健やかに育みます。

また、洗浄成分はお肌を構成する成分の1つであるアミノ酸。羊水にも含まれるアミノ酸が、デリケートなお肌を優しく洗い上げます。

mitera baby soapはお肌に優しい成分をたっぷり配合しつつ、よけいなものは使わずに作られているのもうれしいポイント!

石油系成分や合成界面活性剤、合成香料などは使わない「完全無添加」のベビーソープです。

ちゃんのお肌は1歳までに皮脂の分泌が低下して、お肌が乾燥しやすい状態が10歳頃まで続くといわれています。

敏感なお肌を守りながら、優しい成分で洗浄したいと思ったら、ぜひmitera baby soapを取り入れましょう。

赤ちゃんのアトピーや肌トラブルに悩むママも、まずは一度試してみてくださいね。

成長に合わせたベビーシャンプーを選んで、赤ちゃんの健やかな肌と髪を守ろう

ベビーシャンプーを使い始めるタイミングは「頭皮のにおいが気になる」「髪が長くなってきた」など、ベビーソープで物足りなさを感じた時です。

ベビーシャンプーにはさまざまな種類がありますが、赤ちゃんのお肌に優しいものを選ぶことが大切。

「洗浄力は強すぎないか」「保湿成分は配合されているか」「不要なものは入っていないか」をチェックしましょう。

た、ベビーシャンプーは基本的に髪専用。体にはベビーソープを使い続けますよね。

赤ちゃんの皮脂は2~3か月頃から急速に減っていくため、お肌の乾燥が気になったら保湿成分たっぷりのmitera baby soapをぜひどうぞ。敏感肌やアトピーでも使えますよ。

成長に合わせてベビーシャンプー・ベビーソープを選んで、赤ちゃんのお肌と髪を健やかに育みましょう。

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