更新日:2024/8/2
赤ちゃんの沐浴はいつまで?ベビーバス卒業後のお風呂の入れ方もチェック!
ベビーバスでの沐浴はいつまでおこなうものなのか、気になっている方も多いのではないでしょうか?
実は、沐浴卒業には目安となるポイントがあります。お風呂デビューの時期は個人差があるので、赤ちゃんの成長スピードに合わせて判断しましょう。
今回は沐浴卒業の目安と、初めてのお風呂の入れ方について紹介します。
お風呂デビューにおすすめのベビーソープも、あわせてチェックしてみてくださいね。
この記事に登場する専門家
mina
産後に体調を崩した経験から、身体をつくる食事や栄養素について知識を深める。食でのインナーケア・肌のスキンケア・香りのアロマケアで、トータルバランスを整えるケアサポート強みとするライター。
<保有資格>
食生活アドバイザー2級・サプリメント管理士認定講座 終了証取得など
沐浴はいつまで?
沐浴は、生後1ヵ月くらいまでおこなうのが一般的です。タイミングとしては、ベビーバスが窮屈になってきた頃までです。
ただし、家庭の都合や赤ちゃんの成長スピードによっては、生後1ヵ月を過ぎた後も沐浴を続けてOK。切り替えタイミングが不安な場合は、健診時に医師に確認するのも良いでしょう。
基本的には生後1ヵ月を過ぎたら、徐々にお風呂での入浴に切り替えていきましょう。
沐浴を終わらせる目安やタイミング
生後1か月が一つの目安とはなりますが、沐浴を終わらせるタイミングは人それぞれ違います。
ここでは、沐浴を終わらせる目安を紹介します。
1ヵ月健診で医師に確認してみよう
出産後、最初の検診は1ヵ月健診です。1ヵ月健診では、赤ちゃんの成長を確認するために腕や足の関節、性器、へその緒などをチェックします。この時に、医師に沐浴を卒業しても良いかどうか聞いてみましょう。
沐浴を続けたほうが良いと判断される要因として多いのは、次の2つです。
- へその緒がまだ取れていない場合
- 赤ちゃんの免疫力が不安な場合
生後7日前後で、へその緒は自然に取れます。取れた直後は血がにじむ場合もありますが、比較的すぐ乾燥します。
へその緒が取れるタイミングには個人差があるので、1ヵ月健診の時にまだ取れていなかったり、おへそが乾いていなかったりする場合は、沐浴を続けることを指示される場合があります。
また、早産で生まれた赤ちゃんは免疫力が低いことがあるので、この場合も医師の判断を仰ぎましょう。
大人用のお風呂の入浴には雑菌などのリスクが伴います。赤ちゃんひとりだけが入り、毎回洗い流すベビーバスの方が清潔なので、健康面が不安な場合は焦らず沐浴を続けましょう。
また、小柄な赤ちゃんならお風呂よりベビーバスの方が入れやすいという、入れる側のメリットもあります。
特に問題なければママのタイミングでOK
1ヵ月健診で特に問題がなければ、ママのタイミングで卒業を決めましょう。
「まだベビーバスの方が安心して沐浴できる」「まだ小柄だからお風呂が心配」という場合は、引き続きベビーバスで沐浴してもOK。
「兄弟のお風呂に入る時間に一緒に済ませたい」「ベビーバスの準備が大変」という場合は、お風呂での入浴に切り替えると良いですね。
家庭の事情や準備の手間など、それぞれ条件は違います。無理に沐浴を終わらせる必要はないので、ママが一番やりやすい方法を選びましょう。
お風呂デビューするときの3つのポイントと手順
沐浴からお風呂に切り替える時には、準備するものも変わってきます。
大きな変化はママも一緒に入るということ。自分の準備や時間配分などが大きく変わります。
スムーズに入浴するためにも、事前準備はしっかりおこないましょう。
ここでは、お風呂デビューするときの3つのポイントと手順を詳しく紹介します。
ワンオペのお風呂が不安な方は、こちらの記事もチェックしてみてください。
【保存版】ワンオペお風呂の手順や注意点は?赤ちゃんと入浴するコツとおすすめアイテムを紹介
赤ちゃんとのワンオペお風呂に悩んでいる方もいるのではないでしょうか。お風呂は赤ちゃんもママ・パパもリラックスして過ごせる空間にしたいですよね。ここでは、ワンオペお風呂の手順や注意点、おすすめアイテムをご紹介します。効率的な入れ方の手順を覚えて、気持ちの良いお風呂タイムを実現しましょう。
①準備
入浴前と入浴後すぐに使うものは、あらかじめ準備しておきましょう。
<入浴前・入浴中に使用するもの>
- バウンサーもしくは座布団など
- ガーゼ
- ベビーソープ
お風呂で一緒に入浴する場合は、ママが先に入ります。赤ちゃんはバウンサーに乗せたり、座布団の上で寝かせたりしておきましょう。
座れるようになったら、身体を洗っているママの隣で座って待たせます。
<入浴後に使用するもの>
- バスタオル
- 着替え(赤ちゃんとママの分)
- おむつ
- 保湿クリーム
お風呂を出て、すぐ赤ちゃんの身体を拭けるように、バスタオルを敷いておきましょう。ママの着替えは、さっと着れるようなバスローブなどが便利です。
②時間
赤ちゃんと一緒に初めてお風呂に入るときは、入浴する時間帯とお湯につかる時間の2つのポイントをおさえておきましょう。
まず、入浴する時間帯はあまり遅い時間にならないように注意しましょう。
夕方~夕ご飯前がベストです。授乳の前後で、赤ちゃんの機嫌がいい時を選ぶのがおすすめです。
また、お風呂に入る時間帯は毎日同じ時間にしましょう。そうすることで生活リズムが整い、寝る時間も同じくらいになってきます。
月齢が低い頃は特に、赤ちゃんの寝つきに悩むママも多いです。できるだけ入浴の時間帯を同じくらいにして、1日の生活リズムを整えましょう。
また、兄弟や家族がいる場合、赤ちゃんを一番にお風呂に入れるのがおすすめです。免疫力がまだ高くない赤ちゃんは、できるだけ清潔なお風呂に入れたいためです。追い炊き機能は使わず、毎日清潔な状態で入浴させましょう。
さらに、お風呂につかる時間は3分以内が理想です。顔や身体を洗い、浴槽に入れて出るまでは10分以内を目標におこないましょう。
初めの頃はいつもと違う大きなお風呂に不安になる赤ちゃんも多いので、赤ちゃんの体調や機嫌をよく確認しながら入浴してくださいね。
③温度
3つ目のポイントとして、お湯の温度と脱衣所の温度に注意しましょう。
まず、お湯の温度の目安は夏場は38度、冬は40度です。赤ちゃんが入る前に温度をチェックしておきましょう。お湯が熱いと赤ちゃんがのぼせやすくなるので注意が必要です。
すぐに与えられる水分を脱衣所に用意しておくのもいいでしょう。
そして、脱衣所の温度にも注意が必要です。
夏場は冷房が強すぎると、身体が冷えてしまいます。
また、冬場の脱衣所とお風呂場の温度差は身体に大きな負担を与えます。
赤ちゃんを脱衣所で待たせる場合は、あらかじめ冷房やヒーターなどで温度を調整しましょう。
赤ちゃんの動きが活発でヒーターが危険というときには、1枚多く服を着せるなどして対策します。
お風呂の入れ方の手順
ここまで紹介したポイントをクリアしたら、いよいよお風呂デビューです。以下のような手順で、赤ちゃんと一緒にお風呂に入りましょう。
- 赤ちゃんを脱衣所の安全なところで待たせて、ママが先に入り髪や身体を洗います。
- ママが洗い終わったら赤ちゃんを浴室に入れます。
- 赤ちゃんの洗う順番は沐浴の時と同じです。顔→頭→首→おなか→手足→背中→おしりの順です。
- 顔は濡らしたガーゼでやさしく拭き、ベビーソープで身体と髪を一緒に洗います。髪の毛が長い場合は、ベビーシャンプーを使いましょう。
- シャワーで全身をやさしく洗い流します。
- 抱っこしてゆっくりお湯につかります。このとき、ガーゼを身体にかけてあげると赤ちゃんが安心します。
- お風呂から出たら、赤ちゃんをバスタオルでくるみ安全なところに寝かせます。ママはさっと着替えてから、赤ちゃんの身体や頭を拭き、保湿クリームを塗ります。着替えさせたら終了です。
赤ちゃんは初めてのお風呂で泣き出すことも珍しくありません。シャワーに驚く子もいるので、水圧は弱めから始めてください。お風呂での入浴は少しずつ慣れてくるので、焦らずおこないましょう。
お風呂デビューまでに準備しておきたいもの
沐浴と違い、お風呂での入浴では赤ちゃんが1人で待つ時間があります。
ここでは、そんなときに便利な赤ちゃんとママの不安を減らすおすすめアイテムを紹介します。
用意しておくと便利なグッズ
お風呂での入浴に便利なアイテムを入浴前、入浴中に分けて紹介します。
入浴前に使いたいアイテム
脱衣所で使えるグッズには、バウンサーとポンチョ型のバスタオルがあります。
バウンサーは角度の変えられるタイプもあり、赤ちゃんの好きな角度に調整できます。脱衣所でママを待つとき以外にも、ご飯の支度をしている時やひとり遊びにも活用できるので、あると便利です。
ポンチョ型のバスタオルは、頭からかぶせられるバスタオルです。かぶせるだけで身体全体の水分を一気に拭き取れるので、見た目の可愛さだけでなく機能的にも◎!
着たまま動いてもタオルが取れないのも助かりますね。夏のプールでも使えるので、おすすめですよ。
入浴中にあると便利なアイテム
入浴中に使用できるアイテムは、バスチェアとバスマットです。
水気が多く、ママが使うシャンプーやベビーソープなど、滑りやすいアイテムが多いお風呂の中では、赤ちゃんの安全を確保することが大切。
とくにワンオペでの入浴が多いなら、バスチェアかバスマットのどちらかがあると便利です。
バスチェアには、防水タイプのものからバスマットとバスチェアが一緒になっていて、取り外しができるタイプなどいろいろな種類があります。
赤ちゃんの居場所を確保するために、ぜひ取り入れてみてくださいね。
最後に、沐浴で赤ちゃんの身体を洗うときには沐浴剤を使っていた方も多いと思いますが、お風呂デビューと同時に沐浴剤も卒業する場合が多いです。
沐浴剤を卒業したら、ベビーソープでしっかり洗ってあげましょう。
赤ちゃんがお風呂デビューするときのベビーソープの選び方
ベビーソープには、液体や泡のポンプタイプ、固形タイプなどの種類があります。
使いやすさも大切ですが、洗浄力や肌への負担も気になるところ。
ここでは、お風呂デビューにおすすめのベビーソープの選び方を紹介します。
なお、これまで沐浴で使用していた沐浴剤とベビーソープは別物。両者の違いについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
赤ちゃんに沐浴剤は必要?使うメリットやベビーソープとの違いを紹介
赤ちゃんの沐浴で使用する沐浴剤ですが、使わなければいけないのでしょうか?身体を清潔にするならベビーソープでもいいのではと思うママも多いでしょう。実は、沐浴剤とベビーソープには大きな違いがあります。それぞれの役割を理解して、スムーズな沐浴と赤ちゃんの健やかな肌を維持しましょう。沐浴剤を使うメリットやベビーソープとの違いを紹介します。
やさしい洗浄力
肌の一番外側の角層には、外的の刺激から守ってくれるバリア機能という働きが備わっています。
バリア機能がしっかり働くためには、水分と油分のバランスが重要です。強すぎる洗浄力により必要な皮脂が奪われてしまうと、バリア機能が壊れてしまうため、肌内部の水分が逃げ、外から細菌やウイルスなどの侵入を許してしまいます。その結果、乾燥や炎症の原因に。
ベビーソープを選ぶときには、皮脂を落とし過ぎないやさしい洗浄力のものがおすすめです。
液体や泡タイプの洗浄剤は、刺激が強い傾向があります。また高温での製造により、有効成分が壊れるだけでなく、合成洗剤から作られている場合も多いです。
赤ちゃんのデリケートな肌に、強過ぎる洗浄力は必要ありません。初めてのベビーソープには、刺激の弱い固形石鹸がおすすめです。
とくにコールドプロセス製法で作られている石鹸だと、成分が壊れにくく、成分の良いところをそのまま取れるという特徴があります。
ベビーソープは、やさしく洗える固形石鹸を使いましょう。
保湿力も大切
ただ汚れを落とすベビーソープではなく、保湿力があることも大切です。
刺激の弱い洗浄剤を使ったとしても、肌の潤いは失われます。その潤いを補うためには、保湿成分をたっぷりと含むアイテムを選びましょう。
「固形石鹸は洗い上がりがさっぱりし過ぎて苦手…」という方もいると思いますが、保湿成分を多く含む石鹸なら、程よいしっとり感を感じられます。
不要な汚れだけが落ちている感覚をぜひ試してみてください。
ベビーソープの選び方やおすすめ商品については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
本当におすすめのベビーソープはどれ?新生児や乳児湿疹でも使える無添加商品を助産師が紹介
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沐浴卒業後におすすめのベビーソープは「mitera organicsベビーソープ」
初めてベビーソープを使うなら、赤ちゃんのために作られた「mitera organicsベビーソープ」がおすすめです。
汗や皮脂をやさしく落とすだけでなく、しっかり保湿してくれるのでお風呂デビューの赤ちゃんの肌にぴったり。アトピーの治療経験が豊富な皮膚科医が全面監修しているため、肌トラブルが心配…というママにもおすすめできます。
mitera organicsベビーソープの特徴を紹介します。
こだわりのオーガニック成分でやさしく洗い上げる
mitera organicsベビーソープは、天然由来の成分から成る固形石鹸です。
石油由来や鉱物由来など、不安要素のある成分は一切使用していません。
mitera organicsベビーソープに含まれる天然由来の成分はこちらです。
- ヤギミルク
- オリーブオイル
- ヤシオイル
- パームオイル
- ラベンダーオイル
- オレンジオイル
- プチグレンオイル
- トウキンセンカ花エキス
赤ちゃんは大人の約3倍も経皮吸収率が高いといわれています。
皮膚から吸収されるさまざまな成分から、健康被害のおそれが懸念されています。大切な赤ちゃんだからこそ、安心できるベビーソープを選びましょう。
※乳アレルギーの方は、使用前に医師に相談してください。
余計なものは入れない6つの不使用成分
mitera organicsベビーソープは、肌や身体への負担を減らしたやさしいベビーソープです。シンプルな成分にこだわって作られており、6つの無添加をお約束しています。
- 石油系成分
- 合成界面活性剤
- 鉱物油
- 合成香料
- 合成着色料
- 防腐剤
また、公式サイトでは信頼して使っていただくために、全成分を公開しています。
気になる方はこちらをチェックしてみてくださいね。
しっとり潤う保湿力
mitera organicsベビーソープはさっぱりした使用感がありつつも、保湿力のある成分を多く含みます。
- ラクトフェリン
- オリーブオイル
- パームオイル
- シリカ水
注目成分は羊水や母乳に含まれるラクトフェリンです。
皮膚細胞のダメージをケアする働きがあり、さまざまなスキンケアや美容アイテムに使用されている貴重な成分です。
肌の弾力に関わるコラーゲンやヒアルロン酸の産生をサポートする働きもあるので、ママも一緒に使えますよ。
さらに、肌なじみのいいオリーブオイルや、ベースには肌のハリにアプローチするシリカ水を使用しているのも注目ポイント。石鹸で洗った後の肌のつっぱり感を軽減してくれますよ。
mitera organicsベビーソープを使うときは、しっかり泡立ててやさしく洗うのがおすすめです。赤ちゃんのお風呂デビューのお供として、ぜひチェックしてみてくださいね。
沐浴の目安は生後1ヵ月まで!沐浴剤を卒業したらやさしいベビーソープに切り替えよう
沐浴の卒業時期は生後1ヵ月が目安です。しかし、へその緒がまだ取れていなかったり、赤ちゃんの免疫力が不安だったりする場合は、医師に相談して沐浴を続けましょう。
特に問題ない場合は、ママや家族のタイミングで沐浴の卒業タイミングを決めてくださいね。
また、お風呂デビューするときには洗浄力だけでなく、肌にやさしいベビーソープを選ぶのがおすすめです。
皮膚科専門医が監修している、赤ちゃんのことだけを考えた保湿成分たっぷりのベビーソープが「mitera organicsベビーソープ」です。
沐浴を卒業したら、mitera organicsベビーソープで赤ちゃんの滑らかな肌をやさしく守りましょう。
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