更新日:2024/11/8
赤ちゃんに沐浴剤は必要?使うメリットやベビーソープとの違いを紹介
沐浴を初めておこなう時は、分からないことが多く不安になりがち。特に、「沐浴で使用する沐浴剤ってどんなもの?」「ベビーソープとの違いは?」と気になっているママも多いですよね。
沐浴剤とベビーソープはどちらも沐浴に使用するアイテムですが、この2つには大きな違いがあります。
今回は、沐浴剤の使用目的や使うメリット、ベビーソープとの違いを詳しく紹介します。沐浴剤と併用して使えるおすすめのベビーソープも紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね。
この記事に登場する専門家
mina
産後に体調を崩した経験から、身体をつくる食事や栄養素について知識を深める。食でのインナーケア・肌のスキンケア・香りのアロマケアで、トータルバランスを整えるケアサポート強みとするライター。
<保有資格>
食生活アドバイザー2級・サプリメント管理士認定講座 終了証取得など
沐浴剤は使ったほうがいいの?
沐浴剤は、必ず使わなければいけないわけではありません。
沐浴剤の使用目的を知り、あなたと赤ちゃんのために使うべきかどうかを明確にしましょう。
沐浴剤とは
沐浴剤とは、洗い流さずに使える赤ちゃんのお肌をきれいにするアイテムです。イメージとしては「入浴剤+やさしいボディーソープ」。
ベビーバスに適量の沐浴剤を入れ、赤ちゃんの汗や皮脂汚れを落とし、身体を清潔に保ちます。
沐浴剤は、沐浴が初めてのママやパパにおすすめのアイテム。泡立ちのない沐浴剤は、手元が滑る心配もなく、泡立てる手間もありません。
また沐浴は、体力がない新生児のために手早く済ませる必要がありますが、身体を温めながら手軽に汚れを落とせる沐浴剤は、とても便利なアイテムといえるでしょう。
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沐浴剤はいつまで使う?
沐浴剤は、ベビーバスでの沐浴期間にのみ使用する方が多いです。大人と同じお風呂での入浴に切り替わったタイミングで、沐浴剤からベビーソープに切り替えましょう。
なお、残った沐浴剤はお風呂でも使用可能です。その場合は、入浴剤やかけ湯として使いましょう。
沐浴からお風呂に切り替える目安について詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェックしてみてください。
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ベビーソープとの違いは?
沐浴剤には、一つで石鹸や入浴剤、洗浄剤としての役割があります。赤ちゃんの洗浄剤として代表的なベビーソープを含めた、各アイテムの洗浄力・肌へのやさしさ・使いやすさを比べてみましょう。
種類 | 洗浄力 | やさしさ | 使いやすさ |
---|---|---|---|
沐浴剤 | △ | ◎ | ◎ |
ベビーソープ | ◎ | ◎ | ○ |
石鹸 | ◎ | △ | ○ |
入浴剤 | × | △ | ○ |
沐浴剤は肌にやさしく使いやすい反面、洗浄力が劣ります。沐浴剤は洗い落とさなくても肌に影響のない成分でできているため、強い洗浄力は持ち合わせていないからです。
石鹸は天然由来のものも多く、赤ちゃんに使えるものもありますが、大人用として売られている石鹸はアルカリ性のため洗浄力が強く、必要な皮脂まで落としてしまう懸念があります。
沐浴で石鹸を使うときは、デリケートな肌に合わせて赤ちゃん専用に作られたものを選びましょう。
また、ほとんどが弱酸性のベビーソープは、肌負担の少ない成分でできており、沐浴剤より洗浄力も期待できます。
特に新生児期はおむつ交換の頻度が多いので、おしり周りの汚れが気になります。かぶれや炎症を防ぐためにも、お肌にやさしく洗浄力が高いベビーソープがおすすめです。
おしり拭きだけでは落としきれない汚れも、ベビーソープならしっかりときれいにできますよ。
ベビーソープの選び方については、こちらの記事をチェックしてみてください。
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なお、沐浴剤は入浴剤としても使えますが、普通の入浴剤とは役割が違います。一般的な入浴剤には洗浄能力はありません。お風呂での入浴に切り替えたときに、洗浄効果を求めて入浴剤を使用することは控えましょう。
また、一般的な入浴剤に含まれている発汗成分や香料などは、赤ちゃんには必要ありません。入浴剤は赤ちゃんの入浴後、ママやパパが入る時に使用しましょう。
沐浴剤のメリット・デメリット
沐浴剤には、メリットとデメリットがあります。
特徴を理解して使いましょう。
沐浴剤のメリット
- 初心者でも安心
- 時短
- 安全に使える
沐浴剤は石鹸と違い、泡立てずに使えます。
そのため、手元が不安定になりがちな沐浴初心者のママやパパのお助けアイテムになるでしょう。
沐浴では、赤ちゃんの顔にお湯がかからないように気にしたり、デリケートなおへその周りのケアにも注意が必要です。沐浴が初めてで不安な場合は、沐浴剤を使用した方がスムーズにおこなえますよ。
また、赤ちゃんはまだ体力がないので、入浴するだけでも体力を消耗します。5~10分以内に、できるだけ手早く入浴を終えることが望ましいです。
赤ちゃんの機嫌が悪くならないうちに、準備→入浴→洗浄→着替えまでおこなうので、一つで顔も身体も洗える沐浴剤は時短アイテムとして重宝するでしょう。特に、ワンオペで赤ちゃんの沐浴をする場合は助かりますよ。
さらに、赤ちゃんを移動させずに同じ位置ですべて完結できるという点は、安全面でも優れているといえるでしょう。沐浴に慣れていない時期に、赤ちゃんを片手で支えたり、移動したりするのは心配ですよね。
沐浴剤を使用しても注意しなければいけないこともありますが、心配ごとを減らしてくれるお助けアイテムといえるでしょう。
沐浴剤のデメリット:汚れが落としにくい
沐浴剤は洗浄力が弱いので、汚れが落としにくいのがデメリットです。
赤ちゃんの汚れで特に意識したいのは、おしり周りですよね。
うんち汚れは肌に残っているとかぶれる原因になりやすいため、しっかりと落としたいもの。また、ゆるいうんちの場合は背中まで漏れてしまうこともあります。
赤ちゃんの肌はとても薄いため、おしり拭きでこすってしまうと赤く炎症してしまうことも。
そんなときは沐浴剤と一緒に、洗浄力が高く肌負担の少ないベビーソープを使いましょう。
軽く泡立てて、汚れが気になる箇所をやさしく洗います。
全体は沐浴剤で洗い、しっかり洗いたいところだけベビーソープを使う、というのもおすすめですよ。
沐浴剤と併用するなら「mitera organicsベビーソープ」がおすすめ
沐浴剤と一緒に使うなら、お肌に優しく洗浄力も期待できるベビーソープを用意しましょう。
mitera organicsベビーソープは、新生児から使用できる赤ちゃんにぴったりの固形石鹸です。特徴はその保湿力と信頼できる成分です。
先ほど紹介したとおり、通常の石鹸だと赤ちゃんには洗浄力が強すぎてしまいます。汚れだけでなく、必要な皮脂まで落としてしまい乾燥しやすい状態につながります。
実は、赤ちゃんは生後3ヵ月以降、肌の水分量が急激に減ります。乾燥やかゆみの原因になるので、この時期は特に保湿を意識することが大切です。
mitera organicsベビーソープには保湿成分として、以下のようなたくさんの成分を含みます。
- ラクトフェリン
- ヤシオイル
- オリーブオイル
- パームオイル
- シリカ水
特に羊水や母乳にも含まれるラクトフェリンは、お肌を刺激から守り、うるおいを保つ貴重な成分です。肌の修復や、多くの美容効果も期待できる成分として注目されています。
ママも一緒に使うのもおすすめですよ。
また、mitera organicsベビーソープは信頼感も◎。
- GMP認定工場での生産
- 6つの無添加
- 全成分公開
厚生労働省が定めた品質管理基準のある工場で製造され、以下の6つの無添加もお約束しています。
- 石油系成分
- 合成界面活性剤
- 鉱物油
- 合成香料
- 合成着色料
- 防腐剤
赤ちゃんの経皮吸収は、大人の約3倍といわれています。吸収される化学物質は体内に留まる懸念も指摘されているので、ベビーソープもできるかぎり自然の成分を選びたいですよね。
さらに、mitera organicsベビーソープの原材料は、天然由来の成分がたっぷり!
- ヤギミルク
- ラベンダーオイル
- オレンジオイル
- プチグレンオイル
- トウキンセンカ花エキス
ハーブと柑橘系の自然の香りに癒されますよ。
また、mitera organicsベビーソープはコールドプロセス製法により作られており、天然成分をそのまま、良いところを壊さずに取り込むことができるのも嬉しいですね。
※乳製品アレルギーの方は医師に相談してください。
公式サイトでは全成分を公開しているので、確認したい方はこちらをご覧ください。
大切な赤ちゃんに使うベビーソープだからこそ、信頼して使えるものを選びましょう。
(参考文献:環境省 小児の脆弱性に関する要因について)
沐浴剤を選ぶポイント
沐浴剤はドラッグストアなどで販売されています。
初めて購入する沐浴剤は、商品の違いが分かりにくいですよね。
沐浴剤を選ぶ際にチェックしたいポイントを紹介します。参考にしてみてください。
香り
沐浴剤の香りは、無香料か天然香料のものを選びましょう。大人がいい香りだと思っていても、赤ちゃんにとっては負担になることもあります。
沐浴剤はやさしい香りが多いですが、香りサンプルがあれば確認してから購入しましょう。
成分
赤ちゃんの全身に使用する沐浴剤の成分は、負担の少ない自然の成分を選びましょう。食品由来成分を使用している沐浴剤も多いです。石油由来成分や鉱物由来成分が入っているものは、できるだけ避けたいですね。
「無添加」という表示がある場合は、どの成分を含んでいないのか確認しましょう。防腐剤のみ無添加なのか、石油由来成分は含まれているのかなどは商品によって違います。分かりにくい表示もあるので、注意しましょう。
価格
沐浴剤は消耗品なので、使い続けられる価格であるかも重要です。
赤ちゃんを迎えた新生活の始まりは他のアイテムも新調することが多い時期なので、香りや成分だけで決めるのではなく、価格も重視しましょう。
これは、沐浴剤よりも長く使用するベビーソープを選ぶときも同様です。
mitera organicsベビーソープなら定期購入が可能で、通常よりもお得に購入できます。
通常価格:4,950円(税込)
▼
定期購入:初回限定価格2,178円(税込)
さらに、2回目以降も34%オフの3,278円で購入できます。
mitera organicsベビーソープは、1個(約50g)で約1ヵ月ほどもちます。兄弟やママと一緒に使うと消費も早いので、定期購入でお得に使いましょう。
ちなみに、次回発送の10日前までであれば、定期購入の解約や次回配送のスキップも可能です。もちろん1回のみで解約もOK!マイページから簡単に手続きできますよ。
子どもの消耗品こそ、買いに行く手間が省ける定期購入が便利です。沐浴剤とともにベビーソープを始めるなら、ぜひmitera organicsベビーソープをチェックしてみてください。
沐浴剤を使った沐浴のやり方
沐浴のやり方は産院で教えてもらうことが多いですが、いざ実際に自分でおこなうと手順が分からなくなってあせることもありますよね。
ここでは、沐浴剤を使った沐浴のやり方を紹介します。
準備するもの
沐浴を始める前には、沐浴中に必要なものだけでなく、赤ちゃんがあがった後に使用するものも準備しておきましょう。
<沐浴中に必要なもの>
- ベビーバス
- 洗面器
- 沐浴剤
- ベビーソープ
- ガーゼ
- 温度計
沐浴で使うガーゼは長いと使いにくいので、ハンカチくらいの大きさで十分です。時期によってはガーゼが2枚あると便利です。赤ちゃんの身体が寒くないように、1枚はお腹の上に置く用、もう1枚は顔や身体を洗う用で使い分けましょう。
また、沐浴の温度は夏は38度、冬は40度を目安にしましょう。最初は温度計があると便利ですよ。
<沐浴後に必要なもの>
- バスタオル
- 替えおむつ
- 着替え
- 綿棒
- くし
- 保湿クリーム
あがったとき用にバスタオルをあらかじめ敷いておきましょう。湯冷めしないように、沐浴後はすぐに着替えさせます。
沐浴の手順
ベビーバスにお湯をはり、沐浴剤を入れておきます。この時に洗面器にもお湯を入れておきましょう。洗面器のお湯は、顔を洗う用で使います。
- 洗面器のお湯にガーゼを濡らし、顔から洗います。顔全体をやさしく拭き、目や鼻などのパーツを慎重に洗います。
- 次に頭を洗います。首を支えながら、手のひらで洗いましょう。
- 次に身体を洗います。上から下に向かって洗いましょう。首→腕→わき→お腹→手のひら→足の順番です。
- 身体の正面を洗ったら、次に背中とおしりを洗います。右手首に赤ちゃんの顎をのせ、右手で赤ちゃんを支えます。口や鼻を押さえないように注意してください。難しければ、背中を少し浮かせて仰向けのまま洗っても構いません。
- この時におしりの汚れをチェック。気になる時はベビーソープを軽く泡立てて、円を描くように洗います。
- ベビーソープを使用した場合は、しっかりと洗い流します。
沐浴後のケア
身体をしっかりと拭き、スキンケアをおこないます。
赤ちゃん用の保湿クリームを全身に塗りましょう。腕や足の関節部分や首にも忘れずに塗ってくださいね。
次に綿棒で耳とおへその水分を取ります。綿棒は赤ちゃん用の細いものだと使いやすいですよ。耳は周りの濡れている部分をさっと拭くだけでも大丈夫です。奥までは入れないように注意しましょう。
沐浴のやり方や注意ポイントについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみてください。
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初めての出産で経験がない方は、赤ちゃんの沐浴に不安を感じている方も多いのではないでしょうか。本記事では沐浴のやり方や準備するもの、知っておくべき注意点について解説します。沐浴のやり方をマスターして、赤ちゃんが気持ち良くお風呂に入れるよう準備しておきましょう。
沐浴剤は赤ちゃんの状態を見ながらベビーソープと一緒に使うのがおすすめ
沐浴剤は1本で全身を洗うことができ、短い時間で沐浴をおこなえる便利なアイテムです。洗い流す手間のない沐浴剤は、沐浴が初めてのママやパパにおすすめ。
ただし、洗浄力は弱めなので、汚れをしっかり落としたい場合はベビーソープを併用しましょう。月齢の低い赤ちゃんほど排泄回数が多いので、おしり周りのケアが重要です。ベビーソープは、汚れが落ちる洗浄力だけでなく成分の保湿力や安全面もチェックしましょう。
mitera organicsベビーソープは、新生児から使えるお肌にやさしい石鹸です。
天然由来にこだわり、お肌にうるおいを与える成分がたっぷりの石鹸で、赤ちゃんの健やかな肌を守りましょう。
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