妊娠後期に葉酸を摂りすぎると赤ちゃんに影響する？ 1日の正しい摂取量とリスクを解説

妊娠後期に葉酸を摂りすぎたらどうなる？

妊娠後期はつわりも落ち着き、食事からの栄養もたくさん摂れるようになります。

葉酸サプリを摂っていると、葉酸の過剰摂取を気にする方も多いでしょう。

ここでは、妊娠後期に葉酸を摂りすぎた場合のリスクを解説します。

葉酸について改めてチェックしておきたいという方は、こちらの記事をどうぞ。

医師監修｜葉酸とは？葉酸が必要な理由と葉酸の種類を解説！

医師監修のもと、葉酸の必要性と種類を徹底的に解説しています！また、葉酸が多く含まれている食べ物や、おすすめのサプリまで紹介しています！妊活・妊娠・産後に欠かせない栄養素、葉酸の理解と適切な摂取方法を学びましょう。

関連記事

胎児への影響

葉酸の過剰摂取により、胎児へ懸念される影響は2点あります。

• 小児ぜんそく
• アレルギー

妊娠後期の葉酸推奨量は1日480μgです。

妊娠中に1日1000μg以上の葉酸を摂り続けた場合、小児ぜんそくやアレルギーを起こすリスクが上がるという報告があります。

推奨量を超えた葉酸を長期間摂ると、胎児の健康に影響がでるおそれがあります。

これらのリスクから回避するためにも、適切な量の葉酸を摂ることを心がけましょう。

（参照文献：妊娠期の葉酸サプリメント摂取と児の喘息発症リスクとの関連）

妊婦への影響

葉酸の過剰摂取は、妊婦さん自身への影響もあります。

• 貧血
• 妊娠高血圧症候群
• 発熱
• 下痢
• 吐き気

ビタミンB12の欠乏を見落とし、貧血になる可能性があります。

また、亜鉛の吸収を阻害するので、ホルモンバランスや代謝が悪くなることも考えられます。

さらに、もっとも注意したいのが「妊娠高血圧症候群」です。

妊娠高血圧症候群とは、血圧が「最高140mmHg、 最低90mmHg」を超え、急激に血圧が上昇することをいいます。

妊娠高血圧になると、さまざまな病気のリスクがあります。

• 脳出血
• 子癇
• 胎盤早期剥離

胎盤の機能が低下することで、胎児の発育不全が起こる可能性があります。

早産のリスクもあるため、とくに妊娠後期の葉酸の過剰摂取は注意しましょう。

そもそも葉酸の働きって？なぜ後期も必要なの？

葉酸は、胎児の発育に欠かせない栄養素です。

• 血液を作る
• 細胞の生まれ変わりを促進

血液は、葉酸とビタミンB12により作られます。

栄養素や酸素を運ぶ血液は、胎児を成長させるために重要です。

とくに妊娠中は血液量が増えるので、通常よりも多くの葉酸を摂る必要があります。

また、細胞の増殖に関わる葉酸は、遺伝子のDNAやRNAの合成にも役立ちます。

細胞が生まれ変わりを繰り返すことで胎児は成長するため、十分な葉酸を摂取し、成長を促進することが必要です。

また、妊娠後期に葉酸を摂取すると「胎盤関連産科合併症」のリスクを抑制できることもわかっています。

＜胎盤関連産科合併症とは＞

• 胎盤早期剥離
• 妊娠高血圧症候群

これらは先ほど紹介したように葉酸の過剰摂取でも発症しますが、葉酸の不足によっても起こる可能性があります。

つまり、妊娠後期では適切な量の葉酸を摂取することがもっとも大切ということ。

胎盤関連産科合併症は、早産や胎児の命にも関わるため、適切な葉酸量の摂取で発症リスクを下げましょう。

また、妊娠後期は、産後に備えて葉酸を摂る必要もあります。

母乳は血液から作られるので、造血作用のある葉酸は必要不可欠です。葉酸が不足すると、母乳の質に影響がでるといわれています。

妊娠後期は産後の準備としても、葉酸を積極的に摂りましょう。

産後におすすめのサプリはこちらで紹介しているので、ぜひチェックしてくださいね。

妊娠後期に必要な葉酸の摂取量の目安

葉酸の摂取量は、妊娠時期により異なります。適切な量を摂り、胎児の健康を守りましょう。

妊活中～妊娠初期は通常の推奨摂取量に加えて＋400μg、妊娠中期は＋240μgが必要ですが、ここでは妊娠後期の葉酸摂取量について解説します。

妊娠後期に葉酸が必要な理由について、詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてみてください。

妊娠後期に葉酸は必要？その理由といつまで飲めばいいのかも解説

葉酸は妊娠後期にも必要なの？と思ったことはありませんか？実は妊娠後期も葉酸の摂取は必要です。妊娠中期から後期にかけて、葉酸は大量に消費・排泄されるともいわれています。妊娠中を通して葉酸をしっかりと摂取しましょう！妊娠後期の葉酸摂取について、詳しく解説します。

関連記事

妊娠後期は通常時の2倍量の葉酸が必要

日本人の食事摂取基準によると、妊娠後期は通常時と比べ2倍の葉酸を摂る必要があります。

そのため、妊娠後期は1日480μgの葉酸の摂取が必要です。

通常の葉酸摂取量は、普段の食事から摂れているといわれています。

しかし、必要な葉酸を普段の2倍食事から摂ることは難しいでしょう。

とくに、妊娠中は体調の変化が起こりやすいため、食事だけで必要量の葉酸を摂ろうとせずに葉酸サプリを摂り入れるのがおすすめです。

妊娠中は、葉酸が不足することでさまざまな影響が考えられます。

多すぎず少なすぎず、適切な量の葉酸を摂ることを意識しましょう。

葉酸の豊富な食品

葉酸を多く含む食品は、意識して献立に取り入れましょう。

とくに野菜は、ビタミンやミネラル、食物繊維も豊富なので積極的に摂り入れたいですね。

1食あたりもっとも多くの葉酸が摂れる野菜は、ほうれん草です。

茹でほうれん草の場合、100gあたり約154μgの葉酸が摂れます。

鉄分も豊富なので、とくに妊娠後期におすすめです。

葉酸が豊富な野菜や果物は他にもありますが、葉酸を食事だけで補う考えた場合、1日に次のような量を食べなければいけません。

• ブロッコリー×11房
• バナナ×9本
• いちご×35個

これほどの量を毎日食べることは難しいでょう。

葉酸の豊富なほうれん草であっても、1日に3束も食べないと必要量には届きません。

妊娠後期にも必要な葉酸は、葉酸サプリで手軽に摂りましょう。

効率的に葉酸を摂るならサプリがおすすめ

妊娠後期は、手軽に必要な葉酸が摂れ、吸収率もいいサプリを活用するのがおすすめです。

1日に必要な葉酸量の管理も簡単で、過不足を心配する必要もありません。

また妊娠後期は、葉酸以外にも鉄分とカルシウムの推奨摂取量が多くなります。

• 鉄分：臍帯（さいたい）や胎盤に貯蔵される、血液量の増加に対応する
• カルシウム：胎児の歯や骨の形成に必要、産後や授乳に備える
  

どちらも、妊娠後期に重要な栄養素ですが、吸収されにくいというデメリットがあります。

そのため、食事では思ったように摂ることができず体内で不足しやすいです。

葉酸サプリの中には、鉄分とカルシウムも同時に配合されているものもあります。

また、鉄分の場合はビタミンC、カルシウムの場合はビタミンDがその吸収を促進します。

葉酸サプリを選ぶときは、これらが含まれているものを選ぶのもおすすめですよ。

妊娠後期には、葉酸だけでなく、栄養素の吸収を促進する葉酸サプリを選びましょう。

妊娠後期におすすめのサプリはこちらで紹介しているので、ぜひチェックしてくださいね。

妊娠後期に飲む葉酸サプリの選び方

各妊娠時期で必要な葉酸量は変わるので、その時期に適した葉酸サプリを選びましょう。

妊娠後期に飲む葉酸サプリは、次のポイントを参考にしてください。

妊娠中になぜ葉酸サプリが推奨されているのか、詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてみてください。

妊婦に葉酸サプリが推奨される理由は？葉酸の話題ニュースとサプリの選び方も紹介【最新版】

この記事では、妊婦に葉酸サプリがおすすめされている理由や、葉酸に関する最新の話題をご紹介しています。サプリの選ぶポイントも解説していますので、ぜひ読んでみてください！

関連記事

葉酸の含有量

葉酸の含有量を確認しましょう。妊娠後期に必要な葉酸量は、1日480μgです。

葉酸サプリの中には、葉酸の必要量が少なかったり、過剰に含んでいたりする商品もあります。

購入前には葉酸の含有量を確認し、適切な量を摂れるか確認してください。

妊娠中に必要な他の栄養素も摂れるか

妊娠後期は、胎児の成長と産後の身体に必要な栄養素を摂りましょう。

意識したいのは、次の栄養素です。

• 鉄分
• カルシウム
• 亜鉛
• ビタミンC
• ビタミンB
• ビタミンD
• ビタミンE

出産を間近に控える妊娠後期は、葉酸以外にも摂り入れたい栄養素がたくさんあります。

妊娠後期は、血液量が増加するため多くの鉄分が必要です。

また、葉酸を含むビタミンBは代謝に働きます。

ビタミンBは全部で8種類ありますが、単体の摂取ではなく、ビタミンB群として複数種類の摂取を意識しましょう。

互いに働きかける相互作用に期待ができます。

妊娠後期に飲むなら、必要な栄養素がまとめて摂れる葉酸サプリがおすすめです。

安全なサプリなのか

信頼できるサプリであるかは、葉酸サプリを選ぶうえで重要なポイントです。

確認できるポイントは、2点あります。

• GMP認証マーク
• 医師の監修や推奨

GMP認証とは厚生労働省が定めた品質管理基準で、原材料の仕入れから製造まで、品質が一定に保たれるようにまとめられた規則です。

医薬品の製造においてGMP認証は必須ですが、食品であるサプリは必須ではありません。

メーカーの判断でGMP認証を取っているサプリもあるので、納得して続けられる葉酸サプリを選ぶならGMP認証の有無をチェックしましょう。

また、医師の監修や推奨がされているサプリも信頼できます。

葉酸サプリの場合、産婦人科の医師や助産師の監修があるサプリもあるのでぜひチェックしてみてください。

ここからは、3つのポイントすべてをクリアしたおすすめの葉酸サプリを紹介します。

妊娠後期におすすめの葉酸サプリは『mamaru』

妊娠後期に必要な葉酸とほかの栄養素をまとめて摂れる、おすすめの葉酸サプリは「mamaru」です。

適切な葉酸量はもちろんのこと、胎児の成長をサポートする栄養素だけでなく、母体の健康にも働きかける栄養素を含んでいます。

mamaruの特徴を紹介します。

mamaru（ママル）の商品詳細はこちら>>

妊娠後期に嬉しい豊富な栄養素を配合

mamaruは、1日4錠で葉酸・鉄分・ミネラル・ビタミンをまとめて摂ることができます。

他のサプリを併用しなくても、計15種類の栄養素がmamaruだけで補えます。

妊娠後期は胎児の成長はもちろん、出産・産後に向けた栄養素も必要です。

mamaruはオールインワンで必要な栄養素が摂れます。

母体の腸内環境にもアプローチ

食事量やホルモンバランスが変わる妊娠中は、腸内環境が乱れやすくなり、さまざまなトラブルが発生します。

• 便秘
• 下痢
• 肌荒れ
• 免疫力の低下

妊娠後期は胎児が大きくなり、胃や腸を圧迫するため便通に影響がでやすいです。

そこでmamaruには、腸内環境を整える菌が配合されています。

• 乳酸菌3種類（ビフィズス菌・ラクトバチルス菌・殺菌乳酸菌末）
• ラクトフェリン
• 食物繊維

腸内環境をサポートする菌や、善玉菌のエサになる食物繊維が配合されています。

腸内バランスを整えることは、便通の改善だけでなく、栄養素の吸収にも関係しています。

mamaruでお腹の調子を整え、残りの妊娠生活をトラブルなく過ごしましょう。

信頼性も◎

• GMP認証
• 産婦人科医の監修・推奨
• 6つの不使用添加物

mamaruは、GMP認証のある工場で製造されています。

また「まきレディースクリニック院長　風本真希先生」の監修・推奨がされており、産婦人科医に認められた葉酸サプリです。

さらに、身体にやさしい6つの不使用添加物も見逃せないポイントです。

• 香料
• 着色料
• 保存料
• 酸味料
• 甘味料
• 増粘安定剤

大切な身体に入れるものだからこそ、信頼できるものを選びたいという人におすすめです。

産後は『mamaco』へ

葉酸は、子宮の回復・母乳の材料として、産後も引き続き必要です。

産後の推奨摂取量は妊娠中と比べ減りますが、通常時よりも多くの葉酸が必要です。

そのため、出産後は「産後専用のサプリ」に切り替えましょう。

産後・授乳期におすすめのサプリは「mamaco」です。

「mamaru」と同じシリーズで、葉酸のほか、とくに産後に必要な鉄分とビタミンDを十分に摂ることができます。

信頼感は変わらず、産後も適切な量の栄養素を摂るならぜひmamacoをお試しください。

適切な量の葉酸を摂って残りのマタニティライフを快適に過ごそう

妊娠後期の葉酸の摂取は、以下を抑えておきましょう。

• 妊娠後期の葉酸推奨量は480μg
• 葉酸を過剰摂取すると、胎児にはぜんそくやアレルギーのリスク、母体には貧血や妊娠高血圧症候群のリスクがある
• 妊娠後期に葉酸が不足すると、胎盤関連産科合併症の危険性がある
• 妊娠後期は、血液量の増加や出産・産後に備えて葉酸の摂取が必要
• 食事だけでは必要な葉酸の摂取が難しいため、妊娠後期も葉酸サプリを活用する
• 葉酸サプリを選ぶポイントは、葉酸の含有量・葉酸以外の栄養素の有無・安全性

妊娠後期におすすめの葉酸サプリ「mamaru」の特徴はこちらです。

• 妊娠後期に必要な葉酸量と他の栄養素がオールインワンで摂れる
• 腸内環境を整える菌と食物繊維を配合
• GMP認証
• 産婦人科医の監修・推奨
• 6つの不使用添加物

葉酸は、摂取量が少なくても多すぎても影響がでる可能性があります。

また、妊娠後期は必要な栄養素も増えるので、まとめて摂れる葉酸サプリを選びましょう。

出産間近の妊娠後期は、信頼できるmamaruがおすすめです。

妊娠後期は「mamaru」、産後の身体には「mamaco」を飲んで、出産前後の体調を整えていきましょう。