更新日:2025/3/26

逆子を治す方法はある?自然に治る確率から原因、リスクまで詳しく解説!

自然に治る確率から原因、リスクまで詳しく解説!
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妊婦健診で医師から「逆子ですね」と言われると、赤ちゃんとママのどちらも健康であっても、どうしても不安になってしまうもの。

とくに初めての妊婦さんや逆子に関する知識が少ない方は、「逆子を治す方法は?」「自然に治ることはあるの?」「いつまでに治らないといけないの?」と疑問や悩みでいっぱいかもしれません。

この記事では、逆子ママが知っておきたい3つのポイントについて詳しく解説します。

・逆子を治す3つの方法
・逆子の原因とリスク
・逆子が自然に治る確率

さらに、逆子ママにおすすめの自宅でできる4つの体調管理方法もご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

この記事に登場する専門家

【葉酸サプリmamaru監修・産婦人科医】まきレディスクリニック院長 風本真希先生

日本産科婦人科学会 産婦人科専門医、検診乳腺超音波 認定医

毎日多くの妊婦さんの検診に立会い、相談にのっている。患者さんのお話に真摯に耳を傾けることが信条。

"葉酸だけでいい” そう思っていませんか?
実は妊婦さんに必要な栄養素は葉酸だけではありません。妊活期に比べ鉄分がより必要になるだけでなく、ビタミン・ミネラルと様々な栄養素をまんべんなく摂ることが大切です。
"体のコンディションの変化や、日常生活の成約がたくさん”。妊娠中は、体のコンディションの変化や、お腹に赤ちゃんがいるというこれまでと異なる環境の中、生活にも様々な制約が。
日々の健康に気を使い、体調管理することが大切です。

まきレディスクリニック

逆子を治す3つの方法

逆子とわかったら、まずは「この子を頭位(赤ちゃんの頭が下向きの姿勢)に治す方法はあるのかな?」と気になる方が多いでしょう。

まずは、一般的に知られる3つのアプローチをご紹介します。

  1. 逆子体操
  2. 外回転術
  3. 鍼灸(はり・お灸)

ただし、どの方法も残念ながら「絶対に治る」という保証はありません

また、赤ちゃんの状態やママの体調によっては推奨されないケースもあるため、自己判断での実践はNG。必ず担当医に相談したうえで行ってください。

逆子体操

赤ちゃんが回転しやすいよう、ママが一定の姿勢をとることで頭位に誘導する方法です。

お腹の張りや息苦しさを感じたときにはすぐに中止し、楽な姿勢で横になって体を休めてください。また、赤ちゃんや子宮の状態によっては、早産を誘発するリスクも考えられるので無理して行わないほうがよい場合もあります。

なお、実際の有効性は医学的に十分な証明がないため、自己流で行うことは避け、必ず医師の指導を受けたうえで進めましょう(※1)。

膝胸位(しつきょうい)

  1. 四つ這いの姿勢になる
  2. 両ひじを床につけて腕を前にのばし、頭を床につけ、胸をできるだけ低く下げる
  3. ひざは90度に曲げたまま、お尻を頭より高く持ち上げ、その姿勢を10分〜最長15分間キープする

ゆっくり深呼吸をしながら、リラックスして行うのがポイントです。顔の下にはクッションや厚手のタオルを敷くと、より快適になります。

終わるときは、お腹に負担をかけないよう、ゆっくりと四つ這いか横向きになり、そのまましばらく休んでください。

ブリッジ(橋のポーズ)

  1. 横向き寝の姿勢になり、お尻の下にクッションや枕を入れる
  2. 体を回転させて仰向けになり、足を肩幅程度に開いて膝を立て、ゆっくりとお尻を持ち上げる
  3. 骨盤が高い姿勢のまま、10分〜最長15分間ほどキープする

トレーニングではないので、無理な力を入れずにできる範囲で行いましょう。終わるときは、ゆっくりとお尻をおろして横向きになり、そのまましばらく休んでください。

側臥位(そくがい)

赤ちゃんの背中が上になるように、横向きに寝るポーズです。赤ちゃんの背中の向きがわからない場合は自己判断で行わずに、妊婦健診の際に医師に聞いてみるといいでしょう。

外回転術

外回転術は、妊婦さんのお腹の上から医師が直接手で赤ちゃんを回転させる手技です。手術ではありませんが、高度な技術が必要なため、実施できる病院は限られています。

妊娠36週以降に行われることが多く、成功率はおよそ半数程度と言われています。再び逆子に戻るケースもあり、胎盤早期剥離などのリスクがゼロではないことから、慎重に行われる方法です。

もし行う場合は、母子の安全に配慮がなされる環境が整っているか、また緊急時はどんな対応をしてくれるのかを、しっかり確認したうえで受けましょう。

鍼灸(はり・お灸)

逆子の鍼灸治療とは、お腹や足のツボにお灸や鍼を施し、血流を改善することで赤ちゃんが回転しやすいよう促す方法です。赤ちゃんやママへの直接的なリスクは低いとされていますが、多胎妊娠など、施術が推奨されないケースもあります。

また、科学的な根拠が十分に確立されているわけではないため、施術を推奨しない医師もいます。必ず医師と相談したうえで検討しましょう。

逆子が自然に治る確率は?

実は、妊娠中期までに逆子といわれた赤ちゃんの95%は自然に逆子が治り、頭位になるといわれています。

妊婦健診で逆子と言われると心配になるかもしれませんが、妊娠中期の逆子の割合は30〜50%と意外と多いもの。この時期はまだ子宮内に十分なスペースがあり、赤ちゃんが活発に動いているため、逆子自体はめずらしくありません。

妊娠後期に入り、赤ちゃんが成長するにつれて頭が重くなり、頭位(頭が下の状態)へ移行していきます。逆子の割合は妊娠30週ごろで約17%、34週ごろには約8%、36週には約6%まで減少し、この時期以降になると自然な回転は期待できなくなります(※2)。

最終的に、逆子のまま分娩を迎えるケースは約5%。つまり、95%の赤ちゃんは特別な処置をしなくても自然に頭位へ戻るのです。過度に心配してストレスを抱えないようにしてくださいね。

そもそも逆子とは?

ここで、逆子の基本的な知識である原因やリスク、分娩方法について整理しておきましょう。

逆子(骨盤位)とは

逆子とは、赤ちゃんがおなかの中で頭を上にした状態のこと。医療用語では「骨盤位」といわれます。通常の「頭位」は頭を下にした状態です。

骨盤位について詳しく解説している記事も、あわせて参考にしてくださいね。

骨盤位とはどんな状態?出産への影響や逆子を治す方法を助産師が紹介!

お腹の中の赤ちゃんの姿勢のひとつである「骨盤位」とは、いわゆる逆子のこと。通常赤ちゃんの頭はママのカラダの下側(足側)にありますが、骨盤位は赤ちゃんの頭がママのカラダの上側(頭側)にある状態です。妊娠中の影響はありませんが、出産方法や破水した時には注意が必要です。この記事では、骨盤位による出産への影響と逆子を治す方法を紹介します。

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逆子の原因とリスク

逆子の原因はさまざまな要因が絡み合っており、はっきりとはわかっていません。そのため、逆子になるかどうかを事前に予測したり、予防したりすることは難しいのが現状です。

ただし、以下のような赤ちゃんが子宮内で十分に回転できるスペースがない場合、逆子になりやすいとされています。

  • 多胎妊娠(双子・三つ子など):赤ちゃん同士のスペースが狭くなり、回転が難しくなる
  • 子宮の形状や異常(子宮筋腫など):赤ちゃんが動きにくくなる
  • 羊水の量(羊水過多・羊水過少):羊水が多すぎても少なすぎても回転に影響を与える

逆子であること自体は、赤ちゃんの成長やママの身体に直接的な影響を与えることはほとんどありません。つまり、逆子であることで赤ちゃんの発育が遅れたり、ママの体調が悪くなったりするわけではないのです。安心して過ごしてくださいね。

逆子の分娩方法

逆子の出産方法と聞くと、まず帝王切開を思い浮かべる方が多いかもしれません。では、逆子が分娩時まで治らなかった場合、どのような方法で出産するのが一般的なのでしょうか?

ここでは、「帝王切開」と「逆子の経膣分娩(普通分娩)」について詳しく解説します。

母子の安全を考慮し帝王切開になるケースが多い

妊娠34週を過ぎても逆子のままだと、自然に治る可能性が低くなるため、医師から帝王切開について説明を受けることが多いでしょう。

逆子の場合、赤ちゃんの頭が最後に出てくることになるため、普通分娩(経腟分娩)だと赤ちゃんがうまく産道を通れず、肺やへその緒が圧迫されたりするリスクが高まります。こうしたリスクを回避するために、多くの産婦人科では帝王切開を推奨しています。

近年では帝王切開の技術が向上し、麻酔の安全性も高まっているため、術後の回復も早くなっています。また、産後の回復も自然分娩と大きく変わらないケースも増えていますので、帝王切開を過度に怖がる必要はありません。

経膣分娩(普通分娩)は選択できる?

逆子の場合の普通分娩(経腟分娩)は、リスクが大きく危険を伴うことが多いため、現在の日本では積極的に行われていない傾向にあります。母子の安全を考慮し、帝王切開を選択する医師が多いのが現状です。

逆子の分娩で赤ちゃんに死亡や重篤な合併症が起こる割合は、普通分娩で約5%(20人に1人)、帝王切開では約1.6%(100人に1人)と、帝王切開の方がリスクが低いことがわかっています(※3)。

「帝王切開が怖い」「おなかに傷を残したくない」「できるだけ自然に産みたい」など、帝王切開を避けたい気持ちは人それぞれですよね。しかし、何より大切なのは赤ちゃんとママの健康です。最適な出産方法を選ぶために、医師としっかり相談しましょう

帝王切開後の回復について詳しく知りたい方は、こちらのコラムが参考になりますよ。

帝王切開の回復早める方法を完全ガイド!傷を早くきれいに治す過ごし方【助産師執筆】

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ここでは、逆子ママにおすすめの自宅でできる体調管理の方法を4つご紹介します。

バランスの取れた食事を心がける

妊娠中は、赤ちゃんの成長やママの健康のために、バランスのよい食事が重要です。とくに意識的に摂りたいのが、葉酸、鉄、カルシウム、タンパク質です。

①葉酸

細胞の分裂や成熟に大きく関わり、おなかの赤ちゃんの成長には欠かせない栄養素。胎児の先天性異常のひとつ「神経管閉鎖障害」や「無脳症」のリスクを低減する効果があります。

おなかの赤ちゃんの脳は妊娠6週目くらいまでには完成するため、葉酸は早めから摂取することが重要です。

【多く含まれる食材】

  • ほうれん草
  • ブロッコリー
  • かぼちゃ
  • グリーンアスパラガス
  • 納豆
  • いちご

妊娠中の葉酸の必要性や、神経管閉鎖障害について詳しくは、こちらの記事も参考にしてください。

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②鉄

酸素や栄養を赤ちゃんに運ぶ血液を作る栄養素です。

妊娠中は血液の量が増え貧血になりやすいため、積極的な摂取を心がけましょう。

【多く含まれる食材】

  • レバー
  • カツオ
  • しじみ
  • あさり
  • 豆腐などの豆類
  • ほうれん草
  • 小松菜
  • ひじき

③カルシウム

赤ちゃんの骨や歯の形成に欠かせない栄養素です。不足するとママの骨粗鬆症を引き起こし、骨折につながることも。

カルシウムは吸収率が低いため、吸収を高めるビタミンDと一緒に摂取するのがおすすめです。

【多く含まれる食材】

  • 牛乳
  • ヨーグルトなどの乳製品
  • 骨ごと食べられる小魚
  • 海藻類
  • 青菜など

④タンパク質

おなかの赤ちゃんの体を作る主成分となり、筋肉や血液などを作る栄養素

極端に不足すると胎児の発育の遅れや早産のリスクを増加させ、出産後の発達にも影響すると考えられています。(※4)

【多く含まれる食材】

  • 大豆製品
  • 乳製品など

妊娠中に摂取したい栄養素についてもっと詳しく知りたい人は、こちらのコラムもどうぞ!

妊娠中の食生活がボロボロ…助産師おすすめの食事のポイントや栄養をとるためのコツが知りたい!

妊娠中、赤ちゃんのために食習慣に気をつけて過ごしたくても、現実の食生活はボロボロ…。思うように過ごせないことも多いと思います。妊娠中の食事が偏ることによるリスクを知り、妊娠中に食生活を気を付けるために取り入れられることを助産師が紹介します。

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ストレスをためない

逆子を気にしすぎてストレスをためてしまうと、子宮収縮や血流悪化を起こしておなかの赤ちゃんが栄養不足になり、発育に悪影響が出てしまうことも

また、心身ともに緊張状態が続くと、ママの便秘が悪化しやすくなります。仕事などで忙しい方やストレスを感じやすい環境にいる方は、意識的にリラックスする時間を作りましょう。

妊娠中の便秘はめずらしくありませんが、便秘を放置するとお腹の張り・痛みの原因になることや、切迫早産のリスクを高めてしまう場合も。

妊婦さん向けの腸活や便秘解消方法について、詳しくはこちらの記事で紹介しています。

妊婦さんにおすすめの腸活のやり方は?助産師が教える腸活のメリットと便秘解消のコツ

妊婦さんには腸活が超重要。妊娠中は、ホルモンの変化や子宮の増大によって便秘が起きやすくなります。便秘になると切迫早産のリスクだけでなく、肌荒れが起きたり情緒不安定になったり、カラダにもココロにも影響します。この記事では、妊娠中の腸活のメリットと便秘解消のコツについて、助産師が徹底解説します。

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ただし、自己判断で市販薬を飲むのは避け、必ず医師に相談しましょう。妊娠中でも使える便秘薬を処方してもらうことができますよ。

サプリを活用して栄養バランス&腸内環境をケア

「妊娠中に必要な栄養をしっかり補いながら、腸内環境も整えたい」——そんな妊婦さんの体調管理には、 菌活もできる葉酸サプリ「mamaru(ママル)」 がおすすめです。

史上初の菌活ができる葉酸サプリ「mamaru(ママル)」 の特徴

mamaruには、妊娠中に積極的に摂りたい葉酸・たんぱく質・鉄分・カルシウムに加え、鉄の吸収を助けるビタミンCや、カルシウムの吸収をサポートするビタミンDも配合されています。

なかでも葉酸は、赤ちゃんの神経管閉鎖障害を予防するため、厚生労働省が推奨している400μgを含有。妊娠中に必要な葉酸量をしっかりとカバーしています。

現役の産婦人科医監修のもと、必要な栄養素を必要な分だけバランスよく補えるよう、しっかり設計されているのが特長です。

厳選した成分のみを配合した無添加で、厚生労働省が定めた品質管理基準を満たしていることを示すGMPマークを取得していることも、妊娠中に信頼して選べるポイントですよ!

さらに、mamaruには多くの妊婦さんが悩む便秘や腸内環境の乱れをサポートするため、約250億個の乳酸菌と、善玉菌のエサになる食物繊維も配合


乳酸菌は腸内環境のケアに役立つだけでなく、子宮内環境を整える働きもあるため、妊娠中の体調管理を手軽にサポートしてくれます。

子宮の中に乳酸菌(ラクトバチルス菌)がたくさん存在していると、流産率が下がるというデータもあるんですよ!

mamaruをお得に購入する方法

mamaruは全国の薬局で取り扱われている信頼できるサプリメントです。お近くのスギ薬局やマツモトキヨシなどのドラッグストアで購入できます。

また、出産準備のついでに嬉しいアカチャンホンポでも取り扱いを開始しています!

ただし、「できるだけお得に購入したい」という方には、公式サイト限定の特別価格がおすすめです。

妊婦さん向けサプリは継続が大切。mamaruのお得な定期購入をかしこく活用して、妊娠中の体調管理に役立ててくださいね。

十分な睡眠と適度な運動も大切

妊娠中はホルモンの変化や不安の影響で、睡眠不足になりやすい傾向があります。

特に妊娠後期になると、お腹が大きくなって寝苦しくなったり、膀胱が圧迫されて頻尿になったり、赤ちゃんの活発な胎動で目が覚めたりと、普段通りの睡眠がとれなくなる方も多いでしょう。

しかし、十分な睡眠は赤ちゃんの発育やママの健康維持にとても大切です。質の良い睡眠をとるために、以下のような工夫を取り入れてみましょう。

◆良質な睡眠のためのポイント

  • 定期的な就寝時間と起床時間を設ける
  • 寝る前のスマートフォンやパソコンの使用を控える
  • 寝室の環境を整える(温度、湿度、明るさなどを調整する)
  • 横向きの姿勢で寝る(特に左向きは子宮による内蔵や血管の圧迫が少ない)

また、適度な運動も大切です。マタニティヨガやウォーキングなどの軽い運動をすることで、血行がよくなり睡眠の質もアップします。

どの運動が適しているかは人それぞれなので、必ず医師と相談したうえで、無理のない範囲で取り入れましょう。

逆子でも心配しすぎず穏やかなマタニティライフを!

逆子と言われると「帝王切開になってしまうの?」「逆子を治したい!」と、不安や焦りを感じるかもしれません。しかし、 妊娠中期〜後期にかけて逆子が自然に治るのはよくあること。分娩時まで逆子のままなのは約5%といわれています。

もし逆子が治らなかった場合、多くは帝王切開での出産になりますが、近年は手術の技術が向上し、母子ともにリスクを抑えながら安全に赤ちゃんを迎えられるケースがほとんどです。必要以上に心配する必要はありません。

「逆子を治したい」という気持ちは自然なことですが、逆子体操や外回転術、鍼灸などの方法はいずれも安全性や成功率に個人差があります。自己判断で無理に取り組むのは避け、必ず医師の指導のもとで行いましょう。

逆子であっても、健康な赤ちゃんを産むためには、バランスのよい食事や十分な睡眠など、基本的な体調管理がなにより大切です。

妊娠中に必要な栄養素がぎゅっと詰まったmamaruを上手に取り入れながら、穏やかなマタニティライフを過ごしてくださいね。

参考文献:

※1:逆子体操はしない方がいい?|関東連合産科婦人科学会会誌 オンラインジャーナル
※2:妊娠28週以降の骨盤位の頻度と自然回転率|日本母性衛生学会
※3:逆子(さかご)について|東京・世田谷での出産・分娩なら国立成育医療研究センター 産科
※4:妊娠中の母親のたんぱく質摂取と3歳時の発達との関連について|山梨大学

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