更新日:2024/12/10
生理前におりものが減るのは妊娠可能性がある?妊娠超初期と生理前の違いを詳しく解説!
「生理前のおりものが減ったけど、これってもしかして妊娠?」
そんな疑問を持っていませんか?
妊娠を希望していると、体のちょっとした変化にも敏感になりますよね。
おりものの量や質は、ホルモンバランスや体調の影響で変化することが多いですが、妊娠の可能性があるときにも状態が変わることがあります。
この記事では、生理前のおりもの減少と妊娠の関係を詳しく解説します。
また、おりもの以外の妊娠超初期症状や、妊娠しやすい体をつくるためにできることもご紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
この記事に登場する専門家
医療ライター 宮川しおり
2児の母。切迫早産での長期入院や、妊娠糖尿病でのインスリン治療を経て出産。
現在は主に医療・健康分野でライター活動をしている。
<保有資格>
・看護師/保健師/養護教諭
・メンタル心理カウンセラー
・日本フェムテック協会認定資格3級
生理前のおりものの減少と妊娠の関係
生理前におりものが減るのは自然なことですが、妊娠の可能性がある場合には、特徴的な変化が起こることがあります。
まずは、時期によるおりものの変化を見ていきましょう。
生理周期におけるおりものの量の変化
おりものの変化は、生理周期によるホルモンの影響を受けています。(※1)
<排卵後のおりものの特徴>
- 量が減る
- 白っぽくなる
- 粘り気が強くなる
<生理前のおりものの特徴>
- 量が減る
- 黄色っぽくなる
- 経血が混じりピンク色になることもある
- 酸っぱいにおいになる
おりものが減るのは、通常の生理前の一般的な変化といえます。
おりものの変化についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
黄体期におりものはどう変化する?体の変化と黄体期の過ごし方【助産師解説】
黄体期は、排卵後から生理までの期間で、体の不調など変化が多い時期です。妊娠していた場合、体の変化があらわれる方もいます。黄体期のおりものと体の変化について、どのような変化があるのか、過ごし方について解説します。
妊娠の可能性があるときのおりものの特徴
妊娠している場合は、おりものの量が増える傾向にあります。そのため、生理前におりものの量が減った場合は、妊娠の可能性が低いと考えられるでしょう。
ただし、個人差が大きいので参考程度に考えてくださいね。
妊娠しているときのおりものの特徴としては、排卵期のように白っぽくさらっとした状態。「のびおり」とも呼ばれる伸びがよい状態になります。
また、着床時には少量の出血があり、それが混ざることでピンク色や褐色になることや、においが酸っぱくなることもあります。
妊娠しているときのおりものの特徴については、こちらの記事もあわせてご覧ください。
妊娠前のおりものの特徴を徹底解説!量や色はどうなる?生理前との違いが早わかり!
妊娠前のおりものは生理前のものと区別が難しいため、普段からおりものの状態をチェックしておくことが大切です。この記事では、妊娠前と生理前のおりものの特徴と違いを徹底解説!「もしかして妊娠?」と思っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。おりもの以外の症状もチェックして、自分の身体の状態を確認しましょう。
そもそも”おりもの”って何?
おりものは女性の体にとって大切な役割を持っていて、その変化から健康状態や妊娠の兆候がわかることがあります。
ここで、おりものの基礎知識をおさらいしておきましょう。
おりものとは
おりものは医学的には「帯下(たいげ)」と呼ばれ、子宮内膜や膣、外陰部などからの分泌物が混ざったものです。
女性ホルモンの影響で周期的に変化し、妊娠をサポートする役割も持っています。
排卵期には精子が受精しやすい環境を整えるために、伸びのある透明な状態になることが特徴です。
また、おりものは膣の中を清潔に保ち、病気の原因になる菌が体の中に入ることを防いでくれる役割もあります。(※1)
ホルモンバランス以外におりものに影響するもの
おりものの量や質は、ホルモンバランスをはじめ、さまざまな要因によって変化します。
特に年齢や体調の変化、感染症などが関係します。
年齢の影響
女性ホルモンがピークとなる20〜30代前半ではおりものが多くなります。
40代以降はエストロゲンの分泌量が減少するため、おりものも減少する傾向があります。(※1)
体調や感染症の影響
感染症にかかると、おりものの色やにおいが変化することも。
例えば、細菌感染や性感染症では、黄色や褐色の色調や強いにおい、かゆみが現れることがあります。
異常を感じたら早めに産婦人科を受診しましょう。(※2)
おりもの以外の妊娠超初期症状のチェックポイント
妊娠超初期とは、妊娠2〜3週目頃のことを指します。
この時期にはホルモンの変化が急速に進むため、おりものの変化以外にも体にさまざまな兆候が現れることがあります。
<代表的な妊娠超初期症状>
- 微熱やほてり
- 胸の張りや痛み
- 倦怠感や眠気
- 吐き気やげっぷ
- 軽い腹痛や下腹部の違和感
- 便秘や下痢
- 感情が不安定
これらの症状は人によって現れ方が異なるため、総合的に判断することが大切です。
妊娠超初期症状についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
妊娠超初期症状まとめ!生理前との違いからいつから始まるのかまで完全ガイド【助産師監修】
生理予定日が近づいて体調の変化が見られると「これって妊娠超初期症状?」と気になって検索する方も多いのではないでしょうか。本記事では、妊娠超初期に起こる症状や生理前との違い、「妊娠したかも」と思ったときにやるべきことを詳しく解説します。
妊娠のための体づくりで大切なこと3つ
「今回は妊娠ではないみたい」と思った方も、妊娠しやすい体をつくるためには、日々の生活習慣を見直すことが大切です。
3つのポイントをチェックしてみましょう。
バランスのよい食事で体を整える
妊娠の基礎となる体づくりには、まずは食事が欠かせません。バランスの良い食生活のためにできることを紹介します。
さまざまな食材をバランス良く食べる
日々の食事では、栄養バランスを意識することが大切です。
例えば、たんぱく質、ビタミン、ミネラルなどを含む食品を積極的に摂り入れましょう。
「これを食べれば妊娠しやすい」という食材はありませんが、体の基礎を整えることが目的です。
葉酸の摂取が大切なポイント
葉酸は、妊娠前から積極的に摂ることが推奨されている栄養素のひとつ。(※3)
妊娠初期は赤ちゃんの神経が作られる大切な時期で、葉酸が不足すると神経に障害が生じるリスクが高くなることがわかっています。
葉酸は野菜や柑橘類、レバーに多く含まれていますが、食品だけでは十分に摂取できません。
厚生労働省は、食事に加えてサプリメントからも1日400μgの葉酸を摂取することを勧めています。
食品の葉酸は吸収されにくく、調理によっても栄養が減少することがありますが、サプリメントなら効率よく吸収できるためです。
妊娠を考えたらすぐに食事とサプリメントの両方で葉酸を補うことが大切です。
妊活中の栄養摂取におすすめのサプリメントは「mitas」
赤ちゃんの先天異常を予防するには、サプリメントの活用が効果的です。
不妊症専門の産婦人科医が監修した「mitas」は、妊活期の女性に必要な栄養をバランスよく含んだ妊活専用サプリメント。
厚生労働省が推奨する葉酸400μgはもちろん、葉酸を含むビタミンB群を全8種類中7つも配合しています。
それぞれの成分の相乗効果が期待でき、葉酸を効率的に吸収することができますよ。
妊娠のしやすさや出生率の向上に効果が期待されるビタミンDが豊富に含まれている点も、mitasの大きな魅力です。
さらに、鉄分やカルシウム、細胞の再生をサポートするマグネシウムなど、妊活に必要なたくさんの栄養素もしっかりと詰まっています。
食事だけでは摂取しきれない栄養を補い、毎日の妊活を力強くサポートしてくれるでしょう。
また、妊活に「冷え」は大敵です。mitasは、なんと赤ちゃんを迎える身体に必要な栄養素だけではなく、冷えを予防する”温活成分”も配合しています!
生姜・なつめ・高麗人参・陳皮といったこれらの和漢成分は、体の巡りにアプローチし、内側から温める効果があります。
冷えと赤ちゃんの先天異常、どちらも対策したい!という方は、mitasで妊活と温活のWケアを始めてみませんか?
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十分な睡眠
質の良い睡眠はホルモンバランスを整えるうえで非常に重要です。
毎日同じ時間に就寝・起床するリズムを作り、6〜8時間の睡眠を確保しましょう。(※4)
疲れを感じたときは早めに休むことを心がけてくださいね。
ストレスケア
妊活中のストレスはホルモンバランスを乱しやすく、妊娠に影響を与えることもあります。(※4)
自分に合ったストレス解消法を見つけ、リラックスする時間を大切にしてください。
例えば、以下のようなストレス解消法がおすすめです。(※5)
- 1音楽を聴く
- 2軽く体を動かす
- 3新しい趣味を見つける
- 4日記を書く
自分に合ったストレス解消法を今のうちから見つけておくと、妊娠中や産後のメンタル安定にも役立つでしょう。
妊娠かな?と思ったらまずやること
妊娠かな?と思ったら、まずは妊娠検査薬を使いましょう。
ここでは、市販の妊娠検査薬で陽性が確認できたあとにすることをご紹介します。
産婦人科を受診する
妊娠検査薬で陽性反応が確認できたら、できるだけ早く産婦人科を受診しましょう。
受診の目的は、妊娠の状態や安全性を確認することです。(※6)
<病院で確認すること>
①胎嚢の確認
超音波検査で、胎嚢(たいのう)が子宮内にあるかどうかを確認します。
胎嚢が確認できない場合、子宮外妊娠の可能性が考えられます。
これは放置すると母体に大きな危険が及ぶため、早期発見が重要です。
②赤ちゃんの心拍の確認
妊娠6週以降であれば、赤ちゃんの心拍を確認できる可能性があります。
ただし、受診の時期が早すぎると心拍が見えないこともあるため、医師と次回の受診タイミングを相談してください。
お母さんと赤ちゃんのために大切なことなので、必ず受診しましょう。
心拍確認について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
【助産師監修】心拍確認はいつできる?確認後の流産率と過ごし方のポイントを解説
「赤ちゃんの心拍確認はいつできるんだろう」と不安に思っているママはいませんか?この記事では、赤ちゃんの心拍確認ができる時期や2回目の受診で確認できるケース、心拍確認後の流産率について解説します。また、心拍確認後の過ごし方とやるべきこと4つ についても紹介するので、ぜひこれからの参考にしてくださいね。
葉酸サプリを飲み始める
妊娠が判明したら、葉酸を取り入れることがさらに重要になります。すでに飲み始めているという方もいるかもしれませんが、まだ葉酸サプリを飲んでいないという方はすぐに始めましょう。
「mamaru」はつわりがある時期でも飲みやすい、小粒タイプの妊婦さん専用のサプリメントです。妊娠初期に必要な400μgの葉酸がしっかりと摂取できますよ。
また、妊娠期は便秘や下痢などお腹の調子を崩しがち。mamaruなら、腸活成分も配合されており、妊娠中の腸のケアもサポートしてくれます。
さらに、mamaruを含めたmitasシリーズは全国4,000店舗以上のドラッグストアでも販売中!
スギ薬局・マツモトキヨシといった「大手ドラッグストア」でも販売されているのは信頼の証です。大事な妊娠中の体に入れる葉酸サプリは、GMPマークや安心安全マークも取得しているmamaruをぜひご活用ください。
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胎児に悪い影響がある生活習慣をやめる
妊娠が判明したら、胎児の健康を守るために生活習慣の見直しが必要です。(※7)
たばこをやめる
喫煙は流産や早産、胎児発育不全などのリスクを高めます。
また、受動喫煙による影響も大きいため、家族や周囲の人も協力して禁煙をしましょう。
お酒をやめる
妊娠中の飲酒は「胎児性アルコール症候群」の原因となり、赤ちゃんの健康に深刻な影響を与える可能性があります。
妊娠が判明したら、全妊娠期間を通して飲酒を控えましょう。
服用中の薬に注意する
妊娠中に服用する薬は、胎児への影響を考え慎重に選ぶ必要があります。
普段から飲んでいる薬がある場合は、必ず医師に相談してください。
おりものは健康のバロメーターのひとつ。妊娠に向けて体の準備を整えよう!
おりものの変化は、体調やホルモンの状態を教えてくれます。
おりものの特徴は個人差が大きいため「いつもと違うな」と感じたら、まずは産婦人科を受診してみましょう。
妊娠に向けた準備としては、バランスの取れた食事や十分な睡眠に加え、妊活サプリ「mitas」を活用することで、無理なく進めることができます。
妊娠がわかったら、ぜひ妊婦さん向けサプリ「mamaru」を取り入れてくださいね。
mitasシリーズがお母さんと赤ちゃんの健やかな生活をサポートします。
参考文献:
(※1)看護学と女性のみらい vol.8|女性みらい研究センター|金城学院大学
(※3)葉酸とサプリメント ‐神経管閉鎖障害のリスク低減に対する効果 | e-ヘルスネット(厚生労働省)
(※4)思春期からの男女の健康について ~「プレコンセプションケア」を知っていますか?~ - 埼玉県
(※5)こころと体のセルフケア|ストレスとこころ|こころもメンテしよう ~若者を支えるメンタルヘルスサイト~|厚生労働省
(※6)妊娠したと思ったら病院へ行くタイミングはいつ?検査の流れなどを解説|東京・世田谷での出産・分娩なら国立成育医療研究センター 産科
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