更新日:2026/7/27

妊婦さんは低血圧になりやすい?赤ちゃんへの影響や対処法、受診の目安を解説

妊婦さんは低血圧になりやすい?赤ちゃんへの影響や対処法、受診の目安を解説
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妊婦健診で「血圧が低めですね」と言われたり、めまいや立ちくらみが続いたりすると、「赤ちゃんに影響はないのかな」「病院を受診したほうがいいのかな」と不安になりますよね。

妊娠中は、ホルモンバランスや体の変化によって血圧が低くなりやすい時期です。ただし、症状の現れ方や程度には個人差があり、血圧が低めでも元気に過ごしている方も少なくありません。

この記事では、妊娠中に血圧が低くなりやすい理由や赤ちゃんへの影響、日常生活でできる対処法、受診の目安まで、わかりやすく解説します。

この記事に登場する専門家

【葉酸サプリmamaru監修・産婦人科医】まきレディスクリニック院長 風本真希先生

日本産科婦人科学会 産婦人科専門医、検診乳腺超音波 認定医

毎日多くの妊婦さんの検診に立会い、相談にのっている。患者さんのお話に真摯に耳を傾けることが信条。

"葉酸だけでいい” そう思っていませんか?
実は妊婦さんに必要な栄養素は葉酸だけではありません。妊活期に比べ鉄分がより必要になるだけでなく、ビタミン・ミネラルと様々な栄養素をまんべんなく摂ることが大切です。
"体のコンディションの変化や、日常生活の成約がたくさん”。妊娠中は、体のコンディションの変化や、お腹に赤ちゃんがいるというこれまでと異なる環境の中、生活にも様々な制約が。
日々の健康に気を使い、体調管理することが大切です。

まきレディスクリニック

妊婦さんは低血圧になりやすいって本当?

妊娠中は、ホルモンバランスや血液循環の変化によって、血圧が低くなることがあります。まずは、妊娠中の血圧の目安や、血圧が低くなりやすい理由をみていきましょう。

妊娠中の血圧の目安

一般的に、正常血圧は収縮期血圧120mmHg未満かつ拡張期血圧80mmHg未満とされています(※1)。妊娠中だからといって、正常血圧の基準が変わるわけではありません。

一方で、妊娠高血圧症候群は、妊娠20週以降に収縮期血圧140mmHg以上、または拡張期血圧90mmHg以上となった場合に診断されます(※2)。

これに対して、妊娠中の低血圧には明確な診断基準はありません血圧の数値だけでなく症状の有無や普段の血圧、妊婦健診の結果なども踏まえて総合的に判断されます。

妊娠中に血圧が低くなりやすい理由

妊娠中に血圧が低くなりやすいのは、お腹の赤ちゃんを育てるために、ママの体が大きく変化するからです。

特に妊娠初期から中期にかけては、妊娠を維持するホルモンの影響で血管が広がりやすくなり、一時的に血圧が低下することがあります

また、妊娠が進むと全身を巡る血液量は増えていきますが、それ以上に血管が広がるため、血圧は低めになる傾向があります。

こうした変化は妊娠中によくみられる生理的な変化のひとつであり、必ずしも異常があるとは限りません。

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血圧90/60mmHgでも大丈夫?

血圧が90/60mmHg程度であっても、自覚症状がなく、妊婦健診で問題がない場合は、過度に心配する必要はありません。不安な場合は、体調や症状、普段の血圧などもあわせてかかりつけ医に相談しましょう。

妊娠中の低血圧で起こりやすい症状

妊娠中に血圧が低くなると、脳や全身への血流が一時的に低下し、さまざまな症状が現れることがあります。

症状の現れ方には個人差があり、ほとんど気にならない方もいれば日常生活に支障を感じる方もいます

まずは、どのような症状がみられるのか確認していきましょう。

よくみられる症状

妊娠中の低血圧では、次のような症状がみられることがあります。

  • めまい
  • 立ちくらみ
  • ふらつき
  • 倦怠感・疲れやすさ
  • 頭がぼんやりする
  • 動悸
  • 冷や汗
  • 顔面蒼白
  • 失神(重症の場合)

これらの症状は、急に立ち上がったときや長時間立ち続けたときに起こりやすく、少し座ったり横になったりすると落ち着くこともあります

貧血との違い

低血圧と貧血は、どちらもめまいや立ちくらみ、疲れやすさなど似た症状が現れるため、混同されやすいものです。しかし、原因はそれぞれ異なります。

低血圧は、血圧が低下することで脳や全身へ十分な血液が行き渡りにくくなった状態です。一方、貧血は赤血球に含まれるヘモグロビンが不足することで、全身へ酸素を運ぶ力が低下した状態を指します。

妊娠中は、血液量の増加に伴って「生理的貧血」が起こりやすい時期でもあります。症状だけで低血圧か貧血かを判断することは難しいため、気になる症状がある場合は、妊婦健診などで相談しましょう。

妊娠中の貧血については、以下の記事で詳しく解説しています。

妊婦さんの低血圧は赤ちゃんに影響する?

軽度の低血圧で自覚症状がなく、妊婦健診でも問題がない場合は、赤ちゃんへの影響を過度に心配する必要はありません

妊婦健診では、ママの健康状態だけでなく、赤ちゃんの発育や心拍なども確認しています。健診で順調と言われている場合は、過度に不安にならず、引き続き定期的に健診を受けましょう。

一方で、つわりなどで水分や食事が十分にとれず、体調が優れない場合は注意が必要です。妊娠中は脱水や栄養不足によって体調を崩しやすく、体調不良の原因が低血圧だけとは限りません。

「いつもと様子が違う」「症状が長引いている」と感じるときは、無理をせず医師へ相談しましょう。

妊娠中に低血圧になったときの対処法5選

妊娠中の低血圧は、体の変化によって起こることも少なくありません。

症状が軽い場合は、日常生活で少し工夫するだけでもめまいや立ちくらみが和らぐことがあります。無理のない範囲で、できることから取り入れてみてくださいね。

急に立ち上がらない

急に立ち上がると一時的に脳への血流が低下し、めまいや立ちくらみが起こりやすくなります

朝起きるときは、まず上半身をゆっくり起こし、その後に足を下ろしてから立ち上がるのがおすすめです。椅子から立ち上がるときも、慌てずゆっくり動くことを意識すると安心です。

水分をこまめに補給する

水分不足になると血液量が減少し、低血圧による症状が現れやすくなることがあります。

妊娠中は、つわりや発汗などで水分不足になりやすい時期です。のどが渇く前から少しずつ水分を補給し、体に負担をかけないよう心がけましょう。

一度にたくさん飲むよりも、少量ずつこまめに飲むのがポイントです。

妊婦さんの水分補給におすすめの飲み物は、以下の記事で詳しく紹介しています。

バランスの良い食事を心がける

バランスの良い食事は、妊娠中の低血圧対策として心がけたいポイントのひとつです。十分なエネルギーや栄養がとれないと、低血圧によるめまいや立ちくらみなどの症状が現れやすくなることもあります。

しかし、妊娠中はつわりなどで思うように食事がとれず、栄養バランスが偏ってしまうことも少なくありません。体調に合わせて無理のない範囲で食事を摂り、できるだけ栄養バランスを意識しましょう。

つわりなどで食べられない日は、食べられるものを少しずつ口にするだけでも大丈夫です。無理をせず、その日の体調に合わせて食事を摂ることを優先しましょう。

妊娠中の食事で気になることがある方は、以下の記事をチェックしてみてくださいね。

食事だけでは不足しがちな栄養素は「mamaru」がサポート!

妊娠中は、赤ちゃんの成長に必要な栄養素をしっかり摂りたいと思っていても、つわりや体調の変化で思うように食べられない日もありますよね。

「ちゃんと栄養は足りているかな」「食事だけで大丈夫かな」と不安になる妊婦さんも少なくありません。

そんな妊娠中の毎日に寄り添ってくれるのが、妊婦さん向け葉酸サプリ「mamaru(ママル)」です。

mamaruは、厚生労働省が妊娠初期の摂取を推奨している葉酸400μgをはじめ、鉄やカルシウム、ビタミンDなど、妊娠中に意識したい20種類以上の栄養素をまとめて補えるオールインワンサプリです。

さらに、乳酸菌・ラクトフェリン・食物繊維を配合し、妊娠中の菌活までサポート。毎日の栄養管理はもちろん、お腹の調子が気になる妊婦さんにもうれしい設計です。

1日4粒の小粒タイプで飲みやすく、つわりで食事が思うようにとれない日でも続けやすいのも魅力。

産婦人科医監修のもと開発され、国内製造や品質管理にもこだわっているため、大切な妊娠期にも取り入れやすい葉酸サプリです。

※本製品に配合されている成分の選定および配合比率について、医師の監修・推奨を受けています。

mamaruは全国のドラッグストアやアカチャンホンポなどでも購入できますが「まずはお得に試してみたい」という方は、特別価格や返金保証つきで始められる公式サイトがおすすめです。

スマホから簡単に申し込めて自宅まで届くので、買いに行く時間が取りにくい妊婦さんでも始めやすいですよ。

「食事だけでは栄養が足りているか心配」「妊娠中に必要な栄養素を手軽に補いたい」という方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてくださいね。

十分な休息をとる

低血圧によってめまいや立ちくらみ、だるさなどの症状があるときは、無理をすると体への負担が大きくなることがあります。症状があるときは十分な休息をとることを心がけましょう。

「少し疲れたな」「めまいや立ちくらみが気になる」と感じたら、無理をせず横になって体を休めてください。長時間立ちっぱなしで過ごすことは避け、こまめに休憩をとりながら過ごしましょう。

締め付けの少ない服装を選ぶ

お腹や腰まわりを締め付ける服装は、血液の流れを妨げたり、不快感の原因になったりすることがあります。

マタニティウェアなど、ゆったりとした服を選び、体を締め付けすぎないようにしましょう。体を冷やさないよう、季節に合わせた服装を選ぶことも大切です。

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仰向けで気分が悪くなる場合は「仰臥位低血圧症候群」の可能性も

妊娠後期になると、大きくなった子宮が血管(下大静脈)を圧迫し、血圧が低下して気分が悪くなることがあります。これを仰臥位(ぎょうがい)低血圧症候群といいます。

仰向けで休んでいて気分が悪くなったときは、左側を下にして横向きになる(左側臥位)と、症状が和らぐことがあります。それでも改善しない場合や症状が強い場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。

妊娠中の低血圧で病院を受診したほうがよい症状

妊娠中の低血圧は、生理的な変化によることも多く、症状が軽い場合は過度に心配する必要はありません。

ただし、次のような症状がある場合は、低血圧以外の原因が隠れていることもあります。

  • 失神した、意識を失った
  • 腹痛や性器出血を伴う
  • 水分や食事が十分に摂れない
  • 安静にしても症状が改善しない

このような症状がある場合は、自己判断せずに早めにかかりつけの産婦人科へ相談しましょう。

妊娠中の低血圧は慌てず適切に対処しよう

妊娠中は、ホルモンバランスや体の変化によって血圧が低くなりやすい時期です。軽度で自覚症状がなく、妊婦健診でも問題がない場合は、過度に心配する必要はありません

日頃から十分な休息やこまめな水分補給、栄養バランスの良い食事を心がけながら、無理のない範囲で体調を整えていきましょう

「食事だけで必要な栄養素を摂れているかな」と不安を感じるときは、mamaruのような妊娠中向けサプリメントを上手に取り入れるのもおすすめです。

毎日の栄養管理を無理なく続けながら、健やかなマタニティライフを過ごしてくださいね。

【参考文献】

(※1)厚生労働省健康 日本21アクション支援システム ~健康づくりサポートネット~「高血圧」

(※2)公益社団法人 日本産科婦人科学会「妊娠高血圧症候群」

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