更新日:2025/9/9

排卵日っていつ?計算方法から一番妊娠しやすい日、タイミングの取り方まで【産婦人科医監修】

排卵日っていつ?計算方法と一番妊娠しやすい日をどこよりもわかりやすく解説
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妊活を始めると、まず気になるのが「排卵日っていつなの?」ということではないでしょうか。

排卵日を正しく把握することは、妊娠を目指すうえでとても重要です。しかし、カレンダーどおりに排卵が起こるとは限りません。

この記事では、排卵日の予測・計算方法や妊娠しやすい時期の考え方についてわかりやすく解説します。

タイミングの把握とともに始めたいカラダづくりもぜひチェックして、妊活のスタートに役立ててくださいね。

この記事に登場する専門家

【葉酸サプリmitas監修・妊活専門産婦人科医】美加レディースクリニック院長 金谷美加先生

生殖医療専門医、産婦人科医、母体保護法指定医、医学博士

実は妊活期と妊娠期では必要な栄養素は違います。市販の葉酸サプリは「妊活期」と「妊娠期」を分けていないものもありますが、時期ごとに必要な栄養素を摂ることが大切です。
栄養だけでなく、冷えにも気をつけたいもの。子宮の血流が悪いと卵子着床が難しくなり不妊の一因にも繋がるため、しっかりと体を温めることが大事です。

美加レディースクリニックホームページ

排卵日はいつ?5つの予測方法をチェック!

排卵日は生理周期や基礎体温の変化など、いくつかの方法を組み合わせることで予測できます。

まずは、代表的な5つの予測方法を紹介します。

  • 生理開始日から14日前後
  • 基礎体温が高温期に変わる直前
  • 排卵検査薬が陽性になったとき
  • おりものの量が増えて粘り気が強くなったら
  • 超音波検査で卵胞の成長が確認できたら

生理開始日から14日前後

正常な月経(生理)周期は25〜38日とされていますが、日本人女性では28〜30日程度が一般的。そのなかで「次の生理が始まる約14日前」が排卵日の目安とされています。

  • 次回の排卵推定日=前回の生理初日+(月経周期-14)

28日周期の場合は「生理が始まってから約14日目」、30日周期なら「生理が始まってから約16日後」が排卵日と予測することができます。

例1:28日周期・前回の生理初日が1月7日の場合

7日+(28-14)=次回の排卵日は1月21日

例2:30日周期・前回の生理初日が1月17日の場合

17日+(30-14)=33日
1月は31日までのため、あまった2日が2月に繰越になり、次回の排卵日は2月2日

ただし、これはあくまで平均的な目安であり、ストレスや体調の変化によってずれることもよくあることを覚えておきましょう。

基礎体温が高温期に変わる直前

毎日基礎体温を測ることで、排卵のタイミングの予測が可能です。基礎体温とは、人間が生命維持に必要な最小限のエネルギーしか消費していない状態、つまり寝ている状態の体温のこと。

寝ている状態の体温を自分で測定することはできないため、一般的に基礎体温は朝目覚めて活動する前に測定します。

この基礎体温は、排卵を境に「低温期」から「高温期」に切り替わるため、その直前が排卵日と考えられます。基礎体温を3ヶ月程度測定し続けることで、排卵日や生理周期の把握に役立つでしょう。

基礎体温と排卵については、以下の記事で詳しく解説しています。

基礎体温が二相にならないときはどうする?

「低温期と高温期がはっきりしていないけれど大丈夫?」と心配する方も多いでしょう。多少ギザギザしていても、全体的に低温期と高温期に分かれていれば問題ありません

ただし、体温の変化がまったく見られない場合は排卵が起きていない可能性もあります。生理はあるにも関わらず、基礎体温がこのような状況である場合「無排卵月経」の可能性も考えられます。

念のため婦人科を受診し、相談してみましょう。

無排卵月経については、以下の記事で詳しく解説しています。

排卵検査薬が陽性になったとき

ドラッグストアなどで購入できる「排卵検査薬」は、尿をかけるだけで排卵のタイミングを予測できるアイテム。

排卵日の約1日前には黄体形成ホルモン(LH)というホルモンが急上昇します。排卵検査薬は、この黄体形成ホルモンを感知して排卵日を予測しており、陽性反応が出てからおよそ36〜48時間以内に排卵が起こるとされています。

排卵検査薬はおおよその排卵日を把握したうえで、その数日前からチェックしていくため、事前に基礎体温をつけて生理周期を把握しておくことが必要です。

おりものの量が増えて粘り気が強くなったら

排卵が近づくと、おりものの量が増え、色は透明になり糸を引くようになります。おりものは子宮頚管(子宮と膣をつなぐ管)から分泌される粘り気のある液体。

通常は膣から体内に細菌が入らないよう防ぐ役割を持ちますが、排卵日が近くなると量や性状が変化し、精子が子宮に到達しやすくなるようサポートします。

超音波検査で卵胞の成長が確認できたら

より正確に排卵日を知りたい場合は、産婦人科での超音波(エコー)検査を検討することもおすすめです。

卵巣の中では、排卵に向けて卵胞が成熟していきます。卵胞は、大きさが12mm程度になると、それ以降は1日あたり約2mmのペースで成長し、18~22mm程度の大きさで排卵されます。

超音波検査は、卵巣内の卵胞の大きさを確認することで排卵のタイミングを予測できるため、自己判断が難しい人や妊活を積極的に進めたい人には適した方法といえるでしょう。

排卵日=妊娠しやすい日?正しいタイミングの取り方

排卵日がわかったところで、次に出てくるのは「妊娠にベストなタイミングはいつ?」という疑問ではないでしょうか。

ここでは、妊娠しやすいタイミングの考え方や、無理なく妊活に取り組むための工夫について解説します。

一番妊娠しやすい日は排卵日の2日前

「妊娠しやすいのは排卵日当日!」と思いがちですが、実は最も妊娠の可能性が高いのは排卵日の約2日前といわれています。

精子の寿命は2〜3日程度、卵子の寿命は24時間程度とされるため、排卵のタイミングであらかじめ体内に精子が待機している状態を作ることがポイントです。

おおよその排卵日を把握するとともに「妊娠しやすいタイミングは排卵日の2日前」ということを覚えておくことが妊娠への近道といえるでしょう。

正しいタイミングの取り方

排卵日を予測しその2日前からを目安に性交渉を持つと、妊娠の可能性が高まるでしょう。

妊娠しやすさには、性交渉の回数も大きく関与しています。そのため、排卵日の2日前よりも少し前、3〜5日前くらいから毎日もしくは1日おきに計3〜4回程度タイミングを取ることで、より妊娠につながりやすくなる可能性があります。

タイミングの取り方について詳しくは、こちらの記事でも紹介しています。

しかし、排卵のタイミングは個人差があり予測通りにならないこともあります。また「いつ」「何回」ということにとらわれすぎると、かえってストレスになってしまうことも。

妊娠しやすい時期を意識することも大切ですが、相手を思いやりながら無理のないペースで取り組むことを意識してみてくださいね。

タイミング法とともに始めたい「カラダ」の準備

妊娠を目指すなら、タイミングをとることに加えて、妊娠しやすいカラダづくりも大切。たとえ精子と卵子が出会っても、カラダの準備ができていなければ着床することはできません

妊娠に向けてカラダを整えるためには、栄養バランスの良い食事が必須。食事だけで摂りきれない栄養素は、妊活のために作られたサプリで補いましょう。

「mitas(ミタス)」は、妊活専門クリニックの院長が監修したオールインワン妊活サプリです。

  • 葉酸やビタミンDなど、妊活中に必要な栄養素がオールインワン
  • 妊活の大敵「ひんやり」をケアする温活成分を配合
  • 国産・無添加・GMPマーク取得で信頼感◎
  • スギ薬局の妊活サプリ部門で売上ナンバーワン

※2024年7月スギ薬局の妊活サプリ売上実績

妊活を始めたばかりの方にとって心強い味方となってくれるmitas。詳しくはこちらをチェックしてみてくださいね!

排卵の基礎知識

ここでは「排卵」について、改めて整理しておきましょう。仕組みを理解することで、妊活の進め方もよりイメージしやすくなります。

そもそも「排卵」とは

排卵とは、卵巣で育った成熟した卵子が、卵胞(卵子の袋)を破って放出される現象のこと。

卵子は卵管を通って移動し、その間に精子と出会い受精が成立します。その後数日かけて子宮に到達し、さらに数日かけて子宮内膜に着床します。

排卵と生理の関係

受精卵が子宮内膜に着床しなかった、つまり妊娠が成立しなかったときに起こるのが生理(月経)です。

卵巣で成長していく卵胞からは「エストロゲン(卵胞ホルモン)」が分泌されるようになります。妊娠に向けてのエストロゲンの主な働きは、子宮内膜を厚くすることで受精卵が着床しやすい環境を整えることです。

エストロゲンが十分に分泌されると、それが刺激となり「黄体形成ホルモン(LH)」の分泌も急激に増加。そして、LHの分泌がピークに達した36時間〜48時間後に排卵が起こるとされています。

黄体形成ホルモンの作用により厚くなった子宮内膜は、妊娠が成立しなければはがれ落ちます。このときの出血が生理です。つまり、月経と排卵は密接に関係しているということになります。

月経と排卵の関係については、こちらの記事でさらに詳しく紹介しています。

妊娠を目指すために今から始めたいカラダづくり5選

妊活において排卵日やタイミングを意識することは大切ですが、体のコンディションを整えることも欠かせません

最後は、妊娠に近づくために今からできるカラダづくりを5つ紹介します。

食生活を見直してバランスよく栄養を摂る

妊活中は、必要な栄養を過不足なく摂取するために、食生活を見直すことが大切です。栄養バランスのよい食事は妊娠しやすいカラダづくりのため、赤ちゃんが健やかに育つ準備のためには欠かせません

ホルモンバランスが整い正常な生理周期を維持できれば、排卵日を予測しやすくもなるでしょう。

◆妊活中に意識的に摂りたい主な栄養素

  • 葉酸
  • 亜鉛
  • ビタミンC
  • ビタミンD
  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • ビタミンB6
  • ビタミンB12

特に胎児の先天異常の一つ「神経管閉鎖障害」のリスク低減に役立つとされているのが、ビタミンB群の一種「葉酸」。葉酸は、厚生労働省「日本人の食事摂取基準」においても妊活中からの積極的な摂取が推奨されています。

妊娠に向けて必要な栄養素を十分摂取するためには、不規則な食生活や偏った食事で起こる栄養不足を解消しておくこともとても重要といえますね。

葉酸をはじめとするビタミンB群や、その他妊活中にしっかり摂取したい栄養素について、詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

妊活サプリを取り入れる

妊活において栄養バランスの整った食事は欠かせない要素ですが、毎日栄養バランスを考えた食事メニューをつくるのは大変ですよね。

そんなときには毎日の食事にプラスして、妊活中に必要な栄養素をしっかり補給できるサプリメントを取り入れるのも一つの方法です。

妊活に特化したサプリメント「mitas(ミタス)」は、先ほどご紹介した妊活中に積極的に摂りたい栄養素がオールインワン!

たとえば妊活中に欠かせない葉酸は、厚生労働省が推奨する基準をクリアした400μgを配合(※1)。産婦人科医も注目している妊活成分・ビタミンDを高配合している点もポイントです。

近年、ビタミンDを十分に摂取している女性は、ビタミンD不足の女性に比べて妊娠率と着床率が高いことがわかってきました。妊活中にはmitasで欠かさずに摂取していきたいですね。

さらにmitasは、妊活専門クリニックの院長が監修し、妊活に本当に必要な成分だけを厳選して配合しているのも魅力。

産婦人科医の厳しいチェックのもと、不要なものは使わない無添加で、国内製造である点も、多くの妊活女性に選ばれている理由です。

全国の産婦人科や大手ドラッグストアで展開しており、スギ薬局では妊活サプリ売り上げナンバーワンの実績も!多くの妊活女性がmitasでカラダづくりを始めています。

※2024年7月スギ薬局の妊活サプリ売上実績

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睡眠不足を解消する

私たちのカラダが健康的に働き続けるためには、休息を取ることが大切です。

なかでも睡眠による休息は、脳とカラダの両方を休めることができるため、自分が寝不足と感じないだけの睡眠を確保していくように心がけましょう。

アメリカの研究では、7〜8時間の睡眠を取ることで妊娠率が上がるという研究結果もあるそうですよ(※2)。

また、リラックスできる寝具や寝衣を使用したり、寝室にスマートフォンを持ち込まないようにしたり、就寝1〜2時間前に入浴して体を温めたりすることでも睡眠の質が高まります(※3)。

睡眠と妊活の関係については、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。

冷えを解消する

冷えによって全身の血液のめぐりが悪くなると、子宮や卵巣などへの酸素や栄養の供給が滞りがちです。このような状況下では、卵巣機能の低下や着床しにくい子宮環境につながりやすくなってしまいます

女性は男性に比べて筋肉量が少なく、熱をつくり出す力が弱いことから、体が冷えやすい傾向があります。夏場であっても冷房によってカラダが冷えることがあるため、注意が必要です。

ブランケットや靴下をうまく活用して下半身を冷やさないようにしたり、カラダが内側から温まるようにホットドリンクを飲んだり、生姜などのカラダをあたためる食材を活用したりするのがおすすめです。

妊活サプリmitasには、冷えのケアに役立つ生姜をはじめとした和漢素材も配合

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パートナーも一緒にカラダを整える

妊娠のしやすさは女性だけの問題ではなく、男性の性機能や精子の状態も大きく関わってきます。そのため、男性は精子の状態をより良好に保つための生活を送ることが大切です。

精子の状態をより良好に保つために、日常生活でできることを3つ紹介します。

  • 男性妊活に必要な栄養を摂取する
  • 下半身を温めない
  • 禁煙をする

男性妊活に必要な栄養を摂取する

状態のよい精子をつくるためには、十分な栄養を摂取することが大切です。妊活中の男性にとって特に重要な栄養は葉酸、亜鉛、マカ、抗酸化成分です。

  • 葉酸:精子のDNAの損傷を抑える
  • 亜鉛:精子の数や運動率を高める
  • マカ:勃起不全(ED)のリスクを抑える可能性
  • 抗酸化成分:カラダの老化を抑え、精子の質を維持する

◆抗酸化成分の例

とはいえ、忙しい毎日を送るなかで栄養を意識するのは難しいもの。そんなときは女性と同様に、男性も妊活用のサプリを活用することで、不足しがちな栄養素を効率よく補うことが大切です。
妊活サプリmitas for men(ミタスフォーメン)は、妊活中の男性に必要な4つの栄養をしっかりと配合。

加えて、男性のカラダのコンディションを整えてくれる「トンカットアリ」「エゾウコギ」「ノコギリヤシ」も配合しています。

1日2粒の手軽な習慣で、男性妊活に欠かせない「精活力」と「抗酸化」をしっかりとサポートできますよ!

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※2023年4月の調査結果(自社調べ)

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二人で始める妊活サプリについては、こちらの記事も参考にしてくださいね!

下半身を温めない

精子は熱に弱い性質があるため、精巣を温めないようにすることが大切です。下半身が温まると精巣も温まってしまい、精子を作る機能が低下してしまう可能性があります。

妊活中はノートパソコンを膝の上に置いて使用したり、長時間入浴したりサウナに入ったりすることは避けるようにしましょう。

禁煙をする

タバコに含まれるニコチンや一酸化炭素などの有毒成分は、精子濃度の減少や精子運動率の低下、奇形精子率の上昇を引き起こすといわれています。

また、血管にダメージを与えることで、勃起不全(ED)を引き起こす可能性も高まります。

妊活の開始は、禁煙するためのよいきっかけです。自身の健康と今後授かる赤ちゃんの健康も考え、禁煙するようにしましょう。

心身のコンディションを整えて一番妊娠しやすい日を迎えよう

妊娠を希望する人にとって、排卵日は見逃せない重要な日です。5つの調べ方を組み合わせて活用し、ぜひ排卵日の予測に役立ててくださいね。

  • 生理開始日から14日前後
  • 基礎体温が高温期に変わる直前
  • 排卵検査薬が陽性になったとき
  • おりものの量が増えて粘り気が強くなったら
  • 超音波検査で卵胞の成長が確認できたら

また妊活中は、排卵日の把握とともに生活習慣を整えて、妊娠しやすいカラダづくりを目指すことも欠かせません。

食生活をはじめとする生活習慣を少しずつでも見直しながら、パートナーと一緒に前向きに取り組むことが、重要なポイントといえます。

自分に合った方法を取り入れ、心身のコンディションを整えつつ、排卵日前後の一番妊娠しやすい日を迎えましょう。

妊活に必要な栄養素を無理なく、かつ効率よく摂取するならサプリの活用もおすすめです。妊活サプリmitasは、あなたの健やかな妊活ライフをサポートします。

参考文献:

(※1)厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2025年版)

(※2)女性の睡眠パターン・交替勤務・生殖能力における北米の受胎前コホート研究

(※3)厚生労働省 健康づくりのための睡眠ガイド 2023

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