更新日:2025/11/27

新生児の授乳が1時間もたないけど大丈夫?授乳間隔の目安と足りているサイン

新生児の授乳が1時間もたないけど大丈夫?授乳間隔の目安と足りているサイン
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新生児の授乳はリズムが安定しづらく、「さっき授乳したばかりなのにもう泣いている…」「1時間もたないなんて足りていないのかな?」と不安になる方も多いでしょう。

とくに母乳は消化が早いため、30分〜1時間おきに欲しがる日があるのはめずらしいことではありません。大切なのは、赤ちゃんの様子から足りているかどうかを判断することです。

この記事では、授乳間隔の目安や足りているサイン、母乳・ミルク・混合それぞれの対処法をわかりやすくまとめました。焦らず、今のリズムを一緒に見つけていきましょう。

この記事に登場する専門家

【葉酸サプリmamaco監修・産婦人科医】薬膳漢方検定所有 加藤智子先生

産婦人科医専門医、健康スポーツ医、抗加齢専門医、更年期カウンセラー

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新生児の授乳間隔が短すぎる...もしかして足りていないの?

新生児期は、授乳の間隔が日によって大きく揺れやすい時期。まずは、この時期の赤ちゃんと授乳間隔の特徴を確認していきましょう。

新生児期の授乳は1時間もたないこともよくある

新生児期は、短い間隔で何度も授乳を求めることがあり、これは「頻回授乳」と呼ばれています。

赤ちゃんの胃はとても小さく、母乳は消化が早いため、30分〜1時間おきに欲しがる日も少なくありません。飲んでいる途中で眠ってしまい、十分に飲み切れないまま起きたときに再び欲しがることもあるのです。

また、赤ちゃんは母乳を吸う行為そのものが安心につながるため、空腹ではなく甘えたい、眠いといった理由で求めることもあります。そのため、必ずしも泣く=お腹がすいている、というわけではないことも知っておきましょう。

1時間おきの授乳はいつまで続くの?

1時間おきの授乳は、生後1〜2か月のあいだによく見られます。この時期は、授乳の間隔が日によって大きく変わる時期でもあり、昨日はちゃんと時間が空いたのに、今日はまた短いというのも自然なこと。

授乳の間隔が安定していないと不安になりますが、ずっと続くわけではありません。赤ちゃんの発達に合わせて、少しずつ自分なりのペースが整っていきます。

体重の増え方が順調であれば、授乳間隔が短くても心配しすぎなくて大丈夫ですよ。

赤ちゃんの授乳間隔についてさらに詳しく知りたい方は、次のページも参考にしてください。

新生児期の授乳間隔の目安

授乳の間隔は、母乳かミルクか、そして赤ちゃんの状態によっても大きく変わります。それぞれの授乳方法でどれくらいを目安にすると安心なのかを確認していきましょう。

母乳

母乳育児では、授乳の間隔が1〜3時間おきになることが一般的です。

ただし、母乳は消化がとても早いため、1時間以内に欲しがることも珍しくありません。とくに新生児期は、飲む量やペースが安定しにくく、30分〜1時間おきに欲しがる赤ちゃんも多くいます。

また母乳による授乳は空腹を満たすだけでなく、赤ちゃんの安心にもつながっているため、ぐずりや寝つけないときに求められることもあります。頻回授乳が続くと不安になりますが、母乳育児ではよく見られる現象です。

ミルク

ミルク育児では、2.5〜3時間おきが基本のリズムになります。ミルクは母乳より消化に時間がかかるため、長い時間もつことが多いのが特徴です。もし授乳後1時間ほどで泣く場合は、まず量が適しているか、げっぷが残っていないかを確認しましょう。

ただし、量が足りていないかもと感じても、1時間以内に何度も追加でミルクを与え続けるのは避けてください。飲みすぎが負担になり、吐き戻しやお腹の張りにつながることがあります。

赤ちゃんの様子を見ながら、1回の授乳で満足できるよう量を整えていきましょう。

混合授乳

混合授乳の場合は、まず母乳から飲ませて、どれくらい満足できたかを確認するのが基本になります。まだ落ち着かない時だけ少量のミルクを足す混合授乳は、 赤ちゃんの飲み過ぎを防ぎながら、ママの体にも負担をかけにくい方法です。

混合授乳は母乳量に左右されるため、授乳間隔は1〜3時間と幅があります。そのため、泣くたびにミルクを追加するのは、飲みすぎや胃への負担につながることがあるため避けましょう。

ミルクを少し足す場合は20mL程度からの調整で十分です。母乳を増やしたい時は、母乳→ミルクの順番を固定しながら、試してみてください。

また、よく眠るため授乳間隔が長くなって不安という方もいるでしょう。よく眠る赤ちゃんの特徴については、次のページも参考にしてください。

新生児の授乳が足りているか見極めるサイン

新生児に十分に授乳できているかどうかは、赤ちゃんの様子を細かく見ることで判断しましょう。ここでは、安心して育児を進めるために、足りているかどうかを見極めるポイントを整理します。

足りているサイン

授乳が「足りているサイン」は赤ちゃんの体や小さな感情の変化で表れます。まずは、赤ちゃんが以下のような反応を示しているかを確認しましょう。

◆チェックポイント

  • 1日6回以上おしっこが出ていて、色が薄い
  • うんちが柔らかく、継続して出ている(母乳はゆるめがふつう)
  • 体重が毎週ゆるやかに増えている
  • 授乳後に表情や体がゆるんだり、寝落ちの瞬間がある
  • 毎回ではなくても、満足している様子が見られる

これらのサインが全体として安定していれば、必要な量をしっかり飲めていると考えて大丈夫です。

なお、母乳量からも足りているかを確認したいという方は、次のページも参考にしてください。

足りない可能性があるサイン

赤ちゃんが必要な量を飲めていないときも、体や様子の変化に「気づきやすいサイン」が表れます。次のような状態が続くときは、早めに医療機関などに相談しましょう。

◆チェックポイント

  • 授乳してもすぐに力が入らず、ぐったりしているように見える
  • おしっこが明らかに少ない、濃い黄色、または半日以上出ていない
  • 体重がほとんど増えない、または減る時期が続いている
  • 授乳後も泣き続けて、落ち着く時間がほとんどない

赤ちゃんの体に関わるため、まずは医療機関の受診が基本ですが、その他にも母乳外来や助産師、自治体の窓口などへの相談も可能です。授乳方法に問題がある場合は、今の状況に合ったアドバイスを受けられます。

授乳後すぐに泣く理由は空腹だけじゃない

授乳したばかりなのに泣き出す原因は、空腹だけではありません。赤ちゃんは不快感や眠気をうまく表現できないため、泣くことでサインを送っています。

◆よくある理由

  • げっぷが出ず、お腹が張って苦しい
  • 眠いのにうまく寝つけない、抱っこの安心感が欲しい
  • 暑い・寒い・服の刺激など、環境による不快感がある
  • オムツの汚れ、ガス溜まり、姿勢がつらい

もちろん空腹のこともありますが、「安心したい」「抱っこしてほしい」といった気持ちである場合も。赤ちゃんの様子を見ながら、一つずつ対応していきましょう。

【授乳方法別】新生児の授乳が1時間もたないときの対処法

授乳しても1時間もたずに泣いてしまうときは、授乳方法別の対処法を試してみましょう。

授乳量の確認や抱き方の調整、ミルクの追加タイミングなど、できる工夫はさまざまです。ここでは、母乳・ミルク・混合授乳それぞれの場合について順番に紹介します。

母乳の場合

母乳の場合は、赤ちゃんが1回に必要な量を飲み切れずに授乳間隔が短くなるケースが多いです。そのため、まずは両胸を交互に飲ませて、飲み残しを減らすことからはじめてみましょう。

赤ちゃんが乳首を浅く咥えているとしっかり飲めず、必要な量を取りきれません。姿勢を少し直したり、深く咥えられているかを確かめるだけでも、安定して飲めるようになりますよ。

具体的な方法は、こちらの記事を参考にしてください。

授乳中にウトウトするのもよくある姿です。ただ、満足したように見えても実際には飲めていない場合があるため、眠りそうになったら軽く声をかけたり、背中をトントンして続けられるか試してみてください。

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夕方の「クラスター授乳」はどうする?

新生児期に多い、夕方に授乳回数が増える「クラスター授乳」。これは、発達の途中でよく見られる反応なので、無理に間隔を空けようとしなくて大丈夫。欲しがるだけおっぱいを咥えさせてあげましょう。

それでも、「母乳の出が悪いからすぐにお腹がすくのでは?」と心配なママも多いはず。そんなときは、母乳の分泌を栄養面からサポートするアイテムに頼ってみるのもおすすめです。

母乳栄養のサポートには「mamaco」がおすすめ

赤ちゃんにお腹いっぱい母乳を飲んでもらうためには、ママの体が十分な母乳を作れる状態にあることがとても大切です。

しかし、産後は自分の栄養状態まで気が回らない日もありますよね。そんなときに頼れるのが、授乳期専用サプリの「mamaco」です。

mamacoは、産婦人科医が監修したオールインワンサプリで、授乳期に必要な鉄分・葉酸・ビタミン類・ミネラルをまとめて補えます。

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さらに、高麗人参やナツメ、ショウガなどの和漢成分を配合しており、産後の疲労ケアや巡りを整えたいときにも役立ちます。

品質面では無添加・国内GMP認定工場での製造にこだわっていて、赤ちゃんにもやさしく続けやすいのも嬉しいポイントです。

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ミルクの場合

ミルクの場合は、今の量が赤ちゃんに合っているかを見直してみましょう。

飲み切れているのにすぐ泣く場合は、20mLほど増減して試すと、ちょうど合う量が見つかりやすいです。何度も少しずつあげるより、赤ちゃんが満足できる1回を目指したほうが落ち着きやすく、授乳のリズムも整うでしょう。

また、哺乳瓶の乳首が合っていないと、飲むペースが遅すぎたり早すぎたりして赤ちゃんが不快になることがあります。サイズや形を見直すだけで、ぐっと飲みやすくなるケースもあるため、調整してみてください。

それでも泣き止まないときは、すぐに追加のミルクを作る前に、まず抱っこやげっぷで落ち着くか確かめてみましょう。

混合授乳の場合

混合授乳では、まず母乳をしっかり飲んでもらい、そのあとの赤ちゃんの様子を見てからミルクを足す流れが基本になります。

泣いたからといってすぐにミルクを作るのではなく、母乳→赤ちゃんの様子を見る→必要なら20mL程度のミルクを足すという順番を続け、飲みすぎを防ぎながら、赤ちゃんの満足感がどれくらいなのかを掴んでいきましょう。

また、うまく飲めていないと感じる時は、姿勢やラッチ(咥え方)を見直すだけで改善するケースもあります。母乳量を増やしたい場合は、母乳→ミルクの順番を固定しながら、量を調整してください。

授乳中の姿勢や抱き方について詳しく知りたい方は、次のページも参考にしてください。

新生児の授乳間隔に関するよくある質問

授乳のリズムは赤ちゃんによって違うため、育児中は細かな疑問が次々生まれるものです。

最後は、多くの新米ママが気になりやすいポイントをまとめました。赤ちゃんの様子と照らし合わせながら、参考にしてみてくださいね。

夜中も1時間おきに授乳しないといけないの?

初めのうちは、夜間も1時間おきの授乳となることもありますが、夜と昼とでは睡眠のリズムが異なるため、成長するにつれてまとまって眠る日が出てきます。

これは新生児によくあることなので、1回の授乳間隔が3時間以上あいても、体重が順調に増えていれば問題ありません。

ただし、黄疸が続いている場合や体重の増え方がゆっくりな赤ちゃんは、長く寝かせすぎると必要な量が飲めないことがあります。医師や助産師から指示があるときは、適度に起こして授乳するようにしましょう。

母乳からミルクに急に切り替えても大丈夫?

頻回授乳がつらく、ミルクに切り替えたいと考えることは自然なことです。

ただし急に切り替えてしまうと、飲まれなかった母乳が乳房に残り、乳腺炎につながる可能性があります。母乳は「飲んだ量に合わせて作られる」仕組みのため、急に減らすと体が追いつかなくなってしまうのです。

ミルクに移行したいときは、少しずつミルクの量や回数を増やしていきましょう。毎日決まった時間にミルクを足すようにすると、ママの体もリズムをつかみやすくなります。

ミルク育児で家族に授乳を手伝ってもらえれば、ママの休息時間を確保しやすくなり、体力面の負担も軽くなりますよ。

授乳後すぐ泣くけど、抱っこで落ち着くときは授乳しなくてもいい?

授乳後に泣いても、抱っこするとすぐ落ち着く場合は、空腹ではなく「安心したい」「眠い」といった気持ちのサインのことが多いです。

赤ちゃんは満腹のときでも不安や刺激で泣くことがあり、抱っこで落ち着くなら無理に授乳を重ねる必要はありません。

ただし、新生児はおっぱいを欲しがる時期が続くこともあるため、焦らずに赤ちゃんの様子を見ながら対応していきましょう。空腹のサインが明らかでない限り、まずは抱っこ・声かけ・環境の見直しなどで落ち着くか確かめてみてくださいね。

授乳後、すぐ寝てしまう場合はどうする?

新生児は、授乳中にそのまま眠ってしまうことがよくあります。満足して眠っているように見えても、実際には飲み切れていない場合があり、結果として授乳間隔が短くなる原因にもなります。

途中で眠りそうになったときは、そっと声をかけたり、肩や背中を軽くトントンして起こしてあげると、もう少し続けて飲めることがあります。ただし、どうしても眠ってしまうときは無理に起こし続けなくても大丈夫です。

赤ちゃんの機嫌や体重の増え方に問題がなければ、自然なリズムとして受けとめてあげてくださいね。

新生児期は授乳が1時間もたないのも普通。焦らず、赤ちゃんのリズムを見守ろう

新生児の胃はまだ小さく、こまめに飲むのが自然です。

特に母乳は消化が早いので、頻回授乳になりやすく、日によってリズムが変わるのも珍しくありません。「昨日は間隔があいたのに、今日はずっと欲しがる…」という波も成長の一部です。

また、泣く理由は空腹だけではなく、安心したい・眠い・抱っこしてほしいなど、気持ちによるものも。体重の増え方やおしっこの回数が順調であれば、授乳間隔に神経質になりすぎなくて大丈夫。ミルクや混合の場合も、赤ちゃんが落ち着くかどうかを目安に調整していきましょう。

新生児期は長く続くわけではありません。だからこそ、授乳期向けサプリmamacoで母乳栄養とママの体調を無理なくサポートしつつ、赤ちゃんのペースと向き合ってくださいね。

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