
更新日:2025/12/24
頻回授乳はいつまで続く?間隔が空かない理由と回数を減らすためにできること【産婦人科医監修】

夜中も日中も、1〜2時間おきの頻回授乳が続くと「一体いつまで続くんだろう…」と不安になりますよね。
赤ちゃんが泣くたびに授乳していると、「母乳が足りていないのかも」「このままで大丈夫?」と悩んでしまうママも少なくありません。
この記事では、頻回授乳が続く時期の目安や理由、無理をせずに授乳回数を減らすための工夫を、産婦人科医監修のもとでわかりやすく解説します。
この記事に登場する専門家
【葉酸サプリmamaco監修・産婦人科医】薬膳漢方検定所有 加藤智子先生
産婦人科医専門医、健康スポーツ医、抗加齢専門医、更年期カウンセラー
"産後も栄養補給できていますか?”
栄養補給は産後も重要。しっかり栄養を接種しないと母乳が栄養不足になり赤ちゃんに影響を与える恐れも。食事から十分な栄養を摂るのはなかなか難しいので、サプリメントの併用をおすすめしています。
"産後のママのケアは後回しにしがちですよね”産後は、これまで経験のない身体の使い方が増えます。
しかし、なかなか自分の体調ケアまで手が回らないママも多いよう。mamacoの和漢成分は全身に向けられた効果があり、体調維持が期待できます。
頻回授乳はいつまで続くの?

頻回授乳とは、1〜2時間おきに授乳が続く状態のことで、新生児期から生後数ヶ月の赤ちゃんに多く見られるごく自然な経過です。
「昼間も夜中も…いつまで続くの?」と不安になりますが、授乳間隔は赤ちゃんの月齢や発達に合わせて、少しずつ変化していくのが一般的です。
新生児〜1ヶ月は1〜2時間おきが普通

新生児から生後1ヶ月ごろまでの赤ちゃんは、1〜2時間おきの頻回授乳になるのが普通です。
その理由はとてもシンプルで、赤ちゃんの胃がまだ小さく、一度に飲める量が少ないから。母乳は消化も良いため、すぐにお腹が空いて自然と授乳回数が増えます。
ただ、この時期は
- 泣くたびに授乳している
- 飲んでもすぐ泣く
といった様子から、「母乳が足りていないのでは?」と思いがちですが、泣く=母乳不足とは限りません。眠たい、抱っこしてほしい、環境に慣れないなど理由はさまざま。
母乳不足以外に、赤ちゃんが母乳をほしがる理由を詳しく知りたいママは、こちらも参考にしてみてくださいね。
生後2〜3ヶ月から授乳間隔が少しずつ安定

赤ちゃんの胃が成長して大きくなってくる生後2〜3ヶ月ごろになると一度に飲める母乳量が増え、授乳間隔がしだいに安定してくることが多くなります。
また、昼と夜の区別がつき始める時期でもあり、日中よりも夜の授乳間隔が少し長くなる赤ちゃんも出てきます。
ただし、この変化のタイミングには大きな個人差があります。同じ月齢でも、まだ1〜2時間おきの子や3時間以上空く子など、みんな違って当然です。
「⚪︎ヶ月だからこうなるはず」と決めつけず、その子なりのペースとして見守ってあげましょう。
夜間授乳は生後3〜6ヶ月までが目安

昼間以上に夜間授乳で悩むママは多いですよね。一般的には、生後3〜6ヶ月ごろまで夜間授乳が続く赤ちゃんが多いとされています。
ただし、夜間授乳はとくに個人差が大きく
- 生後半年を過ぎても夜中に何度か起きる
- 早い時期からまとまって眠る
など、赤ちゃんによって本当にさまざまです。
大切なのは、無理に夜間授乳をやめようとしなくていいということ。夜中に授乳が必要な時期も、赤ちゃんの成長過程の一部なのです。
◆赤ちゃんの月齢別の授乳間隔の目安を詳しく解説した記事も参考にしてみてくださいね。
頻回授乳の理由は「足りてない」から?
頻回授乳が続くと、「母乳が足りていないからこんなに何度も欲しがるのでは?」と心配になりますよね。
でも実は、頻回授乳=母乳不足とは限りません。
赤ちゃんの様子や成長をいくつかのポイントで見ていくことで、「足りているかどうか」は判断できます。
母乳が足りているサイン

母乳が足りているかどうかは、「授乳間隔の長さ」だけでは判断できません。
次のようなサインが見られれば、母乳がしっかり足りている可能性が高いです。
- おしっこの回数が1日6回以上出ている…水分がしっかり摂れている目安
- 体重がゆるやかに増えている…成長曲線に沿っていれば心配し過ぎずに
- 授乳後に落ち着く様子がある…すぐ眠らなくても満足そうな表情が見られればじゅうぶん
完母・混合など母乳育児のスタイルにかかわらず、「回数が多い=足りていない」と決めつけなくても大丈夫。
数字だけで判断しようとすると不安が大きくなりやすいですが、赤ちゃん自身の表情や様子を見てあげてくださいね。
◆新生児の母乳の目安量や測り方、「足りてるのかな?」がわかるサインなどを詳しく解説しています。
授乳間隔が空かない理由は母乳不足だけじゃない

授乳間隔がなかなか空かない理由は、母乳不足以外にもたくさんあります。
たとえば
◉赤ちゃんの飲み方の個性
一度にたくさん飲むタイプもいれば、少しずつこまめに飲むタイプも。頻回でもトータルで必要量を飲んでいる赤ちゃんは珍しくありません。
◉発達段階による影響
成長にともなって脳や体が発達する時期は、安心感を求めて授乳回数が増えることがあります。
◉環境の変化や刺激
来客や外出、音や光などの刺激が多いと、落ち着くために授乳を求めることもあります。
このように、授乳間隔が延びないから足りていない、というわけではありません。
赤ちゃんはそれぞれ違うペースで成長し、違う飲み方を選びます。頻回授乳は「問題」ではなく、その子なりのリズムであることも多いのです。
授乳回数を減らすために試したい工夫4つ

無理に授乳回数をコントロールするのではなく、ママが少し楽になるために試せる工夫をご紹介します。
「減らさなきゃ!」と焦らずに、できそうなことを取り入れてみてくださいね。
ミルクや搾乳した母乳を足す

ママがあげる母乳に加えミルクや搾乳した母乳を足すことは、授乳間隔を空けるひとつの方法。ミルクは消化に時間がかかるため、腹持ちが良くなるケースもあるからです。
また、搾乳した母乳を家族に飲ませてもらえば、ママが休める時間をつくることもできます。
「母乳不足なのかも」「混合にしていいのかな」と迷う気持ちがあっても、ミルクを足すことは悪いことではありません。
◆母乳で育てるか、ミルクにするか…それぞれの栄養の特徴や赤ちゃんの健康面への違いもぜひ参考にしてくださいね。
授乳姿勢や環境を整えて負担を減らす

頻回授乳がつらい原因は、回数そのものよりも体への負担にあることも。抱っこの仕方や姿勢、授乳クッションの高さを見直すだけで、肩や腰の疲れが軽くなる場合があります。
- 背中や腕をしっかり支える
- 授乳クッションを体に密着させる
- 明るさや音など、周囲の刺激を減らす
こうした環境づくりで、同じ回数でも負担の度合いが変わることもあります。
正しい姿勢で授乳できているかどうかは、こちらの記事でチェックしてみてくださいね。
母乳に必要な栄養を摂る
授乳間隔は赤ちゃんの個性である一方で、赤ちゃんが母乳をしっかり飲んで満足できると眠る時間が増え、授乳回数が落ち着く傾向があるのは事実。たっぷりの母乳を出すために、必要な栄養はきちんと摂りたいですよね。
けれど、頻回授乳が続くとママ自身の体力が消耗し、食事も満足に摂れなくて栄養も偏りがちなのが現実。
だからこそ、授乳中は母乳を作るための栄養にくわえ、ママのエネルギー源を補うことも大切です。
「ちゃんと食べたい、でも食べられない」という時期には、授乳期のママ専用のサプリで栄養を補いながら、母乳育児を続けやすい体を整えるという選択肢もあります。
母乳栄養のサポートには『mamaco』

『mamaco(ママコ)』は、ママと赤ちゃんの両方の健康を考えてつくられた、オールインワンの授乳期サプリです。
母乳育児を続けるために大切なのは、「ママの元気のもとになる栄養」と「母乳のもとになる栄養」を補うこと、そして、頻回授乳の時期を乗り切るための「疲労のケア」。
mamacoは、この3つをまとめてサポートできる栄養素をバランスよく配合しています。
- 母乳のもととなる「葉酸」「鉄」
- 母乳を作るために欠かせない「カルシウム」
- 脳や神経の発達に必要な「DHA/EPA」
- 骨や歯の形成を助ける「ビタミンD」
- 眼の健康を守る「ビタミンA」
バランスよくしっかり食べられない時期でも、母乳をつくるサポートと、赤ちゃんの健やかな体づくりの両方を応援します。
さらに、mamacoには授乳期の疲れをやわらげる7種類の和漢素材も配合。
頻回授乳のストレスや不安にもアプローチして、ママの健康を後押しします。
厚生労働省が授乳期に推奨する栄養素を20種類以上配合し、母乳育児とママの体調管理をWでケアするmamacoは、産後サプリで唯一「ママリ口コミ大賞」を受賞!多くの先輩ママたちからも選ばれています。
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夜間断乳を始める

夜に赤ちゃんが泣く理由は空腹だけとは限りません。泣くたびに必ず授乳しなければならないわけではないことも覚えておきましょう。
生後6ヶ月を過ぎ、体重増加が順調であれば、夜間断乳を検討できるタイミングになることも。ただし、無理に間隔を延ばす必要はありません。
できる範囲で、ママと赤ちゃんにとって負担の少ない方法を選ぶことが大切です。
授乳間隔が空いてきたら注意したい3つのポイント

授乳する回数が少しずつ落ち着いてくると体は楽になりますが、それに伴いおっぱいのトラブルが起こりやすくなることも。
無理なく授乳を続けるために、次のポイントを意識してみてください。
◉急に授乳間隔を空けすぎない
授乳回数を一気に減らすと、母乳が溜まりやすくなり、乳腺炎のリスクが高まることも。間隔は少しずつ調整するのが基本です。
◉張った時は軽く搾る
胸の張りが強いときには、楽になる程度に軽く搾りましょう。搾りすぎるとかえって母乳がたくさん作られてしまうため、張りがやわらぐ程度にとどめてくださいね。
◉おっぱいが熱い・痛いときは冷やす
熱感や痛みがある場合は、保冷剤や冷たいタオルで優しく冷やすことで、症状の悪化を防ぐことができます。
◆おっぱいのトラブルが続いて「大丈夫かな…?」と気になる方は、乳腺炎への対処&予防方法をぜひ参考にしてみてください。
授乳間隔が空いてきたからといって、急に変えようとする必要はありません。ママの体の変化を感じ取りながら、無理のないペースで進めていきましょう。
“いつまで?”と焦らず、あなたと赤ちゃんのペースで授乳を続けていこう

頻回授乳が続くと、「いつまでこの生活が続くんだろう…」と先が見えなくなりますよね。
でも、授乳間隔は赤ちゃんの成長とともに少しずつ変わっていくもの。今はつらく感じていても、月齢が進めば自然と楽になっていくものです。
大切なのは、周りの情報や「こうあるべき」に合わせようとしすぎないこと。今のあなたと赤ちゃんに合ったペースで授乳を続けていくことが、結果的に長く無理なく母乳育児を続ける近道になります。
また母乳のための栄養補給も、頑張りすぎなくても大丈夫。授乳期に必要な栄養を凝縮したオールインワンサプリ『mamaco』をプラスして、母乳育児を続けやすい体のベースを整えてみませんか?
授乳はママが元気でいてこそ続けられるもの。焦らず、比べず、頼れるものには上手に頼りながら、あなたと赤ちゃんのペースで進んでいきましょう。
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