更新日:2024/9/6
母乳出ないときはどうすればいい?原因と今からできる対処法を詳しく解説
無事出産を終えて赤ちゃんへの授乳が始まったママのなかには、母乳が出なくて悩んでいる人もいると思います。
特に初産のママは「これから先、母乳が出るようになるのかな?」と心配になってしまいますよね。
この記事では、母乳が出ないときの原因と対処法について詳しく解説しています。
母乳は赤ちゃんの栄養になるだけでなく、ママの産後の体の回復にも効果があります。
この記事を参考に母乳育児を軌道にのせて、赤ちゃんの成長とママの健康を増進していきましょう。
この記事に登場する専門家
看護師ママライター むねゆか
看護師ママライター
産婦人科勤務経験と2児のママ。
2つの実体験を活かして、妊活・妊娠についての情報を発信します!
母乳が出ないときの対処法
母乳が出ないときは、まずはこちらの3つを試してみましょう。
1つずつ詳しく見ていきましょう。
授乳前におっぱいのマッサージをする
授乳の前に、まずおっぱいのマッサージをしてみましょう。
◆乳房マッサージの手順
- マッサージをする乳房の反対側の手で、ボールをつかむようなイメージでおっぱいの外側真横に手をおきます。その上から反対の手の平の付け根で、横方向におっぱいを押します。
この時、おっぱいだけを押すのではなく、おっぱいの付け根の「基底部」とよばれる部分も意識して押していきましょう。これを3回繰り返します。 - 1.の手を斜め下方向にずらして、斜め上の方向におっぱいを動かします。これを3回繰り返しましょう。
- おっぱいの下側に両手を動かして、上方向に持ち上げるように動かします。これも3回繰り返しましょう。
次に、乳房だけではなく乳頭も柔らかくほぐしていきましょう。
生まれたばかりの赤ちゃんはおっぱいを上手に飲むことができないため、飲みやすいように整えることも大切です。
◆乳頭マッサージの手順
- 親指、人差し指、中指の3本で乳頭を包み込むように持ち、ゆっくりと圧迫します。
- 指の位置を変えながら1分程度行います。
- 次に3本の指でつまみながら乳首を回すようなイメージで動かします。
これらのマッサージによって、3つの効果が期待できます。
- おっぱいに溜まった母乳が出やすくなる
- 母乳の元である血液の流れが良くなる
- 乳腺を刺激することで母乳が作られやすくなる
「母乳の出が悪い」と感じるママは、授乳前だけでなく入浴後にもマッサージをするのがおすすめ。
入浴とマッサージのダブル効果で血液の流れがよくなり、母乳が作られやすくなりますよ。
また、胸が張って辛い時や、おっぱいにしこりができた時にも乳房のマッサージは効果があるのでやってみましょう。
赤ちゃんの抱き方を見直す
授乳のときの赤ちゃんの抱き方はいろいろありますが、ママのおっぱいの形や赤ちゃんが飲みやすい姿勢などに合わせて授乳の姿勢を選びましょう。
授乳の体勢に慣れるまでは、ママの体が緊張したり前かがみになったりしがちです。
授乳が終わった後はいつも腕や肩、背中が凝ってしまうというママも多いでしょう。
コリによって血液の流れが悪くなることも母乳が出ない原因の1つなので、正しい授乳姿勢を見直すことが大切です。
◆授乳のときの基本的な姿勢
- まずママは赤ちゃんを抱いて、赤ちゃんと乳首がまっすぐに向き合うようにします。
- 次に、赤ちゃんの背中がまっすぐになるように支えて、赤ちゃんをママの体に近づけます。
ここで注意したいのが、ママの体を赤ちゃんに近づけないこと。
ママの体を赤ちゃんに近づけると、ママの体が前かがみになってしまい体に負担を感じます。
ママが楽な姿勢が大事なので、ママの腕や背中を支えたり、赤ちゃんの頭の高さを調整したりするために授乳クッションやタオル、枕などを使いましょう。
また、同じ抱き方で授乳を繰り返していると乳房の一部分に母乳が残ってしこりになることがあります。
もししこりを感じたら、乳房マッサージとともに抱き方の変更もしていきましょう。
ここからは、基本的な4種類の抱き方について解説していきます。
- 横抱き
- 交差抱き
- たて抱き
- フットボール抱き
横抱き
横抱きは一般的な授乳スタイルで、産院で最初に教わることが多い授乳方法です。
- 飲ませるおっぱいの方に赤ちゃんの頭がくるように、赤ちゃんの体を横にします。
- 赤ちゃんの口と乳首の高さが同じになるように、ひじに赤ちゃんの頭をのせて調整しましょう。高さが足りないときは、授乳クッションを使ったり、ひじの下に枕やタオルを置くのがおすすめです。
- 赤ちゃんとママの体がぴったりとくっつくように、赤ちゃんを引き寄せましょう。このとき、赤ちゃんの鼻がおっぱいでふさがらないように注意します。
交差抱き
交差抱きは横抱きに似ていますが、赤ちゃんの頭をひじではなく手で支える点が異なります。
手で支えることで横抱きよりもより密着できるので「なかなかおっぱいをくわえてくれない」という赤ちゃんにおすすめの抱き方です。
赤ちゃんの飲み方が安定したら、支えている手をひじに変えるとママの体の負担が減りますよ。
- 飲ませるおっぱいの方に赤ちゃんの頭がくるように、赤ちゃんの体を横にします。
- 飲ませるおっぱいと反対の手の平で赤ちゃんの頭、腕で背中からお尻にかけて支えましょう。この時、赤ちゃんの口と乳首の高さが同じになるようにします。
- 赤ちゃんとママの体がぴったりとくっつくように引き寄せましょう。このとき、赤ちゃんの鼻がおっぱいでふさがらないように注意します。
- おっぱいをささえるように、残った手を添えます。
たて抱き
たて抱きのおすすめ時期は、首がすわる生後3~4か月です。
しっかりと首と頭を支えられれば新生児期でも可能ですが、無理のないようにしましょう。
- ママの太ももの上で、赤ちゃんは座る姿勢をとります。
- 赤ちゃんの口と乳首の高さを同じにします。
首がすわっていない赤ちゃんの場合は、手でしっかり頭と首を支えましょう。
フットボール抱き
横抱きや交差抱きでは赤ちゃんの体はママの前にありますが、フットボール抱きでは赤ちゃんの体はママの体の外側になります。
赤ちゃんの位置調整が難しいので、最初は誰かに手伝ってもらったり、授乳クッションを使用したりするのがおすすめです。
- 飲ませるおっぱいの外側にクッションがある状態にし、その上に赤ちゃんを寝かせます。
- 飲ませるおっぱい側の腕で赤ちゃんの体を包み込むように支えましょう。赤ちゃんの頭と首を手で支えながら、乳首をくわえられるよう調整します。
乳首のくわえさせ方を確認する
母乳を作るためのプロラクチンとオキシトシンというホルモンは、赤ちゃんが母乳を飲むことが刺激となって分泌されます。
赤ちゃんが母乳を飲むとプロラクチンとオキシトシンの分泌量が増え、結果として母乳が増えるというよいサイクルが出来上がるのです。
赤ちゃんが母乳をしっかり飲むためには、赤ちゃんが乳首をしっかりくわえられているかも重要。
乳首だけをくわえるのではなく、乳輪までしっかり口にふくんでいるのが正しい乳首のくわえ方です。
深くくわえさせるためには、赤ちゃんの下唇に乳首を当てるのがポイントです。
しっかりと乳首をくわえられたら、次にきちんと母乳を飲めているかを確認します。
チェックするポイントはこちらです。
- 赤ちゃんの鼻がつぶれていないか
- 舌が乳首の下にあるか
- 唇がラッパのように開いているか
- 下あごが乳房に触れているか
赤ちゃんはお腹が空きすぎると、泣いてきちんと乳首をくわえられないことがあります。
体をもぞもぞと動かして落ち着かない、手を口や顔の近くに持っていく、おっぱいを飲むようなしぐさをするなどのおっぱいがほしい時のサインを見逃さないようにしましょう。
母乳の量を増やす方法がもっと知りたいという人は、こちらの記事でも詳しく解説しています。
母乳量を増やす方法が知りたい!母乳が足りないときのサインと赤ちゃんへの影響も解説
母乳量を増やす方法はある?というママの疑問に回答し、赤ちゃんが発する母乳不足のサインと、母乳不足によってどのような影響があるのかについて解説しています。母乳量を増やすためには、授乳回数を増やすこと、食事と水分をしっかり摂ること、ストレス解消とリラックス、葉酸サプリを取り入れることが大切です。この記事で詳しく確認していきましょう。
母乳が出ない原因は?
母乳が出ないときの対処法を実践してもなかなか母乳が出ないときは、ほかに原因があるのかもしれません。
母乳は、ホルモンの働きによってママの血液から作られます。
母乳を作るホルモンは赤ちゃんが母乳を飲む刺激によって分泌量が増えますが、ストレスの影響を受けやすいという欠点もあります。
そして母乳の元である血液がよい状態でなければ、母乳の量が少ないだけでなく質も悪くなってしまいます。
これから母乳が出ない原因について解説していくので、当てはまる項目があるママは改善して、母乳の量を増やしていきましょう。
実は母乳を出すホルモンには、出産によってダメージを受けた子宮を回復する効果もあるんですよ。
母乳が出ない原因を知り、母乳量を増やして赤ちゃんの成長だけでなく、ママの体も回復していきましょう!
授乳回数
母乳を作るために必要なプロラクチンとオキシトシンというホルモンは、赤ちゃんが母乳を飲むことが刺激となって分泌量が増えます。
「母乳が出ない」と心配になったら、授乳回数を増やしてみましょう。
授乳回数を増やすと、赤ちゃんが乳首をくわえることが刺激となりプロラクチンとオキシトシンの分泌量が増え、そのことで母乳の量が増えていきます。
また、母乳が出ないからといって母乳育児をやめてしまうのではなく、不足分はミルクで補いながら母乳を継続していくことも大切です。
生まれたばかりの赤ちゃんは眠りがちで授乳回数が少なくなってしまうこともあります。
授乳回数の目安は1日8回以上として、それより少ないときは起こして授乳をしましょう。
食事と水分の不足
産後は、24時間休みなく赤ちゃんのお世話が始まるため、ママの食事が後回しになりがちです。
しかし、母乳を作るためにはエネルギーが必要!
そして、ママの血液の中にある栄養素が母乳によって運ばれて赤ちゃんの栄養になるので、ママの食事は赤ちゃんの食事でもあるのです。
簡単に菓子パンなどで済ませてしまうママも多いですが、できれば栄養バランスが整った和食がおすすめです。
また、水分不足も母乳が出ない原因の1つです。
母乳のほとんどは水分で出来ているので、ママの体が脱水状態だと母乳を作ることができません。
一気に飲むのではなく、気が付いた時にこまめに水分摂取をするのがおすすめです。
冷たい飲み物は体を冷やしてしまうため、母乳の量を増やしたいときは温かい飲み物を飲みましょう。
1日の水分摂取の目標は2Lです。
check ✔︎
母乳は血液からできている!?
母乳の元は「血液」です。
ホルモンの刺激を受けたおっぱいのなかの乳腺が、血液を材料にして母乳を作ります。
この時、血液の中にある栄養素が母乳に移行して、赤ちゃんの栄養として運ばれます。
赤ちゃんは母乳からすべての栄養を取り入れているため、質の良い母乳を出すためにもママの食生活は重要。
特に、体内で作ることがむずかしいDHA・EPA、カルシウムは、赤ちゃんの脳や骨、歯の成長に必要なため積極的に摂りましょう。
母乳と血液の関係についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
母乳は血液からできている?仕組みや母乳を増やすポイント、血乳の対策まで徹底解説
「母乳って本当に血液からできているの? 母乳が赤くない理由は?」とお考えではありませんか?この記事では母乳が血液からできる仕組みや含まれる成分について解説します。 また、母乳を増やすためのポイントや授乳中に気をつけたいことも紹介するので、今後の参考にできますよ。ぜひご覧ください。
血液から作られる母乳の生成には葉酸の摂取が効果的!
産後のママは、出産による出血と、母乳を作るためにたくさんの血液が必要という2つの理由から貧血になりがち。
ママの血液が貧血状態だと、血液から作られる母乳の量が少なくなってしまいます。
産後のママの貧血を改善するには、葉酸が効果的です。
葉酸が多く含まれる食品にはブロッコリー、ほうれん草、のり、チーズなどさまざまありますが、葉酸は水に溶けやすい栄養素。
調理の仕方によっては摂取できる量がとても少なくなってしまいます。
そこでおすすめなのが、サプリメントから摂る方法。
葉酸サプリに配合されている葉酸は、水と飲んでも影響を受けずにそのまま体に吸収されます。
数ある葉酸サプリのなかでも、授乳期におすすめなのは「mamaco」です。
mamacoは、厚生労働省が産後に付加を推奨している葉酸量をしっかりとカバー。
葉酸以外にも母乳ケア成分として「鉄」と「カルシウム」が配合されています。
そのほかにも、赤ちゃんの成長をサポートする「DHA」・「EPA」や、産後のママの疲労回復のための「高麗人参」・「なつめ」など、赤ちゃんとママに必要な成分がしっかりと入った授乳期にぴったりのオールインワン葉酸サプリです。
赤ちゃんのためにしっかりと栄養を摂らなきゃ!と思いつつ、後回しになりがちな授乳期のママの食生活はmamacoがサポートします!
ストレス
産後は出産のダメージが残っている中、夜間授乳も始まりぐっすり眠ることができません。
赤ちゃんのお世話で気を張っていて、体が疲れていてもその疲れを自覚出来ないママもいるでしょう。
赤ちゃんとの生活は幸せを感じるとともに、ストレスも溜まっていくもの。
母乳に関係しているホルモンのプロラクチンとオキシトシンは、ストレスを感じると分泌量が減ってしまいます。
これらのホルモンが減ることで、母乳の出が悪くなることにつながるため、ストレスはためないようにしましょう。
産後のストレス解消法は、体に負担が少ないものがおすすめ。
好きな音楽を聞く、アロマオイルで癒される、足だけをお湯に浸ける足浴もおすすめです。
もし、産後にサポートしてくれる人の手があるときは、赤ちゃんのお世話をお願いしてしっかりと睡眠をとるのもいいでしょう。
赤ちゃんの命を守るために、毎日頑張っているママの体もしっかりケアしてあげましょう。
また、実は赤ちゃんへの授乳はストレス解消の1つにもなるといわれています。
母乳を作るオキシトシンには、分泌するとやさしい気持ちや穏やかな気持ちになる効果があるからです。
オキシトシンは「幸せホルモン」ともよばれているんですよ。
授乳を繰り返すことで、オキシトシンのストレス解消効果を得られるだけでなく、オキシトシンの分泌量が増えて母乳の出も良くなるという母乳育児のよいサイクルが生まれます。
母乳が出ない原因がもっと知りたいという人は、こちらでも詳しく解説しています。
母乳が出ない原因はなに?栄養たっぷりの母乳を増やすためにできること【助産師執筆】
大切な我が子だからこそ、栄養たっぷりの母乳をあげたいと思うがために「母乳が出ない・・・」「母乳が足りない」と悩むママも多いですよね。赤ちゃんを「母乳で育てたい!」と思うママのために、この記事では母乳が出ない原因を解説するとともに、栄養たっぷりの母乳を増やすためにできることについて紹介していきます。
母乳出なくなった原因はなに?助産師が教える復活のためにできること
母乳が出なくなる原因はさまざまです。母乳の原料は血液とホルモンなので、血液となる食事と、ホルモンの分泌を整える過ごし方をすることが大切です。これらを意識しながら授乳や生活習慣などを変えることで、母乳を復活させることができますよ。この記事では、母乳が出なくなる原因と復活のためにできることを詳しく解説します。
母乳に関する気になるQ&A
ここからは母乳に関する気になる質問に回答していきます。
母乳の量はいつ安定する?
母乳は、赤ちゃんがおっぱいを吸うことが刺激になって分泌量が増えていきます。
産後2~3日目から徐々に母乳の分泌量が増えてきて、母乳の量が安定するのが1~2か月といわれています。
しかし、母乳の量には個人差があるので「この時期になっても母乳の量が安定しない」と落ち込まなくて大丈夫。
母乳育児を諦めずに、赤ちゃんに吸い続けてもらうことが大切です。
母乳が出ない人に特徴はある?
母乳の出る出ないには、遺伝やおっぱいの大きさは関係ありません。
ほとんどのママは母乳育児を続けることで、母乳が出るといわれています。
母乳が全くでないママは、乳頭周囲の手術の既往歴があったり、内分泌系の病気が隠れていたりする可能性があります。
もし母乳が出ないことでほかの病気が心配になった人は、病院に相談しましょう。
反対に、母乳がよく出る人の特徴は、こちらです。
- 授乳回数が多い
- 食事・水分がしっかりと取れている
- ストレスを溜めずに、リラックスして過ごせている
母乳がよく出る人の特徴は、ママが生活の中で気を付けて実践できることばかりです。
母乳が出なくて悩んでいる人は、この特徴を参考に生活を見直してみましょう。
母乳が出ない人の特徴についてもっと知りたいという人は、こちらの記事を参考にしてみてください。
母乳が出ない人の特徴は?助産師が紹介する母乳分泌アップのコツ
母乳が出ない人の特徴や原因は5つあります。それぞれをチェックしながら、自分に当てはまるものがないか確認してみましょう。また、現時点でおっぱいが出ていなくても、生活習慣を少し変えるだけで分泌がアップしてくることもあります。母乳の量が増やすためのコツを助産師が紹介します。
母乳も出ないし、ミルクも飲まない…どうしたらいいの?
ミルクを飲まない理由は、3つ考えられます。
1つめに、哺乳瓶の乳首やミルクの種類が赤ちゃんの好みでなかった場合です。
哺乳瓶のメーカーによって乳首の種類が違い、赤ちゃんの好みでないとミルクを飲まないことがあります。
出産した病院ではミルクを飲んでいたのに退院してから飲まなくなったという赤ちゃんは、もしかしたら病院で使っていた乳首やミルクが好みだったのかもしれません。
どのメーカーの乳首、ミルクを使っているのか、検診の時などに確認してみましょう。
もし手元にミルクの試供品があれば、いくつか試してみるのもよいですね。
2つめに、環境が変わったことが原因の場合があります。
産院や自宅、里帰り先など、赤ちゃんは環境の変化に敏感です。
静かで、母乳を飲むことに集中できる環境づくりに気を付けましょう。
3つめに、赤ちゃんの体調が悪い場合です。
母乳もミルクも飲まずに、赤ちゃんはぐったりしていませんか?
体を触って熱かったり、寝ている時間が長かったりするなど、いつもと違った様子はありませんか?
母乳やミルクを飲まない以外に気になることがあれば、産院に相談しましょう。
母乳が出ないことでミルクを足すのは、赤ちゃんの成長にはよい判断です。
しかし、母乳育児を希望しているのにもかかわらず、母乳が出ないからと諦めるのはおすすめしません。
赤ちゃんにおっぱいをくわえさせるのをやめてしまうと、母乳は全く出なくなってしまうからです。
ミルクの前に、必ずおっぱいをくわえさせる時間をとるようにしましょう。
母乳が出なくてもあせらずに、できることからやってみよう
母乳が出ないと「赤ちゃんの成長は大丈夫かな?」「もう母乳は出ないのかな…」と焦る気持ちが出てきますよね。
しかし、焦る気持ちは徐々にストレスへとなり、更に母乳が出なくなってしまう原因になることも。
母乳の分泌には、食事や水分だけでなくメンタル面もとても重要。
思うように母乳が出なくても焦らずに、赤ちゃんにおっぱいを飲んでもらうことでゆっくりと時間をかけて母乳の量を増やしていきましょう。
徐々に増える母乳の分泌に合わせて、母乳の元である血液の状態を整えておくことも大切です。
そのためには、貧血を予防する葉酸を効率的に摂取できる「葉酸サプリ」を取り入れるのがおすすめ。
葉酸サプリの「mamaco」なら、母乳ケア成分だけでなく赤ちゃんの成長をサポートし、ママの回復を助ける栄養素もたっぷりと配合されています。
赤ちゃんの成長はもちろん、赤ちゃんを守るママの健康サポートにもぜひmamacoを活用してくださいね。
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