更新日:2024/9/6

閉経はいつ頃?更年期との関係と高齢出産後の生理について詳しく解説

閉経はいつ頃?更年期との関係と高齢出産後の生理について詳しく解説
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あなたは最後の生理からどのくらい経ちましたか?1年以上生理が来ていないなら、閉経の可能性があります

閉経の日本人の平均年齢は、おおよそ50歳といわれています。個人差はありますが、50歳前後の方なら閉経が近いかもしれません。

また、閉経の前後は更年期の症状が起こることがありますが、実は高齢出産のあとも似たような症状が起こるケースがあります

「高齢出産後に生理がなかなかこない…これって閉経?」と思っている方もいるでしょう。

今回は、閉経の前兆や更年期との関係、また高齢出産後の生理と閉経についても紹介します。

あなたの今の症状に当てはまるかどうか、ぜひチェックしてみてくださいね。

この記事に登場する専門家

mina

産後に体調を崩した経験から、身体をつくる食事や栄養素について知識を深める。食でのインナーケア・肌のスキンケア・香りのアロマケアで、トータルバランスを整えるケアサポート強みとするライター。

<保有資格>
食生活アドバイザー2級・サプリメント管理士認定講座 終了証取得など

閉経はいつ頃?目安の年齢は?

閉経の平均年齢は約50歳です。しかし個人差が大きく、早い人で40代前半、遅ければ50代後半で閉経になる場合もあります。目安の年齢として50歳と覚えておきましょう。

ここでは、閉経について詳しく解説します。

閉経の前兆

閉経を知らせる前兆には、いくつかポイントがあります。

  • 理不順
  • おりものの変化
  • 腹痛
  • 不正出血

経前には徐々に子宮の働きが衰えていくので、生理が不規則になってきます。

生理周期が短くなったり、回数や経血量が少なくなってきたりすることも。

しかし人によっては、以前よりも経血量が増える場合もあるので、いつもと違う変化を感じたら閉経の準備段階であると認識すると良いでしょう。

較的分かりやすいポイントとしては、おりものの量が少なくなることが挙げられます。

これは、女性ホルモンのエストロゲンが減少することで起こります。

しかし、閉経間近は女性ホルモンの分泌量が大きく変動するため、逆にエストロゲンの分泌が多いタイミングでは、おりものの量が増えることもあります。

また、この期間を更年期と呼び、ホルモンバランスが乱れることでほかにも様々な症状があらわれます。

閉経と更年期の関係についてはこちらをご覧ください。

閉経の前兆として、腹痛や不正出血がある人もいます。

理由は、エストロゲンが減少することで自律神経のバランスが乱れ、血液の循環に影響がでるためです。

腹痛以外に、便秘や下痢など消化器官や胃腸系のトラブルも起こりえます

不正出血が長く続いたり量が多かったりする場合は、子宮筋腫などの病気の可能性もあるため婦人科を受診しましょう。

閉経のタイミングを予測する方法

確実な閉経のタイミングを予測することはできませんが、ある程度の予測は可能です。

  • 基礎体温の変化
  • AHM検査

経が近くなると、体温を高める黄体ホルモンのプロゲステロンが減少していくため、低温期と高温期の周期が短くなります。体温の変動の差が小さくなるということです。

閉経が近づくと体温の大きな変動がなくなり、閉経後は低温期が続きます。

AHM検査とは、産婦人科で行う血液検査です。卵胞から分泌されるAHM(アンチミュラー管ホルモン)の濃度を測定し、卵巣年齢などの推定をします。

卵巣の卵子がどれくらい残っているかを調べ、少なければ閉経が近いと分かります。

なお、AHM検査は保険適用外なので、クリニックによって料金が異なります。

気になる方は検査を受けてみるのも良いでしょう。

そもそも閉経とは

閉経とは、12か月以上生理がこない状態が続いた場合をいいます。

生理が年に数回ある、という場合は閉経ではありません

完全に生理がこなくなってから数えて、12か月を過ぎているようであれば閉経といえるでしょう。

巣の機能が低下し、エストロゲンの分泌が減少する閉経の時期には、生理が止まる以外にも身体に様々な変化が訪れます

その期間を更年期といいますが、体調の変化によって生活に支障がでることも少なくありません。

次では、閉経と更年期について紹介します。

参考文献:公益社団法人 日本産科婦人科学会 更年期障害

閉経と更年期の関係

更年期とは、閉経を挟んだ前後5年間のことをいいます。

約10年と長い更年期は、更年期に入ったことを知らせる症状があります。

年期の症状や受診が必要な場合について紹介します。

更年期の症状やサイン

次のような症状があらわれ始めたら、更年期を疑いましょう。

  • ほてり
  • 頭痛
  • 肩こり
  • 腰痛
  • イライラ
  • 不眠

齢関係なく起こる症状もありますが、40歳以降で症状が続く場合は、更年期の可能性があります

更年期の症状として有名なのが「ホットフラッシュ」と呼ばれる急に襲ってくるほてりです。自律神経が乱れやすい時期なので、体温が一気に上昇し汗をかくほど暑くなります。

た、更年期に大きく関係する女性ホルモンのエストロゲンは、血管を広げる働きがあります。

更年期になりエストロゲンが減少することで、血流が低下し頭痛や肩こりなどの症状につながります。

「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが不足し、イライラや疲れがでやすい特徴もあります。

年期の症状を知り、体調の変化とうまく付き合っていきましょう。

症状が気になる場合は受診も

人によってはホットフラッシュが頻繁に起こったり、眠れない日々が続いたりする場合もあります。

症状が落ち着かない場合は、医療機関の受診も視野に入れましょう。薬や漢方で、症状をやわらげられるかもしれません。

た、更年期だと思っていても違う病気にかかっている可能性もあります

似ている病気として「バセドウ病」があります。甲状腺ホルモンの過剰で起こるバセドウ病は、男性よりも女性の方がかかりやすいです。

ほてりや疲労感など更年期症状と似ている点がありますが、喉元の違和感や体重が減っているなどいつもと違うと感じたら、早めに医療機関を受診しましょう。

閉経を疑う3つのサイン

閉経を疑うには3つのサインがあります。
自分の症状がどれに当てはまるのか確認しましょう。

①生理が1年以上きていない

まず、1年以上生理がまったくきていないなら閉経といえます。

生理が不規則になってきたら、いつ生理がきたのか忘れずにメモしておきましょう。

体調の変化があっても閉経したことが分かれば、安心材料になります。

②更年期症状があらわれる

更年期症状があらわれているなら、閉経も近いでしょう。疲れやすくなったり、寝つきが悪くなったりしていませんか?

先ほど紹介した更年期の症状を確認し、最近の自分の体調と比べてみてください。

③高齢出産の産後なかなか生理がこない

これまで紹介してきた内容とは少し変わりますが、出産を終えたばかりの方は生理がくるまで時間がかかります。

とくに、高齢出産で更年期に差し掛かる年齢の場合、閉経を疑うきっかけになるでしょう。というのも、産後は1年以上も生理がこない場合があるからです。

詳しくは次で解説します。

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生理の再開にはホルモンの働きが関係している

産後は、脳の下垂体からプロラクチンというホルモンが分泌されます。

プロラクチンは、母乳の分泌に関わるホルモンで卵巣の働きを抑えます

排卵をさせない働きもあるため、産後すぐには生理がこないようになっています。

た、プロラクチンは赤ちゃんが母乳を吸う「吸てつ刺激」により分泌されます。

そのため、母乳育児をしている人の方が生理がこない期間が比較的長いといわれます。

閉経との違いは?

出産でダメージを負った産後の身体は、少しずつ再生をしています。しかし、細胞の再生は加齢で遅くなりがち。そのため、高齢出産の場合は生理がくるのが遅いことも多いです。

ただし、更年期に差し掛かっている年齢で、母乳育児でなくても1年以上生理がこないなら、閉経を疑いましょう。更年期の症状とあわせてチェックしてみてください。

からだのサイクルを戻すためにできること

出産のダメージは思っている以上に大きく、産後は少しずつ体調を戻していく必要があります。

バランスのいい食事で栄養をしっかり摂り、身体の内側から整えましょう

しかし、産後は子育てが始まり、自分のことが後回しになりがち。3時間おきの授乳や夜泣きで1日のリズムも崩れやすいです。

ゆっくりご飯が食べられないことも多いですが、ママの体調こそが子育てのためには大切です。赤ちゃんのためにも元気でいたいですよね。

次では、産後のママが手軽に栄養を摂れるサプリメントを紹介します。忙しい毎日だからこそ効率的に体調を整えましょう。

産後の栄養補給には「mamaco」がおすすめ

ママと子どもに必要な栄養がぎゅっと詰まった産後専用のサプリメント「mamaco」は、忙しい産後の体調を優しくサポートします。

mamacoに含まれる、産後に嬉しい栄養素はこちら。

  • 母体に必要・・・葉酸、鉄分
  • 赤ちゃんに必要・・・ビタミンA、D、DHA

妊娠中から摂っていた方も多い葉酸は、実は産後も必要です。

葉酸には血液を作る働きだけでなく、細胞の生まれ変わりを促進する働きもあり、子宮の回復のサポートに役立ちます。また、葉酸と一緒に血液を作るために必要な鉄分は、母乳の材料にもなります。

授乳期の赤ちゃんは1年で約3倍も大きく成長するので、栄養豊富な母乳が必要です。

mamacoには、粘膜の健康に必要なビタミンAや骨の成長に必要なビタミンD、脳や神経の発達に関係するDHA/EPAがたっぷり含まれています。

赤ちゃんの健やかな成長のために必要な栄養をmamacoで摂取して、母乳からたっぷりの栄養を与えましょう。

また、産後の忙しい生活は疲れが溜まりやすいです。疲れやストレスの蓄積は、不眠やイライラなど症状としてあらわれることがあります。

mamacoには6つの和漢成分を含んでおり、産後疲れもサポートします。

6つの和漢成分期待できる働き
高麗人参血液の巡りをサポート
陳皮胃腸の不調をケア・リフレッシュ
甘草巡りを整える・炎症を抑える
丁子消化機能をサポート
たんぽぽミネラルやビタミンが豊富・巡りを整える
なつめ亜鉛や鉄分を含む・自律神経にアプローチ

これほど多くの栄養素を含むmamacoですが、1日4粒飲むだけでOK!

手軽に摂れるので、忙しい毎日でも続けやすいと人気です。

産後のからだのサイクルをケアするなら、ぜひ今からmamacoを取り入れてみてくださいね。

閉経のタイミングを意識して無理せず自分の体調と付き合おう

閉経は50歳前後に訪れ、女性なら誰もが経験することです。

1年以上生理がこなければ閉経の可能性があります。詳しい症状やタイミングを知り、体調の維持に努めましょう。

また、高齢出産後の場合も、1年以上経っても生理がこなければ閉経を疑いましょう

女性の身体はホルモンの影響を大きく受けるので、無理せず過ごすのが一番です。

特に産後はからだのサイクルが戻らず、体調が不安定になりやすい時期です。

赤ちゃんや家族のために、ママの健康のサポートにはmamacoがありますよ。

産後に元気なママでいるためにも、ぜひ今から始めてみませんか?

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