更新日:2025/2/17

温活におすすめの飲み物7選!妊活中に飲みたいドリンクと効果、注意点まで

妊活中の女性にぜひ取り入れてほしい「温活」。妊活中におすすめの温活ドリンクと、温活ドリンクの効果・注意点を紹介していきます。
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妊活中の女性にぜひ取り入れてほしい「温活」。

数ある温活のなかでも、体を温める飲み物を取り入れることは手軽に始められておすすめですが、妊活中にはいくつか注意してほしいことがあります。

この記事では、妊活中におすすめの温活ドリンクと、温活ドリンクの効果・注意点を紹介していきます。

この記事に登場する専門家

【葉酸サプリmitas監修・妊活専門産婦人科医】美加レディースクリニック院長 金谷美加先生

生殖医療専門医、産婦人科医、母体保護法指定医、医学博士

実は妊活期と妊娠期では必要な栄養素は違います。市販の葉酸サプリは「妊活期」と「妊娠期」を分けていないものもありますが、時期ごとに必要な栄養素を摂ることが大切です。
栄養だけでなく、冷えにも気をつけたいもの。子宮の血流が悪いと卵子着床が難しくなり不妊の一因にも繋がるため、しっかりと体を温めることが大事です。

美加レディースクリニックホームページ

妊活中の温活には嬉しい効果がいっぱい!

妊活中の温活には、妊娠に向けた嬉しい効果がたくさんあります。

まず1つめに、卵巣と子宮の効果が十分に発揮されること。

温活によって卵巣と子宮が温まると、それぞれの臓器がしっかりと機能して質のよい卵子が作られ、受精卵を受け入れる子宮環境も整います。

2つめに、妊娠に必要な女性ホルモンがしっかりと届くこと。

女性ホルモンは、排卵や子宮環境の整備など妊娠する過程に重要な役割をもっています。

女性ホルモンは血液によって運ばれるため、体が温まり血の巡りがよくなると卵巣や子宮のすみずみまで女性ホルモンが届いて、その効果が十分に発揮されるのです。

そのほかにも、温活によって代謝が良くなると妊娠しやすい適正体重に近づくことができたり、免疫力が上がって風邪を引きにくくなったりする効果も見込めます。

月に1回しかない妊活タイミングだからこそ、温活で体調をしっかり整えて妊活に臨みましょう。

妊活中に飲みたい温活ドリンク7つ

ここからは妊活中におすすめの温活ドリンクを7つ紹介していきます。

コンビニやスーパーで販売されているものもたくさんあるので、興味をもったら気軽に試してみましょう。

温活は続けることが大事!まずはいろいろ試してみて、自分に合った温活ドリンクを選びましょう。

白湯

温活ドリンクで一番手軽なのが「白湯」です。準備するものは水だけなので「やろう!」と思ったらすぐにできるのが嬉しいですね。

白湯の作り方を調べると「15分ほど沸かす」という方法が出てきます。

沸騰し続けるのは水道水に含まれるカルキなどの不純物を取り除くことが目的なので、浄水器やミネラルウォーターであればこの工程は省くことができますよ。

沸騰させたお湯は、約50度まで冷ましてから飲みましょう。

今は白湯専用のマグカップや、温かさをキープするカップウォーマーなども販売されています。

出先では保温ボトルを利用するのも良いですが、最近では、コンビニや自動販売機で白湯を扱っていることもありますよ。

しかし、白湯をずっと飲み続けると飽きてしまうかもしれません。そんな時はアレンジをするのもおすすめです。

定番アレンジは生姜やはちみつ、レモン、少し変わったアレンジがしたいと思ったらスパイスを入れてみましょう。

ブラックペッパーやクミン、クローブなどの洋風のスパイスもいいですが、和風の七味唐辛子を入れるのもよいですよ。

色々な味を試して、自分だけの温活ドリンクを作っていきましょう。

生姜湯、葛湯

生姜湯には血行促進効果がある「ショウガオール」が入っていて、血液の流れがよくなることで体が温まります。

生姜湯の材料はすりおろした生姜とはちみつ・お湯だけ。

すりおろすのが面倒と思ったら、チューブやパウダーを使ってもOK!

紅茶と一緒に飲む「生姜紅茶」もおすすめですが、使う紅茶はノンカフェインのものにしましょう。

また、葛湯には女性ホルモンとよく似た作用の「イソフラボン」が含まれているため、まさに妊活中にピッタリの温活ドリンクです。

葛湯はドラッグストアやスーパーで売っていますよ。

ごぼう茶、黒豆茶

ごぼう茶に含まれる「サポニン」と黒豆茶の「アントシアニン」には、血流を促す作用があります。

あまりメジャーなお茶ではありませんが、ごぼう茶は、香ばしくて美味しいお茶だと感じる人もいれば、ごぼうの煮汁を飲んでいるようで苦手という人もいて、好みが分かれるお茶かもしれません。

黒豆茶は黒豆を焙煎して作られるため、甘みとともに香ばしさが感じられて飲みやすいと感じる人も多いようですよ。

黒豆茶には温活成分のほかにイソフラボンも含まれていて、葛湯と同様に、妊活中にぜひ取り入れたい温活ドリンクの一つです。

しかしイソフラボンを摂りすぎると、逆に妊活によくない影響を与える恐れがあるため、黒豆茶を飲む時は1日3~4杯までにしておきましょう。

杜仲茶、ルイボスティー

杜仲茶はほんのり甘みを感じるお茶で、ルイボスティーは紅茶や烏龍茶に似た香ばしい風味の甘みがあるお茶です。

この2つのお茶は茶葉を発酵させて作られていて、体を温めて免疫力を上げる効果があります。

さらに抗酸化作用のある酵素が含まれているため、卵巣・子宮を若く保つアプローチが期待できるでしょう。

また、ルイボスティーには血液の流れをよくする「スーパーオキシドジムスターゼ(SOD)」、卵子の質をよくする「亜鉛」も含まれています。

妊活中に温活ドリンクを飲むときの注意点

温活ドリンクは、毎日の飲み物を少し変えるだけで体が温まる、手軽で人気の温活方法です。

しかし、妊活中に温活ドリンクを飲むときには、妊活中ならではの注意点があります。

飲むタイミングが大事

温活ドリンクを飲むタイミングは「朝」がおすすめ。

朝に温活ドリンクを飲む理由は、起床後は体温が下がっているからです。

体温は夜寝ている間に下がりやすいため、朝に温活ドリンクを飲むことで体温が上がるだけでなく、日中の冷えも予防できるんですよ。

飲むときは一気にゴクゴク飲むのではなく、少しずつゆっくりと飲みましょう。

カフェインの摂りすぎに注意する

妊活中に避けたいのがカフェインの摂りすぎです。

妊活中のカフェインの過剰摂取は、女性ホルモン不足や卵子の質を低下させてしまうことにつながります。

さらに血管が収縮してしまい、手足が冷える原因になることも。

厚生労働省が発表している妊活中の1日のカフェイン摂取量は、マグカップでコーヒー2杯程度(200mg)までです。

しかし、妊活前まではコーヒーや緑茶、紅茶などを飲む習慣があった人は、量を減らしたり飲まなかったりすることでストレスを感じる人もいるでしょう。

そんな時はノンカフェインやデカフェ、カフェインレスを選んで、ストレスを溜めずに妊活を続けましょう。

妊活中のカフェインについてもっと知りたいと思ったら、こちらの記事もおすすめですよ。

妊活中カフェインをとってもOK?気になる疑問を解説【助産師解説】

妊活中におけるよくあるお悩みとしてカフェインを摂取してよいかという相談があります。結論、妊活中にカフェインを少し摂取するのは問題ないですが、摂りすぎない方がいいです。その理由と、代替となる飲み物についてもご紹介します。

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温活に麦茶がダメって本当?

ノンカフェインのお茶の代表的なものに「麦茶」があります。身近で癖のない味なので、よく飲んでいるという人もいますよね。

しかし、実は麦茶の原料の「大麦」には体を冷やす作用があるんです。
さらに、麦茶に含まれるカリウムには体の熱を排出する働きがあるので、体を冷やしてしまう原因になることも。

温活中はできれば麦茶は控えて、麦茶に似た味だといわれる黒豆茶にするのがおすすめですよ。

注意したい温活ドリンク

ここからは、体を温める作用はあるけれど、妊活中は控えてほしい飲み物について紹介していきます。

控えてほしい理由にはカフェインや糖分など、妊活中だからこその理由があります。

ただし、注意したい温活ドリンクのなかには、飲む量に気を付けることで妊活中の体によい影響を与えるものも。

まずはなぜ控える必要があるのかを知り、量や種類、時期などを考えて飲むための参考にしてくださいね。

ココア

ココアは血管を広げて体温を上げる温活ドリンクですが、妊活中は飲む量に気を付けなければいけません。

ココアには2つの種類があり、「ピュアココア」にはカフェインが多く、「ミルクココア」には糖分が多く含まれています。

妊活中はカフェインも糖分も摂りすぎには注意したいため、どちらの種類も飲む量には注意しましょう。

紅茶

茶葉を発酵させて作る紅茶は、体を温めて代謝を上げる効果があります。

しかし、紅茶にはカフェインが含まれているため、妊活中は摂取量に気をつけなければいけません。

とはいえ、紅茶のカフェインの量はコーヒーの半分ほどなので、大量に飲まなければ大丈夫でしょう。

ノンカフェインの紅茶もあるので、気になる人はノンカフェインを選ぶと良いでしょう。

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妊活中にハーブティーを飲んでも大丈夫?

ハーブティーには体を温める効果、リラックス効果など体によい影響を与えてくれるものが多いため、妊活中に飲んでもいいのか気になりますよね。

ハーブティーを飲むときは、使用されているハーブの種類をチェックすることが大事。実は、ハーブには子宮を収縮してしまう作用のあるものもあるんですよ。

妊活中に避けるべきハーブティー
・カモミールティー
・フィーバーフューティー など

パッケージに「妊娠中も飲めます」というような表示があると安心ですね。

甘酒

甘酒にはブドウ糖が豊富に含まれていて、体に吸収される際に熱を発生させて体温を上げてくれます。

また、妊活中から摂りたい葉酸がふくまれているのもうれしいポイントです。

妊活中に甘酒を飲む時に、注意したいことは2つ。

1つめは、「米麹」の甘酒を選ぶこと。甘酒には「米麹」から作られたものと「酒粕」から作られたものの2種類があります。

酒麹甘酒には少量ですがアルコールが含まれているため、妊活中は避けた方がよいでしょう。

2つめに、甘酒を温めすぎないこと。甘酒の酵素は高温になると壊れてしまいます。

温活には直接関係ありませんが、甘酒の酵素は疲労回復や免疫力を高めるなど妊活中にも良い影響があります。

温める時は60度を目安にして、温めすぎないように注意しましょう。

ワインや日本酒などのアルコール

妊活中の過度なアルコールは妊娠率を低下させてしまう可能性があるため、避けた方がよいといわれています。

しかし、アルコールにはストレスを解消してくれるという良い部分もあります。

妊活中はさまざまな制限があり、ストレスがたまりがち。

「排卵前後は避ける」「リセットした生理期間は飲酒する」などのルールを作って、アルコールと上手に付き合っていきましょう。

数あるアルコールのなかでも温活におすすめなのは、ワインと日本酒。温めて飲むことでより効果が高まりますよ。

「とりあえず一杯」で飲むことが多いビールやチューハイ、ハイボールは、体を冷やしてしまうので注意しましょう。

妊活中のアルコールについてはこちらの記事でも詳しく解説しています。

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妊活中は、温活ドリンクを飲むこと以外にもおすすめしたい温活方法があります。

温活ドリンクやそのほかの温活方法も、続けることで効果を実感することができます。

自分に合った温活方法を見つけて、毎日の生活に取り入れていきましょう。

身体を温める食べ物を摂る

冬が旬の野菜や、土の中で育つ野菜は体を温めます。

にんじんやネギ、れんこんなど、毎日の料理に使いやすい野菜も多くあるので、意識して使ってみましょう。

薬味にショウガやニンニクを使うのもおすすめですよ。

味噌や納豆も体を温めてくれるので「毎日1杯のお味噌汁を飲む」「朝食を納豆ごはんにする」など、発酵食品を取り入れていきましょう。

温活におすすめの食べ物をもっと知りたいと思ったら、こちらの記事を参考にしてみてください。

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温活成分の入った妊活サプリを飲む

妊活サプリの中には、妊娠しやすい体作りの助けとなる「温活成分が配合されたサプリ」も販売されています。

妊活に役立つ栄養とともに、温活成分も摂れる史上初のオールインワン妊活サプリが「mitas」です。

mitasにはショウガや高麗人参、ナツメ、陳皮といった体を温める和漢素材を厳選して配合しています。

「妊活の大敵」である冷えをケアする温活成分に注目した、不妊症専門の産婦人科医監修の妊活サプリです。

さらに、mitasは温活だけでなく、妊活期に必要な栄養もしっかりカバーしています。

妊娠しやすい体を目指すためには、栄養バランスをきちんと整えることが重要です。日々の食事で栄養の偏りや不足があっても、mitasに含まれる栄養素で補うことができますよ。

もちろん、未来の赤ちゃんのために摂ってほしい葉酸も、食品よりも体に吸収しやすい型でしっかり400μg配合。

厚生労働省が発表している妊活中に必要な成分はすべてカバーしつつ、不要な添加物は使わずに作られた無添加サプリです。

そんなmitasは、大手ドラッグストアで妊活サプリ部門の売り上げ1位を獲得している、先輩ママもおすすめの妊活サプリ。

スギ薬局とマツモトキヨシの店頭で手軽に手に取ることができますが、よりお得に購入したいなら公式サイトからどうぞ!

公式サイトなら限定価格で買えるだけでなく、妊活中を通して続けやすい工夫をたくさんご用意しています。

温活ができる妊活サプリmitasを一番お得に始めるなら、こちらから詳細をチェックしてくださいね。

身体を温める習慣をつける

体を温める行動を毎日の生活の中に取り入れて、習慣化していくのが温活を続けるコツ。

例えば、簡単にシャワーで済ませてしまいがちな毎日のお風呂も、湯船に浸かる習慣をつけてみましょう。

これも立派な温活です。お湯に浸かることで体の芯から温まりますよ。

また、体を温める運動を生活の中に取り入れるなら、ウォーキングがおすすめ。

ウォーキングは、下半身を動かして全身の血液の流れを促し、体を温めます。

たとえば、普段通勤に自転車やバスを使っている人は、徒歩に変更しましょう。

ほかにも、家事の合間などの気づいた時につま先立ちをするなど、少しの動作が温活につながりますよ。

外から温める

外側から体を温める方法として、カイロや腹巻などの温活グッズがあります。

カイロは卵巣や子宮を挟むように、お腹とお尻に貼るのがおすすめ。

腹巻はお腹だけでなく、足の付け根も温めてくれるのでおすすめの温活グッズです。

足の付け根には大きな血管があり、温めることで血液の流れがよくなり全身のぽかぽかにつながりますよ。

妊活中の温活グッズについてはこちらの記事でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

妊活中に腹巻はよくない!?妊娠に向けて今から始めたい7つの温活方法を紹介

妊活中に腹巻はよくないという情報を聞いたことがあるかもしれません。妊活に冷えは大敵といわれるのに、なぜそのようなウワサがあるのでしょうか?この記事では、妊活中の腹巻は本当によくないのかの真相に加え、妊活におすすめの温活習慣について詳しく紹介します。

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温活ドリンクによる温活は、普段飲んでいる飲み物を少し変えるだけでできる手軽な方法。

温活で体が温まると卵子の質が良くなり子宮環境も整うため、妊活中にぜひ取り入れてほしい妊活の一つです。

手軽に始められる温活には、温活ドリンクのほかに温活成分の入ったオールインワン妊活サプリ「mitas」があります。

mitasは1日4粒でぽかぽかな体を目指すことができるだけでなく、妊活中に必要な栄養をすべてカバーしているのも注目してほしいポイント。

配合されている栄養素のなかには、厚生労働省が妊娠前からの摂取を勧めている「葉酸」も含まれています。

温活で妊娠しやすい体を目指しつつ、未来の小さな命が健やかに成長するために、妊活期からmitasを取り入れましょう。

参考:東北大学病院生理検査センター 第79回 体温をあげて冬も元気に

厚生労働省 食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~

文部科学省 「温活」で冷えを改善させて冬の健康生活をはじめましょう♪

厚生労働省 冷え対策!体をあたためる食材、冷やす食材

厚生労働科学研究成果データベース|カミツレ(カモミール)

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