
更新日:2025/2/7
【看護師執筆】産後にやってはいけない3つのこと。産褥期の過ごし方を解説

出産を終えたママのなかには、これからの過ごし方のイメージがつかない方もいるのではないでしょうか。
「いつまで安静にしていればいいの?」
「やってはいけないことや注意点はある?」
などの悩みはつきものです。
ママの身体は、すぐに妊娠前の状態に戻るわけではありません。
この記事では、医学的事実に基づいて以下のことを説明します。
・産後やってはいけないこと
・産後はできるだけ避けたほうが良いこと
・授乳中の注意点
・産褥期の過ごし方
・産後に注意するべき症状
産褥期を安心して過ごすためにも、ママの身体について理解を深めましょう。
この記事に登場する専門家
【葉酸サプリmamaco監修・産婦人科医】薬膳漢方検定所有 加藤智子先生
産婦人科医専門医、健康スポーツ医、抗加齢専門医、更年期カウンセラー
"産後も栄養補給できていますか?”
栄養補給は産後も重要。しっかり栄養を接種しないと母乳が栄養不足になり赤ちゃんに影響を与える恐れも。食事から十分な栄養を摂るのはなかなか難しいので、サプリメントの併用をおすすめしています。
"産後のママのケアは後回しにしがちですよね”産後は、これまで経験のない身体の使い方が増えます。
しかし、なかなか自分の体調ケアまで手が回らないママも多いよう。mamacoの和漢成分は全身に向けられた効果があり、体調維持が期待できます。
産褥期(さんじょくき)とは
産褥期とは、出産直後から産後6〜8週を意味します。
ママの身体が少しずつ妊娠前の状態に戻っていく期間のことです。
産褥期のママには以下のような身体の変化が起こります。
- 子宮がもとの大きさに戻る
- 開いた骨盤が戻る
- ホルモンバランスが変わる
- 悪露(おろ)の排出
- 母乳の分泌
身体が元に戻るスピードには個人差があります。
出産という大仕事を終えても、決して油断したり無理をしたりすることはできない時期です。
産褥期にはとにかく身体を休めて、回復につとめましょう。
産後やってはいけない3つのこと
産後やってはいけないことは以下の3つです。
- 湯船に入浴
- 性交(挿入)
- 完璧を目指し、無理をする
入浴と性交は産後1ヶ月検診で産婦人科医に許可をもらうまでは禁止です。
また、産褥期に無理は禁物です。
とくに初めての育児では完璧を目指して無理をしてしまうママも少なくありませんが、体調を崩すリスクがあります。
それぞれくわしく説明します。
①湯船に入浴
1ヶ月検診で医師の許可をもらうまでは、入浴はシャワーのみにしましょう。
湯船につかることで開いた子宮口から雑菌が入り、感染するリスクがあるためです。
産後は悪露が出るため常に産褥パッドやナプキンをつけることになります。
入浴をしなくても身体はボディソープで優しく洗い、清潔を保ちましょう。
とくに寒い時期は浴室や脱衣所を十分に暖かくしたり、足湯をしたりして身体を冷やさないことが大切です。
1ヶ月検診のころには子宮口も閉じていることから、入浴をしても良いとされています。
②性交(挿入)
出産のときにできた膣や子宮の傷からの感染や、身体の痛みなどから守るため産後の性交は以下の条件がそろうまで控えましょう。
- 1ヶ月検診で医師の許可が出る
- ママが身体の調子が良くなったと感じる(痛みがない)
- 精神的に受け入れられる状態になる
帝王切開のママも、医師とも相談しながら1ヶ月以上は性交を控えてください。
帝王切開では赤ちゃんは膣を通りません。
しかしお腹を切る大手術をしており、無理せず身体の回復状況に合わせることが大切です。
産後のママの心身はボロボロですのでまずは寝ることを優先してください。医師の許可が出るまでは、挿入を伴わないスキンシップにしましょう。
また、産後は生理が再開していなくても排卵していて妊娠する可能性があります。
コンドームを使用して確実に避妊をしましょう。
期間は経膣分娩なら次の子を望むまで、帝王切開の場合は1年程度が目安です。
③完璧を目指し、無理をする
産後は決して無理をしてはいけません。
とくに初めての育児では、育児書やネットの内容を読んで完璧を目指すママも少なくありません。
無理をしてしまうと身体の回復が遅くなるばかりか、出血などのトラブルにもつながるおそれがあります。
まじめで完璧主義のママほど気づかないうちに無理をしてしまいがちです。
周囲に頼りながら、育児は思い通りにはいかないものだと思って過ごしましょう。
赤ちゃんとママが生きているだけで素晴らしいことなのです。
こちらの記事では「やってはいけないこと」の他にも、産後の過ごし方のポイントを詳しく解説しています。ぜひあわせてチェックしてくださいね。
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産後はできるだけ避けたほうがいいこと
産後は以下のことはできるだけ避けましょう。
- 喫煙
- 食事制限やダイエット
- 激しい運動
- 長時間の外出
- 水仕事
- 重いものを持つ
- 目の酷使
1つずつ説明します。
喫煙
喫煙は乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクを跳ね上げます。
ママだけではなく赤ちゃんと同居している方は禁煙することが望ましいです。
両親がタバコを吸う場合、吸わない場合と比べてSIDSの発症率は4.7倍になるというデータがあります。
新しい命の誕生を期に、ご家族で禁煙外来などを活用してみてはいかがでしょうか。禁煙には赤ちゃんだけでなく、家族の健康面や、金銭面にもメリットがあります。
食事制限やダイエット
赤ちゃんを産んでもすぐに妊娠前の体重に戻らず、不安になったりショックを受けたりすることもあるかもしれません。
しかし早く元の体重に戻そうと、無理な食事制限やダイエットをすることは避けましょう。
今は身体の回復や母乳をあげるためにも十分な休息とバランスの良い食事が大切です。
適正な体重を保ちつつ、栄養をしっかりと補給するためには、産後専用のサプリを活用すると良いでしょう。
産後のママのために作られたmamaco(ママコ)は、厚生労働省が授乳期のママに推奨する栄養素をたっぷりと配合。
食事と一緒に活用すれば、産後の回復と母乳に必要な栄養をしっかりとカバーできますよ。無理のない産後ダイエットの味方にもなるでしょう。
mamacoについてもっと詳しく知りたい人はこちらからチェック!
激しい運動
産褥期は身体に大きなダメージを負っている状態です。激しい運動をすることは避けましょう。
運動をしたい場合は悪露がおさまってきて体調も落ち着いてから、寝たまま行える体操から始めましょう。
長時間の外出
産後すぐは立っているのも大変な場合もあり、外出は大きな負担になります。
赤ちゃんにとっても外出は負担ですので産褥期は家の中でゆっくりすごしましょう。
水仕事
身体を冷やすのは良くないという考えから、産褥期には水仕事はなるべく避けるように言われています。
産後に身体を冷やしてしまうことで回復の遅れにも繋がるリスクがあります。どうしても水仕事をするときは温水を使い、短時間で済ませるようにしましょう。
重いものを持つ
産褥期は赤ちゃんより重いものは持たないようにしましょう。
身体がまだ回復しきっておらず、腹部に負担がかかるためです。
大きいものや重いものはパートナーや家族にお願いしましょう。
スマホや読書など目の酷使
昔から産後に目を使ってはいけないと言われています。目の疲れによる頭痛や肩こりなどの原因にもなります。
SNSや育児の情報を集めるのはほどほどにして、赤ちゃんが寝ているときは一緒に目を閉じて休みましょう。
それでも眠れない・うまく休めないときの対策については、こちらの記事を参考にしてくださいね。
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授乳中は飲酒、カフェイン摂取に注意
母乳育児をする場合、飲酒とカフェイン摂取にも注意が必要です。
授乳中はノンアルコール飲料にするか飲酒しても少量で授乳時間を充分に開けましょう。
またカフェインはコーヒーで1日2杯程度が望ましいです。
授乳中のアルコールについて
授乳中の飲酒は以下のような影響があります。
- 母乳の分泌を抑制する
- 赤ちゃんにアルコールが移行
- 赤ちゃんの成長の抑制
飲酒したあと授乳可能になるまでの時間はママのアルコール分解スピードにより個人差があります。
最低でも3時間以上は開けましょう。
授乳中のカフェインについて
授乳中にカフェインを多量に摂取すると赤ちゃんに以下のような影響があります。
- 寝つきが悪くなる
- 落ち着きがなくなる
コーヒーであれば1日2杯程度までにすると良いでしょう。また、ノンカフェインやカフェインが少なめの製品を選ぶのもおすすめです。
産褥期の過ごし方
産褥期はとにかくママは身体の回復のために休むことが大切です。
基本的には赤ちゃんのお世話以外はなるべくせず、安静にすごしましょう。
産褥期を3つに分けてそれぞれの過ごし方についてくわしく説明していきます。
産後3週まではとにかく身体を休める
出産直後から3週間まではとにかく横になって身体を休ませましょう。
出産の疲れも残っていますし身体もまだボロボロの状態です。
家事はもちろんせず、母乳をあげる以外の育児も可能な限り家族にお願いしましょう。
産後3〜4週は簡単な家事はしてもOK
産後3週間を過ぎたら、少しずつ起きて活動する時間をつくっても良いでしょう。
まだまだ赤ちゃんはまとまって寝ないため、ママも睡眠不足になりがちです。
身体の回復も充分ではありませんので疲れを感じたら横になって休みましょう。
産後5〜8週以降も、無理せずできることをする
1ヶ月検診をすぎると入浴や性交が可能になります。
しかし急に元の生活に戻すのではなく、徐々に戻していくイメージで生活しましょう。
産後の身体の回復には個人差があります。無理せず家族や周囲のサポートを頼りながら赤ちゃんと生活していってください。
産後に受けられるサポートについては、こちらの記事でまとめていますよ!
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産後はこんな症状に注意
産褥期は産まれたばかりの赤ちゃんのことに気をとられがちですが、ママの身体にも注意が必要な時期です。
以下のような症状があれば産婦人科を受診しましょう。
- 悪露の量が増え、赤黒いのが続く
- 腹痛・腰痛がある
- 会陰切開部が腫れたり痛みがある
- トイレが近かったり排尿時に痛みがある
- 乳房の痛みや熱感
- 貧血、激しい息切れ
産褥期の身体はまだまだ通常の状態ではありません。
疲労や体調不良を感じたときはすぐに休み、心配な症状があるときは受診をしましょう。
mamaco(ママコ)は産褥期に特化したサプリ
mamaco(ママコ)は母乳の栄養補給だけでなく、産褥期の育児疲れもケアできる産婦人科医監修の産後専用サプリメントです。
香料や保存料などは無添加で、母乳を通して赤ちゃんに成分が移行する授乳期も、安心して飲むことができます。
mamacoには、産後のママと赤ちゃんに必要な栄養素がたっぷり!
- 母乳のもととなる血液を作る葉酸、鉄分
- 骨や歯の生成をサポートするビタミンD
- 目の健康を守るビタミンA
- 脳や神経の発達をサポートするDHA/EPA
- ママの食欲やお腹の調子をケアするビタミンB1
さらに、高麗人参やなつめなどの和漢成分配合で、お疲れママのケアができる点も注目ポイントです。
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産褥期は無理せず、身体を休めることがママの仕事
1ヶ月検診をすぎるまでは、入浴と性交は避けましょう。
また、新生児突然死症候群の予防のためにも、赤ちゃんのいる家庭では全員が禁煙することが望ましいです。
産褥期のママの身体は、出産のダメージだけでなく身体が妊娠前に戻っていく回復の過程にあります。
産後は無理をせず、身体の回復に合わせて徐々にもとの生活に戻していきましょう。
参考:
秋田県庁「子育て世代の皆さんへ―知っていますか?たばこの危険ー」
厚生労働省「-たばことお酒の害から赤ちゃんを守りましょう-」「乳幼児突然死症候群 / SID」
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