更新日:2025/7/3

新生児がアトピーになることはある?特徴と正しい見分け方、ケア方法まで

特徴と正しい見分け方、ケア方法まで
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「赤ちゃんに赤い湿疹が…新生児でもアトピーになるの?

赤ちゃんに湿疹が出て、かゆそうにしていると、アトピーの心配をしてしまいますよね。新生児の肌トラブルは乳児湿疹なのかアトピーなのかわかりにくく、ママ・パパにとって大きな不安の種かもしれません。

そこでこの記事では、新生児のアトピーについて、以下の3つのポイントを中心に解説します。

・新生児のアトピーの特徴と原因
・アトピーと乳児湿疹との違い
・新生児の正しいスキンケア方法

今日からすぐに実践できる新生児のスキンケア方法もご紹介していますので、ぜひ試してみてくださいね。

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この記事に登場する専門家

子育て・教育ライター つづきいくこ

妊活・不妊治療の経験を持つ一児の母。自身の経験をもとに、子育てや教育分野を中心に執筆活動を行っています。読んでいたら悩みや不安がちょっと軽くなっていた、そんな記事を書くことを大切にしています。

これってアトピー?新生児の肌トラブルの基礎知識

赤ちゃんの肌トラブルを見て、「もしかしてアトピーなのかな」と心配になっていませんか?そんなときは、新生児にできやすい湿疹について正しく知ることからはじめましょう。

まずは、新生児のアトピー性皮膚炎の基本的な特徴と、よく似た症状である乳児湿疹との違いについて解説します。

新生児のアトピー性皮膚炎とは?いつから始まる?

アトピー性皮膚炎は、新生児期から発症することもあるアレルギー症状です。一般的には生後2〜3カ月ごろから症状が見られますが、早い場合は生後1カ月ごろから発症する赤ちゃんもいます。

新生児期に考えられるアトピー性皮膚炎には、以下のような特徴が見られます。

  • 強いかゆみがある
  • 赤みやブツブツ、カサカサした乾燥、皮むけ、かさぶた、ジュクジュクした浸出液などを伴う湿疹ができる
  • 湿疹が左右対称に現れやすい
  • 症状がよくなったり悪くなったりを繰り返しながら、慢性的に続く(乳児では2カ月以上)

症状が出やすい場所は、皮脂の分泌が多い顔、頭、耳の周りから始まり、次第に首、肘や膝のくぼみ、手首や足首など、関節部分に広がっていく傾向があります。

アトピーと乳児湿疹との違いは?見分けるポイント

「乳児湿疹」は新生児期から1歳ごろまでにできる湿疹・皮膚炎のことアトピー性皮膚炎と症状が似ているため見分けるのが難しいですが、いくつかの違いがあります。

アトピー性皮膚炎乳児湿疹
主な原因皮膚のバリア機能低下、アレルギー体質、外的刺激など複合的ホルモンバランスの変化、皮脂の過剰分泌、汗、よだれなど
症状の特徴強いかゆみを伴う、カサカサ乾燥が主体、よくなったり悪くなったりを繰り返す生後すぐ〜3カ月ごろがピーク、かゆみは軽いことが多い、カサカサやジュクジュクなど症状は様々
症状の期間長引きやすい(乳児期は2カ月以上)生後数カ月で自然に改善することが多い
好発部位顔、頭から始まり、首や手足の関節に広がる顔、頭、首など皮脂の分泌が多い場所が中心

乳児湿疹は、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいたときにもらったホルモンの影響で、皮脂の分泌が盛んになることが原因で起こる、この時期特有の肌トラブルです。

成長するにつれて皮脂の分泌が落ち着いてくると、自然によくなることが多く、適切にスキンケアをすれば、たいていは1か月ほどでおさまっていきます。

詳しくはこちらの記事で解説しています。

乳児湿疹の原因から治し方、ケア方法まで完全ガイド!赤ちゃんのもちもち肌のためにできること

乳児湿疹は新生児期から乳児期に85%以上の赤ちゃんが経験します。だからこそ、予防とケアには正しいスキンケアを継続することが大切です。乳児湿疹ができたときのケア方法や受診の目安、アトピーやあせもとの違いについて解説します。

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一方、アトピー性皮膚炎はアレルギー的な要因が関わっており、症状が長引く傾向にあるのが大きな違いです。

こんな症状なら早めに病院へ!受診の目安

赤ちゃんの肌に気になる症状を見つけたら、自己判断せずに早めに専門医に相談しましょうとくに、以下のようなサインが見られたら、すぐにかかりつけの小児科か皮膚科を受診してください。

  • 強いかゆみで夜眠れていない、不機嫌な時間が多い
  • 湿疹がジュクジュクして、黄色いかさぶたがついている
  • 市販の保湿剤でケアをしても2〜3日以上改善が見られない
  • 湿疹がどんどん全身に広がっている

新生児の肌トラブルがアトピー性皮膚炎かどうかを正確に診断するのは、専門医でも難しい場合があります日本皮膚科学会のガイドラインでも、乳児期のアトピー性皮膚炎の診断は慎重に行うべきとされています。

多くの場合、まずは乳児湿疹として治療やケアをはじめ、その後の経過を見てアトピー性皮膚炎かどうかを判断していくことになります。一度の受診でアトピーと診断されなくても、気になる症状が続く場合は定期的に通院して医師に診てもらうことをおすすめします

乳児湿疹であっても、体質によっては悪化するとアトピー性皮膚炎へ移行する可能性もあるため、早めに受診して適切なケアをしてください

赤ちゃんがアトピーになる主な原因3つ

赤ちゃんがアトピー性皮膚炎になる原因は、まだ完全には解明されていませんが、いくつかの要因が複雑に絡み合って発症すると考えられています。

ここでは、現在考えられている主な3つの原因について解説します。

  1. 1皮膚のバリア機能の未熟さ
  2. 2遺伝的な体質
  3. 3汗やホコリ、ダニなどの外的刺激

①皮膚のバリア機能の未熟さ

新生児の肌はスベスベで潤っているように見えますが、実はとてもデリケートです。皮膚の厚みは大人の約半分しかなく、外部の刺激から肌を守り、水分の蒸発を防ぐ「バリア機能」がまだ十分に発達していません

このバリア機能が未熟だと、肌が乾燥しやすくなるだけでなく、ホコリやダニ、汗などのわずかな刺激にも敏感に反応してしまい、炎症やかゆみを引き起こす原因となります。

この肌の弱さが、アトピー性皮膚炎の根本的な原因の一つと考えられています。

②遺伝的な体質

アトピー性皮膚炎は、アレルギー反応を起こしやすい体質(アトピー素因)と深く関わりがあり、この体質は遺伝する傾向があることが分かっています。

  • 両親のどちらかがアトピー性皮膚炎の場合、子どもが発症する確率は約20〜40%
  • 両親ともにアトピー性皮膚炎の場合、確率は約40〜60%に上昇
  • アレルギーを持つ兄弟がいる場合、発症リスクは約25〜35%

(参考:ClinMed International Library

家族にアトピー性皮膚炎や気管支喘息、アレルギー性鼻炎、花粉症など、他のアレルギー疾患を持つ人がいる場合、赤ちゃんもアレルギーになりやすい体質を受け継いでいる可能性があります。

ただし、遺伝するのはあくまで「なりやすい体質」であり、必ず発症するわけではありません。

③汗やホコリ、ダニなどの外的刺激

赤ちゃんの肌はまだまだ未熟で繊細。さまざまな身の回りの環境からも影響を受けやすい状態です。

なかでも以下のような刺激は、アトピー性皮膚炎の症状を悪化させる要因になりやすいです。

  • 汗やよだれ、涙
  • ホコリ、ダニ、花粉
  • 衣類や寝具との摩擦
  • 洗浄力の強い石鹸やシャンプー
  • 細菌やウイルス

新生児のアトピーをはじめとする肌トラブルを悪化させないためには、肌を清潔に保ち生活環境を整えることも意識しておきましょう。

肌に直接触れる寝具や衣類はこまめに取り替えて清潔にするのはもちろん、やさしい素材を選ぶことも大切です。オーガニックコットン素材なら、肌触りがよく汗を吸水しやすいのでおすすめです。

アトピー性皮膚炎の予防には新生児からの保湿が大事!

さまざまな原因が重なって起こるアトピー性皮膚炎ですが、その予防において「新生児期からの保湿ケア」が重要であることが、近年の研究で明らかになってきました(1)。

肌のバリア機能が低下すると、皮膚の隙間からアレルギーの原因物質(アレルゲン)が体内に侵入しやすくなります。アレルゲンが侵入すると、体はそれを「異物」と認識し、アレルギー反応の準備を始めてしまいます。

このアレルギーを起こす準備段階を「経皮感作」と呼びます。

経皮感作を防ぎ、皮膚のバリア機能を正常に保つために欠かせないのが、毎日の保湿ケアです。

実際に、国立成育医療研究センターが行った研究では、新生児期から毎日保湿剤を塗ることで、アトピー性皮膚炎の発症リスクを3割以上も低下させられたという結果が報告されています。

保湿によって肌のうるおいを保ち、バリア機能を高めることが、アレルゲンの侵入を防ぎ、アトピー性皮膚炎の発症予防につながるのです。

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アトピーからはじまる?「アレルギーマーチ」とは

アレルギーマーチ」ということばを聞いたことはありますか?
これは、乳児期にアトピー性皮膚炎を発症したことをきっかけに、まるでマーチ(行進)のように、成長とともに次々と異なるアレルギー疾患が現れてくる現象を指します。

このアレルギーマーチの出発点となるのが、新生児期の皮膚のバリア機能の低下です。

つまり、新生児のうちからしっかりと保湿ケアを行い、肌のバリア機能を守ることが、アレルギーマーチの出発点を作らないこと=将来のアレルギー疾患の予防にもつながる可能性があります。

今日からはじめる新生児の正しいスキンケア

新生児のデリケートな肌を守り、アトピー性皮膚炎を予防・改善するには、毎日の正しいスキンケアが基本です。

ここでは、「洗うこと」と「保湿すること」、この2つのステップの正しい行い方を解説します。

スキンケアの基本①:正しい洗い方

汗やホコリ、古い皮脂などをきれいに洗い流し、肌を清潔に保つことがスキンケアの第一歩です。

◆新生児の洗い方のポイント

  1. 洗浄料をしっかりと泡立てる
  2. たっぷりの泡を使い、赤ちゃんの肌の上で泡を転がすように、手でやさしくなで洗いする
  3. 首や脇の下、足の付け根など、しわになっている部分は汚れがたまりやすいので、指でしわを広げてていねいに洗う
  4. シャワーのお湯を使い、洗浄料が肌に残らないように、時間をかけてしっかりとすすぐ

ガーゼやスポンジは、柔らかいものでも肌への刺激になることがあるため、素手で洗うのがおすすめです。とくにすすぎ残しは肌トラブルの原因になりやすいので、注意深く行ってくださいね。

また、新生児のお肌を清潔に保つためには、洗浄料の選び方も大切です。

洗浄料は、赤ちゃんの肌に合わせて作られた、低刺激で弱酸性のベビーソープを選びましょう。洗浄力が強すぎると、肌に必要な皮脂まで奪ってしまい、乾燥の原因になります。

新生児期の敏感なお肌におすすめの洗浄料が、皮膚科医監修の『mitera organicsベビーソープ』です。

mitera organicsベビーソープは、これまでたくさんの赤ちゃんのお肌を見てきた皮膚科医が、赤ちゃんのために本当によい成分だけを厳選して作った洗浄料。

天然のバリア機能をサポートする10種類のアミノ酸やスクワランを配合したソープは、もちろん国産・無添加で、職人が3カ月かけて手作りするというこだわりの逸品です。

新生児から使えるやさしいベビーソープの詳細は、こちらからチェックしてみてくださいね!

肌に優しい石鹸の選び方については、こちらの記事も参考にしてください。

赤ちゃんのアトピーには石鹸を使っても良い?肌に優しい石鹸の選び方

赤ちゃんがアトピーになったときでも、石鹸を使って清潔を保つことが大切です。デリケートな赤ちゃんの肌に優しい石鹸の選び方やスキンケアの方法を詳しく紹介します。アトピーのときの洗い方や治療についても看護師が解説しています。

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スキンケアの基本②:正しい保湿方法

お風呂の後は、肌が最も乾燥しやすいタイミング。保湿は、お風呂あがり「5分以内」がゴールデンタイムです。肌の水分が蒸発してしまう前に、すぐに保湿ケアをしてください。

体を拭いたら、間をあけずに保湿剤を塗る習慣をつけましょう

◆新生児の保湿のポイント

  1. あらかじめ保湿剤を脱衣所に準備しておく
  2. 湯あがりにすぐタオルでやさしく水分を拭き取る
  3. そのまま間をあけずに保湿剤を全身に塗る

保湿剤の量は、塗った後の肌にティッシュペーパーが1枚軽く貼りつくくらいが目安。量が少ないと、摩擦で肌を傷つけたり、十分な保湿効果が得られなかったりするので、たっぷりと使うのがポイントです。

保湿の回数は、基本的には朝とお風呂あがりの1日2回。その他、日中も乾燥が気になったときには、こまめに塗り直してあげるとより効果的です。

塗る際は、湿疹がある部分だけでなく、症状が出ていない部分も含めて全身に均一に塗り広げることも大切です。肌全体のバリア機能を高める意識で、ケアしてあげましょう。

新生児の保湿ケアのやり方については、こちらの記事でさらに詳しく紹介しています。

【新生児の保湿ケア完全ガイド】助産師が教える正しいやり方と保湿剤の選び方

生まれたての新生児に保湿ケアは必要なの?と思うママもいると思います。実は赤ちゃんのお肌は成長途中で生まれてくるため未熟で乾燥しやすいこともあり、新生児こそ保湿ケアが大切。この記事では、新生児のお肌の特徴をふまえた正しい保湿ケアのやり方と保湿剤の選び方について解説しています。

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新生児の肌を守る「保湿剤」の選び方

毎日のケアに欠かせない保湿剤。ドラッグストアやベビー用品店にはたくさんの種類があり、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。

ここでは、新生児の保湿剤選びの基本と、おすすめの選び方をご紹介します。

処方薬と市販の保湿剤は使い分けて

まず知っておきたいのは、病院で処方される薬と市販の保湿剤の役割の違いです。

役割
処方薬 (保湿剤やステロイド外用薬など)「治療」が目的
・炎症やかゆみを抑える
・医師の診断のもと、症状に合わせて使用
市販の保湿剤「日常のケア・予防」が目的
・肌の乾燥を防ぎ、バリア機能をサポート

すでに湿疹などの症状が出ている場合は、まず医師の診察を受け、必要であれば処方薬でしっかりと治療することが最優先です。市販の保湿剤は、症状が落ち着いている時の状態維持や、肌トラブルが起こる前の予防的なデイリーケアとして活用しましょう。

新生児向けの保湿剤を選ぶ5つのポイント

新生児の肌はデリケートだからこそ、しっかりチェックして選びたいもの。市販の保湿剤を選ぶ際は、以下の5つのポイントをチェックするのがおすすめです。

  1. しっかり保湿できること セラミドやアミノ酸、ヒアルロン酸など、肌のうるおいを保つ成分がしっかり配合されているか確認しましょう。
  2. やさしい成分で作られていること 新生児の肌は非常にデリケートです。アルコール、香料、着色料、パラベンなどが使われていない、無添加・低刺激の処方のものを選ぶと安心です。
  3. 塗りやすいテクスチャーであること毎日使うものだからこそ、塗りやすさも重要です。伸びがよく、肌にすっとなじむローションは、全身に手早く塗れるのでおすすめです。
  4. 信頼できる品質であること アレルギーテストやパッチテスト済みであるかなど、赤ちゃんの肌への安全性が確認されていると、より信頼できます。
  5. 続けやすいこと赤ちゃんの保湿ケアは、毎日続けることが大切です。購入しやすさや無理なく続けられる価格帯かも考慮するとよいでしょう。

新生児の保湿ケアについて、さらに詳しく知りたい方はこちらのコラムもチェックしてください。

新生児の保湿ケアにおすすめのアイテムは?選び方と正しい塗り方のコツを助産師が解説

新生児の保湿におすすめのアイテムや商品が気になっていませんか?新生児は自分の肌を守るバリア機能が低いため、適切な保湿ケアを早めに行い、肌のトラブルやアトピー性皮膚炎の予防をする必要があります。この記事では新生児に適切な保湿ケアと、保湿アイテムのおすすめを紹介します。

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皮膚科医監修!新生児のお肌には『mitera organics ベビーローション』

赤ちゃんの保湿剤に迷っているママ・パパにおすすめしたいのが『mitera organics ベビーローションです。

赤ちゃんの肌のことを第一に考えて開発されたこのベビーローションは、5つのポイントをすべて満たしています。

  1. しっかり保湿できる
  2. やさしい成分だけで作られている
  3. 塗りやすいテクスチャー
  4. 信頼できる品質
  5. 定期購入できる

miteraベビーローションは、ママのお腹の中で赤ちゃんを守っていた「羊水」と「胎脂」の成分に着目。

羊水に含まれる成分に近い11種類のアミノ酸と、肌のバリア機能を支えるセラミドを配合しました。赤ちゃんの未熟な肌をしっとりと保湿し、健やかに保ちます。

また、すーっと伸びてベタつかない、みずみずしいテクスチャーも特徴です。トラブル肌への摩擦を最小限に抑えながら、やさしく全身に塗り広げられます。

さらに、皮膚科専門医監修のもと、赤ちゃんに安心して使える成分のみを厳選。赤ちゃんの肌トラブルの原因となる8つの添加物は一切使用していません

お風呂あがりに手早く塗り広げられるよう、片手でさっと使えるポンプ式ボトルも、ママ・パパに嬉しいポイントです。

敏感肌の大人の方も使用できますので、赤ちゃんのお世話で自分のお手入れは後回しにしがち、そんなママはぜひ一緒に使ってみてくださいね。

そんな『mitera organics ベビーローション』は公式サイトの限定価格が一番お得。忙しい育児の合間に、自宅から注文できるので手軽に始められますよ。

特別価格と詳細は、ぜひこちらからチェックしてみてくださいね。

ベビーソープとセットになったお得な『ベビースキンケアセット』もおすすめ

毎日のスキンケアは、「洗う」と「うるおす」のセットで行うのが基本です。

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【Q&A】新生児のアトピーの疑問に答えます

最後に、新生児のアトピーに関してよく寄せられる質問にお答えします。

Q. アトピーは治るの?

アトピー性皮膚炎は、体質的な要因も関わるため「完治」という表現は難しい病気ですが、悲観する必要はありません。

多くの場合、適切な治療とスキンケアを続けることで、症状が気にならないくらい良好な状態を維持できます。成長とともに症状が軽快し、自然によくなるケースも少なくありません。

日本皮膚科学会も「スキンケアをきちんと行うことがアトピー性皮膚炎治療の大原則」としています。焦らず、時間をかけてスキンケア、薬物療法、生活環境の整備を続けていくことが何よりも大切です。

Q. 新生児のアトピーは何科を受診すればいいの?

基本的には、かかりつけの小児科、または皮膚科のどちらでも大丈夫です。 

湿疹だけでなく、発熱など他の症状も見られる場合は、まず体全体のことを診てくれる小児科を受診するのが良いでしょう。小児科医が必要と判断すれば、皮膚科を紹介してくれます。

皮膚の症状に特化して相談したい場合は、はじめから皮膚科を受診してもよいでしょう。

Q. ステロイドを使っても大丈夫?

「ステロイド」と聞くと、副作用を心配する方も多いかもしれません。しかし、ステロイド外用薬は、アトピー性皮膚炎のつらいかゆみや炎症をしっかり抑えるために非常に有効な薬です。

湿疹をかき過ぎて症状が悪化する悪循環を断ち切るためには、ステロイド外用薬でまず炎症を鎮めることが重要になります。

医師は、赤ちゃんの年齢や症状の強さに合わせて、副作用の少ない弱いランクの薬を処方します。指示された用法・用量を守って正しく使えば、決して怖い薬ではありません。

症状がよくなったからといって自己判断で急にやめず、必ず医師の指示に従ってください

Q. 授乳と赤ちゃんのアトピーの関係は?ママの食事制限は必要?

現在のところ、妊娠中や授乳中のママが特定の食物を避けても、子どものアトピー性皮膚炎の発症を予防できるという説に科学的な根拠はありません。(2) 

自己判断で食事制限を行うと、大切なママと赤ちゃんの栄養が足りなくなってしまう心配もあります。

アトピー性皮膚炎の予防や改善のために、ママが自分を責めたり、無理に食事制限をしたりする必要はまったくありません。まずはバランスのよい食事を心がけて、ママ自身の体を大切にしてあげてくださいね。

赤ちゃんのお世話で大忙しだと、ママ自身の食事はつい後回しになりがちですよね。ママが心も体も元気でいることが、赤ちゃんの笑顔にもつながります。

もし「自分の栄養バランスまで考える余裕がないな…」と感じる時は、手軽に栄養を補えるサプリメントを上手に活用するのもひとつの方法です。

なかでも産後・授乳期サプリ『mamaco』は、「ママ」と「こども」両方の健康のことを考えてつくられたオールインワン処方

産婦人科医監修のもと、母乳と産後の回復に必要な栄養がたっぷり配合されていて、ママの育児疲れもケアしてくれるのでおすすめですよ。

産後のママと赤ちゃんが元気で過ごすための食事について、こちらのコラムで詳しく解説しています。ぜひ読んでみてください。

助産師が教える産後の食事のポイント|お母さんと赤ちゃんのためのおすすめ栄養素やメニューは?

産後の食事は、お母さんの心身の回復と、赤ちゃんの栄養となる母乳の生成を意識した食事を摂ることが大切です。産後のお母さんの特徴を捉えて、摂取が必要な栄養素を知っておきましょう。また、摂らない方が良いものについても知っておきましょう。産後に必要な栄養素の補給にはサプリメントの使用も有効です。

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Q. 秋生まれの赤ちゃんはアトピーになりやすいって本当?

富山大学が行った全国調査で、秋(9〜11月)に生まれた赤ちゃんは、他の季節に生まれた赤ちゃんに比べて1歳半時点でのアトピー性皮膚炎の発症率が高いという結果が報告されました(3)。

「生まれた季節によってアトピーの発症率が変わることなんてあるの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。

これは、肌のバリア機能がまだ弱い生後間もない新生児期に、乾燥しやすい秋冬の季節を迎えることが影響しているのではないかと考えられています。

ただし、この調査では遺伝的な要因が考慮されていないため、さらなる研究が待たれるところです。生まれた季節を問わず、乾燥が始まる時期にはとくに念入りな保湿ケアを心がけることが大切といえるでしょう。

赤ちゃんに最適なスキンケアで、健やかな肌を育てよう

新生児の肌に現れる湿疹。アトピー性皮膚炎かもしれないと思うと、とても心配になりますよね。

しかし、大切なのは慌てずに正しい知識を持つこと。とくに以下の3つのポイントをしっかり意識してくださいね。

  • 赤ちゃんの湿疹は自己判断せず、まずは専門医に相談する
  • アトピー性皮膚炎の予防と治療の基本は「毎日の正しいスキンケア(洗浄と保湿)」
  • 新生児期からの保湿は肌のバリア機能を高め、アレルギーマーチの予防にもつながる可能性がある

赤ちゃんのスキンケアは、一日二日で結果が出るものではありません。毎日コツコツと続けることで、赤ちゃんの肌は少しずつ健やかになっていきます

スキンケアアイテム選びに迷ったら、赤ちゃんの肌にやさしい成分にこだわった『mitera organicsシリーズ』をぜひお試しくださいね。

参考文献:

※1:アレルギーについて | 国立成育医療研究センター※2:アトピー性皮膚炎診療ガイドライン|厚生労働科学研究成果データベース※3:生まれてから6か月までに過ごした季節が、湿疹およびアトピー性皮膚炎の発症と関連する~エコチル調査より~|エコチル調査でわかったこと|エコチル調査 富山ユニットセンター 子どもの健康と環境に関する全国調査

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