更新日:2025/6/17

乳児湿疹ができない子の特徴とは?肌トラブルの原因やケア方法を徹底解説!

肌トラブルの原因やケア方法を徹底解説!
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赤ちゃんの肌にぽつぽつとできものを見つけて、「乳児湿疹?」とお悩みではありませんか?

乳児湿疹とは、生後1~2週間ごろから出来始める湿疹のことです。

でも、実は乳児湿疹ができない赤ちゃんもいます。湿疹ができない赤ちゃんには、どんな特徴があるのでしょうか?

また、湿疹ができないようにするためには、どんな生活習慣やケアが必要なのかも気になりますよね。

この記事では、乳児湿疹ができない赤ちゃんの特徴やケア方法を詳しく解説します。

この記事に登場する専門家

医療ライター 宮川しおり

2児の母。切迫早産での長期入院や、妊娠糖尿病でのインスリン治療を経て出産。
現在は主に医療・健康分野でライター活動をしている。

<保有資格>
・看護師/保健師/養護教諭
・メンタル心理カウンセラー
・日本フェムテック協会認定資格3級

乳児湿疹ができない子の特徴

乳児湿疹ができるかどうかには、いくつかの要因が関係しています。

赤ちゃんの肌の個性や生活環境がその要因となります。

乳児湿疹ができるかできないかは体質による

赤ちゃんの肌は一人ひとり違い、湿疹の有無は元々の体質が関係していると考えられています。

大人の肌も、人によって乾燥肌・脂性肌などそれぞれ特徴がありますよね。それと同じように、赤ちゃんの肌にも個人差があるのです。

また、肌の乾燥状態は、生まれた季節も影響するといわれています。

秋に生まれた乳児は、春に生まれた乳児に比べて湿疹ができやすいという調査結果があり、生まれた季節により湿疹のできやすさに違いが出ることがあります。(※1)

健康な肌の特徴

乳児湿疹ができにくい赤ちゃんの肌には、いくつかの共通点があります。

健康な肌は、肌の角質層がバリア機能を果たし、水分が保たれている状態です。

これにより、肌はしっとりとし、細菌や刺激などを受けにくくなっています。

逆に、バリア機能が低下すると水分が失われやすくなり、乾燥や外部からの刺激で湿疹ができやすくなるのです。(※2)

乳児湿疹ができる原因

乳児湿疹は「赤ちゃんニキビ」とも呼ばれるもので、生後3週間〜1ヶ月頃にピークを迎えます。

皮脂を分泌する機能が活発で、皮脂が毛穴に詰まることが主な原因とされていますが、そのほかにも乾燥や刺激が要因になることもあります。

特に赤ちゃんによくみられる湿疹は以下の通りです。

<主な乳児湿疹の種類と原因>

  • 脂漏性湿疹(しろうせいしっしん):頭や顔に見られる黄色っぽいかさぶたのようなもの。皮脂の分泌が過剰になることが原因。(※3)
  • おむつ皮膚炎:尿や便の刺激や、おむつによる擦れ・蒸れなどが原因。
  • 汗疹(あせも):脇や首など汗が多い部分が赤く荒れる。汗による刺激が原因。(※4、5)

乳児湿疹の種類については、こちらの記事でも詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

乳児湿疹の原因から治し方、ケア方法まで完全ガイド!赤ちゃんのもちもち肌のためにできること

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乳児湿疹の予防におすすめのケア方法

乳児湿疹を予防するためには、日常的なスキンケアが欠かせません。

ここでは、赤ちゃんの肌を守るための基本的なケア方法を紹介します。

清潔を保つ

赤ちゃんの肌を健康に保つためには、清潔を意識することが大切です。

特に汗や皮脂がたまりやすい部位を中心に丁寧に洗うことを心がけましょう。

赤ちゃんの肌を優しくしっかりと洗うポイントは以下の通りです。

  1. 1低刺激のベビーソープを使う
  2. 2たっぷりの泡で洗う
  3. 3洗い残しやすい部位を意識する

順番にみていきましょう。

低刺激のベビーソープを使う

赤ちゃんの肌は大人に比べて皮脂が少なく、洗浄力の強いせっけんは刺激になる可能性があります。(※6)

赤ちゃん専用に作られている低刺激のせっけんを選び、泡立ててからやさしく洗うとよいでしょう。

どんなベビーソープを選べばいいの?とお悩みの方は、mitera baby soap(ミテラベビーソープ)をぜひ試してみてください。

mitera baby soapは、皮膚科専門医が監修した「ママのおなかの中のやさしさ」をヒントにつくられたベビーソープ

mitera baby soapのやさしさのヒミツは以下の3つにあります。

  1. 1羊水に含まれる10種のアミノ酸
  2. 2胎脂に含まれるスクワラン
  3. 36つの無添加

◆羊水に含まれる10種のアミノ酸

羊水には、ミネラルやアミノ酸、脂質など様々な成分が含まれており、赤ちゃんを守っています。

その中でもアミノ酸は「天然の保湿成分」とも呼ばれるほど、保湿に大切な役割を果たしています。

mitera baby soapは、羊水に含まれる10種のアミノ酸を配合。たっぷりのうるおいで赤ちゃんの肌をやさしく洗いながら、健康な皮膚に育てます。

◆胎脂に含まれるスクワラン

生まれた直後の赤ちゃんに、白いチーズのようなものが付いているのを見たことがあるでしょうか。

それは「胎脂(たいし)」と呼ばれる、おなかの中で赤ちゃんを守る脂のことです。

胎脂には、スクワランという天然の保湿成分が含まれています。

mitera baby soapには、このスクワランも配合。お腹の中と同じやさしさで、赤ちゃんの肌をやわらかくしてバリア機能をサポートします。

◆6つの無添加

赤ちゃんの肌はとってもデリケートです。

mitera baby soapは、皮膚科医監修のもと、厳選された成分のみを配合。余計なものは使わない「6つの無添加」と「天然成分」でやさしく洗えます。

大切な赤ちゃんの肌は信頼できるベビーソープで洗いたいですよね。だからこそ、mitera baby soapは全成分を自信を持って公開しています!

◆全成分はこちらからチェック!

乳児湿疹に負けない肌を作りたい、「おなかの中のやさしさ」で赤ちゃんの肌を育みたい、というママは、ぜひこちらから公式サイト限定の割引価格をチェックしてくださいね。

敏感な赤ちゃんのお肌におすすめのベビーソープについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。

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たっぷりの泡で洗う

赤ちゃんを洗うときは、せっけんを直接肌に塗るのではなく、泡で包み込むように洗います。

ベビースポンジや泡立てネットを使うと、簡単に泡立てることができますよ。

洗い残しやすい部位を意識する

首のしわ、おしり、おまたの周囲は特に汚れがたまりやすい箇所です。

こうした部位は特に丁寧に洗い、すすぎ残しがないようにしましょう。

保湿をする

洗った後は、タオルで水分をやさしく拭き取り、すぐに保湿を行いましょう。

保湿剤は無香料・低刺激のものを選び、乾燥しやすい部分を中心に塗ります。

「夏は汗でべたつくから保湿剤は塗らなくてもいい」と思う方もいるかもしれませんが、冬だけではなく、1年中全身の保湿をすると良いでしょう。

毎日の保湿にはmitera organicsベビーローション

毎日の保湿ケアにおすすめなのが、ベビーソープと同じく皮膚科医が監修し、胎脂由来の成分で作られた「mitera organicsベビーローション」

天然の保湿成分がたっぷり入っているので、うるおいを与えながら低刺激なケアが可能です。

もちろん厳選された成分のみを配合した無添加で、乾燥しやすい赤ちゃんの肌をやさしく守ります。

ポンプ式で扱いやすく、伸びが良いテクスチャなので使用感も◎!毎日ストレスを感じることなく、赤ちゃんとのスキンシップの時間がとれますよ。

赤ちゃんのしっとり肌を守るなら、ベビーソープと一緒になったセット割もおすすめ!詳しくは、こちらからチェックしてみてくださいね。

乳児湿疹を悪化させないために意識したい生活習慣

乳児湿疹を防ぐためには、日常生活の中で気をつけるポイントがあります。

適切なケアを取り入れることで湿疹の悪化を抑えられるだけでなく、赤ちゃんの肌を健康に保てるのです。

ここでは意識しておきたい生活習慣を詳しく解説します。

温度と湿度の管理

赤ちゃんの肌は乾燥や蒸れに弱いため、室内環境を整えることが大切です。

湿度の目安

室内の湿度は55~65%を保つと、肌の乾燥を防ぎやすくなります。(※7)

加湿器を活用したり、濡れタオルを部屋に干したりして湿度を調整しましょう。

温度の目安

快適な室温は冬は20〜25℃。夏は外の気温より4〜5℃低いくらいに調節すると良いといわれています。(※8)

エアコンや扇風機を上手に使いながら、目安の温度を保てるように意識してください。

肌に優しい衣服の着用

赤ちゃんが直接触れる衣服の素材は、肌への刺激を避けるために慎重に選びたいところです。

綿や絹などの自然素材は通気性が良く、肌に優しいためおすすめです。

一方、ポリエステルやナイロンなど化学繊維は、チクチク感や蒸れを引き起こすことがあるため避けた方が良いでしょう。

外気浴で皮膚を刺激

生後1カ月を過ぎたら、外気浴を取り入れるのも大切です。(※5)

外気浴を通じて赤ちゃんの肌は適度な刺激を受け、成長が促されます。

また、昼間に日光を浴びることで生活リズムが整いやすくなる効果も期待できます。

注意点としては、外気浴は直射日光を避け、涼しい時間帯に行う必要があるということです。

帽子をかぶせたり、日陰を選んだりして赤ちゃんの肌を守ることを忘れずに。

清潔と保湿を意識して肌トラブルをバリア!適切なスキンケアを習慣化しよう

乳児湿疹ができるかどうかは、赤ちゃんの体質や生まれた季節にも左右されますが、健康な肌を育むためには、清潔を保ち、たっぷりの保湿ケアをすることが大切です。

赤ちゃんの肌はとてもデリケートで、ちょっとした環境の変化や刺激に敏感です。

miteraシリーズのベビーソープとベビーローションは、赤ちゃんの肌にやさしくアプローチができる優れもの。

敏感な赤ちゃんの肌でも、毎日適切なケアを続けることで肌トラブルの防止が期待できます。

今日から取り入れられるポイントを意識して、赤ちゃんの健やかな肌を守ってあげてくださいね!

参考文献・サイト:

(※1)生まれてから 6 か月までに過ごした季節が、湿疹およびアトピー性皮膚炎の発症と関連する~エコチル調査より~|富山大学

(※2)バリア機能の低下で乾燥や炎症が起こる|医療トピックス|47号|WEB版すこやかライフ|ぜん息などの情報館|大気環境・ぜん息などの情報館|独立行政法人環境再生保全機構

(※3)脂漏性皮膚炎 - 14. 皮膚疾患 - MSDマニュアル プロフェッショナル版

(※4)新生児期の皮膚トラブル実態とその関連要因,日本助産学会誌 J. Jpn. Acad. Midwif., Vol. 31, No. 2, 111-119, 2017

(※5)赤ちゃんの皮膚の病気|岐阜県中津川市

(※6)『赤ちゃんのスキンケア』|船橋市公式ホームページ

(※7)【環境医学研究所】どう、対処?|かゆみと真剣勝負、かゆみの克服を目指して 順天堂大学大学院医学研究科

(※8)赤ちゃんのための室内環境|東京都

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