2025-12-08
認知症対策にサプリは有効?注目の栄養素やおすすめの生活習慣をご紹介

「最近、どうも人の名前が思い出せない・・・」
「親のこともあったし、自分もそろそろ認知症の対策を考えないと」
年齢を重ねるにつれ、ふとした瞬間にこんな不安がよぎることはありませんか?まだ深刻な症状はないけれど、将来を考えると、何かできることはないかと情報を探し始める方も多いと思います。
手軽に始められる認知症の対策として、近年注目を集めているのがサプリの活用です。
しかし、本当にサプリで認知症の対策ができるのか、どんな成分を選べばよいのか、疑問も多いでしょう。
本記事では、認知症とサプリの関係性、注目したい栄養素、そして併せて行いたい生活習慣について詳しく解説します。
この記事に登場する専門家

福井大学医学部 第二内科 准教授
濱野 忠則
- 脳神経内科長
- 診療教授

Webライター
神屋ヒロキ
認知症を「治療」するサプリは存在しない

残念ながら2025年現在、認知症を完全に治療できるサプリは存在しません。サプリが医薬品ではないという理由だけでなく、そもそも認知症という病気自体が、現代の医学をもってしても完治させることが難しいものだからです。
したがって「これを飲めば認知症が治る」といった宣伝文句には注意が必要です。
しかし認知症は、発症する前からの生活習慣や適切なケアによって、発症を遅らせたり、進行を緩やかにしたりすることが期待できる病気でもあります。その点で、認知症対策のサポート役として、サプリは大きな可能性を秘めています。
「まだ病院に行くほどではないけれど、何か対策を始めたい」「日々の食事だけでは栄養バランスが心配」と感じている方にとって、品質や成分にこだわったサプリは、未来の健康のために取り組む最初の一歩に適した選択肢といえるでしょう。
認知症への対策をサポートするサプリに含まれる栄養素

認知症対策をサポートするサプリには、具体的にどのような栄養素が含まれているのでしょうか。
ここでは、近年注目を集めている栄養素をいくつかご紹介します。
DHA・EPA

DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)は、サンマやアジ、サバといった青魚に豊富に含まれる「オメガ3脂肪酸」という良質な脂質の一種です。
DHAは、神経細胞を柔らかく保ち、情報の伝達をスムーズにする働きがあります。記憶力や判断力といった脳の機能維持に深く関わっており、認知症、特にアルツハイマー病の発症予防に役立つ可能性があるという研究報告も進んでいます。
一方、EPAもDHAとよく似た働きをしますが、こちらは特に血液をサラサラにし、血管を健康に保つのが得意です。血管がしなやかになれば、認知症のリスクを高めるとされる生活習慣病の予防にもつながります。
プラズマローゲン

プラズマローゲンはリン脂質の一種で、もともと私たちの体内に存在し、脳や心臓、筋肉といった、たくさんの酸素を必要とする重要な部分に多く含まれています。
プラズマローゲンの注目すべき働きは「抗酸化作用」です。私たちは呼吸するだけでも「活性酸素」という物質を生み出し、これが細胞をサビつかせてしまいます。プラズマローゲンは、活性酸素から神経細胞を守る「防御役」として働いてくれるのです。
さらに近年、アルツハイマー型認知症の原因物質とされる「アミロイドβ」というタンパク質の蓄積を、プラズマローゲンが抑える可能性が研究で示されました。脳の健康維持と認知症対策の両面から、サプリの成分としても期待が高まっている栄養素です。
ビタミンB群

ビタミンB群は、私たちが活動するためのエネルギーを生み出したり、肌や粘膜の健康を保ったりと、さまざま働きを持つ栄養素です。その中でも、認知症対策という観点では、特に「葉酸」「ビタミンB6」「ビタミンB12」の3つが重要視されています。
これら3つのビタミンB群は、「ホモシステイン」という物質を分解するために不可欠です。ホモシステインは体内で作られるアミノ酸の一種ですが、血液中に増えすぎてしまうと血管を傷つけ、動脈硬化を進める原因となります。アルツハイマー型認知症の原因とされるアミロイドβの蓄積を促す可能性も報告されています。
ビタミンB群は、こうしたリスクから脳を守るためにも大切な栄養素です。
テアニン

テアニンは、緑茶に含まれるうまみ成分(アミノ酸)の一種です。お茶を飲むとホッとリラックスできる、あの感覚に関わっている成分で、リラックス効果によってストレスを和らげてくれるのがテアニンの主な働きです。
過度なストレスは脳にダメージを与えることがわかっています。リラックスして脳を休ませることは、脳の健康を保つうえでとても大切です。
さらに、テアニンにはリラックス効果だけでなく、集中力や記憶力、学習能力を高める働きや、年齢とともに低下しがちな認知機能をサポートする可能性も報告されています。
認知症対策の基本はバランスの取れた食生活!足りない分をサプリで補おう

栄養の面から認知症対策をするうえで大前提となるのは、日々のバランスの取れた食生活です。
高血圧や脂質異常症、糖尿病といった生活習慣病は、認知症の発症リスクを数倍に高めるといわれています。つまり生活習慣病を防ぐための食生活は、そのまま認知症対策につながるのです。
まずは以下のポイントから始めることをおすすめします。
- 1自分の活動量に見合った、適切な食事量(カロリー)を心がける
- 2塩分や糖分、アルコールの摂りすぎに注意する
- 3認知症対策に役立つとされる栄養素(DHA・EPAなど)を含む食品を意識して選ぶ
こうした日々の食生活を基本としながら、「魚を食べる機会が少ないな」「野菜不足が続いているかも」と感じたときに、足りない部分をサプリで賢く補う。これが、認知症対策としてのサプリとの上手な付き合い方です。
知力健康をサポートするオールインワンサプリ「Rimenba(リメンバ)」

「認知症対策によい栄養素はわかったけれど、DHAもプラズマローゲンもビタミンも、と全部サプリで摂るのは大変そう」
そんな方にご紹介したいのが、知力健康をサポートするオールインワンサプリ「Rimenba(リメンバ)」です。
Rimenbaの大きな特徴は、これまでご紹介してきた注目の栄養素、DHA・EPA、プラズマローゲン、ビタミンB群、テアニンをはじめ、知力健康のために摂りたい成分が一つに凝縮されている点です。
脳神経内科医監修のもと、うっかり対策や年齢を重ねるごとに不足しがちな20種類以上の栄養素がバランス良く配合されています。

また、毎日口にするものだからこそ、安心感も大切ですよね。「Rimenba」は、医薬品レベルの品質管理基準であるGMP認定工場で製造されています。

さらに、香料や保存料など6つの添加物は不使用。安心して長く続けていける品質にこだわって作られています。

経済的な負担も気になるところですが、「Rimenba」は初回割引が用意されているほか、定期便によくある「○回継続」といった縛りがなく、いつでも解約できるシステムが整っています。
年齢を重ねるたびに増えてくる「うっかり」の対策としておすすめのオールインワンサプリ「Rimenba」。興味を持たれた方は、ぜひ下のバナーから詳細をチェックしてみてください。
認知症対策として実践したい生活習慣

認知症対策は、食事やサプリで栄養を補うだけではありません。日々の何気ない生活習慣の積み重ねこそが、将来の認知症リスクを左右するといっても過言ではないのです。
ここでは、バランスの取れた食事以外に、今日からでも意識して取り入れたい生活習慣のポイントを4つご紹介します。
適度な運動をする

適度な運動を習慣にすることは、認知症対策として効果的であるという研究結果が数多く報告されています。運動そのものが脳に良い刺激を与えるだけでなく、認知症の大きな要因となる生活習慣病の予防・改善に直結するからです。
「運動」と聞くと身構えてしまうかもしれませんが、ハードなトレーニングは必要ありません。
おすすめは、ウォーキングや軽いジョギング、水泳など、軽く汗ばむ程度の有酸素運動。これを週に2~3回、1回30分以上を目安に続けてみましょう。
十分な睡眠をとる

十分な睡眠を取ることも、認知症対策としては重要です。
なぜなら私たちの脳は、寝ている間に「アミロイドβ」という老廃物の掃除をしているからです。アミロイドβは、アルツハイマー型認知症の原因物質と考えられています。睡眠が不足すると、掃除の時間が十分に取れず、脳内にアミロイドβが蓄積しやすくなってしまうのです。
ただし、睡眠不足解消のための昼寝も、1時間を超えると夜の睡眠が浅くなり、逆効果になることがあるので注意しましょう。
社会活動に積極的に参加する

年齢を重ねて仕事の状況が変わったりすると、人との交流が減り、家にこもりがちになる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、外に出て社会活動に参加することは、脳にとってたくさんの刺激になります。
社会の中で何かしらの役割を持つこと、人とつながることは、生活に張りをもたらし、認知症の予防につながる大切な取り組みです。以下のような活動例を参考に、まずは自分が「楽しい」と思えることから始めてみましょう。
- 1図書館へ行って本を選んだり、博物館や映画館へ出かけたりする
- 2料理教室やスポーツジムなど、新しい習い事を始めてみる
- 3地域の清掃活動やイベントの手伝いに参加してみる
趣味や知的行動を楽しむ

読書や学習、パズル、囲碁や将棋、楽器の演奏といった「知的行動」は、脳を直接的に活性化させるため、認知症対策におすすめです。
大切なのは、心から楽しむことができ、無理なく続けられること。難しすぎるものを選んでストレスになってしまっては逆効果です。
また、料理やガーデニング、編み物、日曜大工など「手先を使う」趣味もおすすめです。指先には多くの神経が通っており、「第二の脳」とも呼ばれています。手先を細かく使う作業は、脳に効率よく刺激を与えることができるのです。
認知症対策は早めに!サプリや生活習慣改善で備えよう

残念ながら認知症を「治療」するサプリはありませんが、DHA・EPAやプラズマローゲンなど、脳の健康をサポートし、認知症対策に役立つとされる栄養素は存在します。
適度な運動、質の良い睡眠、人との交流、そして何よりバランスの取れた食生活といった、日々の生活習慣の見直しと組み合わせて取り入れてみましょう。
必要な栄養素を手軽に摂取したい方は、オールインワンタイプの知力健康サプリ「Rimenba」をぜひお試しください。
医師監修のもと、20種類以上の栄養素が詰まった「Rimenba」を日々の習慣に取り入れながら、できるところから生活習慣を整えていくのがおすすめです。
未来の自分のために、今日からできることを始めてみましょう。
この記事に登場する専門家

福井大学医学部 第二内科 准教授
濱野 忠則
- 脳神経内科長
- 診療教授
【知力健康サプリRimenba監修・脳神経内科医】Rimenba(リメンバ)は最近の研究で効果が期待されている葉酸やビタミンB6、ビタミンB12などの栄養素がオールインワンで含まれており、非常に理にかなった製品だと思います。 日々の食事や運動でまかないきれない部分を補ってくれることが期待できます。

Webライター
神屋ヒロキ
執筆実績500記事を超える専業Webライター。ITから法律、ECビジネス、健康問題まで幅広く執筆。趣味は小説執筆と音声入力と生活改善。
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