2025-08-03
認知症になりやすい人の特徴と予防法【認知症の初期症状も解説】

「最近、物忘れが増えた」「家族の行動が気になる」など、もしかして認知症ではないかと不安になったことはありませんか?
認知症についてはさまざまな情報があり、どれが正しいのか分からなくなるケースも多いです。
そこで今回は、認知症になりやすい人の特徴や生活習慣、予防法についてエビデンスを交えて解説します。認知症になりやすい特徴を理解して、生活習慣や今からできる対策を実践してみましょう。
目次
- 認知症になりやすい人の特徴【ワースト習慣6選】
- 食習慣が乱れている
- 運動習慣がない人
- 睡眠時間が短い人と長すぎる人
- 人との会話が少ない
- 喫煙習慣がある
- 飲酒量が多い
- 認知症になりやすい人のチェック【認知症の初期症状と物忘れとの違い】
- 認知症になりやすい人の性格
- 認知症の予防方法5選
- バランスのとれた食事を心がける
- 有酸素運動などで体を動かす
- 睡眠をしっかりとる
- 外出して人と話す
- 頭や体を使う活動を取り入れる
- 年齢とともに気になる健康対策には「Rimenba」がおすすめ
- 更年期以降に必要な栄養素がまとめてとれる
- 多角的な視点から健康をサポートする「オールインワン処方」
- 脳神経科医監修|品質にこだわったサプリメント
- 生活習慣の改善でいきいきとした毎日を
この記事に登場する専門家

福井大学医学部 第二内科 准教授
濱野 忠則
- 脳神経内科長
- 診療教授
管理栄養士ライター
堀川えり
- 管理栄養士
- フードスペシャリスト
- 薬機法医療法広告遵守個人認証(YMAA)
認知症になりやすい人の特徴【ワースト習慣6選】
認知症になりやすい人の特徴とワースト習慣6選を紹介します。当てはまる項目があるかどうか、チェックしてみてくださいね。
食習慣が乱れている
食生活が乱れていると、生活習慣病になりやすいといわれています。特に、糖尿病や肥満、脳卒中などの疾患は認知症と深く関係があります。
糖尿病の場合、アルツハイマー型認知症になるリスクは通常の2.1倍。高血圧症においても、認知症のリスクや脳梗塞などの脳血管障害のリスクを高めるとされています。高血圧と診断された場合は医療機関を受診し、日々の血圧を把握しておきましょう。
また、中年期(50〜65歳頃)は食生活の乱れによる「肥満対策」、高齢期(65歳以降)は寝たきりや要介護状態を予防する「フレイル対策」が重要です。
Check
フレイル対策とは?
フレイルは年齢を重ねるに連れて、心と体の働きが弱くなってきた状態。
更年期以降はしっかり食べた栄養状態を保つこと、筋肉の衰えを防ぐこと、心身の衰えに早めに気づくことでフレイル対策ができるといわれています。
参考:あたまとからだを元気にするMCIハンドブック|厚生労働省
運動習慣がない人
運動不足は、認知症の発症リスクを高めるといわれています。認知症の診断を受けた方の13%が運動不足だったとの報告もあり、週2〜3回以上の運動習慣がある方と比べて認知症のリスクが1.82倍に増加したとの研究もあります。
とはいえ、いきなりハードな運動を取り入れる必要はありません。近隣の散歩や自宅で取り組める体操など、できることから始めてみてください。
参考:あたまとからだを元気にするMCIハンドブック|厚生労働省
睡眠時間が短い人と長すぎる人
睡眠時間が十分に確保できていない場合、もしくは長すぎる場合は、認知症になりやすい傾向があります。睡眠時間が5時間未満の場合と8時間以上になる場合は、認知症を発症する割合が高いという研究が出ています。
日中の時間帯に運動を取り入れたり、社会的活動を行ったりすることで、睡眠のリズムが整う可能性もあるため、不眠や睡眠障害に悩んでいる方は、一度かかりつけの医療機関に相談してみてください。
参考:あたまとからだを元気にするMCIハンドブック|厚生労働省
人との会話が少ない
人との交流が少ないと、認知症の可能性が高まるといわれています。ある研究では、一緒に住んでいる方以外との交流が週1回未満だった場合、認知症の発症と自立した生活を送る能力が低下したとの指摘があります。
人との会話やコミュニケーションによって、脳が刺激を受け、認知症の予防につながるため、週1回以上は外出をして、人との交流や会話を広げてみましょう。
喫煙習慣がある
喫煙習慣がある人は、たばこを吸わない人に比べて認知症の発症リスクが約2〜3倍に高まります。特に喫煙習慣が長い人ほど、認知機能が低下する可能性があります。
喫煙によって、がんや心疾患のリスクも上昇するため、できるだけ早く禁煙に向けて動き出すことがおすすめです。
禁煙のために何から始めていいかわからないという方は、以下の行動から始めてみてください。
- 1禁煙外来に行く
- 2禁煙する目的や日時を決める
- 3薬局でニコチンガム・ニコチンパッチなどの禁煙補助薬を買ってみる
飲酒量が多い
過剰な飲酒は脳を委縮させて、認知症のリスクを高めるといわれています。具体的には、週に500ml缶の約10本分のアルコール摂取によって、認知症の発症リスクを高めるとも考えられているため、注意が必要です。
厚生労働省によると、適量の飲酒量はアルコール20g程度といわれていますが、高齢者はアルコールの影響を受けやすいため、1日10gが推奨されています。
下記のアルコール摂取量を目安にして、習慣化してみてください。
お酒の種類 | アルコールの目安量(10g) |
---|---|
ビール(500ml) | 1/2本 |
日本酒 | 1/2合 |
酎ハイ(350ml) | 2缶 |
焼酎 | 0.3合 |
ワイン | グラス1杯 |
認知症になりやすい人のチェック【認知症の初期症状と物忘れとの違い】
認知症の初期に見られる症状は以下の通りです。
<認知症の初期症状>
- 物忘れが多い
- 喜怒哀楽が激しい
- やる気が起きなくなる
- 集中力や判断力が鈍る
- 場所や時間の感覚が薄くなる
認知症と物忘れとの違いについてもまとめました。
特徴 | 具体例 | |
---|---|---|
物忘れ | 体験したことの一部を忘れる | 物を置いたはずだがどこに置いたかを忘れる |
認知症 | 体験したこと自体を忘れる | 同じ事を何度も言ったり、聞いたりする、食事をしたこと自体を忘れる |
上記のような認知症の初期症状らしい行動が見られた場合は、専門の医療機関を受診しましょう。
もし、軽度認知障害(MCI)と診断された場合は、早めの対策をとることで健康維持のサポートが期待できます。
Check
軽度認知障害(MCI)とは?
認知症そのものではないが、認知症と健常な状態の「中間(認知症の一歩手前)」の状態。
そのままにしておくと認知症に進行しますが、適切な予防・対策により、健常な状態に戻る可能性があるといわれています。
認知症になりやすい人の性格
認知症になりやすい性格は、絶対的なものではありません。しかし、傾向として覚えておくと、日々の過ごし方を変えるきっかけになるでしょう。自分や家族の様子を見ていて気になる部分がないか、ぜひチェックしてみてください。
<認知症になりやすい性格>
- 1真面目で責任感があり、ストレスを感じやすい
- 2些細なことで不機嫌になりやすい
- 3自分の考えを絶対に譲らない頑固さがある
- 4ネガティブな口癖が多い人
認知症の予防方法5選
認知症の予防方法を5つ紹介します。無理なく習慣化できるように、一つ一つ自分にできそうなことから始めてみてください。
バランスのとれた食事を心がける
認知症予防には、脳の機能維持のための栄養摂取が不可欠です。できるだけ偏りなく、多くの種類の食品をとるように心がけてみましょう。特に魚や緑黄色野菜、果物などは、抗酸化作用や抗炎症作用を持ち、認知症予防によいと考えられています。
また、高齢者の場合、低栄養予防の観点から、栄養価の高いおやつを間食に取り入れるのもおすすめです。
種実類やチーズ、ヨーグルト、いも類をぜひ取り入れてみてください。
手軽に栄養摂取するならサプリメントもおすすめ
「毎日栄養バランスを考えた食事を作るのは大変」「年齢とともに食べられる量が減ってきた・・・」そのような方は、サプリメントで手軽に栄養を補いましょう。
中でもおすすめなのが、脳神経科医監修のサプリメント「Rimenba(リメンバ)」。
Rimenbaは、温活や更年期以降に必要な栄養素を20種類以上配合したオールインワンサプリメントです。
1日たったの4粒で、重要栄養素をすべてカバーできるだけでなく、近年の研究では、複数栄養素の同時摂取による相乗効果も報告されています。
不足しがちな栄養素を手軽に摂りたい方は、ぜひ公式サイトもチェックしてみてくださいね。


有酸素運動などで体を動かす
認知症予防には、運動がよいといわれています。
- 1水泳
- 2足腰を鍛える筋肉トレーニング
- 3ウォーキング
- 4ダンス
運動は脳の血流量や神経細胞を増やして、認知機能を維持・向上させる可能性が期待されます。
また、うつ症状の減少や睡眠の質を上げるために役立つ可能性も示されています。
週3回以上の継続が健康的といわれていますが、ご自身のペースで無理のなく続けていくことが大切です。
睡眠をしっかりとる
認知症予防には、適度な睡眠時間をとることも重要です。夜の睡眠の質を上げるために、以下の点を確認してみましょう。
- 1日中に長時間の昼寝をしていないか
- 2日中の活動時間が少なくないか
- 3適度に太陽の光を浴びる習慣があるか
- 4運動習慣ができているか
もしなかなか寝付けない場合は、寝床以外の静かでリラックスできる場所に移動して、安静にして過ごすのもよいでしょう。
また、長すぎる床上時間は健康への影響を脅かすリスクとなるため、連続した睡眠時間が8時間を超えないように意識してみてください。
外出して人と話す
認知症予防のためには、人と会話や交流を行うのもよい活動です。直接会うのが難しい場合でも、電話やビデオ通話、メール等を通してコミュニケーションをとることは、認知症リスク低下につながる可能性があります。
閉じこもりの期間が長くなればなるほど健康障害のリスクが上がるため、週1回以上は外出し、近所の方やイベントでの交流の機会を持ってみるとよいでしょう。
声が聞きとりにくく、会話がしにくい場合は補聴器を活用する方法もあります。
頭や体を使う活動を取り入れる
頭や体を使う活動は、脳によい刺激を与え、認知機能の低下予防によいとされています。脳や認知機能のトレーニング、社会活動への参加は、認知症予防のためにぜひ取り入れてみてください。
ただし、活動を取り入れることへの心理的負担が強い、心から楽しめないなどの気持ちがあるときは無理に行う必要はありません。それよりも昔好きだったことや得意だったこと、今からでもやってみたいと思えることにチャレンジしてみてください。
年齢とともに気になる健康対策には「Rimenba」がおすすめ
加齢とともに気になる健康対策には、オールインワン配合の「Rimenba」がおすすめです。今回は「Rimenba」が選ばれる、3つのポイントについて紹介します。
更年期以降に必要な栄養素がまとめてとれる
「Rimenba」を飲むと、更年期以降に必要な20種類以上の栄養素が補えます。
- 1青魚に含まれるDHAやEPAを配合
- 2鶏肉に多いプラズマローゲンを含み、健やかな生活をサポート
- 3穏やかな毎日を手助けするテアニンを配合
1日4粒を目安にした習慣で、継続的な摂取が難しい栄養素も手軽にとれるのが大きな利点です。
多角的な視点から健康をサポートする「オールインワン処方」
以前よりも「元気がなくなった」「物忘れが増えた」などの中高年期の悩みに、独自のトリプルケア処方で対応するのが「Rimenba」です。
- 1DHA・EPA、ノビレチン、葉酸:健康な毎日をサポートする成分
- 2プラズマローゲン:健やかな体の維持に
- 3テアニン:リラックスを促す成分
このほかにも数種類のビタミンや漢方素材が配合されており、多角的な視点からの健康サポートがうれしいポイント。
あれこれと複数のサプリメントを飲む必要がなく、困ったときのお守りのようにご活用いただけます。
脳神経科医監修|品質にこだわったサプリメント
バランスのとれた食事を習慣化していくことは理想的です。しかし、現実的に難しい場合もあるでしょう。そんなときは、サプリメントを補助的に活用し、不足しがちな栄養素を補っていく方法があります。
「Rimenba」は完全無添加と国内製造、複数の栄養素をバランスよく配合しているため、総合的な健康サポートが期待できます。
品質にこだわって作られているため、元気な毎日を送るためのワンステップとしてぜひご活用ください。
また、病院で薬を処方されている方は、担当医の指示に従ってください。
生活習慣の改善でいきいきとした毎日を
認知症になりやすい傾向は、食生活や運動、睡眠、人との交流など身近なところに隠れています。「なんだかやる気が起きない」「ついイライラしてしまう」など、少し違和感を感じた場合は、新しい習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。
年齢に伴うお悩みをお持ちの方は、心のゆとりと体の健康をサポートするサプリメント「Rimenba」がおすすめです。
手軽に栄養補給ができ、ルーティンにも取り入れやすい利点があります。「Rimenba」を活用して、いきいきとした毎日を送るためのサポートができれば幸いです。
この記事に登場する専門家

福井大学医学部 第二内科 准教授
濱野 忠則
- 脳神経内科長
- 診療教授
【知力健康サプリRimenba監修・脳神経内科医】Rimenba(リメンバ)は最近の研究で効果が期待されている葉酸やビタミンB6、ビタミンB12などの栄養素がオールインワンで含まれており、非常に理にかなった製品だと思います。 日々の食事や運動でまかないきれない部分を補ってくれることが期待できます。
管理栄養士ライター
堀川えり
- 管理栄養士
- フードスペシャリスト
- 薬機法医療法広告遵守個人認証(YMAA)
「身近な人の健康を支えたい」という想いで活動している管理栄養士ライター。学校や保育園での調理業務、医療機関での外来栄養指導を経て独立。食の専門知識をわかりやすく伝えるため、200記事以上の執筆を担当。