2025-08-28
疲れ目は視力低下の原因になる?疲れ目の原因や症状、対策を紹介

パソコン作業、スマホでゲームや動画を見るなど、現代は多くの方が目を酷使しており、疲れ目になりがちです。疲れ目が視力低下の原因になるのではと不安に感じる方もいるでしょう。
そこで、疲れ目と視力低下の関連、疲れ目と眼精疲労の違いや疲れ目の症状などを説明します。また、疲れ目の原因と対策、今すぐできる疲れ目の解消法も紹介するので、疲れ目に悩んでいる方は取り入れてみましょう。
この記事に登場する専門家

かんない駅前眼科クリニック院長
福永 ひろ美

Webライター
木原かおる
- コスメ薬機法管理者
- 薬機法医療法広告遵守個人認証(YMAA)
- 景品表示法・特定商取引法広告遵守個人認証(KTAA)
疲れ目により視力は低下する?
疲れ目により、一時的に視力が低下することがあります。目を使いすぎることで、かすんだり、ぼやけて見えたり、まぶしく感じたりするなど、見え方に異常を生じることがあるのです。
ただし、疲れ目は一時的なものなので、きちんと目を休めれば治ります。疲れ目による見え方の異常も同様です。
しかし、疲れ目が慢性化すると「眼精疲労」の状態になり、休んでも回復しなかったり、症状を繰り返したりします。当然、見え方の異常も慢性化する危険性があるのです。
疲れ目と眼精疲労の違いは?
眼精疲労とは、疲れ目による症状が全身に及んだ状態を指します。首や肩のこり、頭痛などの体の症状だけでなく、イライラしたり、集中力が低下したりするケースもあります。
眼精疲労には治療法や治療薬はありません。対処するには、原因を特定して、取り除くことが必要です。思い当たる原因がない場合や、原因が特定できない場合は、眼科医に相談しましょう。
疲れ目ではどんな症状が出る?
疲れ目の症状には個人差があります。日本眼科医会は目の疲れの症状として以下を挙げています。
- 目が重い
- 目が痛い
- 目がショボショボする
- 目がかすむ
- 目が乾いた感じがする
- まぶたがピクピクする
- まばたきが多くなる
スマホやパソコンを使っていて、上記のような症状を感じる場合は、疲れ目を起こしている可能性が高いです。原因を特定したり、疲れ目の解消法を試したりして、対処しましょう。
疲れ目の4つの原因と対策
疲れ目には複数の原因があります。自分の疲れ目の原因を理解し、原因に合わせた対策を取り入れましょう。疲れ目の4つの原因と対策をご紹介します。
度が合わない眼鏡やコンタクトレンズの使用
度が合わない眼鏡やコンタクトレンズを使用していると、疲れ目の原因になります。ピントを合わせるために、毛様体筋に余計な負担がかかり、目が疲れてしまうのです。疲れ目の原因として特に多いとされています。
また、眼鏡の場合はレンズの度数だけでなく、フレームが合っておらず、痛くなったり、ズレたりして、疲れ目の原因になってしまうケースも。
対策としては、眼科やお店できちんと視力検査を受け、専門家にも相談して、自分に合ったメガネやコンタクトレンズを作ることが重要です。
ドライアイ
ドライアイも疲れ目の大きな原因です。文字通り、目の乾きを感じるだけでなく、ゴロゴロする、目が開けにくいなどの症状を感じることもあります。
対策としては湿度がポイントです。特に、冬に暖房を使用すると乾燥しやすくなるので、加湿器を設置するなどして、適度な湿度を維持しましょう。
また、目薬の活用もおすすめです。市販品でも目の乾きを訴求した目薬が販売されています。ドライアイがひどい場合は、眼科で診察を受けて、医療用医薬品の目薬を処方してもらうのもよいでしょう。
さらに、スマホやパソコンなどの画面を見続けていると、どうしてもまばたきの回数が減ってしまいます。意識的にまばたきの回数を増やしましょう。
画面と目の距離
画面と目の距離が適切でないことも疲れ目の原因の1つです。パソコンの画面の位置や角度を調節して、適切な距離で作業ができるようにしましょう。また、姿勢を整えることも重要です。
厚生労働省が出している「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」や日本眼科医会のサイトを参考にして、以下のポイントに注意しましょう。
- 1ディスプレイと目との距離は40~50cm
- 2モニターの上辺は目の高さあたりに合わせる
- 3椅子に深く腰掛けて、ひざは90度以上にする
参考:情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン参考:日本眼科医会 パソコンと目
目の健康に役立つ栄養の不足
食生活にも気を配りましょう。栄養が偏ったり、不足したりしている場合は、疲れ目だけでなく、体のさまざまな部位に影響を及ぼします。目の健康には、特にビタミンAが重要です。
ビタミンAは夜間の視力の維持を助けるなど、目の機能を正常に保つために欠かせません。ニンジンや小松菜などの緑黄色野菜、レバーなどに含まれるので、意識的に取り入れましょう。
他にも、ルテインやアスタキサンチンのようなカロテノイド、アントシアニンも目を使う人が積極的にとりたい成分です。健康維持の基本となるビタミンCやビタミンE、亜鉛などのミネラルも欠かせません。
毎日の食事でバランス良く栄養をとることが基本ですが、偏りが出てしまう場合はサプリメントも活用しましょう。自分の食生活で不足しやすい栄養を補えるようなサプリメントを組み合わせるのがおすすめです。
目を使う人に欠かせない成分が詰まったサプリ「Eyepa」
目を酷使する方に欠かせない成分を詰め込んだサプリ「Eyepa」を毎日の生活に取り入れましょう。夜間の視力の維持や皮膚や粘膜の健康維持を助けるビタミンAを配合。さらに、注目成分のルテインだけでなく、ゼアキサンチンも含んだマリーゴールド色素を配合しています。
アントシアニンを含むビルベリー、カロテノイドの一種であるアスタキサンチン、健康にも欠かせないビタミンCやビタミンE、亜鉛などを凝縮した、画面を見る人にぴったりのオールインワンサプリです。
品質面にもこだわり、GMPに準拠した国内工場で打錠されています。
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老眼や目の病気で視力が低下する?気になる時は病院を受診
思い当たる原因がないのに疲れ目の症状が出ている場合は、単なる疲れ目ではない可能性があります。老眼やもっと深刻な目の病気の可能性があるので、早めに眼科を受診しましょう。
白内障、緑内障、加齢黄斑変性、糖尿病網膜症によって、疲れ目のような症状が起こることがあります。いずれの病気も放置すると失明につながるリスクがあるので、早期発見、早期治療が重要です。
今すぐできる疲れ目の解消法3選
目がかすむ、ショボショボするなどの疲れ目の症状があると、見え方に影響するだけでなく、仕事や勉強にも集中できません。今すぐできる疲れ目の解消方法を取り入れてみましょう。
目を休ませる
疲れ目を解消する一番簡単な方法は、目を休めることです。1分ほど目を閉じる、画面から目を離して遠く眺めるといった方法は、特別な道具が不要で、疲れ目を感じたら手軽に行えます。
疲れ目を感じたときに目を休めるのもよいですが、症状を感じていないときでも定期的に目を休めるのがおすすめです。目を休めるタイミングの目安として、アメリカの眼科医会が提唱する「20-20-20ルール」を参考にしましょう。20-20-20ルールは、20分に1回、20秒間、20フィート(約6m)離れたところを見るというものです。
また、目を休める際に疲れ目を訴求した目薬を使うのもよいでしょう。画面から目を離して、作業を中断することで、頭をスッキリさせ、集中力を取り戻すことも期待できます。
温める、冷やす
疲れ目を感じたときには、目を温めるのもおすすめです。温めることで血行が良くなり、毛様体筋の緊張を緩め、リラックスできます。開封すると温かくなる個包装タイプのアイマスクがあるので、デスクやカバンに常備しておくとよいでしょう。
また、蒸しタオルを目元にのせるのもおすすめです。水に濡らしたタオルを絞って、600Wの電子レンジで約40秒加熱すれば、簡単に蒸しタオルになります。お風呂に入ったついでに、お湯で濡らしたタオルを固く絞って目元にのせるのもよいでしょう。
疲れ目がひどく、充血や痛みがある場合は、冷やすのがおすすめです。冷たい水で濡らしたタオルを目元にのせれば、目の疲れをとるだけでなく、冷たい刺激で気分転換にもつながります。
マッサージ
目の周りをマッサージすることも疲れ目の解消におすすめです。マッサージにより、目の周りの筋肉をほぐして、リラックスにつながります。作業を中断して目を休めるときに、マッサージを組み合わせるのもよいでしょう。
目元用のマッサージ機を活用するのもおすすめです。目元を温めながら、振動や圧迫によるマッサージを同時に行える一石二鳥のアイテムもあります。
また、目の周りにはたくさんのツボがあると言われているので、指の腹でやさしく押してみましょう。目の周りの代表的なツボは以下の通りです。
- 1攅竹(さんちく):眉頭の下にある骨のきわのへこんだ部分
- 2太陽(たいよう):眉尻と目尻の中間から少し外側のくぼみ
- 3睛明(せいめい):目頭の少し内側のくぼみ
疲れ目から視力低下につながらないように日々の対策が重要
疲れ目は一時的な視力の低下につながる可能性があります。疲れ目が慢性化すると、眼精疲労となり、見え方の異常が慢性化するだけでなく、目以外にも不調が及んでしまいます。
- 1度が合っていないメガネやコンタクトの使用
- 2ドライアイ
- 3画面との距離
- 4栄養の偏り
上記は、疲れ目の原因になるので、対策を取り入れましょう。作業時に目を休めたり、マッサージしたりして、疲れ目をこまめに解消することも重要です。
いずれも難しいことではなく、日常生活の中ですぐに取り入れられるものがほとんどです。いつまでも健康にものを見続けられるように、できるものから実行していきましょう。
この記事に登場する専門家

かんない駅前眼科クリニック院長
福永 ひろ美
【ひとみケアサプリEyepa監修・眼科医】 日々の生活の中で、バランスよく必要な栄養素を摂取することも大切なのです。Eyepaは眼の潤いをサポートしてくれるビルベリーを始め、抗酸化成分であるルテインやアスタキサンチン、その他多様な成分がオールインワンに含まれており、非常に理にかなった製品だと思います。

Webライター
木原かおる
- コスメ薬機法管理者
- 薬機法医療法広告遵守個人認証(YMAA)
- 景品表示法・特定商取引法広告遵守個人認証(KTAA)
国内化粧品メーカー、外資系消費財メーカーで、品質管理や薬機法業務に約15年従事した後にフリーライターに。薬機法や成分関連の知識をいかして、コスメやサプリのライティング、校正、記事監修などを手がける。
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