2025-06-07
セサミンの効果は4つ!サプリメントの選び方や注意点も分かりやすく解説

「なんとなく体がだるい」「健康診断でコレステロール値が気になる」「脳機能に不安がある」といった方に、近年注目されている成分が“セサミン”です。
ゴマに含まれる抗酸化物質の一種で、肝機能サポートや悪玉コレステロールの低下、さらにはアンチエイジングまで、さまざまな健康効果が期待されています。
本記事では、セサミンの主な4つの効果や健康との関係、さらにはサプリメントを選ぶ際の注意点まで、わかりやすく解説しています。
「セサミンは何がいいの?」と疑問に感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事に登場する専門家

福井大学医学部 第二内科 准教授
濱野 忠則
- 脳神経内科長
- 診療教授

Webライター
のん
- 薬膳調整士
- 漢方コーディネーター
- 化粧品3級
セサミンはどのような成分?
セサミンといえば、ゴマを思い浮かべる方もいるでしょう。ここでは、セサミンがどのような成分なのかを解説します。
ゴマリグナンと呼ばれる抗酸化物質のひとつ
セサミンはゴマリグナンと呼ばれる抗酸化物質のひとつで、ゴマからわずかしか抽出できない希少な成分です。セサミンは胃腸に吸収されず、肝臓へ繋がる静脈「門脈」に運ばれるため、肝臓に良い働きをすることで知られています。
ゴマには、セサミンの他にも、セサミノールやセサモリン、セサモールなどの成分が含まれますが、最も強い抗酸化作用を持つのはセサミノールです。
なぜセサミンは健康にいいといわれている?
セサミンは健康にいい栄養素、積極的に摂取したい栄養素などとしていわれることがあります。なぜ、ここまで注目されているのでしょうか。
その理由はセサミンに含まれる抗酸化作用です。抗酸化作用とは、ストレスや強度の高い運動などで発生する活性酸素を抑制する働きをすることです。
活性酸素は、ガンやウイルスから身体を守る重要な働きがあります。しかし、増えすぎると老化や認知症などの原因につながるといわれているため、抗酸化作用で余分な活性酸素は除去することが大切です。
日本人は世界でも「働きすぎ」と評価されるほど、忙しい日常を送っている方が多く、活性酸素が発生しやすい傾向にあります。このような背景もあり、抗酸化作用のあるセサミンが注目されています。
セサミンに期待される主な4つの効果
セサミンには、抗酸化作用による恩恵に加えて、以下のような効果もあります。
- 悪玉コレステロールの減少
- 高血圧の予防
- 細胞へのダメージを抑制
- 肝機能のサポート
では、早速みていきましょう。
悪玉コレステロールの減少
セサミンには、コレステロールの吸収を阻害して便と一緒に排出させるよう促す役割があるため、悪玉コレステロールの減少が期待できます。
悪玉コレステロールは一般的に危険な物質だと認識している方もいますが、全身にコレステロールを運ぶ働きがあり、性ホルモンなどの生成にも関わる大切な物質です。しかし、増えすぎると動脈硬化のリスクを高めるため、増やしすぎないように注意喚起されています。
なお、善玉コレステロールは余分な悪玉コレステロールをキャッチして肝臓に戻す働きがあります。それにより、善玉コレステロールを増やして悪玉コレステロールを減らすセサミンは、健康維持に欠かせない栄養素として注目を浴びています。
高血圧の予防
セサミンには抗酸化作用があることから、高血圧の予防によいとされています。年齢が高くなるほど高血圧や動脈硬化のリスクが高まるため、セサミンの摂取は高血圧対策をしたい中年以降の方におすすめです。
なお、高血圧症は、継続的に高血圧の状態が見られると診断されます。一時的な高血圧はそれほど問題ありませんが、高血圧の状態が続くと血管の柔軟性が失われ「動脈硬化」を発症することがあります。動脈硬化は心疾患や血液関係の疾患のリスクを高めるため、高血圧対策は大切です。
細胞へのダメージを抑制
セサミンの抗酸化作用により、活性酸素による細胞へのダメージを抑制する効果が期待されます。活性酸素はストレスや喫煙、過度な運動などによって発生し、常に体内で生成されています。
そもそも活性酸素は、細菌やウイルスから身を守ってくれる物質です。しかし、活性酸素が増えすぎると細胞のDNAを傷つけたり、脂質を酸化させた「過酸化脂質」が細胞を破壊したりして、結果的に老化やがんの発症を招くことがあります。
また、活性酸素は「βアミロイド」と呼ばれる脳の老廃物を蓄積させる作用があり、認知症を引き起こすリスクを高めることでも知られています。
アンチエイジングやガン対策をし、いつまでも若々しく健やかな身体を目指したい方にとって、抗酸化作用のあるセサミンは強い味方となるでしょう。
肝機能のサポート
セサミンには、アルコールを分解する酵素の働きを向上させる効果があります。具体的には、アルコール分解時に発生する毒性物質「アセトアルデヒド」の毒性を弱め、肝臓の負担を軽減するよう働きかけます。
また、セサミンには脂質を分解する酵素の働きを向上させる作用により、脂肪をエネルギーに変換するよう働きかける効果も。そのため、二日酔いの予防や肥満対策に有用な成分です。
脂質代謝が下がってくる40代以降の方は、積極的に摂取するとよいでしょう。
セサミンサプリメントの選び方
セサミンはゴマから摂取できますが、含有量が少なく、毎日たくさんの量を摂取しないと不足しがちな点が問題です。
「毎日たくさんのゴマを取り入れるのは難しい」と感じる方は、サプリメントを習慣にする方法もあります。商品によってセサミンの配合量は異なりますが、サプリメントであれば必要量のセサミンを手軽に摂取しやすい点がメリットです。
以降では、セサミンサプリメントの選び方5つを解説します。
含有量を確認して選ぶ
サプリメントを製造する際、特に配合量は決められていません。そのため、商品によっては摂取量が少ない場合もあります。
セサミンの1日の摂取目安量は10mgです。過剰摂取すると体調を崩す可能性があるため、適切な量を守って摂取しましょう。
サポート成分が配合されているものを選ぶ
セサミンだけでなく、サポート成分も複数配合されているものを選びましょう。サポート成分を配合したサプリメントを選ぶことにより、健康をトータル的にサポートできるためです。
サポート成分によっては、アンチエイジングや脳機能の維持、基礎健康力などさまざまなサポートができます。サプリメントを使用したい目的に沿った成分配合の商品を選びましょう。
コスパを比較して選ぶ
さまざま商品を比較して、コスパが良いものを選びましょう。サプリメントは継続的に使用する必要があるため、コスパが悪いものは負担がかかります。
価格と摂取量、内容量のバランスが良いものを選びましょう。
GMP認証工場で製造された商品を選ぶ
GMP認証工場で製造された商品を選びましょう。GMP認証工場で製造されたサプリメントは、品質が高いためです。
GMP認証工場は、厚生労働省のガイドラインに沿って整備されていることを認められている工場です。品質が一定に保たれ、異物混入や成分の変質などがないよう、徹底的に管理されています。
素材選びから出荷まで、一貫して同じ工場で行われる点もGMP認証工場ならではの特徴です。
食品添加物が極力使われていないものを選ぶ
食品添加物が極力使われていないかを確認しましょう。食品添加物は、食品の品質低下を抑制したり、長期保存をできるようにしたりといった役割がありとても便利です。
しかしその一方で、アレルギーの発症やそのほか人体への悪影響を考慮すると、あまり使わないほうがいいとされています。
サプリメントによっては、毎日摂取するものであるため、極力使用しないようにしているものもあります。食品添加物が気になる方は、表示を確認してから購入しましょう。
セサミンと同じく抗酸化作用のある成分
ゴマのみで抗酸化作用を得るのは難しいため、複数の食材から抗酸化作用を得られるほうが効率的です。セサミンのほかにも、強い抗酸化作用のある成分をご紹介します。
プラズマローゲン
プラズマローゲンは、ホタテやホヤ貝、鶏肉に含まれている成分です。
アミロイドβタンパクという脳の老廃物の蓄積を抑制し、アルツハイマー型認知症を予防する効果が期待できます。
神経細胞「ミエリン」を合成するのに必要な成分で、ミエリンは、脳の機能維持、認知機能の低下の予防作用があります。
ノビレチン
シークワーサーをはじめ、柑橘系によく含まれている成分です。
ノビレチンには、抗酸化作用やアミロイドβの沈着を予防する作用があり、認知機能低下の抑制が期待できます。
このほか、アレルギーを抑制する効果などのさまざまな健康効果が期待できます。
イチョウ葉
イチョウ葉には、抗酸化作用や血管拡張作用があります。
「ギンコライド」と呼ばれるイチョウ葉のみに含まれる成分には強い抗酸化作用があり、記憶力機能を維持するサポートや認知症予防に有用です。
日本ではまだ医薬品成分として認められていませんが、海外の数十カ国では医薬品成分として認可されています。
ビタミンE
ビタミンEは、アーモンドやアボカドなどに多く含まれる栄養素です。
ビタミンEには、強力な抗酸化作用や血管拡張作用があり、脳だけでなく全身の老化防止や、脳機能の維持に有用といわれています。また、美肌効果もあり女性にうれしい効果も期待できます。
ビタミンC
ビタミンCは、いちごやレモンなど、多くのフルーツに含まれている水溶性ビタミンです。
強力な抗酸化作用があり、不要な活性酸素を除去して認知症の原因とされるアミロイドβを脳内に溜まらないように働きかけます。
また、シミのもとであるメラニンの抑制や免疫力のアップ、白内障予防など、さまざまな健康効果も期待されています。
エイジングケアサポートのサプリメントなら「Rimenba」!
セサミンサプリメントも抗酸化作用が期待できますが、トータル的なエイジング・健康サポートができるサプリメントを探している方には「Rimenba」がおすすめです。「Rimenba」には、以下のように複数の抗酸化作用のある成分が含まれています。
- プラズマローゲン
- ノビレチン
- イチョウ葉
- ビタミンE
- ビタミンC
また、医師監修のもと、知的健康をサポートする成分が20種類以上バランス良く含まれており、同時摂取による相乗効果が期待できる点も特徴です。
加えて、GMP認証工場で製造されている食品添加物を極力使用しないように努めており、香料・着色料・保存料・酸味料・甘味料・増粘安定剤は使用していません。添加物が気になる方も、検討しやすいサプリメントです。
安心して飲み続けられるサプリメントを探している方、いつまでも若々しい自分でいたいという方はぜひ一度「Rimenba」をお試しください。


セサミンをうまく取り入れて元気に過ごそう
セサミンは、強い抗酸化作用を持ち、悪玉コレステロールの減少や高血圧の予防、細胞の保護、肝機能のサポートなど、現代人の健康維持に心強い効果が期待できる成分です。
ただし、ゴマからの摂取だけでは十分な量の抗酸化成分を補いにくいため、そのほかの抗酸化作用のある成分をサプリメントで摂取するのもひとつの方法です。
サプリメントを選ぶ際は、含有量やサポート成分、品質管理の有無などを確認し、自分の体調や目的に合った商品を選びましょう。
健康のトータルサポートに有用なサプリメントを探している方は「Rimenba」もおすすめです。
「Rimenba」は、抗酸化作用のある成分が豊富に配合されているのに加え、GMP認証工場で製造されている医師監修のオールインワンサプリとなっています。
初めての方限定の特別価格もあるため、いつまでも元気に過ごしたいとお考えの方は、ぜひ一度お試しください。
Rimenbaについて詳しくは【こちら】
この記事に登場する専門家

福井大学医学部 第二内科 准教授
濱野 忠則
- 脳神経内科長
- 診療教授
【知力健康サプリRimenba監修・脳神経内科医】Rimenba(リメンバ)は最近の研究で効果が期待されている葉酸やビタミンB6、ビタミンB12などの栄養素がオールインワンで含まれており、非常に理にかなった製品だと思います。 日々の食事や運動でまかないきれない部分を補ってくれることが期待できます。

Webライター
のん
- 薬膳調整士
- 漢方コーディネーター
- 化粧品3級
娘と保護猫4匹と一緒に暮らすママライター。 さまざまな健康トラブルから「健康」を意識するようになり、漢方や薬膳の資格を取得。 漢方・薬膳・メイク・車系・ペット系など資格や趣味を活かして幅広く執筆。