2025-09-07
40代で急に視力が落ちたら?考えられる病気と対策を徹底解説

「今まで視力には自信があったのに、なんだか急に見えにくくなった……」
「40代だし、ただの老眼かな?でも、もし重大な病気だったらどうしよう……」
40代を迎えて、これまで経験したことのない視力の変化に戸惑いと不安を感じている方もいるのではないでしょうか。急な視力の低下は、単なる年齢のせいだけではなく、何らかの疾患が関連していることもあります。
本記事では、40代で急に視力が落ちたときに考えられる原因や病気、そして今日からできる対策について、専門的な内容もわかりやすく解説します。
目次
- 40代で急に視力が落ちたときの緊急サインと受診の目安
- 40代で片目の視力が急に落ちたら最優先で受診
- 突然の眼痛・頭痛・吐き気は急性緑内障発作の可能性
- 飛蚊症・光視症の急増や視野欠損は網膜剥離の可能性
- 突然の視力喪失は網膜動脈閉塞症・静脈閉塞症の可能性
- 40代の「急に視力が落ちた」主な原因と病気
- 40代の老眼・スマホ老眼と一時的な調節障害
- 中心性漿液性脈絡網膜症:40〜50代に多い視力低下
- 加齢黄斑変性:歪みや中心のかすみ
- 視神経炎:20代でも起こる急な視力低下
- 40代の「急に視力が落ちた」を予防するには?
- 適切に目を休める|目のマッサージやトレーニングをする
- ブルーライト対策をし作業環境を整える
- 定期検診を受ける
- 目に優しい栄養素を積極的に摂る
- 急な視力低下についてのよくある質問
- 40代で急に視力が落ちたのは老眼だけが原因?
- どんな症状が出たら救急で受診すべき?
- 急に落ちた視力は元に戻る?
- 40代の視力低下は危険のサインかも?十分な注意を払って対策しよう
この記事に登場する専門家

かんない駅前眼科クリニック院長
福永 ひろ美

Webライター
神屋ヒロキ
40代で急に視力が落ちたときの緊急サインと受診の目安
「視力が落ちたかな?」と感じても、すぐに病院へ行くべきか、少し様子を見るべきか、迷ってしまいますよね。
そこでまず、ご自身の判断で様子を見てはいけない「緊急性の高いサイン」からお話しします。これからご紹介するような症状が見られる場合は、放置せずにできるだけ早く眼科を受診してください。
40代という年齢は、体の変化とともに、さまざまな目の病気が現れやすい時期。急に視力が落ちたという感覚の裏に隠れたサインを見逃さないことが大切です。
40代で片目の視力が急に落ちたら最優先で受診
左右両方の目が同じように見えにくくなるのではなく、片方の目だけ急に視力が落ちたと感じる場合は、特に注意が必要です。単なる視力の低下ではなく、目の病気が隠れている可能性が考えられるからです。
例えば、以下のような病気が原因で、片目の視力低下が起こることがあります。
- 1白内障
- 2網膜剥離
- 3糖尿病網膜症
- 4黄斑変性症
これらの病気は、早期に適切な治療を開始することが重要といわれています。
もし、片目だけがぼやける、見えにくいといった症状に加えて、視野の中心が暗く感じる、ものが歪んで見える、黒い点やゴミのようなものが見える「飛蚊症」が悪化した、などの自覚症状があれば、目で何らかの異常が起きているサインかもしれません。
年齢が年齢だからと自己判断せず、一度眼科で専門的な検査を受けましょう。
突然の眼痛・頭痛・吐き気は急性緑内障発作の可能性
急に視力が落ちただけでなく、目の奥が強く痛んだり、ズキズキするような頭痛や吐き気を伴ったりする場合は、一刻を争う可能性があります。
その症状の正体は「急性緑内障発作」かもしれません。
これは、目の中の圧力(眼圧)が急激に高まってしまう病気です。眼圧が高い状態が続くと、視神経が圧迫されてダメージを受け、治療が遅れると短期間で失明に至ることもあるといわれています。
前兆として、目の痛みや頭痛、吐き気のほかに、視界が白く霞んで見える「霧視(むし)」といった症状が現れることもあります。
頭痛や吐き気は内科や脳神経外科の病気と間違われやすく、診断が遅れてしまうケースも少なくありません。目の症状を伴う体調不良を感じたら、まず眼科の受診を検討してください。
飛蚊症・光視症の急増や視野欠損は網膜剥離の可能性
視界に黒い点や糸くずのようなものがフワフワと漂って見える「飛蚊症」。以前から症状があった方もいるかもしれませんが、その数や大きさが急に変化した場合は注意が必要です。
また、実際には光がないのに、視界の端でピカッ、キラキラと光が走るように見える「光視症」も重要なサインとなります。
これらの症状は、目の奥にある「網膜」という、カメラでいうフィルムの役割を果たす大切な膜が、剥がれたり穴が開いたりする「網膜剥離」の前兆である可能性があるのです。
私たちの目の中は、硝子体というゼリー状の組織で満たされています。この硝子体は、加齢とともに少しずつ縮んでいき、網膜から剥がれていきます。この過程で網膜を引っ張ってしまうと、光視症が起きたり、網膜に穴が空いて飛蚊症が悪化したりすることがあります。
網膜剥離を放置すると、視野が欠け、最終的には失明につながることもあるため、40代で急に視力が落ちたと感じ、これらの症状を自覚したらすぐに眼科を受診しましょう。
突然の視力喪失は網膜動脈閉塞症・静脈閉塞症の可能性
まるでカーテンが下りてくるように、突然片方の目の視界が真っ暗になり、何も見えなくなってしまった……もしそんな症状が起きたら、それは網膜の血管が詰まってしまう「網膜動脈閉塞症」や「網膜静脈閉塞症」かもしれません。
これは、いわば「目の心筋梗塞」や「目の脳梗塞」ともいえる状態で、数ある目の病気の中でも、とりわけ緊急性の高い疾患です。
特に、心臓から送られてくる新しい血液が流れる「動脈」が詰まる網膜動脈閉塞症は、網膜の細胞に酸素や栄養が届かなくなり、ごく短時間で細胞が壊死してしまう危険があります。
治療開始までの時間が、その後の視力を大きく左右します。急に視力が落ちたというレベルではなく、「突然見えなくなった」と感じたら、ためらわずに救急車を呼ぶか、すぐに眼科の救急外来を受診してください。
40代の「急に視力が落ちた」主な原因と病気
ここまで、緊急性の高い病気のサインについて解説してきました。少し不安に感じられたかもしれませんね。
ですが、40代で急に視力が落ちたからといって、必ずしも重篤な病気とは限りません。ここからは、緊急性は高くないものの、40代の方によく見られる視力低下の主な原因や、知っておきたい病気について、改めてご紹介していきます。
ご自身の症状がどれに近いか、ひとつの目安として参考にしてみてください。
ただし、最終的な診断は専門医にしかできませんので、気になる症状があれば眼科を受診するという基本は忘れないようにしましょう。
40代の老眼・スマホ老眼と一時的な調節障害
40代で急に視力が落ちたと感じる場合、最も一般的な原因として考えられるのが「老眼」です。老眼と聞くと、もっと上の年代をイメージされるかもしれませんが、実は30代後半から40代にかけて、その症状を自覚し始める方は少なくありません。
老眼は、加齢によって目のピントを合わせる筋肉(毛様体筋)の働きが衰え、水晶体が硬くなることで、近くのものにピントが合いにくくなる状態です。
具体的には、以下のような症状が特徴です。
- 1スマホや本の文字がぼやける
- 2少し離さないと文字が読めない
- 3近くのものから遠くのものへ視線を移したとき、ピントが合うのに時間がかかる
最近では、スマートフォンやパソコンを長時間見続けることで、若い世代でも同様の症状が起きる「スマホ老眼」も増えています。これは一時的なピント調節機能の障害ですが、目を酷使する生活が続けば、本当の老眼の進行を早めてしまう可能性もあります。
中心性漿液性脈絡網膜症:40〜50代に多い視力低下
「中心性漿液性脈絡網膜症」は、働き盛りの30代から50代の男性に多く見られる病気で、40代も発症しやすい年代です。
これは、網膜の中でも特に重要な「黄斑」という部分に水がたまってしまい、部分的な網膜剥離が起こる病気です。はっきりとした原因はわかっていませんが、ストレスや睡眠不足、ステロイド薬の使用などが発症に関係していると考えられています。
主な症状としては、以下のようなものがあります。
- 1視野の中心が暗く見える(中心暗点)
- 2ものが実際より小さく見える(小視症)
- 3ものが歪んで見える(変視症)
- 4急に視力が落ちたと感じる
片方の目に発症することが多いですが、多くは自然に治ることもあります。
しかし、症状が長引いたり、再発を繰り返したりすると視力への影響が残る場合もあるため、上記のような見え方の異常を感じたら、きちんと眼科で診てもらうことが大切です。
加齢黄斑変性:歪みや中心のかすみ
ものが歪んで見えたり、視野の中心が欠けたり、かすんで見えたりする場合、「加齢黄斑変性」という病気の可能性があります。これは、その名の通り加齢が主な原因で、網膜の中心にある黄斑部がダメージを受ける病気です。
黄斑は、ものを見るうえで最も重要な部分であるため、ここに異常が起きると視力に大きな影響を及ぼします。
日本ではまだ馴染みが薄いかもしれませんが、欧米では成人の失明原因の第1位となっており、食生活の欧米化などに伴い、日本でも患者が増えています。
50歳以上の方に多く見られる病気ですが、40代から発症するケースもゼロではありません。急に視力が落ちたと感じ、特に「直線の格子模様が歪んで見える」などの症状があれば、この病気を疑う必要があります。
以前は有効な治療法がありませんでしたが、近年は医療の進歩により、多くのケースで視力の維持や改善が期待できるようになっています。
視神経炎:20代でも起こる急な視力低下
目の奥にある網膜で受け取った光の情報を、脳に伝える役割を担っているのが「視神経」です。この視神経に何らかの原因で炎症が起きてしまう病気を「視神経炎」といいます。
急に視力が落ちたり、視野の中心が暗く見えなくなったりするのが主な症状で、目を動かすと痛みを感じることもあります。片方の目に起こることが多いですが、両目に発症するケースも見られます。
この病気は40代だけでなく、20代や30代といった若い世代にも起こりうるのが特徴です。
多くの場合、ステロイド薬による治療で視力は回復に向かいますが、原因によっては多発性硬化症といった全身の病気が隠れている可能性も考えられます。
急激な視力低下や視野の異常を感じたら、年齢にかかわらず、速やかに眼科を受診して原因を特定し、適切な治療を受けることが重要です。
40代の「急に視力が落ちた」を予防するには?
ここまでさまざまな病気についてお話ししてきましたが、やはり一番良いのは、病気にならずに健康な目を保つことです。
40代は、これからの目の健康を左右する大切な時期です。急に視力が落ちたといった事態を避けるために、日常生活の中で意識できることはたくさんあります。もちろん、すべての病気を完全に予防できるわけではありませんが、リスクを減らす努力はできます。
ここからは、今日からでも始められる目のためのセルフケアや、生活習慣について具体的に解説していきます。
適切に目を休める|目のマッサージやトレーニングをする
私たちの目は、起きている間ずっと働き続けてくれています。特に40代は仕事や家事でパソコンやスマホを見る時間も長く、目は疲れきっているかもしれません。体と同じように、目にも意識的な休息を与えてあげることが大切です。
夜に十分な睡眠をとることはもちろんですが、日中にもできる簡単なケアを取り入れてみましょう。
例えば、目のマッサージがおすすめです。
- 1目を閉じてリラックスする
- 2両手の親指を、左右それぞれの眉頭の下にあるくぼみに当てる
- 3「気持ちいいな」と感じるくらいの強さで、目の周りの骨に沿って優しく押していく
また、蒸しタオルなどで目を温めるのも効果的です。血行が良くなり、ピント調節を行う筋肉の緊張がほぐれます。濡らしたタオルを軽く絞り、電子レンジで1分ほど温めれば簡単に作れますし、市販のホットアイマスクを利用するのも手軽でよいでしょう。
ブルーライト対策をし作業環境を整える
パソコンやスマホから発せられる「ブルーライト」。この光は、目に見える光の中でもエネルギーが強く、目の奥にある網膜まで直接届いてしまう性質を持っています。
長時間ブルーライトを浴び続けることは、目の疲れやかすみだけでなく、将来的には網膜の細胞にダメージを与え、急に視力が落ちたと感じる原因や、加齢黄斑変性などの眼病につながる可能性も指摘されています。
一度傷ついてしまった網膜の細胞は、残念ながら元に戻ることはありません。だからこそ、日頃からブルーライトをいかにカットするかが重要です。
- 1パソコンやスマホの連続使用を避け、1時間に10分程度の休憩を挟む
- 2ブルーライトカット機能のあるメガネや、ディスプレイに貼る保護フィルムを活用する
- 3画面の明るさを調整し、部屋の照明との差を少なくする
現代人は、デジタルデバイスと無縁ではいられません。だからこそ、こうした対策で上手に付き合っていく工夫が必要です。
定期検診を受ける
歯の定期検診は受けていても、目の検診は「何か症状が出てから」という方が多いのではないでしょうか。
しかし、緑内障や網膜の病気など、多くの目の病気は、初期段階では自覚症状がほとんどありません。急に視力が落ちたと気づいたときには、すでに病気が進行してしまっているケースも少なくないのです。
最近の眼科医療は大きく進歩しており、かつては治療が難しかった病気も、早期に発見できれば進行を食い止めたり、視力を維持したりできる可能性が高まっています。
その恩恵を受けるための鍵となるのが「定期検診」です。
40代になったら、特に自覚症状がなくても、1〜2年に一度は眼科で詳しい検査を受けることを習慣にしましょう。定期的に受診することで、自分では気づかないようなわずかな変化にも気づきやすくなり、目の病気の早期発見・早期治療につながります。
目に優しい栄養素を積極的に摂る
急に視力が落ちたと感じたとき、生活習慣の見直しとともに意識したいのが、日々の食事です。目の健康維持に役立つ栄養素を積極的に摂ることで、加齢による視機能の低下を緩やかにすることが期待できます。
もちろん、食事だけで視力が劇的に回復するわけではありませんが、目の土台をしっかり作るという意味でとても大切です。特に40代から意識して摂りたい、代表的な目に優しい栄養素をいくつかご紹介します。
- 1ルテイン:強力な抗酸化作用を持ち、ブルーライトなどの有害な光から網膜を守るフィルターのような役割を果たす
- 2アントシアニン:目の血流を促進し、ピント調節機能のサポートや眼精疲労の緩和に役立つ
- 3ビタミンA:目の粘膜を健康に保ち、暗い場所での視力を維持するために不可欠な栄養素
これらの栄養素をバランス良く食事に取り入れることを心がけてみてください。
手軽な栄養摂取にはサプリメントの活用がおすすめ
目に優しい栄養素が大切なことはわかるけれど、毎日バランスの取れた食事を続けるのはなかなか大変……と感じる方も多いのではないでしょうか。特に忙しい40代にとって、食事の管理は悩みの種ですよね。
そんなときに頼りになるのが、必要な栄養素を手軽に補えるサプリメントです。
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このサプリメントは、原材料について眼科医監修のもと、先ほどご紹介したルテインや、アントシアニンが豊富なビルベリーエキス、アスタキサンチンやゼアキサンチンなど、10種類以上の目に優しい栄養素を贅沢に配合しています。
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急な視力低下についてのよくある質問
ここまで、40代の視力低下についてさまざまな角度から解説してきました。それらを整理する意味も含めて、ここでは「急に視力が落ちた」と感じる方からよく寄せられる質問とその回答をQ&A形式でまとめました。
ご自身の状況と照らし合わせながら、不安の解消にお役立てください。
40代で急に視力が落ちたのは老眼だけが原因?
40代で視力の低下を感じた場合、最も可能性が高い原因は老眼です。例えば、「パソコン作業は平気なのに、スマホの文字が見づらい」「夕方になると目が疲れてピントが合いにくい」といった症状は、老眼の典型的なサインといえます。
老眼は加齢による生理的な変化なので、過度に心配する必要はありません。ご自身の見え方に合った老眼鏡を使用したり、近視の方は少し度数の弱いメガネを使い分けたりすることで、快適に過ごせるようになります。
ただし、「老眼だろう」と自己判断してしまうのは危険も伴います。記事の前半でご紹介した「中心性漿液性脈絡網膜症」のように、40代に多く、急に視力が落ちたり、ものが歪んで見えたりする病気もあります。
見え方に少しでも違和感があれば、単なる老眼と決めつけず、一度眼科で検査を受けることをお勧めします。
どんな症状が出たら救急で受診すべき?
基本的には、目のことで気になる症状があれば、いつでも眼科に相談するのが一番です。その中でも、特に「様子を見ずに、すぐに受診すべき」なのは、以下のような症状が現れた場合です。
- 1片方の目だけ、急に視力が落ちたり、見えなくなったりした
- 2目の激しい痛み、頭痛、吐き気を伴う
- 3突然、視界に無数の黒い点が現れたり、稲妻のような光が見えたりした
- 4ものが歪んで見える、視野の中心が暗く見える
これらの症状は、網膜剥離や急性緑内障発作、網膜の血管が詰まる病気など、失明につながる可能性のある緊急性の高い病気のサインかもしれません。
こうした病気は、治療開始までの時間が視力の予後を大きく左右します。「少し休めば治るかも」「明日になったら病院に行こう」と先延ばしにせず、できるだけ早く受診しましょう。
急に落ちた視力は元に戻る?
急に視力が落ちた場合、その視力が元に戻るかどうかは、原因によって大きく異なります。
例えば、目の使いすぎによる一時的なピント調節機能の不具合(スマホ老眼など)であれば、目を十分に休ませることで回復する可能性があるでしょう。また、中心性漿液性脈絡網膜症なども、自然に治癒して視力が元に戻るケースがあります。
一方で、一度失われた視機能が完全には戻らない病気も存在します。代表的なのが緑内障です。緑内障によってダメージを受けた視神経は再生しないため、失われた視野は残念ながら元には戻りません。だからこそ、治療の目的は「これ以上悪化させないこと」になります。
原因によっては手遅れになってしまうケースもあるため、「視力が落ちた」というサインを軽視せず、早期に原因を突き止め、適切な対処を始めることが重要だといえるでしょう。
40代の視力低下は危険のサインかも?十分な注意を払って対策しよう
視力低下の原因には、単なる老眼だけでなく、緊急性の高い病気が隠れている可能性もあります。
片目だけの急な視力低下や、頭痛・吐き気を伴う目の痛みなど、危険なサインを見逃さず、少しでも「おかしい」と感じたら、ためらわずに眼科を受診してください。
そして、目の健康のためには、日々のセルフケアも欠かせません。目をしっかり休ませる、ブルーライト対策を行う、そして目に良いとされる栄養素を摂ることを意識しましょう。
とはいえ、忙しい毎日の中で完璧な食事を続けるのは難しいものです。そんなときは、信頼できるサプリメントを上手に活用してみましょう。
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初回割引やいつでも解約OKといった始めやすさも魅力です。大切な目を守るための一歩として、検討してみてはいかがでしょうか。


この記事に登場する専門家

かんない駅前眼科クリニック院長
福永 ひろ美
【ひとみケアサプリEyepa監修・眼科医】 日々の生活の中で、バランスよく必要な栄養素を摂取することも大切なのです。Eyepaは眼の潤いをサポートしてくれるビルベリーを始め、抗酸化成分であるルテインやアスタキサンチン、その他多様な成分がオールインワンに含まれており、非常に理にかなった製品だと思います。

Webライター
神屋ヒロキ
執筆実績500記事を超える専業Webライター。ITから法律、ECビジネス、健康問題まで幅広く執筆。趣味は小説執筆と音声入力と生活改善。
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