2025-07-20
目のかすみにはサプリがおすすめ?かすみの原因やサプリ選びのポイントを徹底解説

「最近、デスクワーク中にパソコンの画面がぼやける……」
「夕方になると、目のかすみがひどくて仕事の効率が落ちてきた……」
年齢を重ねるにつれて、このような目のかすみに悩まされる方は少なくありません。目を休めるのが一番だとわかってはいても、忙しい毎日の中ではなかなか難しいため、サプリメントの利用を検討している方もいるでしょう。
本記事では、目のかすみの原因から、対策として注目されるサプリの成分、そして後悔しないサプリ選びのポイントまで詳しく解説します。最後まで読むことで、あなたの悩みに寄り添う、最適な目のかすみ対策が見つかるでしょう。
この記事に登場する専門家

かんない駅前眼科クリニック院長
福永 ひろ美

Webライター
神屋ヒロキ
目のかすみをケアするサプリに含まれている成分
目のかすみをケアしたいと考えたとき、サプリメントの活用は心強い選択肢となります。普段の食事だけでは十分に摂ることが難しい、目の健康維持に役立つ特定の栄養素を手軽に、そして効率的に補給できるからです。
では、具体的にどのような成分が目のかすみ対策のサプリに含まれているのでしょうか。ここからは、代表的な5つの成分とその働きについて、一つひとつ見ていきましょう。
ルテイン
ルテインは、私たちの目を守る「天然のサングラス」とも呼ばれる重要な成分です。
その理由は、強力な「抗酸化作用」を持っているから。私たちの体は、呼吸で取り込んだ酸素の一部が変化した「活性酸素」によって、日々少しずつサビついて(酸化して)しまいます。ルテインは、この活性酸素から目の繊細な細胞を守ってくれるのです。
ほうれん草やケールといった緑黄色野菜に多く含まれる成分ですが、残念ながら体内で作り出すことはできません。さらに、年齢と共に減少し、紫外線やストレスによっても失われてしまうため、食事やサプリで積極的に補う必要があります。
目のかすみが気になり始めたら、まず注目したいのがこのルテイン。サプリで効率よく摂取することが、クリアな毎日への第一歩といえるでしょう。
ゼアキサンチン
ゼアキサンチンは、ルテインとよく似た働きを持つ成分で、特に目の「見る」機能の中心部を守ることに特化しています。
私たちの目には、カメラのフィルムの中心部分にあたる「黄斑部(おうはんぶ)」という場所があり、ゼアキサンチンはその黄斑部に集中して存在しています。まさに、視力の要を守るためのスペシャリストなのです。
特に、パソコンやスマートフォンから発せられるブルーライトは、目の奥にある網膜まで届きやすい強い光です。ゼアキサンチンは、このブルーライトを吸収してフィルターのように遮断し、細胞が傷つくのを防ぐとされています。
目のかすみの原因となる光のダメージから守ってくれる、現代人にとって欠かせない成分の一つです。
ビルベリーエキス(アントシアニン)
「ブルーベリーは目に良い」と一度は耳にしたことがあるかもしれません。その話のルーツともいえるのが、北欧の厳しい自然で育った野生種のブルーベリー「ビルベリー」です。
ビルベリーには、「アントシアニン」というポリフェノールの一種が豊富に含まれており、これが目のピント調節機能をサポートしてくれます。
デスクワークで近くの画面を長時間見続けていると、目のピントを合わせる筋肉(毛様体筋)が凝り固まってしまいます。これが、夕方になると物が見えにくくなる「目のかすみ」や疲れの原因です。
アントシアニンは、この筋肉の緊張を和らげる手助けをしてくれるため、一時的な目の疲れを感じている方にぴったりの成分。多くのサプリに採用されています。
アスタキサンチン
アスタキサンチンは、サケやエビ、カニなどに含まれる赤い天然色素で、美容液などにも使われるほど強力な抗酸化力を持つ成分です。
目の分野では、特に「ピント調節機能のサポート」で注目されており、長時間のパソコン作業などで疲れたピント調節筋の緊張を和らげ、スムーズな働きを取り戻す手助けをすると期待されています。「なんだか最近ピントが合いづらいな」と感じるときの目のかすみ対策に役立つかもしれません。
また、ルテインやDHAといった他の成分と一緒にサプリで摂ることで、お互いの力を高め合い、より多角的に目の健康を支えてくれるという点でも魅力的な成分です。
DHA・EPA(オメガ3系脂肪酸)
DHAやEPAは、サバやイワシなどの青魚に多く含まれる「オメガ3系脂肪酸」の一種で、健康診断の数値が気になる方にはおなじみかもしれませんね。実はこの成分、目の健康を土台から支えるためにも非常に重要な役割を担っています。
特にDHAは、視覚情報を脳に伝える網膜や視神経の主要な構成成分であり、「見る」という機能そのものに不可欠です。一方、EPAには血液をサラサラにし、流れをスムーズにする働きがあります。
目の奥には無数の毛細血管が張り巡らされており、この血流が滞ると、隅々まで酸素や栄養が届きにくくなってしまいます。加齢と共に気になる血流をケアし、目の健康を維持するためにも、サプリでしっかり補給したい成分です。
目のかすみとは?症状と主な原因
「目のかすみ」とは、物を見るときに、まるで霧がかかったようにぼんやりとしたり、輪郭がはっきりしなかったりする状態を指します。人によっては、「すりガラス越しに見ているよう」「視界が白っぽく感じる」と表現することもあります。
この不快な症状は、一つの原因だけでなく、いくつかの要因が複雑に絡み合って起きることが少なくありません。
ここでは、日常生活に潜む代表的な原因を3つご紹介します。ご自身の生活習慣と照らし合わせながら、原因を探っていきましょう。
ブルーライトによる目のかすみ
パソコンやスマートフォンが手放せない現代の私たちにとって、ブルーライトは目のかすみを引き起こす最も身近な原因の一つといえるでしょう。
ブルーライトは、人の目で見える光の中でも特にエネルギーが強く、目の奥にある網膜まで直接届いてしまいます。この強い光が、目の疲れやダメージを蓄積させるのです。
また、ブルーライトを浴び続けると、目の表面を保護している角膜の細胞が生まれ変わるサイクル(ターンオーバー)が乱れてしまう可能性も指摘されています。
さらに、強い光にピントを合わせ続けようとすることで、目の筋肉が過度に緊張し、疲労からくる目のかすみにつながります。まさに、デスクワーカーの職業病ともいえるかもしれませんね。
加齢・老眼による目のかすみ
40歳前後から感じ始める目のかすみは、加齢によるピント調節機能の衰え、いわゆる「老眼」が関係していることがあります。
私たちの目の中には、カメラのレンズのような役割をする「水晶体」と、その厚みを調節する「毛様体筋」という筋肉があります。若い頃はこの筋肉がしなやかに動くことで、遠くも近くもスムーズにピントを合わせることができます。
しかし、悲しいことに年齢とともに水晶体は硬くなり、毛様体筋の力も弱まっていきます。これにより、特に近くのものにピントが合いにくくなり、文字がぼやけるなどの目のかすみの症状が現れるのです。
これは誰にでも起こる自然な変化ですが、最近ではスマホの使いすぎで、より若い世代から症状を訴える人も増えています。
ドライアイ・眼精疲労による目のかすみ
目の表面が乾く「ドライアイ」や、目の使いすぎによる「眼精疲労」も、目のかすみを引き起こす大きな原因です。
私たちの目の表面は常に涙の膜で覆われ、潤いを保ち、ゴミなどから守られています。しかし、集中して画面を見ているとまばたきの回数が減り、涙が蒸発して目が乾いてしまうのです。涙の膜が乱れると、光が正しく屈折せずに視界がぼやけ、かすんで見えてしまいます。
- 1長時間のPC・スマホ作業
- 2エアコンによる乾燥した室内環境
- 3コンタクトレンズの長時間装用
こうした要因は、ドライアイや眼精疲労を悪化させます。
単なる疲れ目と違い、眼精疲労は休息をとってもなかなか回復しないのが特徴。これらの症状が複合的に絡み合い、慢性的な目のかすみにつながっているケースも少なくありません。
サプリ選びで失敗しないポイント
目のかすみの原因や、それにアプローチする成分が分かったところで、「では、実際にどんなサプリを選べばいいの?」という疑問が湧いてきますよね。
せっかくコストをかけて試すのですから、後悔はしたくないもの。ここでは、サプリ選びで失敗しないための大切なチェックポイントを4つご紹介します。「しっかり調べてから決めたい」というあなたにこそ、ぜひ知っておいてほしい内容です。
含まれている成分は十分か
サプリを選ぶうえで最も重要なのが、目に良いとされる成分が「十分な量」含まれているかを確認することです。
どんなに良い成分でも、量が少なすぎては期待される効果は得られません。例えば、代表的な成分であるルテインの場合、多くの研究で1日あたり10mg~20mgの摂取が目安とされています。まずはこの数値を基準に、成分表示をチェックしてみましょう。
また、目のかすみの原因は一つではないことも多いです。そのため、ルテインだけでなく、ゼアキサンチンやビルベリーエキス、アスタキサンチンなど、さまざまな角度からアプローチできる成分がバランス良く配合されたサプリを選ぶのがおすすめです。
複数の悩みに対応できるオールインワンタイプのサプリは、結果的に効率的なケアにつながります。
コスパは良いか
サプリメントは、薬のように一度飲んですぐに効果が出るものではなく、数ヶ月単位でじっくり継続することが大前提です。そのため、無理なく続けられる「コストパフォーマンス」は重要な判断基準になります。
価格が高すぎると、効果を実感する前にやめてしまい、結局はお金を無駄にしてしまうことにもなりかねません。
ただし、単純に価格が安いものがコスパが良いとは限りません。以下のポイントをチェックして、総合的に判断しましょう。
- 11日あたりのコストはいくらか(例:100円前後なら続けやすい)
- 2定期購入の割引や初回特典などがあるか
- 3複数の成分が一つで摂れるか(複数のサプリを買うよりお得な場合も)
一見高く感じるサプリでも、必要な成分がぎゅっと詰まっている製品は、結果的に満足度もコスパも高くなることがあります。
品質は良いか(GMP認定・無添加)
毎日、自分の体に取り入れるものだからこそ、サプリの品質は妥協したくないポイントです。安心して長く飲み続けるためにも、どのような基準で作られているかを確認する習慣をつけましょう。
まずチェックしたいのが、着色料や香料、保存料といった余計な添加物が使われていないかという点です。成分表示を見て、できるだけシンプルなものを選ぶのがおすすめです。
さらに、品質の高さを客観的に判断する目安として「GMP認定マーク」があります。これは、原材料の受け入れから製造、出荷までの全工程において、「一定の品質」が保たれるようにするための厳しい製造工程管理基準をクリアした工場にのみ与えられる証です。
パッケージにこのマークがあるかどうかも、信頼できるサプリ選びの大きなヒントになります。
専門家の監修を受けているか
数あるサプリの中からどれを選べば良いか迷ったときチェックしたいのが「眼科医などの専門家が監修・推奨しているか」という点です。専門家の知見に基づいて成分が選ばれ、適切な量が配合されているサプリは、それだけ信頼性が高いといえるでしょう。
ただし、単に名前が記載されているだけでなく、その専門家が公式サイトやメディアなどで、どのような理由でそのサプリや成分を推奨しているのか、具体的な見解を発信しているかまで確認できると、より納得感が高まります。
「しっかり調べたい」というあなたなら、ぜひこの点までチェックしてみてください。
眼科医監修オールインワンサプリ「Eyepa(アイーパ)」でひとみケア
ここまでご紹介してきた「サプリ選びで失敗しないポイント」を踏まえ、さらに一歩進んだアプローチをしたい方におすすめなのが、眼科医監修のオールインワンサプリメント「Eyepa(アイーパ)」です。
目のかすみに悩むあなたのために、必要な成分がバランス良く、そして高品質で配合されています。
Eyepaの最大の特徴は、新技術である「リポソーム技術」を採用している点です。
目に良いとされる成分の代表選手であるルテインは、実はそのまま摂取しても体への吸収率はそれほど高くありません。しかしリポソーム技術は、成分をリン脂質という膜でできた極小のカプセルに閉じ込めることで、体内での吸収率を劇的に高めることができるのです。
この技術により、成分をより効率的に目の奥まで届けることが期待できます。
専門家が選び抜いた成分を、最新技術でしっかり届ける。それがEyepaが選ばれる理由です。
目のかすみが気になる方はサプリを活用して健康な生活を
目のかすみの原因は、長時間のデスクワークで浴びるブルーライト、年齢によるピント調節機能の衰え、そして目の乾きなどさまざまです。
ルテインやビルベリーエキスといった成分は、目の健康のために重要ですが、これらの栄養を食事だけで十分に補うのは簡単ではありません。そこで、サプリの力を借りてしっかりと栄養素を取り入れることが、目をいたわることにつながります。
サプリを選ぶ際には、成分量や品質、そして専門家の推奨などを基準に、ご自身が納得できるものを見つけましょう。
もし、どのサプリから試せばよいか迷っているなら、眼科医が監修し、最新のリポソーム技術で吸収率にもこだわった「Eyepa(アイーパ)」を検討してみてはいかがでしょうか。
賢くサプリを取り入れて、これからも続くあなたの健康な毎日とクリアな視界をサポートしていきましょう。


この記事に登場する専門家

かんない駅前眼科クリニック院長
福永 ひろ美
【ひとみケアサプリEyepa監修・眼科医】 日々の生活の中で、バランスよく必要な栄養素を摂取することも大切なのです。Eyepaは眼の潤いをサポートしてくれるビルベリーを始め、抗酸化成分であるルテインやアスタキサンチン、その他多様な成分がオールインワンに含まれており、非常に理にかなった製品だと思います。

Webライター
神屋ヒロキ
執筆実績500記事を超える専業Webライター。ITから法律、ECビジネス、健康問題まで幅広く執筆。趣味は小説執筆と音声入力と生活改善。