2025-07-16
【管理栄養士が解説】リポソームルテインとは?特徴や効果&おすすめサプリメント

電子機器からのブルーライトを吸収するといわれるルテインは、カロテノイド色素の一種で、目の健康を守る栄養素として知られています。また、ルテインは体内で生成できない成分のため、食事やサプリメントからとる必要があります。
「リポソームルテイン」はリポソーム技術により、ルテインを体に届きやすくした成分のことです。
今回は近年、注目を集める「リポソームルテイン」について、特徴や効果を紹介します。ルテインとの違いやおすすめサプリメントも紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
- リポソームルテインとは?一般的なルテインとの違いも紹介
- 特徴1.効果が持続しやすい
- 特徴2.お腹が弱い人でも利用しやすい
- 特徴3.光や酸素による酸化の影響を受けにくい
- リポソームルテインの効果
- 有害なブルーライトから目を守る
- 加齢黄斑変性の予防
- コントラスト感度の調整
- ルテインについてのよくある質問
- ルテインは本当に目にいいの?
- ルテインをとりすぎるとどんな副作用がありますか?
- ブルーベリーとルテインどっちが目にいい?
- 眼科で推奨されているルテインは?
- ルテインを効率よく届けるサプリメント「Eyepa」
- ルテインの吸収率が圧倒的
- 眼科医の監修のもと6種の添加物なし
- 10種類以上の成分がオールインワン配合
- ルテインのサプリメントを選ぶなら「吸収率」を重視しよう
この記事に登場する専門家

かんない駅前眼科クリニック院長
福永 ひろ美
管理栄養士ライター
堀川えり
- 管理栄養士
- フードスペシャリスト
- 薬機法医療法広告遵守個人認証(YMAA)
リポソームルテインとは?一般的なルテインとの違いも紹介
ルテインは目の黄斑部に含まれており、目を使う方が積極的にとりたい栄養素です。
しかし、ルテインが体内に吸収されるためには、胆のうから分泌される胆汁酸によってミセル化される必要があります。
ルテインの吸収率は、摂取方法や体質によって異なりますが、一般的には10%程度と低めです。また、高齢者は胆汁の分泌量が少なくなるため、吸収率はさらに低くなる傾向があります。
リポソームルテインは事前にミセル化された成分であるため、高齢者でもルテインの吸収率を維持できるのがメリットです。
さらに、リポソームルテインには次のような特徴もあります。
- 1効果が持続しやすい
- 2お腹が弱い人でも利用しやすい
- 3光や酸素による酸化の影響を受けにくい
特徴1.効果が持続しやすい
リポソームルテインには、効果が持続しやすい特徴があります。これは、リポソームルテインがゆっくり時間をかけて血中に放出されるためです。
一般的なルテインは摂取後に、素早く代謝・排出される傾向がありますが、リポソーム化されたルテインは血中濃度を長く保つことができます。
特徴2.お腹が弱い人でも利用しやすい
ルテインは油となじみやすい性質を持ち、食事中では脂質と一緒でない場合、吸収されにくい性質があります。
しかし、リポソームルテインはリポソーム化されることによって、単独でも吸収されやすく、お腹が弱い方でも問題なく利用できます。
特徴3.光や酸素による酸化の影響を受けにくい
ルテインは光や酸素に弱く、酸化しやすい特徴があります。
リポソームルテインはリポソーム(カプセルのようなもの)で保護されているため、酸化の影響を受けにくい特性も。
そのため、生産時や保管時でもルテインの品質を保ってくれます。
リポソームルテインの効果
リポソームルテインは、ルテインと同様、以下の働きが期待できます。
有害なブルーライトから目を守る
リポソームルテインは、ブルーライトを吸収し、光刺激から目を守る働きがあります。
近年は、スマートフォンの普及により、高齢世代においてもブルーライトの影響を受ける機会が増えてきました。
ブルーライトはエネルギーの大きい光として知られ、長く浴び続けると心身に影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。
<具体例>
- スマホを見ているとしょぼしょぼする
- 夕方になるとぼやけてくる
- 頭痛や肩こり、首の痛みを感じる
- 夜眠れなくなる
- 睡眠不足によるイライラが起こる
加齢黄斑変性の予防
ルテインは体に吸収されやすい形に変化すると、目の黄斑部や水晶体へ移動します。目の網膜の真ん中にある黄斑部は、見る力(※コントラスト感度)の維持に重要で、ダメージを受けるとぼんやりとした見え方になってしまうことがあります。
加齢黄斑変性とは、物が歪んで見えたり、背景の一部が見えなくなったりする疾患で、加齢も原因の一つと考えられています。
しかし、リポソームルテインを取り入れることで、黄斑部にあるルテインがブルーライトを吸収し、疾患を予防する働きが期待されています。
コントラスト感度の調整
リポソームルテインには、コントラスト感度を向上させるという働きもあります。コントラスト感度とは、一つ一つの対象物と背景を区別して認識できる能力のことです。
例えば、夜道で歩道と縁石の色が似ており、縁石に気づかず歩きながら転倒しそうになるなどの現象は、コントラスト感度の調整の低下によって起こります。
コントラスト感度がうまく調整されると、暗い場所での見る力がはっきりするため、日陰の中にあるものや夜間の車、歩行者といった対象物が認識しやすくなります。
ルテインについてのよくある質問
「ルテインは本当に目にいいのか?」「とりすぎたときの副作用」など、ルテインにまつわる疑問についてお答えします。
ルテインは本当に目にいいの?
A:厚生労働省において、ルテインは加齢黄斑変性の進行を遅らせ、βカロテンよりも有用であるとの結果が出ています。よって、目の病気の進行を遅らせるために重要な栄養素といえるでしょう。
参考:厚生労働省eJIM | 目の症状・疾患[各種疾患 - 医療者]
ルテインをとりすぎるとどんな副作用がありますか?
A:ルテインには合成ルテインと、天然ルテインの2種類があります。
合成ルテインは石油を原料として作られたもので、過剰摂取により胸やけや嘔吐などを起こす可能性があります。
一方、天然ルテインのほうはマリーゴールドが原料とされることが多く、副作用のリスクはほとんどありません。副作用が気になる方は、天然のルテインを選びましょう。
ブルーベリーとルテインどっちが目にいい?
A:どちらも目の健康を守る成分ですが、それぞれ働きが異なります。ルテインは目の黄斑部に含まれる成分で、コントラスト感度の調整やブルーライトを吸収してひとみへの負担を和らげます。
一方、ブルーベリーはアントシアニンが含まれており、網膜細胞の保護や炎症を抑えて網膜の機能低下を抑制することが報告されています。
眼科で推奨されているルテインは?
A:1日当たり6〜10mg程度のルテイン摂取がよいという研究報告があります。しかし、日本人のルテイン摂取量は少ないため、食事やサプリメントを通して、ルテインを定期的に摂取していくことが望ましいとされています。
ルテインを効率よく届けるサプリメント「Eyepa」
Eyepaは、リポソームルテインを含むサプリメントです。目の健康のため、ルテインを効率よく摂取したい方は、ぜひ「Eyepa」をご検討ください。
<Eyepaをおすすめする理由>
- 1ルテインの吸収率が圧倒的
- 2眼科医の監修のもと6種の添加物なし
- 310種類以上の成分がオールインワン配合
ルテインの吸収率が圧倒的
Eyepaは、リポソームルテインを含むサプリメントです。ルテインは体内で合成ができず、年齢とともに体内のルテイン量は減少していくため、食事やサプリメントから摂取する必要があります。しかし、体内への吸収率はそれほどよくない点が課題でした。
そこで、Eyepaはルテインを「単に多く入れる」のではなく、「どうすれば効果的に、より多く体内に届けられるのか」を突き詰めて改良。
リポソーム技術を用いてリポソームルテインとすることで、胆汁酸によるミセル化を待たずに、小腸上皮細胞に直接取り込むことが可能になりました。吸収がスムーズに行われるようになった結果、一般的なルテインと比較して高い吸収率が実現しています。
特に、胆汁の分泌量が減少傾向にある高齢者の方におすすめしたいサプリメントです。
眼科医の監修のもと6種の添加物なし
「Eyepa」は食品への安心感に配慮し、香料、着色料などの6種類の食品添加物を使っていません。
また、厚生労働省が認めたGMP工場での錠剤製造が行われており、適切な管理のもとで品質の安定したサプリメントをお届けできます。
原材料については眼科医の監修も受けており、「現代人に必要な栄養素が多く含まれた、理にかなったサプリメント」として評価も得ています。
毎日の生活に寄り添う食品として、継続的にご利用ください。
10種類以上の成分がオールインワン配合
「Eyepa」は、年齢とともに気になる悩みに多角的にアプローチする「トリプルケア処方」のサプリメントです。
リポソームルテインやビルベリーなどの10種類以上の成分を配合しています。
成分 | 含有量(㎎) |
---|---|
リポソームルテイン | 16 |
ゼアキサンチン(ルテインと同じく目に含まれる成分) | 16 |
ビルベリー | 264 |
亜鉛 | 5.2 |
アスタキサンチン | 3.2 |
ビタミンA | 6 |
ビタミンC | 32 |
ビタミンE | 2 |
ペンタデシル | 3 |
ビルベリーは見る力(※コントラスト感度)をサポートし、ルテインやゼアキサンチンには若々しさを保つ働きもあります。
また、外の刺激を和らげるビタミンA・C・Eのほかに、光からひとみを守る亜鉛も含まれており、習慣的な摂取によって心地よい毎日をサポートしてくれることでしょう。
Eyepaについて詳しくは【こちら】
ルテインのサプリメントを選ぶなら「吸収率」を重視しよう
リポソームルテインは、一般的なルテインよりも体への吸収率が優れており、効果が持続しやすいのが最大の特徴です。
ルテインは年齢とともに減少していく上、体内で生成できない栄養素でもあるため、バランスのとれた食事やサプリメントでの摂取が不可欠です。
「サプリメントは効果が不安」「納得できるものなのか疑問」と思われる方も、リポソームルテインは一度試してみる価値があります。
クリアな毎日を送るために、より多くのルテインを届けることを追求したサプリメント「Eyepa」をぜひチェックしてみてください。


この記事に登場する専門家

かんない駅前眼科クリニック院長
福永 ひろ美
【ひとみケアサプリEyepa監修・眼科医】 日々の生活の中で、バランスよく必要な栄養素を摂取することも大切なのです。Eyepaは眼の潤いをサポートしてくれるビルベリーを始め、抗酸化成分であるルテインやアスタキサンチン、その他多様な成分がオールインワンに含まれており、非常に理にかなった製品だと思います。
管理栄養士ライター
堀川えり
- 管理栄養士
- フードスペシャリスト
- 薬機法医療法広告遵守個人認証(YMAA)
「身近な人の健康を支えたい」という想いで活動している管理栄養士ライター。学校や保育園での調理業務、医療機関での外来栄養指導を経て独立。食の専門知識をわかりやすく伝えるため、200記事以上の執筆を担当。