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知力健康

2025-12-30

【管理栄養士監修】オメガ3脂肪酸が多い食品とは?魚以外の食品や続けやすい摂り方を解説

オメガ3脂肪酸が多い食品とは

「オメガ3脂肪酸が多い食品って、どんなものを選べばいいの?」

「魚をあまり食べないけれど、オメガ3は足りているのかな?」

このような疑問を感じたことはありませんか?

オメガ3脂肪酸は、体内でほとんど作ることができないため、食品から意識して摂る必要がある栄養素です。ただ、魚を毎日食事に取り入れるのは難しく、どの食品を選べばよいのか迷う方も多いのではないでしょうか。

本記事では、オメガ3脂肪酸を多く含む食品を中心に、魚以外の選択肢や無理なく続けられる摂り方、忙しい日にも役立つ考え方についてわかりやすく解説します。

この記事に登場する専門家

福井大学医学部 第二内科 准教授

濱野 忠則

  • 脳神経内科長
  • 診療教授

管理栄養士ライター

中山さおり

  • 管理栄養士
  • 食品微生物検査技師

オメガ3脂肪酸とは?体でどんな働きをするのか

オメガ3脂肪酸は、私たちの体にとって欠かせない「必須脂肪酸」のひとつです。体内では合成できないため、食事からの摂取が基本となります。

血流や脳の働き、炎症バランスなど、日々の健康維持に関わる幅広い役割を担っており、年齢を重ねるにつれて意識したい栄養素でもあります。

とくに40〜60代では、食生活の変化や代謝の低下により不足しやすくなるため、どのような種類があり、どんな働きをするのかを理解しておくことが大切です。

オメガ3脂肪酸の種類と役割

オメガ3脂肪酸は、大きく「ドコサヘキサエン酸(DHA)」「エイコサペンタエン酸(EPA)」「α-リノレン酸(ALA)」の3種類に分けられます。食品の選び方を意識しながら、オメガ3脂肪酸を計画的に摂取することがポイントです。

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DHA(ドコサヘキサエン酸)】

脳や神経の働きに関わり、年齢とともに気になりやすい思考力や集中力の土台を支える栄養素。

【EPA(エイコサペンタエン酸)】

血流や炎症バランスに関与し、健康診断の数値が気になり始める世代にとって重要な役割を担う。

【ALA(α-リノレン酸)】

植物性食品に含まれ、体内でEPAやDHAに変換されるが、その変換効率は高くない。

オメガ3脂肪酸が不足しやすい理由と意識したいポイント

近年は食生活の変化により、魚を食べる頻度が減り、DHA・EPAの摂取量が不足しがちです。肉類や加工食品を中心とした食事では、意識しないとオメガ3脂肪酸を十分に摂るのは難しいでしょう。

また、加齢とともに血管や脳の健康が気になり始める40〜60代では、体内での代謝や利用効率も徐々に低下します。

そのため「普通に食事をしているつもり」でも、実際には必要量に届いていないケースは少なくありません。日々の食事内容を振り返り、意識的にオメガ3脂肪酸を取り入れることが、将来の健康を支える土台になります。

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【過剰摂取について】

オメガ3脂肪酸は体に必要な脂質ですが、通常の食事や適切な量のサプリメントを利用する範囲であれば、過剰摂取を過度に心配する必要はありません。

オメガ3脂肪酸を多く含む食品ランキング

オメガ3脂肪酸は、特定の食品に多く含まれる栄養素で、主に「魚介類」「ナッツ類」「油脂類」から摂取できます。

ただし、食品によって含まれる種類や量には差があり、日常の食事の中で効率よく取り入れるには特徴を理解しておくことが大切です。普段の食事に取り入れやすいものを選ぶことで、無理なく継続できます。

食品名主なオメガ3脂肪酸特徴・ポイント
サバDHA・EPA青魚の代表。DHA・EPAが非常に豊富で効率よく摂れる
イワシDHA・EPA缶詰でも摂取しやすく、日常使いしやすい
サンマDHA・EPA脂がのる旬の時期は含有量が多い
ブリDHA・EPA季節により脂質量が変動する
DHA・EPA青魚より量は少なめだが、食べやすく続けやすい
マグロDHA・EPA脂がのっていると特に含有量が多い
くるみALAナッツ類の中でALAが特に多い
チアシードALAヨーグルトやサラダによく合う
えごま油ALA非加熱向き。仕上げにかけて使う
アマニ油ALA加熱に弱く、毎日の食事に少量ずつ
ほうれん草などALA(微量)含有量は少ないが、食事全体の補助として

オメガ3脂肪酸の含有量が多い魚|EPA・DHAの代表食品

オメガ3脂肪酸の中でも、DHA・EPAを豊富に含むのがサバ、イワシ、サンマ、ブリなどの青魚ですこれらの魚は、血流や脳の健康を支えるEPA・DHAを効率よく摂取できる点が特徴で、週に2〜3回を目安に取り入れるのが理想です。

忙しい日常の中では調理の手間が負担になり、継続が難しいと感じることも。そのような場合は、サバ缶やイワシ缶、冷凍魚を活用すると、手軽に摂取量を確保できます。

魚の脂は加熱による栄養損失が比較的少ないため、焼く・煮るといった調理法でも取り入れやすいのもメリットです。

魚以外でオメガ3脂肪酸を摂りたい人に|植物性食品(ALA)

魚をあまり食べない方でも、植物性食品からオメガ3脂肪酸を補うことは可能です。代表的なものには、えごま油、アマニ油、チアシード、くるみなどがあり、いずれもα-リノレン酸(ALA)を多く含みます。

えごま油やアマニ油は加熱に弱いため、サラダやスープに仕上げとして加えるなど、非加熱での使用が基本です。ALAは体内でEPA・DHAに変換されますが、その割合は高くないため、魚由来の脂質と組み合わせながら、食事全体のバランスを意識することが大切です。

また、ほうれん草や芽キャベツ、ケールなどの野菜にも微量ながらALAが含まれているため、毎日の食卓に取り入れやすいでしょう。

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【油の摂りすぎには注意】

えごま油やアマニ油は健康に役立つ油ですが、体に良いからといって多く使いすぎると、脂質の摂りすぎにつながることがあります。少量を毎日、無理なく続けることを意識しましょう。

オメガ3脂肪酸はサプリで摂るのもおすすめ

食事からの摂取が基本ではありますが、魚を食べる頻度が少ない日や、忙しくて食事のバランスが整えにくい場合には、サプリメントを活用するのもひとつの方法です。

サプリであれば摂取量が安定し、毎日の習慣付けとしても最適です。食事の延長線上で、不足しやすい部分を補う選択肢として考えてみるとよいでしょう。

オメガ3脂肪酸の効果的な摂り方|無理なく続けるためのポイント

オメガ3脂肪酸は、毎日一定量を安定して摂ることが大切です。特別な食事を用意する必要はなく、日々の食事の中で無理なく取り入れることが継続のポイントになります。

摂取量の目安を知り、魚と植物性食品を上手に組み合わせ、過不足のない食習慣につなげていきましょう。

どれくらいの量を摂ればよい?1日の目安と食べ物の目安

日本人の食事摂取基準では、成人のn-3系脂肪酸(オメガ3脂肪酸)の目安量は、1日あたりおよそ1.6〜2.0gとされています。これは、サバやイワシなどの青魚であれば1切れ前後、あるいはサバ缶であれば半分程度を目安に考えるとイメージしやすい量です。

魚だけで毎日満たすのが難しい場合は、魚を主軸にしつつ、えごま油やアマニ油などの植物性油脂を少量組み合わせることで、無理なく調整できます。

忙しくて料理ができない日の代替案

仕事や家事で忙しく、ゆっくり料理ができない日もあるものです。そうした日は、サバ缶やイワシ缶などの青魚の缶詰を活用すると、調理の手間をかけずにオメガ3脂肪酸を補えますみそ煮や水煮であれば、そのまま盛り付けて食卓に出したり、味噌汁やサラダに加えたりと使い勝手もよいでしょう。

それでも食事が不規則になる日が続く場合には、無理をせずサプリメントを選択肢のひとつとして考えるのも現実的です。毎日の食事を基本にしつつ、足りない日を補うという考え方が、長く続けるコツです。

毎日続けやすい簡単アレンジ(味噌汁・ヨーグルト・サラダなど)

オメガ3脂肪酸は、特別な料理を用意しなくても、日常の食事に少し工夫を加えることで取り入れやすくなります。

たとえば、おにぎりの具を鮭やツナにするのも手軽な方法です。小さな工夫を積み重ねてオメガ3脂肪酸の摂取量を増やせます

オメガ3脂肪酸を摂る工夫

  1. 1
    サラダにツナ缶やサバ缶をほぐして加える
  2. 2
    納豆・味噌汁にアマニ油をひとさじかける
  3. 3
    サラダにくるみをトッピングして食感をプラス
  4. 4
    ヨーグルトにチアシードを混ぜて腸活と脂質バランスを同時にサポート

オメガ3を食事で整えきれない日にはサプリでサポートを

オメガ3脂肪酸は、日々の食事から摂ることが理想ですが、毎日欠かさず必要量を満たすのは簡単ではありません。忙しさや体調、生活環境によって食事内容が偏る日もあり、気をつけているつもりでも不足してしまうという方もいるでしょう。

そんなときは、食事の代わりではなく補助的な手段としてサプリメントを活用するのがおすすめです。

食品だけでは必要量を満たすのが難しい

魚に含まれるDHA・EPAは、週に数回以上魚を食べ続けなければ十分な量を確保しにくい栄養素です。魚を調理する時間が取れなかったり、食卓に並ぶ頻度が少なかったりすると、知らないうちに不足してしまう可能性があります。

また、植物性食品に含まれるALAは体内でEPA・DHAに変換されますが、その効率は高くありませんえごま油やアマニ油などは酸化しやすく、保存管理が負担になり、継続できずに途中でやめてしまうケースも見られます。

仕事や家事、介護などで生活が忙しい時期には、食事バランスが乱れる日が続くこともあり、食品だけで必要量を安定して摂ることが難しくなるのが現実です。

サプリメントなら量が安定し、酸化の心配が少ない

サプリメントのメリットは、必要量を安定して摂れること、毎日続けやすいことです。食べ物の場合は調理や保存の影響を受けやすいデメリットがありますが、品質管理されたサプリであれば、酸化しにくい工夫が施され、成分の状態も安定しています

魚が苦手な方や食事の時間が不規則になりがちな方にとっても、無理なく取り入れやすい方法といえるでしょう。

選ぶ際は価格の安さだけで判断せず、原料の品質や製造管理、成分設計などを確認し、安心して続けられるものを選ぶことが大切です。

選ぶなら複合的に栄養を補えるタイプが効率的

オメガ3脂肪酸は重要な栄養素ですが、単体だけを補えば十分というわけではありません。忙しい日が続くと、ビタミンやミネラルなど、他の栄養素も同時に不足しやすくなります。そのため、オメガ3に加えて複数の栄養素をまとめて補えるサプリメントは、日々の栄養管理を助けてくれる存在です。

毎日続けるためには、飲みやすさや摂取回数、添加物の少なさ、成分の信頼性などにも目を向けてみましょう。

Rimenba(リメンバ)ならオメガ3脂肪酸に加えて20種類の成分が摂れる

Rimenba(リメンバ)は、オメガ3脂肪酸をはじめ、日常の食事だけでは不足しやすい栄養素を20種類まとめて補える設計が特長です。食事を基本にしながら足りない部分を補う目的で取り入れ、無理のない形で活用できます。

成分のバランスだけでなく品質面にも配慮されているため、忙しい毎日の中でも続けやすく、栄養面を意識したいときのサポートとして日常に取り入れやすい存在です。

1日4粒を目安に飲むだけで、オメガ3脂肪酸に加えて健康を支える栄養素が必要な分だけ手軽に摂れます。

調剤薬局でも取り扱いがあり、身近な場所で手に取ることができますが、お得に購入するなら初回特別価格の公式サイトがおすすめです。

気になる方はぜひ公式サイトをチェックしてみてください。

生活習慣を整えて、オメガ3の働きをより高める

オメガ3脂肪酸は、摂ることに加えて、日々の生活習慣を整えることで、その働きをより生かせます。

特に意識したいのが睡眠です。睡眠リズムが整うと、脳や自律神経がしっかり休まり、食欲のコントロールやホルモンバランスにもよい影響を与えます。

オメガ3脂肪酸は脳の働きにも関わる栄養素のため、睡眠とあわせてケアすることで、より安定したコンディションにつながるでしょう。

また、ウォーキングや軽いストレッチなどの無理のない運動は血流を促し、DHA・EPAの働きをサポートします。激しい運動を行う必要はなく、日常の中で体を動かす時間を少し増やす意識で十分です。

趣味の時間を持ったり、家族や身近な人との会話を大切にしたりすることも、ストレスの軽減につながります。ストレスが和らぐことで、食欲の乱れや間食が落ち着き、結果として脂質バランスも整っていきます。

オメガ3脂肪酸を毎日の食事で無理なく続けるために

オメガ3脂肪酸は特別な食事や極端な工夫をしなくても、日々の食生活の中で少し意識することで取り入れられる栄養素です。魚を中心にナッツや植物油、必要に応じてサプリメントを組み合わせることで、生活スタイルに合った形で摂取しましょう。

大切なのは、完璧な食事を目指すことではなく「続けられる方法」を選ぶことです。忙しさや体調によって食事が整わない日があっても、その都度調整しながら、長い目で栄養バランスを考えていくことが、結果的に健康を支える土台になります。

食事を基本にしながら、整えきれない部分は無理をせずRimenbaなどのサポートを活用する。そうした柔軟な考え方で、オメガ3脂肪酸を日常の中に無理なく取り入れていきましょう。

この記事に登場する専門家

福井大学医学部 第二内科 准教授

濱野 忠則

  • 脳神経内科長
  • 診療教授

【知力健康サプリRimenba監修・脳神経内科医】Rimenba(リメンバ)は最近の研究で効果が期待されている葉酸やビタミンB6、ビタミンB12などの栄養素がオールインワンで含まれており、非常に理にかなった製品だと思います。 日々の食事や運動でまかないきれない部分を補ってくれることが期待できます。

管理栄養士ライター

中山さおり

  • 管理栄養士
  • 食品微生物検査技師

上場企業の品質保証部にて微生物検査に従事後、ヘルスケア事業で栄養相談や生活習慣改善・ダイエット支援を担当。Webライターとして食と健康に関する記事を中心に多数執筆。

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