2025-11-21
【管理栄養士監修】更年期サプリはどれがいい?効果を左右するのは生活習慣と栄養

「最近疲れやすい」
「寝てもぐっすり眠れない」
「なんとなく不調が続く」
そんな心と体の変化を感じていませんか。
閉経の前後はホルモンバランスが大きく変化し、心身のコンディションが乱れやすい時期です。食事や生活習慣を見直す一方で、栄養面を支える目的でサプリメントを取り入れる方も少なくありません。
しかし、「どれを選べばいいのか分からない」「続けるのが難しい」という声も多く聞かれます。
この記事では、更年期サプリの基本知識や選び方の考え方、生活習慣との付き合い方までわかりやすくご紹介します。ご自身に合ったセルフケアを考えるヒントにしていただければ幸いです。
この記事に登場する専門家

福井大学医学部 第二内科 准教授
濱野 忠則
- 脳神経内科長
- 診療教授

管理栄養士ライター
中山さおり
- 管理栄養士
- 食品微生物検査技師
更年期サプリは効果あるの?まず知っておきたい基礎知識

閉経の前後は女性ホルモンの変化が大きく、心や体の調子が不安定になりやすい時期です。この時期を支える方法として、病院で行われるホルモン補充療法(HRT)や漢方治療、日々の栄養を補うためにサプリメントを活用する方も増えています。
無理をせず、自分に合った方法を取り入れながら、体調を整えていくことが大切です。
更年期に起こる主症状と背景
更年期とは閉経の前後およそ10年間を指し、個人差はありますがおおよそ45〜54歳頃にあたります。
この時期は女性ホルモンのひとつであるエストロゲンの分泌がゆるやかに低下し、以下のような心身の不調があらわれやすくなるのが特徴です。
- 1ほてりやのぼせ
- 2発汗・動悸
- 3肩こり・気分の落ち込み
- 4睡眠の質の低下など
不調といっても原因やあらわれ方はさまざまで、人によって感じ方や程度が異なります。
まずは自分の体の変化に気づき、無理のない範囲で生活習慣を整えることが大切です。栄養バランスの見直しに加え、必要に応じてサプリメントを取り入れることで、心と体を無理なく整えることにつながります。
医薬品とサプリの役割の違い
更年期の不調への対処法として、医療機関で行われるホルモン補充療法(HRT)と、栄養補給を目的としたサプリメントがあり、それぞれ異なる役割を持ちます。
HRTは医師の管理下で行う「治療」であり、サプリメントは不足しがちな栄養を補うことで体調を整える「セルフケア」です。どちらが良い・悪いというものではなく、目的に合わせて使い分けることが大切です。
不調がつらい場合や迷うときは、自己判断を避け、婦人科で相談しながら生活習慣の見直しと併用していきましょう。
失敗しない「更年期サプリの選び方」

更年期向けのサプリは種類が多く、どれを選べばよいか迷ってしまう方もいるでしょう。大切なのは、不調の原因となりやすい「栄養不足」を意識し、自分の体調に合った栄養設計のものを選ぶことです。
ここでは更年期ケアに取り入れたい基本的な栄養素と、その考え方を整理していきます。
更年期の不調をサポートする栄養素とその働き

更年期の揺らぎは、ホルモンバランスの変化だけではなく、栄養の偏りや代謝の低下とも関係しています。更年期対策を行うなら、以下の栄養素を積極的に取り入れてみましょう。
食事だけで必要量を補うことが難しい場合や、忙しい日々の中で栄養バランスが崩れがちな方は、サプリメントを活用した栄養補給もよい方法です。
ビタミンB群・葉酸
ビタミンB群はエネルギー代謝を支える栄養素で、疲れやすさやだるさを感じやすい時期のサポートに役立ちます。
また、葉酸は細胞の生成に関わる栄養素です。加齢や食習慣の乱れによって不足しやすいため、意識的に摂りましょう。
DHA・EPA(オメガ3脂肪酸)
魚に多く含まれるDHA・EPAは、年齢とともに乱れがちな食生活やスムーズな巡りを支える栄養として注目されています。
食の欧米化により魚より肉を食べる機会が増えた現代では、不足が懸念される栄養素のひとつです。サバやイワシなどの青魚を意識的に取り入れましょう。
食事だけで補いにくい場合はサプリメントを活用して、上手に栄養補給しましょう。サプリメントなら、魚を毎日食べるのが難しい方でも安定してDHA・EPAを摂取できます。忙しい日々の中でも続けやすく、栄養バランスを整えるサポートとして役立ちます。
ミネラル・抗酸化ビタミン・温活素材
カルシウムやマグネシウムなどのミネラルは骨の健康維持に欠かせない、年齢とともに不足しがちな栄養素です。
ビタミンC・ビタミンEなどの抗酸化ビタミンは、細胞を守る働きがあり、年齢による健康リスクに向き合ううえで意識したい栄養素です。
また、ショウガや黒コショウエキスなどの温活素材は体を内側から温め、冷えやすい方のコンディション調整に役立ちます。
更年期サプリの選び方と注意点

更年期向けのサプリを選ぶ際は、成分だけで判断せず、継続しやすさ・目的と一致するかを基準に考えましょう。
また、摂取量が明記されていること、国内製造や医師監修など品質への配慮があるかも大切なチェックポイントです。
サプリメントは体質によって合わない場合もあるため、服薬中の方や持病のある方は医師・薬剤師に相談しながら取り入れましょう。
- 1成分・用量・安全性・継続しやすさ
- 2必要成分が複数配合されている
- 3服薬中・治療中は必ず医師・薬剤師に相談する
更年期サプリは継続が大事|無理なく続けるコツ
サプリメントは薬とは異なり、体の土台となる栄養を補うものです。そのため、短期間で変化を判断するのではなく、3〜6か月を目安に生活習慣と併せて取り組むことが大切です。
複数のサプリを組み合わせるよりも、必要な栄養素を無理なく続けられる形でまとめられたタイプを選ぶと継続しやすくなります。
また、飲む時間を決めて習慣化したり、体調の変化を簡単にメモしたりしておくと、自分に合っているか見直す際の参考になるでしょう。
更年期に摂りたい栄養をまとめて補うならRimenba(リメンバ)

更年期を迎えると、食事だけでは必要な栄養を十分に補うのは難しいものです。
特に、DHA・EPA、ビタミンB群、葉酸、ミネラル類などは、普段の食事で不足しやすい栄養素です。不足しがちな栄養を補いたいという理由で、複数のサプリを組み合わせている方も少なくありません。
しかし、いくつもサプリメントを併用すると管理が難しくなり、いつの間にか飲むのをやめてしまうことも。そこで、無理なく継続したい方の選択肢として、必要な栄養素を1つにまとめたオールインワンタイプのサプリメントが注目されています。
Rimenba(リメンバ)は、医師監修のもと設計されたオールインワンサプリメントです。
更年期以降の身体を考え、DHA・EPA、葉酸、ビタミンB群、ミネラルなど20種類以上の栄養を1日4粒で補えるよう配合されています。

不足しがちな栄養を補給できるため、シンプルに栄養サポートを続けたい方に好評です。
Rimenbaについてもっと知りたい方はこちら。
はじめての更年期サプリQ&A

Q1.更年期サプリにはどんな特徴がありますか?
A.サプリは「治療薬」ではなく、不足しがちな栄養を補うことで体調を整える栄養ケアの役割を持っています。生活習慣の見直しと併用することで、体の土台を整えやすくなります。
Q2.いつから飲み始めるのがよいですか?
A.「最近疲れやすい」「落ち込みやすい」「寝てもスッキリしない」などの変化が気になったときが始めどきです。月経が乱れ始めたころに更年期サプリが気になる方も多いようです。
Q3.副作用はありますか?
A.一般的なビタミン・ミネラルを中心としたサプリは栄養補給ができる一方、過剰摂取や体質に合わない場合に体調を崩すことがあります。用量を守り、継続できる範囲で取り入れることが大切です。
更年期サプリの効果を引き出すコツは生活習慣と栄養バランス

更年期は誰にでも訪れる自然な変化ですが、心身のゆらぎに戸惑いを感じる方も多いでしょう。こうした時期のセルフケアは、特別なことを始めるよりも、基本的な生活習慣を整えることが大切です。
栄養を意識した食事、質の良い睡眠、適度な運動に加え、栄養補給の方法としてサプリメントを取り入れましょう。
サプリメントをうまく活用することで毎日のコンディションを整えやすくなります。大切なのは、自分の体を理解しながら、無理のない方法を続けていくことです。
更年期を前向きに過ごすために、日々の栄養バランスを整えることから始めてみませんか。Rimenbaは、更年期以降に必要とされる栄養をまとめて補えるよう設計されたサプリメントです。体調管理の新しい一歩として、ぜひお試しください。
この記事に登場する専門家

福井大学医学部 第二内科 准教授
濱野 忠則
- 脳神経内科長
- 診療教授
【知力健康サプリRimenba監修・脳神経内科医】Rimenba(リメンバ)は最近の研究で効果が期待されている葉酸やビタミンB6、ビタミンB12などの栄養素がオールインワンで含まれており、非常に理にかなった製品だと思います。 日々の食事や運動でまかないきれない部分を補ってくれることが期待できます。

管理栄養士ライター
中山さおり
- 管理栄養士
- 食品微生物検査技師
上場企業の品質保証部にて微生物検査に従事後、ヘルスケア事業で栄養相談や生活習慣改善・ダイエット支援を担当。Webライターとして食と健康に関する記事を中心に多数執筆。
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