2025-08-03
イチョウ葉エキスの効果と選び方のポイント【目安量や副作用も解説】

「最近、うっかりが増えた」「めまいや耳鳴り、冷えに悩んでいる」と感じることはありませんか?これらの悩みは、日々の栄養補給や体のめぐりをサポートすることで、健やかな状態を維持できる可能性があります。
イチョウの葉から抽出された「イチョウ葉エキス」は、海外では医薬品、日本では健康食品として広く利用されている成分です。
今回は近年、注目を集めるイチョウ葉エキスについて効果や摂取量の目安、副作用について解説します。後半にはイチョウ葉エキスを含むサプリメントも紹介しているので、ぜひご覧ください。
この記事に登場する専門家

福井大学医学部 第二内科 准教授
濱野 忠則
- 脳神経内科長
- 診療教授
管理栄養士ライター
堀川えり
- 管理栄養士
- フードスペシャリスト
- 薬機法医療法広告遵守個人認証(YMAA)
イチョウ葉エキスとは?主な3つの効果
イチョウ葉エキスとは、イチョウの葉から抽出された成分のことで、フラボノイド配糖体やテルペンラクトン、アレルギー物質のギンコール酸などが含まれています。
イチョウ葉エキスの主な効果は以下の3つです。
- 1体の酸化を抑える
- 2記憶力や集中力の維持をサポートする
- 3めぐりを整えることで手足の冷え、しびれ、めまいを軽減する可能性がある
体の酸化を抑える
イチョウ葉エキスには、体の酸化を抑える可能性があるフラボノイドとテルペノイドが含まれています。体内での活性酸素の発生や活性化を抑えることで、細胞の酸化を抑える可能性が期待されています。
また、フラボノイドとテルペノイドには、体のめぐりをサポートし、細胞を傷つけるフリーラジカルの除去もサポートしてくれる可能性があります。
Check
フリーラジカルとは?
反応性が高く、不安定な原子や分子のこと。体内で有害な作用を起こすことがある。
記憶力や集中力の維持をサポート
イチョウ葉エキスは、全身に血液を送る働きを助けたり、神経細胞を健やかに保ったりすることで、体の機能維持に役立つ可能性が考えられます。
これはイチョウ葉エキスに含まれているフラボノイドによって過剰な活性酸素が減少し、体内の神経伝達が正常に行われるためです。
ある研究では、イチョウ葉エキスをアルツハイマー病のラットに与えたところ、神経細胞の増殖を促したという結果も報告されるほどです。このように、イチョウ葉エキスは体の各神経組織に対して、多様な働きかけを行う可能性が示唆されています。
参考:消費者庁
手足の冷え、しびれ、めまいを軽減する可能性
血流が滞ると、手足の冷えやしびれ、痛みを引き起こす場合があります。イチョウ葉エキスには、血管を拡張し、血小板の過度な活性化を抑える働きがあるとされています。
そのため、血行不良による症状が気になる方におすすめです。
イチョウ葉エキスの目安量とサプリ選びのポイント
公益財団法人日本健康・栄養食品協会によると、イチョウ葉エキスの1日の摂取目安量は、60〜240mgといわれています。
しかし、どのような基準でイチョウ葉エキスのサプリメントを選んだらいいのかまではあまり知られていません。そこで今回は、イチョウ葉エキスの選び方のポイントについて解説します。
イチョウ葉エキスの含有量を確認
イチョウ葉エキスの場合、血液中に留まる時間が長くないため、一度にまとめてとるよりも複数回に分けてとることが推奨されています。サプリメントを選ぶ際は、含有量をチェックした上でパッケージごとの1日の目安量を守って、過剰摂取に注意してください。
イチョウ葉単体ではなく、その他の摂取したい栄養素が含まれているサプリメントを選べば、効率的に栄養を摂取できます。
ギンコール酸が基準値以下
イチョウ葉エキスには微量ではありますが、アレルギーを引き起こす可能性のあるギンコール酸が含まれています。
日本の健康食品の基準では、ギンコール酸の含有量が5ppm以下と決められているものの、パッケージや成分表示を確認し、ギンコール酸が基準値以下のサプリメントを選ぶとよいでしょう。
イチョウ葉エキス含有のサプリメント「Rimenba」
サプリメントの選び方がわかったところで、「結局、どのサプリがいい?」と悩む方におすすめなのが「Rimenba」です。「Rimenba」にはイチョウ葉エキスはもちろん、脳神経系内科医監修のもと、年齢とともに変化する体に不足しやすい栄養素が20種類以上含まれています。
「Rimenba」は1日4粒を目安にした習慣で、体の機能維持を多角的に支え、複数の栄養素との同時摂取による相乗効果が期待できます。
- 1イチョウ葉エキス:体の酸化を抑えてめぐりを維持し、健康な神経伝達を助ける
- 2DHAとEPA:脳や網膜等に含まれる栄養素で、体のめぐりに関わる
- 3葉酸:「造血のビタミン」と呼ばれ、めぐりをサポートし、全身に栄養を届ける
Rimenbaは、毎日飲むものだからこそ、無添加にこだわっており、厚生労働省が定めた基準に準じたGMP認定工場で製造されている点が魅力です。
「高品質なサプリメントを届けたい」という想いも込めて、初回限定価格で販売しているため、気になる方はぜひ公式サイトをチェックしてみてください。


イチョウ葉エキスに副作用はある?摂取してはいけない人は?
イチョウ葉エキスは過剰摂取などによりまれに以下の副作用が現れる可能性があります。
- 頭痛
- 胃腸障害
- めまい
- 動悸
- 便秘
- 皮膚アレルギー症状
- 出血傾向 など
多くの人々にとってイチョウ葉エキスの経口摂取は、大きな問題がないといわれています。しかし、以下の薬を飲み続けている場合は、イチョウ葉エキスの作用を増強させてしまい、飲み合わせがよくないといわれているため、併用を避けてください。
- 1ワーファリンやアスピリンなどの薬
- 2降圧剤
- 3てんかん薬
イチョウ葉エキスは血の塊を作りにくくする働きがあるため、ワーファリンやアスピリンなどの薬を服用している場合、作用が強まることで出血傾向になる可能性があります。また、イチョウ葉エキスは狭くなった血管を元に戻す働きがあるため、降圧剤との併用も避けるようにしてください。
てんかんを治療中の方は、イチョウ葉エキスの摂取によって、症状のコントロールが不良になる可能性があります。そのため、上記以外の薬を飲んでいる方は、医師や薬剤師などの専門家に「一緒に飲んでもよいか」を必ず確認するようにしてください。
イチョウ葉エキスを含むサプリメントを取り入れて将来の健康を見直そう
年を重ねても「自分の頭で考えたい」「健康的な毎日を過ごしたい」という思いがあれば、日々の習慣を少し変えるだけでもよりよい未来が実現しやすくなるでしょう。
毎日の食事や運動、積極的な活動を取り入れていくことは大切ですが、手軽に試せる習慣の一つとしてサプリメントを取り入れるという方法もあります。
あれこれと迷ってしまったときは、オールインワン配合で脳神経の専門医が監修した「Rimenba」がおすすめです。粒が小さいため「飲みやすい」との声を多くいただいています。
また、回数制限の縛りがなく、初回購入後にいつでも解約できる手軽さと15日間の返金保証もついているため、自分の体質に合うかのお試しも可能です。
毎日のルーティンの中に「Rimenba」を取り入れて、将来の健康を見直すきっかけを作ってみてください。
この記事に登場する専門家

福井大学医学部 第二内科 准教授
濱野 忠則
- 脳神経内科長
- 診療教授
【知力健康サプリRimenba監修・脳神経内科医】Rimenba(リメンバ)は最近の研究で効果が期待されている葉酸やビタミンB6、ビタミンB12などの栄養素がオールインワンで含まれており、非常に理にかなった製品だと思います。 日々の食事や運動でまかないきれない部分を補ってくれることが期待できます。
管理栄養士ライター
堀川えり
- 管理栄養士
- フードスペシャリスト
- 薬機法医療法広告遵守個人認証(YMAA)
「身近な人の健康を支えたい」という想いで活動している管理栄養士ライター。学校や保育園での調理業務、医療機関での外来栄養指導を経て独立。食の専門知識をわかりやすく伝えるため、200記事以上の執筆を担当。