2025-09-03
目が白く濁るのはなぜ?原因と治療法、自宅でできる対処法ついて紹介

「最近、視界がかすんで見えづらい」「光が当たるとまぶしい」など、目の不調を抱えていませんか?
目が白く濁って見える場合、「もしかすると何か病気かもしれない」と不安に思う方もいるでしょう。
今回は目が白く濁る原因と考えられる疾患、治療法、自宅でできるセルフケアについて解説します。目が白く濁る原因を特定して、自分の症状にあった対策を行いましょう。
この記事に登場する専門家

かんない駅前眼科クリニック院長
福永 ひろ美
管理栄養士ライター
堀川えり
- 管理栄養士
- フードスペシャリスト
- 薬機法医療法広告遵守個人認証(YMAA)
目が白く濁る原因とは?
目が白く濁る原因は、上記の5つが考えられます。それぞれ定期的な治療や手術などの処置が必要なもの、生活習慣の変化で改善するものなどさまざまです。
白内障
白内障は、目の水晶体が濁ってしまう病気です。加齢による水晶体たんぱく質の変性と酸化が主な原因といわれています。
主な症状は視界が白く濁って見える、ぼやける、ものが二重に見える、まぶしいなどです。また、ピントが合いづらい状態になるため、視力が低下することもあります。
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■白内障の初期症状とは?
白内障の初期症状は気づきにくく、無意識のうちに進行しているケースが少なくありません。以下のような症状を感じたときは、一度眼科を受診しましょう。
・視界が白くかすんで見える
・視界が昔よりも暗いと感じる
・視力の急激な低下
・光がまぶしいと感じる
・目のかすみやぼやけがある
・ものが二重や三重に見える
・鮮やかな色を認識しにくい
ぶどう膜炎
ぶどう膜とは眼球を包んでいる膜のことで、脈絡膜、毛様体、虹彩などを指します。血管が多い組織であるぶどう膜は、目に栄養や酸素を送る役割を持っています。
ぶどう膜炎は、ぶどう膜に炎症が起きた状態を指し、免疫異常や全身性の疾患によって生じることがあります。しかし、発症の原因がわからないことも多いです。
主な症状は目の痛みや充血、かすみ、まぶしさを感じる、虫が飛んでいるようにみえる「飛蚊症(ひぶんしょう)」などがあります。
角膜の病気
角膜は目の表面にある0.5mmほどの膜で、「黒目」の部分にあたります。角膜は目の表面にあるため、さまざまなダメージを受けやすく、目の濁りを引き起こしやすいといわれています。
角膜に炎症や浮腫(むくみ)が生じると、白く濁る原因になります。角膜への外傷や炎症が発生した際に、適切な治療が行われなかった場合、角膜で異常な組織が作られ、白い斑点のような濁りを引き起こすケースもあるそうです。
ドライアイ
ドライアイは目のうるおいが減少して、目が乾いた状態です。視界がかすむ、目の疲れや痛み、ゴロゴロする違和感、ピントが合いにくいなどの症状がみられます。
放置すると、角膜に大きな障害を起こす可能性もあるため、早めに眼科を受診して適切な治療を受けたほうがよいといわれています。
眼精疲労
眼精疲労は目の使い過ぎや乾燥などによって、目に大きな負担がかかっている状態です。パソコンやスマートフォンの長時間使用、部屋の乾燥、長時間の運転など、その原因は多岐にわたります。
眼精疲労の場合、目の痛みや充血、かすみ、ぼやけ、強いまぶしさを感じることがあり、休憩や睡眠を取っても目が十分に回復していない状態を指します。
悪化すると吐き気やめまい、強い肩こりや頭痛などの全身症状につながるのが特徴です。
目が白く濁ったときの治療法5選【原因別に解説】
目が白く濁る原因によって、治療法は変わってきます。本記事では先ほど紹介した目が白く濁る原因に応じて、治療法を簡単に説明します。
白内障の治療
白内障による目の白い濁りを元の状態に戻すことはできません。進行した白内障の場合、日常生活に支障が出てきたタイミングで手術を行います。
白内障の手術は、水晶体を超音波で細かく砕いて吸引し、人工の眼内レンズを挿入するというものです。
日本では年間150万人の方がこの手術を受けており、現在は日帰りで受けられて体への負担が少ないといわれています。
ぶどう膜炎の治療
ぶどう膜炎の治療は、それぞれ原因に応じた治療を行います。基本は薬による治療で、炎症を抑えて視力障害につながる合併症を予防するのが目的です。
全身性の疾患が原因の場合は対症療法となり、原因となる疾患の治療と並行して行っていきます。ぶどう膜炎は再発を繰り返すケースも多いため、定期的な受診が必要です。
角膜疾患の治療
細菌が角膜に付着して増殖した場合、抗菌薬を点眼し、重症の際は内服薬や点滴も併用して治療を行います。細菌の種類や炎症が起きた原因によって治療は異なり、治るまでに時間がかかることもあります。
日頃から目を保護したり、コンタクトレンズの使用方法を守ったりすることが大切です。
ドライアイの治療
ドライアイの治療では、点眼薬を処方されることが多いです。点眼薬によって目のうるおいを保ち、角膜についた傷の修復も期待できます。
眼科では、涙の排出口である「涙点」にプラグをつけ、涙をためる治療を行うこともあります。この治療は外来診療でも受けることができ、5分程度で終了します。
また、ドライアイは、部屋の加湿や瞬きを意識するといった、日々の生活習慣による対処法もあります。
眼精疲労の治療
眼精疲労の治療は、原因となる要因を排除することから始まります。目の病気が見つかれば治療し、パソコンやスマートフォンの使用時間が問題の場合は、時間管理を行いましょう。
眼精疲労の治療に特効薬はありませんが、ビタミン剤が配合された点眼薬や内服薬の処方が有用な場合もあります。目の疲労を和らげるには、次の方法がおすすめです。
- 1部屋を加湿する
- 2瞬きの回数を意識して増やす
- 3適度に休憩する
- 4ホットタオル等で目の周りを温める
目が白く濁ったときは
目の異変に気づいたら、まずは専門の医療機関で見てもらうことが重要です。そのほか、原因によって自宅でできる簡単なセルフケアもあるので、合わせて紹介します。
疲れ目や目の乾き(ドライアイ)が原因の場合
疲れ目や目の乾き(ドライアイ)が原因の場合は、こまめに目を休ませることが大切です。また、目の機能維持に必要なビタミンやアスタキサンチンを食事からとるのもよい方法です。
コンタクトレンズによる影響が原因の場合
コンタクトレンズを長時間装着することによって、視界がぼやけ、目の一部が濁ったように見える可能性があります。目に必要な栄養素を摂取するとともに、コンタクトの使用日数を守って、保存液も清潔な状態を保ちましょう。
紫外線の刺激が原因の場合
目の角膜や水晶体は強い紫外線の刺激にさらされると変性し、濁りを引き起こす恐れがあります。夏の長時間外出の際は、サングラスや帽子で紫外線を防ぎましょう。
また、紫外線による活性酵素の影響を抑えるために、抗酸化力のある食品をとることも大切です。
ビタミンAやC、ルテイン、アスタキサンチンなどは、目の健康維持を助ける可能性が期待されています。野菜や果物、鮭やエビなどの食品を意識して取り入れてみましょう。
手軽な栄養摂取にはサプリメントがおすすめ
また、これらの栄養素を手軽に摂取するために、サプリメントを活用するという方法もあります。
目の健康を守るサプリメントの「Eyepa」は目にやすらぎとうるおいを届け、本来の状態に戻す働きが期待されます。
【Eyepaにおける3つの特徴】
- 1中高年期の悩みに多角的にアプローチするトリプルケア処方
- 2目の健康を守るための10種類以上の成分がオールインワン配合
- 3品質にこだわって製造されているため、毎日の生活に取り入れやすい
パッと明るく毎日を過ごしていきたい方に、ぜひ試してみてほしいサプリメントです。


「Eyepa」で明るいセカンドライフを送ろう
目が白く濁る原因には、病気と生活習慣の2つの要因が考えられます。もし目の見え方に異変を感じたときは、迷わず医療機関を受診しましょう。また、自宅でのセルフケアも並行して行うのがおすすめです。
どんなセルフケアをしたらいいかわからないときは、眼科医監修のサプリメント「Eyepa」をご検討ください。
原材料において医師の監修を受けており、中高年期の悩みに多角的にアプローチする「トリプルケア処方」が強みの一つです。
さらに、解約も自由にできるため「まずは1回だけ試したい」という方も気軽に始められます。目の健康を守り、明るいセカンドライフを過ごすために、新しい習慣として取り入れてみましょう。


この記事に登場する専門家

かんない駅前眼科クリニック院長
福永 ひろ美
【ひとみケアサプリEyepa監修・眼科医】 日々の生活の中で、バランスよく必要な栄養素を摂取することも大切なのです。Eyepaは眼の潤いをサポートしてくれるビルベリーを始め、抗酸化成分であるルテインやアスタキサンチン、その他多様な成分がオールインワンに含まれており、非常に理にかなった製品だと思います。
管理栄養士ライター
堀川えり
- 管理栄養士
- フードスペシャリスト
- 薬機法医療法広告遵守個人認証(YMAA)
「身近な人の健康を支えたい」という想いで活動している管理栄養士ライター。学校や保育園での調理業務、医療機関での外来栄養指導を経て独立。食の専門知識をわかりやすく伝えるため、200記事以上の執筆を担当。