2025-10-08
ドライアイは何が原因で起きるの?症状や対処法についても詳しく紹介

「最近、なんだか目の乾きが気になるな・・・」
「若い頃は平気だったのに、パソコン作業が続くと目がしょぼしょぼする」
こんなお悩みはありませんか?
仕事でパソコンと向き合う時間も長くなると、以前は感じなかった目の不調を自覚する方も多いのではないでしょうか。その不快な症状は、もしかしたら「ドライアイ」が原因かもしれません。
ドライアイは、ただ目が乾くだけでなく、進行するとさまざまなトラブルを引き起こす可能性もあります。
本記事では、多くの人が悩むドライアイのさまざまな原因から、日常生活で気軽に取り組める対策やケア方法まで、幅広く解説します。
目次
- ドライアイのメカニズムを正しく理解しよう
- 日常生活に潜むドライアイの原因
- パソコンやスマホの長時間使用
- コンタクトレンズの長時間使用
- ストレスや不規則な生活
- エアコン使用による部屋の乾燥
- 加齢
- マイボーム腺の詰まり
- 今日からできるドライアイ対策
- 十分に目を休ませる
- 自分に合ったメガネやコンタクトレンズを選ぶ
- 意識的にまばたきを増やす
- 目に優しい栄養素を十分に摂る
- ドライアイ対策となる市販の目薬・サプリの選び方
- 目薬の選び方
- サプリの選び方
- ドライアイに関するよくある質問
- ドライアイは自然に治りますか?
- コンタクトレンズの使用はドライアイの原因になりますか?
- ブルーライトカット眼鏡はドライアイ対策になりますか?
- ひとみのトータルケアにおすすめ!オールインワンサプリ「Eyepa(アイーパ)」
- ドライアイの原因を取り除き、クリアな毎日を手に入れよう
この記事に登場する専門家

かんない駅前眼科クリニック院長
福永 ひろ美

Webライター
神屋ヒロキ
ドライアイのメカニズムを正しく理解しよう
ドライアイは、目を守るために不可欠な涙の量が減ってしまったり、涙の質が変化して目の表面を潤す力が弱まったりする状態を指します。
いわば「涙の病気」ともいえるもので、目の表面が乾くことで傷つきやすくなることもあります。
日本国内には2,000万人以上のドライアイ患者がいると推計されており、その数は年々増え続けているのが現状です。
ドライアイは、大きく分けて2つのタイプに分類されます。
- 1涙の分泌量そのものが少なくなる「涙液減少型」
- 2涙は分泌されているものの、すぐに蒸発してしまう「蒸発亢進型」
特に近年問題視されているのが、後者の蒸発亢進型に含まれる「BUT短縮型」です。これは、涙が目の表面を覆っていられる時間(BUT)が5秒以下と短くなってしまうタイプで、パソコンやスマホの長時間利用が主な原因とされています。
ご自身がどのタイプに当てはまるのか、またその原因を知ることが、適切な対策への第一歩となります。
日常生活に潜むドライアイの原因
ドライアイの原因の多くは、私たちの普段の生活習慣の中に隠されています。毎日当たり前のように行っていることが、知らず知らずのうちに目の潤いを奪っている可能性があるのです。
ここでは、私たちの日常生活の中に潜んでいる、代表的なドライアイの原因について解説します。
パソコンやスマホの長時間使用
パソコンやスマホの画面を長時間見続けることは、ドライアイの大きな原因の一つです。
集中して画面を見ているときは、無意識のうちにまばたきの回数が4分の1程度にまで減ってしまうというデータもあります。
まばたきが減るということは、涙の蒸発が進む一方で、新しい涙の供給が追いつかなくなるということ。この状態が続けば、目の表面はどんどん乾いてしまい、ドライアイの症状や悪化につながることがあります。
コンタクトレンズの長時間使用
日常的に使用しているコンタクトレンズが、ドライアイの原因となることがあります。
特に、柔らかい素材でできているソフトコンタクトレンズは、レンズ自体が水分を含む性質を持っているため、目の表面にある涙を吸収しやすいという特徴があります。
長時間装用していると、レンズがスポンジのように涙を吸い上げてしまい、目の潤いを保つ涙の層が不安定になってしまうのです。
ストレスや不規則な生活
心身のストレスや不規則な生活習慣も、ドライアイの引き金となる重要な原因です。
自律神経には、活動的なときに働く「交感神経」と、リラックスしているときに働く「副交感神経」の2種類があり、涙の分泌はリラックスモードの「副交感神経」が優位なときに促進されるもの。
しかし、現代社会を生きる私たちは、体が興奮モードの「交感神経」優位な状態に傾きがちです。これにより、涙の分泌が抑制されてしまうこともあります。
エアコン使用による部屋の乾燥
エアコンの効いた快適な室内環境も、ドライアイの原因となり得ます。
私たちの目を守っている涙は、周囲の湿度や風の影響を受けます。特に、エアコンの風が直接顔に当たるような環境では、涙の蒸発が急速に進んでしまうことも。
冬場の暖房は、ただでさえ空気が乾燥しているうえに、さらに湿度を低下させるため、ドライアイのリスクを高める可能性があります。
加齢
年齢を重ねることも、ドライアイの避けられない原因の一つです。
涙を分泌する機能は、加齢とともに少しずつ低下していきます。特に、私たちの体が変化を感じ始める40代以降になると、涙の分泌量が減少し、涙の質も変化しやすいといわれています。
若い頃はパソコン作業を長時間続けても平気だったのに、最近はすぐに目が疲れたり乾いたりすると感じるのは、この加齢による影響が大きいかもしれません。
マイボーム腺の詰まり
最近の研究で、ドライアイの大きな原因として注目されているのが「マイボーム腺の詰まり」です。
マイボーム腺とは、上下のまつげの生え際あたりにある、油分を分泌する器官のこと。ここで分泌される油は、涙の表面に膜を張り、水分が蒸発するのを防ぐという、とても大切な役割を担っています。
しかし、加齢や不規則な生活習慣などが原因でこのマイボーム腺が詰まると、油分の分泌が滞ってしまうのです。すると、涙の表面をコーティングする油の膜が不完全になり、涙がどんどん蒸発してドライアイにつながることがあります。
今日からできるドライアイ対策
ここでは、専門的な治療を受ける前に、ご自身で「今日からできる」手軽なドライアイ対策をいくつかご紹介します。
セルフケアを習慣にすることで、目の負担を減らし、潤いのある快適な状態を目指しましょう。
十分に目を休ませる
ドライアイ対策の基本は、何よりも目をしっかりと休ませることです。特にパソコンやスマホを使った作業が続く場合は、意識的に休憩を取り入れる習慣をつけましょう。
専門家の間では「20-20-20ルール」が推奨されています。これは、20分ごとに20フィート(約6メートル)先を20秒間眺めるというものです。
難しければ「1時間に10分から15分程度の休憩」を目安に取り組んでみましょう。
休憩中は、ただ目を閉じるだけでなく、蒸しタオルでまぶたを温めるのもおすすめです。血行が促進されることで目の疲れの軽減だけでなく、涙の油分を分泌するマイボーム腺の詰まりを解消する助けにもなります。
自分に合ったメガネやコンタクトレンズを選ぶ
度数が合っていないメガネやコンタクトレンズを使っていると、ピントを合わせるために目が余計な力を使うことになり、眼精疲労を引き起こしやすくなります。この目の疲れが、結果的にドライアイの悪化につながることも。
特に、パソコン作業のように近くを長時間見る場合は、手元が見やすいように調整されたパソコン用のメガネや、遠近両用のコンタクトレンズを使用するのがおすすめです。
また、コンタクトレンズを使用している方は、レンズの素材選びも重要なポイントです。
最近では、酸素をよく通し、乾燥しにくいとされる「シリコーンハイドロゲル素材」のレンズなど、ドライアイの方向けに開発された製品も増えています。
目の専門家と相談しながら、ご自身の目の状態やライフスタイルに適したものを選ぶようにしましょう。
意識的にまばたきを増やす
パソコンやスマホの画面に集中していると、どうしてもまばたきを忘れがち。ドライアイの対策として、「意識して、しっかり、ゆっくり」とまばたきをすることを心がけてみましょう。
また、回数だけでなく「まばたきの質」も大切です。
実は無意識のまばたきは、まぶたがきちんと閉じられていないケースが少なくありません。これでは涙を目の表面に十分に行き渡らせることができず、乾燥の原因に。
特に、見下ろす形のノートパソコンではなく、見上げる形になりがちなデスクトップパソコンを使っている方は要注意です。
パソコンの画面は目線が少し下がる位置に設置し、きちんとまぶたを閉じたまばたきを意識しましょう。
目に優しい栄養素を十分に摂る
体の内側からドライアイ対策を行うには、目に良いとされる栄養素を積極的に食事に取り入れることが大切です。
特に注目したいのが「ビタミンA」です。ビタミンAには、涙の成分であるムチンの分泌を促す働きがあります。
Check
ムチンとは?
目の粘膜を健康に保ち、涙を目の表面に安定してとどまらせる「のり」のような役割を果たす栄養素です。
また、ビタミンAは目の潤い成分であるヒアルロン酸の生成にも関わっています。
ビタミンAが不足すると、目が乾燥しやすくなるだけでなく、暗い場所でものが見えにくくなる「夜盲症」といった症状を引き起こすこともあるため、積極的に摂取しましょう。
ビタミンAは、以下の食材に多く含まれています。
- 1鶏レバー、豚レバー、うなぎ
- 2にんじん、かぼちゃ、ほうれん草などの緑黄色野菜
- 3バターやチーズなどの乳製品
- 4卵
油と一緒に摂ると吸収率がアップする脂溶性ビタミンなので、炒め物やドレッシングをかけたサラダなどで効率よく摂取するのがおすすめです。
ひとみケアのための栄養摂取にはオールインワンサプリ「Eyepa」
目に良い食生活を毎日続けるのは、なかなか大変ですよね。そんな方には、必要な栄養素を手軽に補えるサプリメントの活用がおすすめです。
特に、ひとみケアをトータルでサポートするオールインワンサプリ「Eyepa(アイーパ)」は、忙しい現代人の強い味方になってくれるでしょう。
Eyepaの魅力は、なんといっても眼科医が監修しているという信頼性の高さです。
ドライアイをはじめとする目の健康を考え、ビタミンAはもちろんのこと、ルテインやゼアキサンチン、アスタキサンチンといった、目に良いとされる10種類以上の栄養素がバランスよく配合されています。
食事だけでは不足しがちな成分を、これ一つでまとめて摂取できるのは嬉しいポイントです。手軽に、でも本格的に目のケアを始めたいと考えている方にぴったりの選択肢といえるでしょう。
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ドライアイ対策となる市販の目薬・サプリの選び方
ドライアイのセルフケアとして、多くの方がまず思い浮かべるのが市販の目薬やサプリメントではないでしょうか。ドラッグストアにはさまざまな製品が並んでおり、どれを選べばよいのか迷ってしまうこともあるかもしれません。
ここでは、数ある市販の目薬やサプリメントの中から、ご自身のドライアイ対策に最適な一品を見つけるための選び方のポイントを、わかりやすく解説します。
目薬の選び方
市販の目薬を選ぶ際は、ご自身の症状に合った成分が含まれているかを確認しましょう。
軽い乾燥感や一時的な目の疲れには、涙の成分に近い「人工涙液タイプ」がおすすめです。余計な成分が入っていないことが多く、涙を補う目的でこまめに使用できます。
また、コンタクトレンズを装用している方や、目がデリケートな方は「防腐剤フリー」のものを選ぶとよいでしょう。防腐剤は目の粘膜に負担をかけることがあるため、頻繁に点眼する方には特に推奨されます。
ご自身の好みや目の状態に合わせて選びましょう。
サプリの選び方
ドライアイ対策として体の内側からのケアを考えたとき、サプリメントは心強い味方になります。
しかし、たくさんの種類の中から自分に合ったものを選ぶのは難しいと感じるかもしれませんね。そんなときは、以下のポイントを参考に選んでみてください。
- 1目に必要な栄養素を複数配合しているか
- 2品質や安全性を考慮して製造されているか
- 3眼科医などの専門家が監修しているか
- 4飲み続けやすい設計・価格であるか
これらの点を総合的に判断し、ご自身が納得できる製品を選ぶことが、長くケアを続けるための秘訣です。
ドライアイに関するよくある質問
ドライアイについて調べていると、さまざまな疑問が浮かんでくることでしょう。
ここでは、ドライアイに関して多くの方が抱きがちな質問をピックアップし、Q&A形式でわかりやすくお答えしていきます。
ドライアイは自然に治りますか?
残念ながら、ドライアイは一度発症すると完治できないとされる疾患です。生活習慣の改善やセルフケアで症状を和らげることは可能ですが、根本的な原因が解消されない限り、症状が再発しやすい特徴があります。
特に、加齢やマイボーム腺の機能不全が原因となっている場合は、継続的なケアが不可欠です。
点眼薬などによる治療を始めた場合でも、その効果を実感できるまでには数ヶ月から半年ほどかかることも少なくありません。そのため、早期対処が重要です。
コンタクトレンズの使用はドライアイの原因になりますか?
はい、コンタクトレンズの装用はドライアイの原因の一つになり得ます。
コンタクトレンズは、角膜(黒目)に直接乗っているわけではなく、角膜の上にある涙の層に浮かんでいる状態です。そのため、特に水分を多く含むソフトコンタクトレンズを長時間装用していると、レンズ自体が涙を吸収してしまい、目の表面が乾きやすくなります。
また、レンズが蓋のような役割をして、涙の正常な循環が妨げられることも。
ドライアイの症状がある方がコンタクトレンズを使用する場合は、酸素透過性が高く、乾燥しにくい素材のレンズを選ぶなど、眼科医と相談しながら慎重に選ぶことが重要です。
ブルーライトカット眼鏡はドライアイ対策になりますか?
ブルーライトカット眼鏡が、ドライアイの直接的な治療になるわけではありませんが、症状を和らげる「間接的な対策」になることがあります。
ブルーライトカット眼鏡により、デジタル画面の眩しさやちらつきが軽減され、目の負担が和らぐためです。
私たちはパソコンやスマホの画面を見る際、強い光やまぶしさを感じると、無意識に目を細めたり、画面に集中しすぎたりして、まばたきの回数が減ってしまいます。
ブルーライトカット眼鏡を使用することで、画面が見やすくなり、自然なまばたきが促される可能性があります。
ひとみのトータルケアにおすすめ!オールインワンサプリ「Eyepa(アイーパ)」
日々のセルフケアとしてサプリを探している方へおすすめしたいのが、ひとみケアを総合的にサポートするオールインワンサプリ「Eyepa(アイーパ)」です。
Eyepaは、原材料の選定を眼科医が監修しているのが特徴。専門家の視点から、現代人の目の悩みにアプローチするために厳選された10種類以上の栄養素が、最適なバランスで配合されています。
さらに注目すべきは、先進の「リポソーム技術」です。主要成分であるルテインを、人間の細胞膜に近いリン脂質の膜でコーティングすることで、体内への吸収率を格段に高めることに成功しました。
品質管理も徹底しており、医薬品を製造できるレベルのGMP認定工場で生産されているため、毎日安心して飲み続けられます。
また、お得な初回割引や、いつでも解約可能な定期購入システムなど、利用者が始めやすく、続けやすい仕組みが整っているのも魅力です。
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ドライアイの原因を取り除き、クリアな毎日を手に入れよう
ドライアイの原因として考えられるのは、以下のようなものです。
- 1パソコンやスマホの長時間使用
- 2コンタクトレンズの悪影響
- 3加齢
- 4マイボーム腺の詰まり
目が乾く、しょぼしょぼするといった不快な症状は、日々のパフォーマンスを低下させるだけでなく、気分の落ち込みにもつながりかねません。
しかし、その原因を正しく理解し、ご自身の生活習慣を見直すことで、症状を和らげられる可能性があります。
意識的なまばたきや十分な休息といった手軽なセルフケアから、目薬やサプリメントの活用、さらには専門家への相談まで、対策は一つではありません。
サプリメントを活用する場合には、眼科医が原材料を監修し、10種類以上の栄養素を配合したオールインワンサプリ「Eyepa(アイーパ)」がおすすめです。最新のリポソーム技術を導入しルテインの吸収率をアップさせるなど、多くの工夫が凝らされています。
本記事が、あなたがドライアイの悩みから解放され、潤いのあるクリアな毎日を取り戻すための一助となれば幸いです。
この記事に登場する専門家

かんない駅前眼科クリニック院長
福永 ひろ美
【ひとみケアサプリEyepa監修・眼科医】 日々の生活の中で、バランスよく必要な栄養素を摂取することも大切なのです。Eyepaは眼の潤いをサポートしてくれるビルベリーを始め、抗酸化成分であるルテインやアスタキサンチン、その他多様な成分がオールインワンに含まれており、非常に理にかなった製品だと思います。

Webライター
神屋ヒロキ
執筆実績500記事を超える専業Webライター。ITから法律、ECビジネス、健康問題まで幅広く執筆。趣味は小説執筆と音声入力と生活改善。
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