血液をサラサラにするサプリとは？3つの成分や健康改善方法を解説

血液をサラサラにするサプリとは

血液をサラサラにするサプリとは、名前のとおりドロドロとしていない健康的な血液への改善・維持を目的としたサプリメントです。

血液をサラサラにするサプリメントとしては、以下の成分が含まれている商品が効果的です。

各成分の効果については次章で詳しく解説します。

血液をサラサラにするサプリに含まれる主な3つの成分

血液をサラサラにするサプリに含まれる3つの成分について確認していきましょう。

• DHA
• EPA
• ナットウキナーゼ

DHA

DHAは、サバやイワシなどの青魚に含まれる栄養素で、血管の弾力性を高め、血流を改善する効果があります。

後ほど紹介するEPAとDHAは魚特有の栄養素であるため、他の食材からはなかなか摂取できません。

青魚を積極的に摂取することで、血管の健康を保ち、心血管疾患のリスクを低減につながります。

EPA

EPA（イコサペンタエン酸）は、中性脂肪を減少させる効果や血栓を防ぐ効果があります。

青魚を積極的に摂取することで、健康な血液循環を促進し、心血管の健康をサポートできます。

ナットウキナーゼ

ナットウキナーゼは、日本の伝統的な食品である納豆の特有の酵素で、血液の流れをスムーズにし、血栓を溶かす効果があります。

納豆は、大豆を発酵させることで作られる食品であり、ビタミン・ミネラルなど健康に良い成分が豊富に含まれています。

その中でも、ナットウキナーゼは血液の循環を改善する効果があり、血栓の予防にも役立ちます。定期的な納豆の摂取は、心血管の健康をサポートするためにおすすめです。

血液をサラサラにするサプリを摂る際の7つの注意点

血液をサラサラにするサプリメントは、健康を維持するためにも摂取したい商品といえます。

ただ、手軽に補給できるため、摂取前に注意点を把握しないと思わぬ弊害が発生するかもしれません。

ここでは、血液をサラサラにするサプリメントを摂る際に注意することを7つ紹介します。

• 医師と相談する

• 適切な摂取量を守る

• 品質と信頼性を確認する

• 食事とバランスを取る

• 保存方法に注意する

• アレルギーを確認する

• 定期的にサプリを見直す

医師と相談する

持病がある場合は、摂取する前に必ず医師に相談してください。

あくまでもサプリメントであるため、抗凝固薬などのように即効性があるわけではありませんが、長期間の摂取による影響は否定できません。

とくに、他の薬を服用している場合、サプリとの相互作用がないか医師に確認する必要があります。自己判断せず、専門家の意見を仰ぎましょう。

適切な摂取量を守る

血液をサラサラにするサプリメントを摂取する際には、表示されている摂取量を守りましょう。過剰摂取は体に悪影響を及ぼす可能性があるからです。

特に複数のサプリメントを摂取する場合には、それぞれの成分量を確認し、過剰摂取にならないようにすることが大切です。健康のためにも、適切な摂取量を守ることを心掛けましょう。

品質と信頼性を確認する

商品を選ぶ際には、第三者機関（GMPなど）の認証を受けた製品を選ぶことが重要です。商品によっては表示成分と異なるものが入っていたり、量が少なかったりなど粗悪品が紛れ込んでいる可能性があるからです。

また、信頼できるブランドやメーカーのサプリを選ぶことも大切です。製品レビューや口コミを確認して、信頼・安心できるかどうか確認しましょう。

食事とバランスを取る

サプリメントはあくまでも健康を補助するための商品です。大前提、バランスの取れた食事を心がけましょう。

極端な話、栄養素を摂取するだけならサプリメントだけで補うことも可能です。ただ、私たちが活動するために必要な三大栄養素（炭水化物、脂質、たんぱく質）は食事が大半です。

食事は、主食・主菜・副菜・汁物など、各食品群をバランスよく摂ることが大切です。バランスの取れた食事とサプリメントの適切な摂取で、健康な体を維持しましょう。

保存方法に注意する

いくらサプリメントといえど、誤った保管方法で放置しておくと、健康に害を及ぼす可能性があります。

高温多湿を避け、涼しく乾燥した場所での保存が重要です。湿気や熱は商品の品質を損なう原因となるため、できるだけ気をつけましょう。

また、直射日光の当たらない場所に保管することも大切です。日光で商品が劣化する可能性もあるので、暗い場所に保管しましょう。

開封後は空気や湿気で品質が劣化しやすくなるため、なるべく早く使い切るようにしましょう。

アレルギーを確認する

商品によっては、アレルギー物質が含まれている場合もあります。何かしらのアレルギーをお持ちの方は、商品の成分表示を確認しましょう。

もし、確認せずに摂取しアレルギー反応が出た場合は、すぐに使用を中止し医師へ相談しましょう。

また、アレルギーを持っていなくても体質に合わない場合があります。新しいサプリメントを試す際は、少量から始めて体の反応を見ておきましょう。

定期的にサプリを見直す

基本的に同じサプリメントを摂取しても問題ないですが、定期的に商品を見直すことをおすすめします。

ただ、飲んでいるだけで効果を実感できない可能性があるからです。必要に応じてサプリの種類や摂取量を調整することも考えましょう。

血液がドロドロになる原因

血液がドロドロになる原因として、以下の項目が挙げられます。

• カロリー過多の食事（高脂肪、高糖分）

• 運動不足

• 水分不足

• ストレス

• 睡眠不足

• 喫煙

• 過度のアルコール摂取

上記の要因を一つずつ改善しつつ、適切な食事や運動、生活習慣を心掛けると、血液のサラサラを保つことにつながります。

まずは生活習慣の見直しからはじめましょう。

血液がドロドロになることによる悪影響

では、血液がドロドロの状態が続いてしまうと、具体的にどのような体の変化が起こるのでしょうか。

最後に、血液がドロドロになることによる悪影響を見ていきましょう。

• 血流の低下
• 高血圧
• 血栓の形成
• 動脈硬化の進行
• 免疫力の低下

血流の低下

血液の粘度が下がりドロドロになると、血液の流れが悪くなります（血流の低下）。

血流が悪くなると、

全身の細胞に酸素や栄養素が十分に回らなくなり、疲労感や集中力の低下、肌荒れなど体の不調につながります。

運動不足が続くと起こりやすいので、デスクワークの方は要注意です。

高血圧

血液の粘度が高まると、血液を流すために血管にかかる圧力が増加します。この状態が続くと、高血圧を招き、心臓や腎臓に負担がかかります。

高血圧は生活習慣病ともいわれており、さまざまな病気に発展する要因となります。

血液の流れを良好に保つためにも、適度な運動やバランスの取れた食事はもちろん、喫煙やストレスを避けましょう。

血栓の形成

血栓とは、血管内にある血液の固まりのことです。血液がドロドロの状態が続くと、血栓ができやすくなります。

血管の大きさは決まっているため、血栓が増えたり、固まりが大きくなると当然血管が詰まりやすくなります。

心臓の血管なら「心筋梗塞」、脳なら「脳梗塞」といった重篤な病気に発展してしまうため、早急に対策する必要があります。

動脈硬化の進行

血液がドロドロの状態が続くと、血管壁にコレステロールが蓄積しやすくなります。その結果、動脈硬化が進行し、血管が硬く狭くなり、さらなる血流障害を引き起こすでしょう。

また、「血管が硬くなる＝破れやすい」状態であるため、当然くも膜下出血などのリスクも上昇します。

免疫力の低下

血液がドロドロになると、栄養素や酸素が効率よく運搬されなくなるため、免疫力の低下につながります。

免疫力が低下すると、

風邪を引きやすくなるのはもちろん、感染症や病気への抵抗力が低下してしまいます。

免疫力を高めるためには、バランスの取れた食事や適度な運動、適切な睡眠などの生活習慣が重要です。また、ストレスを適切に管理し、免疫システムをサポートするサプリメントや漢方薬も有効です。免疫力の低下に注意し、健康な体を維持しましょう。

血液をサラサラにするサプリで、血流を改善しよう！

血液がドロドロな状態が続くと、高血圧や動脈硬化などに発展し、健康はおろか生命を脅かす病気にかかりやすくなってしまいます。

血液をサラサラにするサプリを継続的に摂取して、ドロドロな状態から卒業して、健康的な毎日を過ごしましょう。