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眼の健康

2025-09-07

ドライアイで見た目が悪くなる?充血やしょぼしょぼ目の原因や治療法・予防法も解説

ドライアイで見た目が悪くなる?充血やしょぼしょぼ目の原因や治療法・予防法も解説

目の乾きや疲れを感じる日が増え、「最近、疲れてる?」と聞かれることが多くなったと感じていませんか?

実は、ドライアイは単なる不快感にとどまらず、白目の充血やしょぼしょぼした目元、まぶたの重さや目やにといった見た目の変化につながることがあります。こうした症状は、清潔感や若々しさを損ない、周囲からの印象を左右してしまうことも。

そこで今回は、ドライアイが見た目に与える影響と、その主な原因、眼科での治療法や日常生活でできる対策までを詳しく解説します。目元の印象を改善するためにできることを総合的に紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事に登場する専門家

かんない駅前眼科クリニック院長

福永 ひろ美

Webライター

岩城 裕大

ドライアイによって見た目にどんな影響が出る?

目の不快感が気になるだけでなく、「最近疲れて見える」「不健康に見える」と感じたことはありませんか?

ドライアイは見た目の印象にも大きな影響を与える症状です。ここでは、ドライアイによって生じる見た目の変化や影響について解説します。

白目の充血や赤みが強くなることで不健康に見える

ドライアイによって涙の分泌量が減少すると、角膜の表面が乾きやすくなり、白目の血管が拡張して赤みが目立つようになります。このような赤みは、メイクで覆い隠すことが難しく、老けた印象や体調不良といったネガティブなイメージにつながることもあるでしょう。

特に、慢性的な充血が続く場合、「疲れて見える」「清潔感に欠ける」といった印象を与えやすく、日常生活だけでなく、ビジネスの場面でも不利に働く可能性があるため注意が必要です。

目がしょぼしょぼする

ドライアイによって涙の量や質が低下すると、目の表面が乾燥しやすくなり、「しょぼしょぼする」といった不快感が出やすくなります。

しょぼしょぼとした目元は、無意識に目を細める動作につながるため、周囲からは眠そうに見えたり、元気がない印象を与えたりすることがあるでしょう。

さらに、まばたきの回数が増えることで視線が定まらず、対人関係にも影響が生じるおそれがあります。

まぶたが重くなる

ドライアイが進行すると眼精疲労が蓄積し、まぶたを持ち上げる筋肉に過度な負担がかかるようになります。その影響でまぶたが重く感じられ、まばたきの回数が増えることで視線が不安定になりがちです。

さらに、上まぶたが下がることで顔全体がぼんやりとした印象となり、眠そうに見えたり、やる気がなさそうに受け取られたりするケースもあるでしょう。

こうした変化は、実際の体調以上に見た目に反映されやすいため、対人関係において「疲れているの?」と声をかけられることもあります。眼精疲労によって目元が重く暗く見えたり、眼瞼下垂のようにまぶたが垂れて無気力に映ったりすることもあるため、印象面での影響は決して軽視できません。

目やにやカサつきで清潔感が損なわれる

ドライアイによって涙の分泌量や質が低下すると、目の表面を保護する機能が弱まり、目やにが出やすくなります。特に乾いた白い目やにが目元に残ると、清潔感を損なう要因となりやすく、対人印象にも影響を及ぼします。

さらに涙の不足は、目のまわりの皮膚の乾燥やカサつきにもつながります。こうした状態が重なると、肌の老化が目立ったり、実年齢より疲れて見られたりすることもあるため注意が必要です。

見た目にも影響するドライアイの主な原因

乾燥や違和感といった症状に加え、見た目にも悪影響を及ぼすドライアイ。その背後には、エアコンによる湿度低下やパソコン作業の習慣、加齢や体質など、さまざまな要因が関わっています。

ここでは、見た目にも影響するドライアイの主な原因について解説します。

エアコンの使用による室内の乾燥

エアコンは空気を冷却・加熱する過程で湿度を下げるため、室内が乾燥しやすくなります。

特に冬場の暖房時には、気温の上昇によって空気が保持できる水分量が増える一方で、空気中に実際に含まれる水分が変わらない場合、相対湿度が急激に低下することも。このような環境では、目の表面から涙が蒸発しやすくなり、ドライアイを引き起こす要因となります。

目の乾燥を防ぐためには、室内の湿度を意識的に調整することが大切です。たとえば、以下のような工夫が挙げられます。

  1. 1
    加湿器を使用する
  2. 2
    濡れタオルや洗濯物を室内に干す
  3. 3
    直接目にあたらないようにエアコンの風向きを調整する
  4. 4
    湿度をこまめに確認する

目の乾燥は清潔感や健康的な印象を損なう一因にもなり得ます。快適な温度管理に加え、湿度にも十分配慮しながら、エアコンの使用と上手に向き合うことが重要です。

パソコンやスマホの長時間使用

長時間にわたるパソコンやスマートフォンの使用は、まばたきの回数を減少させ、涙の蒸発を促進します。その結果、目の表面が乾燥しやすくなり、ドライアイの原因となる可能性があります。

加えて、ブルーライトによる刺激や画面の照度バランスの悪さも目の負担を大きくし、充血やくすみを引き起こす一因となります。こうした影響を避けるためには、作業中の環境や行動の見直しが欠かせません。

  1. 1
    画面との距離は40〜70cmを保つ
  2. 2
    画面の位置は目線よりやや下に調整する
  3. 3
    使用時間は60分を目安に、10〜15分の休憩をはさむ
  4. 4
    意識してまばたきの回数を増やす(パチパチ運動なども効果的)

これらの対策を日常的に取り入れることで、目元の健康を守るとともに、見た目の若々しさの維持につなげましょう。

コンタクトレンズの長時間装用

コンタクトレンズは涙の水分を吸収しやすく、長時間の装用によって目の乾燥が進行しやすくなります。

特にソフトレンズは角膜全体を覆う構造のため、酸素供給が不足しがちで、角膜への負担も大きくなります。その結果、目の表面に傷がつき、充血や異物感が見た目にまで影響することがあります。

こうしたリスクを軽減するためには、素材の選択が重要です。酸素透過率の高い「シリコーンハイドロゲル」素材を採用したレンズは、長時間の装用にも比較的適しています。

素材選びに加え、装用時間の管理や目薬による保湿も大切です。また、目の乾燥や負担を感じた日は、眼鏡への切り替えを検討するのもよいでしょう。

加齢による涙の分泌量の低下

年齢を重ねるにつれて涙腺の機能は衰え、涙の分泌量だけでなく、油分やムチンといった成分の質も低下していきます。特に中高年以降は、涙の産生量が減少することで目の表面が乾燥しやすくなり、ドライアイのリスクが高まります。

こうした状態が続くと、目の充血やカサつき、目やにの増加といった症状が見た目にも現れ、「疲れているように見える」「老けて見える」といった印象につながることがあります。

加齢による涙液のトラブルは進行性であるため、早い段階からのケアが重要といえるでしょう。

以下に、加齢とともに起こる涙の変化と、その影響をまとめました。

年齢変化涙の変化見た目への影響
涙腺機能の低下分泌量の減少乾燥・目の赤みが目立つ
ホルモン変化ムチンや油分の分泌量が低下しやすい目やにが増え、目元のくすみに影響
結膜のたるみ涙道の機能が弱まり流涙症を招く涙がこぼれつつも乾燥が進む

見た目の印象を若々しく保つためにも、涙の機能を補う目元ケアやサプリメントの活用を日常に取り入れることが大切です。

薬の副作用や全身疾患

一部の薬剤には涙の分泌を抑える作用があり、ドライアイの一因になることがあります。特に、精神安定剤、抗ヒスタミン薬、降圧薬、利尿薬などは注意が必要です。

また、自己免疫疾患の1つであるシェーグレン症候群では、涙腺に慢性的なダメージが蓄積し、深刻な乾燥症状が現れやすくなります。こうした疾患が背景にある場合、目の乾きにとどまらず、目やに・白目の充血・まぶたの腫れなど、見た目にも清潔感を損なう症状が現れることも少なくありません。

市販の目薬では改善しにくい場合や、体の不調を伴うときには、眼科や内科を早めに受診することが大切です。

眼科などで行われるドライアイの治療方法

ドライアイは症状の程度によって適切な治療法が異なり、眼科では点眼薬による基本的なケアから、涙を保持するための涙点プラグ、まぶたの油分分泌を改善する温罨法や清拭まで幅広い方法が用意されています。

ここでは眼科などで行われるドライアイの治療方法について解説します。

人工涙液やヒアルロン酸点眼による基本治療

軽度のドライアイに対しては、人工涙液やヒアルロン酸を含む点眼薬による保湿治療が行われることがあります。人工涙液は涙に近い成分で構成されており、乾いた目にうるおいを与える効果がある一方、作用時間が短いためこまめな使用が必要です。

対して、ヒアルロン酸点眼薬は粘性が高く、目の表面にとどまって長時間うるおいを保つとともに、角膜の細かな傷を修復する働きも期待できます。

点眼の頻度や種類は、症状の程度や生活スタイルに応じて異なるため、眼科医の指導のもとで調整することが望まれます。

涙点プラグによる涙の保持治療

点眼薬だけでは改善が難しい中等度から重度のドライアイに対しては、涙点プラグによる治療が有効とされています。

Check

涙点とは

涙点とは、涙が鼻へ排出される通路の入口にあたる部位で、上下まぶたの目頭側に1つずつ存在します。

この涙点に栓を挿入することで涙の流出を防ぎ、目のうるおいを長時間保持しやすくするという方法です。

処置自体は点眼麻酔を施したうえで、数分程度で完了します。通院で気軽に受けられる点も、この治療の特長の1つです。

症状の程度や患者の希望に応じて、いくつかの選択肢から素材を選ぶことができます。以下は、代表的なプラグの種類とそれぞれの特徴です。

  1. 1
    シリコン製プラグ:フィット感と保持性に優れ、必要に応じて再使用も可能(目安の持続期間:約7か月)
  2. 2
    液体コラーゲンプラグ:異物感が少なく自然に分解されるため、装着感が気になる方にも適している(目安の持続期間:約1〜3か月)

ただし、涙の排出を抑えることで目やにが増えたり、異物感を覚えたりするケースもあるため、装着後は洗眼や医師による定期的なチェックが推奨されます。

マイボーム腺機能不全への温罨法と清拭

マイボーム腺機能不全(MGD)は、涙の蒸発を防ぐ油分の分泌に関わるマイボーム腺が詰まったり、炎症を起こしたりする状態で、ドライアイの大きな要因とされています。

この詰まりを改善するためには、まぶたを温めて固まった脂を柔らかくする「温罨法(おんあんぽう)」と、まつ毛の根元を清潔に保つ「眼瞼清拭(リッドハイジーン)」の併用が効果的です。

温罨法では、蒸しタオルや市販のホットアイマスクを使い、1日1〜2回、5分程度まぶたを温めます。これによりマイボーム腺の開口部が広がり、脂の排出がスムーズになるのです。

その後に清拭を行うことで、より高いケア効果が期待できます。眼瞼清拭にはアイシャンプーや滅菌コットンを使用し、まつ毛の根元をやさしくなでるように拭き取ります。

こうしたセルフケアを継続することで、涙の質が整い、ドライアイによる不快感の軽減につながります。

日常生活でできるドライアイの予防方法

スマートフォンやパソコンの長時間使用、エアコンによる室内の乾燥、不規則な生活習慣、こうした日常のささいな行動が、知らず知らずのうちに目のうるおいを奪い、ドライアイの原因になっているかもしれません。

ここでは、毎日の暮らしの中で実践できるドライアイ予防法について紹介します。

パソコン作業中は意識的にまばたきを増やす

パソコンやスマートフォンの画面を凝視していると、無意識のうちにまばたきの回数が減少し、涙の蒸発が進みやすくなります。こうした状態は「蒸発亢進型ドライアイ」の一因となるため、意識的にまばたきを行うことが大切です。

たとえば、1時間に数回、ゆっくりと目をしっかり閉じてから開けるような動作を取り入れると、涙の保護膜が安定しやすくなります。

また、まばたきが不完全になる「まばたき不全」にも注意が必要です。目がしっかり閉じていないと涙が十分に広がらず、乾燥を助長するおそれがあります。うるおいを保つには、目を完全に閉じる意識をもつことが効果的とされています。

さらに、作業時は画面の位置は目線よりやや下に設定し、首や肩に無理のない姿勢を保つことで、目への負担を軽減できます。

エアコンの風を避けて室内の湿度を保つ

エアコンの風が直接目にあたると、涙の蒸発が促進され、ドライアイの症状を悪化させる要因となります。特に長時間冷暖房を使用する自宅やオフィスでは、無意識のうちに顔へ風を受けているケースが多く、注意が必要です。

乾燥を防ぐためには、室内の湿度を適切に保つことが大切であり、加湿器の使用や濡れタオルの設置などが効果的とされています。

また、風の直撃を避ける工夫も行いましょう。エアコンの風向きを調整したり、ついたてや風よけを設置したりすることで、目への影響を軽減できます。

外出先でも乾燥対策は重要です。たとえば、オフィスやホテルでは座る位置を見直すだけでなく、携帯用加湿器や保湿スプレーを活用することも検討するとよいでしょう。

目にやさしい食事と生活習慣を意識する

ドライアイを防ぐためには、栄養バランスの整った食事と、規則正しい生活習慣を意識することも大切です。

なかでも、抗酸化作用のあるビタミン類(A・C・E)や、オメガ3脂肪酸であるDHA・EPAなどは、涙の質や目の粘膜の健康維持に役立ちます。以下のような栄養素を含む食品を、日々の食事に取り入れるとよいでしょう。

成分名主な食品例期待される働き
ビタミンAほうれん草、にんじん、レバー角膜の保護や粘膜の新陳代謝を促進する
DHA・EPAサバ、イワシ、マグロ涙の質を高め、網膜の健康をサポートする
アスタキサンチン鮭、エビ、カニ抗酸化作用があり、眼精疲労の軽減に寄与する
ビタミンCブロッコリー、赤ピーマン、イチゴ粘膜の保護や白目の充血予防に役立つ

また、睡眠不足やストレスも涙の分泌を乱す要因となるため、生活リズムの安定も大切です。質の高い睡眠や入浴によるリラックス、適度な運動を意識することで、目の健康が守られるだけでなく、見た目の印象改善にもつながります。

目のうるおいケアに役立つオールインワンサプリ「Eyepa(アイーパ)」!

Eyepa(アイーパ)は、ビルベリーやルテイン、アスタキサンチンなど10種以上の成分を配合したオールインワンサプリメントです。

涙のうるおいを内側から支える設計で、特に、ルテインはリポソーム化されており、体内への吸収効率にも配慮されています。原材料について眼科医の監修を受けて開発されているため、成分や品質に対する信頼性の高さもおすすめできる理由です。

主な成分としては、みずみずしさ対策の「ビルベリーエキス」、負担軽減の「ルテイン」、保護に役立つ「ビタミンA・C・E、亜鉛」などが挙げられます。

1日2粒で続けやすく、日々のアイケア習慣として無理なく取り入れられる点も魅力です。乾燥をはじめ、目に関するお悩みがある方は、以下の公式サイトからぜひお試しください。

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ドライアイ対策で健やかな目元をキープしよう

ドライアイは不快感だけでなく、見た目の印象にも影響を及ぼすことがあります。白目の充血や目のしょぼしょぼ感、まぶたの重さなどは、疲れた印象や不健康なイメージを与えがちです。

こうした症状を防ぐには、日々の生活習慣を見直し、まばたきや湿度管理、栄養バランスのとれた食事などを意識しましょう。

また、眼科での適切な治療や、Eyepa(アイーパ)のようなサプリメントによる内側からのサポートもおすすめです。

Eyepaは、ビルベリーやルテイン、アスタキサンチンなど10種以上の成分を配合し、うるおいと見た目印象のケアを同時に支えてくれます。健やかな目元を守るためにも、できることから毎日のケアを始めていきましょう。

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この記事に登場する専門家

かんない駅前眼科クリニック院長

福永 ひろ美

【ひとみケアサプリEyepa監修・眼科医】 日々の生活の中で、バランスよく必要な栄養素を摂取することも大切なのです。Eyepaは眼の潤いをサポートしてくれるビルベリーを始め、抗酸化成分であるルテインやアスタキサンチン、その他多様な成分がオールインワンに含まれており、非常に理にかなった製品だと思います。

Webライター

岩城 裕大

SEO会社勤務を経て独立したWebライター。これまでに子育て・エンジニア・物流・EC運営など幅広いジャンルで、記事構成・執筆・運用を累計200本以上担当。実務に基づく確かな視点で、信頼性の高いコンテンツを届けることを大切にしています。

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