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眼の健康

2025-06-08

眼精疲労の治し方とは?効果別におすすめの栄養素・成分も解説

眼精疲労の治し方とは?効果別におすすめの栄養素・成分も解説

「最近、目の疲れが取れない」「頭痛や肩こりまで…これって目のせい?」そんなお悩みはありませんか?

もしかするとただの「疲れ目」ではなく、眼精疲労かもしれません。

眼精疲労は、単なる目の疲れとは異なり、休息しても回復しないのが特徴です。進行すると頭痛や倦怠感など、全身にまで不調が広がることもあります。

本記事では、眼精疲労と疲れ目の違いをわかりやすく解説しながら、根本的な原因や治し方・予防するための方法をご紹介します。

本格的に体調を崩す前に、自分の目と体をしっかりケアしてあげましょう。

この記事に登場する専門家

かんない駅前眼科クリニック院長

福永 ひろ美

Webライター

のん

  • 薬膳調整士
  • 漢方コーディネーター
  • 化粧品3級

眼精疲労の治し方を知る前に|定義と症状

自分が感じている目の疲れが、そもそも眼精疲労ではないこともあります。よく混同される、眼精疲労と疲れ目との違いを知り、自分がどちらに該当するのか確認しましょう。

眼精疲労とは?

眼精疲労とは、目の疲れや不調に加えて全身症状が現れ、加えて休息をとっても回復しないのが特徴です。具体的な症状には以下があります。

<目の症状>

  • 眼痛
  • 眼のかすみ
  • まぶしさ
  • 充血
  • ドライアイ

<全身の症状>

  • 頭痛
  • 肩こり
  • 吐き気
  • 首の痛み
  • 睡眠障害
  • めまい
  • 倦怠感

目の症状が1日だけでなく、翌日やそれ以降続くようであれば、眼精疲労が考えられます。また、さらに進行すると、目の症状に加えて頭痛や倦怠感などを感じるようになります。全身の症状も見られる場合は早めに対処しましょう。

疲れ目との違いとは?

疲れ目との違いは「目を休めれば治るかどうか」と「全身症状があるか」です。

疲れ目は一時的に目の疲れやぼやけを感じ、睡眠をとれば翌日には改善されます。また、眼痛や眩しさは疲れ目、全身症状は発症しない点も、疲れ目と眼精疲労の大きな違いです。

疲れ目を放置すると眼精疲労につながるため、前段階と考えて早めに改善に向けて対処することが大切です。

眼精疲労の主な原因は5つ

眼精疲労の原因にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、眼精疲労の原因となり得る日常の過ごし方や病気について紹介します。

目の使いすぎ

目の使いすぎは眼精疲労の要因です。目を使いすぎると「毛様体筋」と呼ばれるピント調節をする筋肉が弱り、自律神経のバランスが生じて全身の不調が起きると考えられています

自律神経は、体温調節や胃腸機能、血管の収縮・拡張の調節など、さまざまな機能の要として存在しており、バランスが乱れると、これらの機能を正常に働かせることが難しくなるためです。

長時間のスマホ・パソコンの使用は眼精疲労を引き起こしやすいため、使用時間や頻度などの見直しが必要です。

ストレスの蓄積

ストレスの蓄積も眼精疲労の要因のひとつです。ストレスは自律神経のバランスを乱れさせる要因であり、血行不良や筋肉の緊張状態の継続といった状態を引き起こす原因となります。

血行不良や筋肉の緊張状態の継続は、筋肉のコリを引き起こします。目の筋肉も同様であり、目の筋肉のコリから眼精疲労につながるのです。

ストレスが溜まっているサインには、イライラしやすい、眠れない、胃腸の調子が悪いなどがあります。自分の身体や心の声に向き合い、ストレスを発散させる対処を考えることが大切です。

目の病気

目の病気が眼精疲労を招くこともあります。眼精疲労につながりやすいとされる病気には、以下のようなものがあります。

  • ドライアイ
  • 白内障
  • 緑内障
  • 屈折異常
  • 眼瞼下垂

上記が原因の眼精疲労は、その病気に対する適切な治療を受けないと治すことはできません。特に、緑内障や白内障は失明する恐れもあるため、放置せず早めに眼科にかかり治療を受けることが大切です。

身体の病気

急性や慢性的な身体の病気が眼精疲労につながることがあります。具体的には、以下の病気が眼精疲労を引き起こす可能性があるとされています。

  • 歯痛
  • 歯周病
  • 頭痛
  • かぜ
  • インフルエンザ
  • 更年期障害
  • 自律神経失調症

歯や耳、鼻で発症する病気は目に近いため、痛みが目に伝わり眼精疲労の要因になると考えられています。

また、自律神経のバランスが崩れる要因である更年期障害や自律神経失調症も筋肉の緊張や血行不良につながり、眼精疲労を引き起こす要因のひとつです。

生活習慣の乱れ

生活習慣も眼精疲労になる要因のひとつです。

身体の疲労は睡眠中に回復されるため、睡眠時間が短かったり、睡眠の質が悪く何度も目が覚めるなどの状態だったりすると、十分な回復効果が得られません。その結果、疲労が蓄積し眼精疲労につながります。

また、食事から得られる栄養バランスの偏りも眼精疲労の要因です。栄養が偏り健やかな目の機能を維持するための栄養素を十分に摂取できなければ、目の疲労が蓄積されたり、正常な機能を保つのが難しくなったりして眼精疲労を招くことがあります。

眼精疲労「5つ」の治し方

眼精疲労に悩まされている方が実践したい、5つの治し方をお伝えします。

目を休ませる・緊張を緩和させる

眼精疲労の解消・予防対策のためには、目を閉じて休ませることが大切です。特に、仕事などでパソコンやスマホを長時間作業する方は目を酷使するため、目の疲れが溜まり眼精疲労になりやすい傾向にあります。

厚生労働省では、連続1時間以上にならないよう、10分~15分の休憩を推奨しています。休憩時に目を閉じて数分過ごせば心身がリラックスし、目の疲労軽減につながるでしょう。また、遠くを見て目の筋肉の緊張を緩和させる方法もあります。

目の疲れに効くツボを押すのもおすすめの方法です。目の疲れに効くツボは目の周りに6箇所あります。

  • 睛明(せいめい):目頭と鼻の付け根の間にある
  • 承泣(しょうきゅう):黒目の真下にあるくぼみ
  • 瞳子髎(どうしりょう):目尻から指の幅一本分くらい離れたところにある
  • 太陽(たいよう):こめかみを押して凹む部分にあるツボ
  • 四白(しはく):黒目中央から頬骨の真下にあるくぼみ
  • 攅竹(さんちく):眉頭の下のくぼみにあるツボ

休憩やスキマ時間を活用して、試せる方法から取り入れていきましょう。

目を温める

眼精疲労を治す方法として、目を温める方法も有効です。目を温めることで以下の効果が期待できます。

  • 血行促進による筋肉の緊張を和らげ、血行促進により疲労物質を流す
  • マイボーム腺の詰まりを改善し、涙液の蒸発を防止する油分の分泌を促す

目を温める方法は「蒸しタオル」「目を温めるグッズ」を使う方法があります。蒸しタオルを使えばグッズの購入コストを抑えられます。

<蒸しタオルの作り方>

  1. 濡らして絞ったタオルをラップで包む
  2. 500~600Wの電子レンジで30~60秒加熱する
  3. 少し冷ましてから目を閉じて目の上にのせる

室内の加湿もしくは目薬をさす

ドライアイは眼精疲労の原因のひとつであるため、眼精疲労の軽減には、室内を加湿して湿度を高めたり、目薬をさしたりするのもおすすめです。

室内の加湿や目薬はドライアイの対策に向いています。エアコンの風が当たり目の乾きが気になっている方、長時間のスマホ・パソコン画面の直視で瞬き回数が減っている方は、ぜひ取り入れましょう。

目薬をさす場合は、目の疲労を軽減する成分や、ドライアイに有効な成分を含むものをおすすめします。

作業環境を整える

仕事でパソコン作業をする際は、作業環境を整えることも大切です。姿勢の悪さや目に負担のかかりやすい環境は、眼精疲労の要因となるためです。

エアコンや暖房の風が目に直接当たらないよう、メガネをかけたり作業場所をずらしたりしましょう。目に風があたり続けると、目が乾燥してしまいます。

また、パソコン画面の明るさや照明調節も行いましょう。画面や照明が明るすぎても暗すぎても目に負担がかかります。目が疲れにくい自分にあった明るさを見つけることが大切です。

パソコンやスマホ画面との距離については、画面から40cm以上離れるのが理想とされています。

生活習慣を見直す

眼精疲労を軽減するためには、生活習慣を見直すことが大切です。

睡眠不足・睡眠の質の低下を改善し、目の疲れを取りましょう。必要な睡眠時間は個人差がありますが、一般的には6〜8時間といわれています。日中の眠気、起床後に身体の疲れを感じる場合は睡眠時間が足りていないため、できるかぎり早く寝ましょう。

また、睡眠の質を高めるには、以下の対策もおすすめです。

  • 決まった起床時間
  • 就寝時間を守る
  • 就寝前のカフェイン摂取を避ける
  • 寝室の湿度を50%程度にし室温を20〜29度に保つ など

食生活を見直し、脂質の取りすぎ、炭水化物メインといった栄養の偏りがないか見直すことも大切です。ジャンクフードやインスタントばかりを食べると、目に必要な栄養が不足します。もしこれらを食べる場合でも、野菜も一緒に摂る、サプリメントを使用するなどして、栄養を補いましょう。

効果別|眼精疲労対策におすすめの栄養素・成分

眼精疲労対策には、栄養バランスのよい食事を前提に、以下の栄養素・成分も積極的に摂ることが大切です。ここでは、効果別に、眼精疲労対策におすすめの栄養素・成分を解説します。

目の疲れを和らげる栄養素・成分

目の疲れを和らげる栄養素・成分には、以下のようなものがあります。

栄養素・成分効果食材
DHA・EPA・眼精疲労の軽減
・疲れ目の予防
・視力低下の予防
・マグロ
・カツオ
・あじ
・いわし
・ぶり
・さんま など
アスタキサンチン・眼精疲労の軽減
・疲れ目の予防
・エビ
・カニ
・鮭
・いくら
・タイ など
ビタミンB1・疲労の回復・納豆
・豚肉
・玄米 など
ビタミンE・血行促進効果
・老化防止
・アーモンド
・抹茶
・アボカド
・ごま
・ぎんなん
・くるみ など

特に、DHA・EPAとアスタキサンチンは眼精疲労の軽減によいといわれているため、積極的に摂りたい栄養素です。

目を乾燥から守る栄養素・成分

ここでは、目を乾燥から守る栄養素・成分、おすすめの食材をご紹介します。

栄養素・成分効果食材
DHA・EPA・疲れ目の予防
・眼精疲労の予防
・目の乾燥予防
・マグロ
・カツオ
・あじ
・いわし
・ぶり
・さんま など
ビタミンD・眼精疲労の予防
・目の乾燥予防
・パセリ
・ニンジン
・きのこ類
・いわし味付缶詰
・カツオ油漬け缶詰 など
ビタミンE・ドライアイの予防・アーモンド
・抹茶
・アボカド
・ごま
・ぎんなん
・くるみ など

DHA・EPAとビタミンDは、眼精疲労の予防をしたい方におすすめの栄養素です。

ビタミンEは、現在ドライアイに悩んでいる方、ドライアイによる眼精疲労や疲れ目を予防したい方におすすめです。

健やかな目の維持に大切な栄養素・成分

その他にも、健やかな目の維持に大切な栄養素・成分には、以下のようなものがあります。

栄養素・成分効果食材
ルテイン・毛様体筋の活性化
・ピント調節の改善
・ケール
・ほうれん草
・キャベツ
・レタス など
ビタミンA・目の老化予防
・視力の維持
・白内障の予防
・レバー
・うなぎ
・ほうれん草
・卵黄
・しそ
・ニンジン など
ビタミンB2・目の働きをサポート
・角膜炎の予防
・レバー
・干し椎茸
・納豆
・卵 など
ビタミンC・目の老化予防効果
・白内障の予防
・レモン
・いちご
・オレンジ
・ブロッコリー
・パセリ
・ピーマン
・キャベツ など
アントシアニン・目の神経伝達物質の働きをサポート
・視力低下の予防
・目の緊張を緩和
・カシス
・ブドウ
・黒豆
・ブルーベリー
・ビルベリー など
カルシウム・毛様体筋の働きをサポート
・目の疲れによる視界のぼやけ改善・予防
・牛乳
・チーズ
・豆乳
・ヨーグルト など

すべての栄養素を摂取するのは難しいかもしれませんが、幅広く栄養素を摂取できるよう、野菜・乳製品・フルーツと多種の食材を取り入れることを意識してみてください。

眼精疲労・目の健康サポートにおすすめのサプリメント「Eyepa」

目にいい栄養素はたくさんありますが、すべての栄養素を食事から摂取するのは困難です。手軽に栄養素を補いたい方は、サプリメントを活用しましょう。

スマホの普及により目に関する悩みの関心が高まるのに伴い、目のサプリメントのニーズも高まっています。そのニーズに応えるために生まれたのが、目の健康に大切な栄養素をギュッと詰め込んだオールインワンサプリ「Eyepa」です。

ここからは、おすすめのサプリメント「Eyepa」の特長をご紹介します。

おすすめの理由①10種類以上の栄養素・成分が配合されている

Eyepaは10種類以上の栄養素・成分が配合されています。目にいい栄養素の代表として先ほど伝えたルテインやアスタキサンチン、ビタミンA・C・Eだけでなく、以下の栄養素・成分も配合しています。

  • ビルベリー:目の潤いを維持する
  • メグスリノキ:目の潤いを維持する
  • ゼアキサンチン:抗酸化成分により眼のぼやけ‧かすみを改善する
  • ペンタデシル:眼の細胞に蓄積されたストレスを緩和させる
  • 亜鉛:目の健康を守る
  • ラズベリー:目の疲労を軽減する

トリプルケア(目の潤いキープ・眼の細胞のストレス緩和・眼の機能を維持し健康を守る)ができる成分構成となっているのが特長です。

オールインワンサプリのため、1日2粒でトータル的に目の健康をサポートでき、複数のサプリメントを購入するコストを削減できるメリットもあります。

おすすめの理由②添加物を極力使わない製造方法を採用している

毎日飲み続けるものだからこそ、体に優しいサプリメントを選ぶことが大切です。

Eyepaは添加物を極力使用しない方法での製造を採用しています。例えば、香料、着色料、保存料、酸味量、甘味料、増粘安定剤は使用していません。

おすすめの理由③原材料について眼科医が監修&GMP認証工場で錠剤製造されている

「Eyepa」は、原材料を眼科医に監修してもらっているため、サプリメントに安心感を求める方にもおすすめです

加えて、厚生労働省のガイドラインに沿っていると認められたGMP認証工場で製造されており、異物混入や成分の変質などがないよう、徹底的な管理がされています。

眼精疲労が気になる方は、ぜひ一度お試しください。

アイーパについて詳しく見る

できることから始めて眼精疲労の軽減を目指そう

眼精疲労は「目の使いすぎ」や「ストレス」「生活習慣の乱れ」など、日常のささいな積み重ねから引き起こされます。

特にパソコンやスマホを長時間使う現代人にとって、眼精疲労は決して他人事ではありません。目の疲れを甘く見ず、正しい対処法や生活習慣の見直しを心がけることが大切です。また、目の健康をサポートする栄養素や成分の摂取も、健やかな目を保つために効果的な方法です。

「最近、目が疲れやすいかも…」と感じている方や手軽に対策したい方には、元気な目を維持するための栄養素・成分が複数配合されたオールインワンサプリメント「Eyepa」の活用をおすすめします。

解約に回数縛りがなく、身体に合わない場合は1回だけでも解約可能です。また、初めてご利用の方は、特別価格で購入できるためお気軽にお試しいただけます。

まずはできることから始めて、眼精疲労の軽減を目指しましょう。

Eyepaについて詳しくは【こちら

この記事に登場する専門家

かんない駅前眼科クリニック院長

福永 ひろ美

【ひとみケアサプリEyepa監修・眼科医】 日々の生活の中で、バランスよく必要な栄養素を摂取することも大切なのです。Eyepaは眼の潤いをサポートしてくれるビルベリーを始め、抗酸化成分であるルテインやアスタキサンチン、その他多様な成分がオールインワンに含まれており、非常に理にかなった製品だと思います。

Webライター

のん

  • 薬膳調整士
  • 漢方コーディネーター
  • 化粧品3級

娘と保護猫4匹と一緒に暮らすママライター。 さまざまな健康トラブルから「健康」を意識するようになり、漢方や薬膳の資格を取得。 漢方・薬膳・メイク・車系・ペット系など資格や趣味を活かして幅広く執筆。

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