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テアニン

テアニンって何?

テアニンとは、緑茶に多量に含まれるアミノ酸の一種で、茶に含まれる遊離アミノ酸の約4割を占める重要なアミノ酸です。主に緑茶の旨みや甘みに関与している成分で、乾燥茶葉中には1~2%程度含まれています。テアニンは光合成により渋み成分のカテキンに変化するため、日光に当たる時間の短い玉露や抹茶など、品質の高い茶葉ほどテアニンが多く含まれているという報告もあります。機能性については、覚醒系の神経伝達物質の過剰分泌を調整する働きがあるため、心身をリラックスさせ落ち着いた気分にしてくれます。また、リラックスした状態の時に出るα波という脳波が、テアニンを摂取することで増加することも報告されています。そんなテアニンの効果を具体的に紹介します。
 

 テアニンの3つの効果

・睡眠改善効果

これまでの研究で、テアニン摂取により中途覚醒を無くし眠りを安定させることで、目覚めがスッキリすることが分かっています。これには、テアニンが持つ覚醒系の神経伝達物質の過剰分泌を抑制する働きが関わっています。神経伝達物質の分泌が抑制されることで、活動的である交感神経の働きは抑えられ、中途覚醒は減少するため、眠りが深くなるのです。また、テアニンにはカフェインの作用を緩和する働きがあります。そのため、テアニンも含まれている緑茶であれば、睡眠前にカフェインの影響で寝付けないという心配もいらないでしょう。
 

・リラックス効果

α波とは脳波の1つで、心身ともにリラックスした状態の時に発生します。このα波は、テアニンを摂取すると増加することが研究により分かっています。実際に、テアニンの摂取がα波の出現頻度にどう影響を及ぼしているか検証した実験によると、100mgのテアニンを摂取してから約50分経過後にα波が増加したという結果が出ました。みなさんの身近な例としては、緊張している時、無意識に何度もお茶を飲んでしまうという経験はありませんか?この現象はおそらく、脳がリラックスするためにテアニンを欲しているからなのかもしれませんね。
 

・ストレスを軽減して不安を解消する効果

精神が不安定な時・大きな不安を抱えている時、手足が冷たかったり肌が荒れたり、、などの経験はありませんか?テアニンにはこうした体の変化を押さえ、ストレスを軽減する効果があります。上記のような体の変化には自律神経が関わっています。自律神経には交感神経と副交感神経があり、交感神経は日中に、副交感神経は夜に活動が活発になるというリズムがあります。しかし、過度なストレスを受けた時や精神が不安定な時期は自律神経が乱れ、体に様々な不調が現れるのです。そこでテアニンを摂取すると、上記リラックス効果で説明したようにα波が増加します。そして脳がリラックスして交感神経が抑えられ、自律神経が整うのです。結果ストレスや不安が軽減され、気持ち良く日々を送ることができます。
 

テアニンと認知症の関わり

テアニンには認知症を抑制する作用があります。認知症の中で一番多いのはアルツハイマー型認知症で、脳神経細胞が変形し脳が萎縮することで発症します。また、次に発症事例が多い血管性認知症は、脳梗塞や脳出血などの脳血管障害により発症します。テアニンは、グルタミン酸による過剰な脳神経細胞死を抑制するとともに、一過性の脳梗塞による神経細胞死を抑えてくれる効果があるため、結果的に認知症を抑制してくれるのです。
 

まとめ

テアニンには代表して、①睡眠改善効果 ②リラックス効果 ③ストレス・不安軽減効果の3つの作用があります。また、脳神経細胞死抑制による認知症発生抑制効果もあります。これらの効果を実感するためには1日200mg(お茶に換算すると20杯ほど)程度の摂取が有効と言われているため、サプリメントで補充するなど、工夫して生活に取り入れていきましょう。

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