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プラズマローゲン

プラズマローゲンって何?

プラズマローゲンとは、抗酸化作用を持つリン脂質の一種で、学習や記憶、脳疲労に重要な働きをする物質です。
主に鶏肉とホヤ・ホタテの2種類から抽出されており、鶏肉由来は「コリン型」、ホヤ・ホタテ由来は「エタノールアミン型」と呼ばれています。コリン型は、摂取時の小腸からの吸収率や品質の安全性に優れていますが、1トンの鶏肉から抽出できる量が僅か数十グラムと希少性が高く、抽出も難しいため値段も高くなりがちです
一方のエタノールアミン型は、認知症対策に有効なDHA・EPAも含んでいますが、貝毒の危険性があるほか、摂取時の吸収率も1割ほどとコリン型に比べて非常に低くなることが知られています。また、アルツハイマー型認知症の症状を改善することが世界で初めて証明された、体内で生成されている物質としても注目を集めています。そんな抗酸化作用を持つプラズマローゲンの具体的な効果を紹介します。

プラズマローゲンの3つの効果

①認知機能の改善

健康な男女が1日1回プラズマローゲンを1mg(エキスとして約8mg)を3ヵ月間継続
して摂取したところ、摂取前と比較して認知機能の改善が見られたという報告があります
さらに、認知障害などの神経炎症も抑制することが知られています。

②睡眠改善

プラズマローゲンの摂取により、起床時の「頭のはっきり感」、「ストレス」項目の改善が確認され、睡眠が改善されたという報告があります。質の高い睡眠は仕事や日中の活動のパフォーマンスにも良い影響をもたらします。
睡眠不足と認知症のリスク関連も明らかになってきていることから、プラズマローゲンの摂取は認知症リスクを抑制することにも繋がるでしょう。

③ネガティブな気分の抑制

プラズマローゲンを摂取すると、幸福感を感じやすくなるという報告があります。また、プラズマローゲンの成分により、脳疲労が減少することでうつ病の発症も予防できると言われています。加えて、プラズマローゲンは自然物質であることから、精神疾患系の薬に見られるような副作用も気にする必要がありません。

プラズマローゲンと認知症の関わり

私たちが日々の生活で記憶や思考の作業をするたび、脳の神経細胞は酸化ストレスに晒されていきます。
プラズマローゲンは、そんな酸化した神経細胞を修復・再生してくれます。酸化が慢性化すると、脳細胞は死滅していくため、抗酸化作用を持つプラズマローゲンは認知症予防に必要不可欠な存在と言えるでしょう。しかし、このプラズマローゲンも年齢を重ねるにつれて体内での生成量が減少していくため、サプリメントで随時補完していくのがオススメです。

まとめ

ストレスの多い現代社会において、酸化ストレスから脳を守ることは重要です。この酸化の状態が蔓延してしまうと様々な病気を発症することになるため、認知機能や学習能力を維持するためにもプラズマローゲンの摂取を心がけると良いでしょう。さらに、プラズマローゲンは壊れてしまった細胞を修復するだけでなく、新たな細胞を生み出すことができるということも判明しています。今後さらなる研究が重ねられ、より多くの効果が明らかになると期待が寄せられています。





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